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2018/03/29行動経済学から見る仮想通貨【第3回】- ハイマン・ミンスキーとビットコインバブル-
Crypto Times公式ライターのYuyaです。 「行動経済学から見る仮想通貨」シリーズ第二回では、人々が仮想通貨ブームに乗りたがる理由を心理学的な定義から解説しました。 第三回となる今回では、こういったブームがなぜ仮想通貨の価格を激しく上下させるのかを解説し、そして究極の「仮想通貨市場ではバブルが起こっているのか?」という質問にお答えしたいと思います。 行動経済学から見る仮想通貨【第1回】 -仮想通貨を買う人とその動機- - CRYPTO TIMES 行動経済学から見る仮想通貨【第2回】- 仮想通貨ブームとバイアス- - CRYPTO TIMES ハイマン・ミンスキーのバブル理論 ハイマン・ミンスキー(1919-1996)はアメリカ出身の経済学者で、「バブルを組み込んだ」景気変動の理論を提唱し世界中から注目を集めました。 経済景気にはバブルの発生・崩壊が大きく関わっているとし、バブルには決まったサイクルがあると主張したのです。 上の画像はミンスキーの功績を元にしたバブルのチャートパターンの典型的なものです。 仮想通貨の価格チャートがミンスキーのバブルサイクルチャートに一致していれば、仮想通貨市場もバブルである、と言えるかもしれません。 青字でナンバリングされている部分がバブルの段階と言われています。それぞれ詳しく見てみましょう。 1. きっかけ バブルの始まりには必ずきっかけがあります。 新たなテクノロジーや低金利などがきっかけとなり景気が刺激されます。これがバブルの種となるわけですね。仮想通貨の場合はもちろんビットコインとブロックチェーンのことを指します。 2. ブーム きっかけが起こってすぐは価格も低いものですが、いずれメディアからの注目と共にブームが起こります。 市場参入者が毎日のように増え、価格がプラス方向にモメンタムを持ちます。第二回でも解説したように、「チャンスを逃したくない」と恐れて市場になだれ込む人々も増え、市場の熱はドンドン上がります。 3. ユーフォリア チャートの一番大きい山の周辺をユーフォリア(景気の繁栄局面)と呼びます。 「価格はまだまだ上がる」「仮にバブルだったとしても、明日崩れることはないだろう」と言って市場のリスクを軽視し、買い上げ続ける人々が後を絶たない場面です(グレーターフール理論)。 4. インサイダーによる利益搾取 資本のもうけが最高水準に達した時、銀行やファンドなど情報・知識のある機関から商品を手放して行きます。 価格が下向きになり、人々はバブルが崩壊し始めたのではと憶測します。 5. パニック バブルの崩壊が目に見えてわかり始めると、投資家・投機家たちはパニックに陥ります。 取引にはマージンの絡みもあるため、人々はあまり損益のことを考えず、今すぐに商品を手放すことを最優先します。 その結果、商品の価格は急降下します。 6. 後悔と分析 バブルの最大の特徴は弾けるまでわからないというところです。人々はこの段階でようやくバブルの存在を認知します。 中には「このバブルが起こることはわかっていた」と錯覚する(ハインドサイト・バイアス)者も出てきます。 経済は次第に回復し、バブルの起こった商品はより厳しく規制・監視される傾向にあります。 しかし、経済の回復、または相対的に規制の緩い商品の登場などが新たなバブルのきっかけとなる場合があります。 (6)の後(1)に戻るからバブル「サイクル」なんですね! ビットコインバブルは起こっているのか? 何やら長々と理論を書いてるけど、結局ビットコイン市場はバブルなの? 実際にビットコインの価格チャートを分析してみましょう。 うーん、右端の部分、ミンスキーのバブルチャートにそっくりですね。 「バブルなの?」という質問には、「バブルでした」とお答えするのが最適かもしれません。 赤色の丸が付いている部分はなんだか小さい版のバブルチャートに見えますね。小さいバブルをいくつか経験した後に、大きなバブルが弾けた後という感じでしょうか。 今後の展開 バブルが弾けた後なのはわかったけど、じゃあこの後はどうなるの? 「バブル」という言葉はその商品の価値が過大評価されているということを示唆します。 土地の価値(日本)や住宅ローンの信用(アメリカ)が過大評価されてバブルになる、と言うのはわかります。過去、あるいは他国の価格・需要・信用を見て相場が出せるからです。 しかし、仮想通貨の場合はどうでしょうか?仮想通貨の本当の価値というのは誰にもわかりません。 将来に今回のスケールを遥かに超えるような「バブル」がおこるかもしれませんし、価格が安定して、不換紙幣に取って代わる通貨になるのかもしれません。 逆に、政治的観点やハッキングのリスク等から見捨てられ、高ボラティリティー系金融商品となり続けるかもしれません。 そもそも、分権性や匿名性といった特徴はどのように価格に反映されているのでしょうか。このように仮想通貨のバブルは他の商品のバブルと状況が大きく違うということがわかります。 では、こういった仮想通貨特有のバブルというものを仮想通貨界・金融界の専門家たちはどう見ているのでしょうか。ここからはまた次回解説したいと思います。 最後まで読んでいただきありがとうございました! 参考記事: 5 Steps Of A Bubble
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2018/03/26仮想通貨業界に参入予定の国内企業まとめ【2018年3月版】
どうも、Aroe(@AroeCrypto)です。 誰もが知っているような大企業も続々と仮想通貨事業参入を発表しており、国内の新規参入予定企業は100社にも上ると言われています。 そこで今回は、仮想通貨業界への参入を発表している国内企業をまとめていきたいと思います。 SBIホールディングス 事業内容:仮想通貨取引所・国際送金・マイニング・ICO・仮想通貨決済 サービス開始時期:2018年夏(取引所) 金融庁登録:登録済み SBIホールディングスは、仮想通貨の交換、取引サービス行う子会社「SBI Virtual Currencies」を設立し国内仮想通貨取引所を開設すると発表しています。 加えて、まだ詳細は明かされていませんが、香港に海外仮想通貨取引所「Digital Asset Exchange(仮)」を開設するとも発表しています。 「SBI Virtual Currencies」は2017年9月29日、金融庁の仮想通貨交換業登録を完了しています。 取り扱い予定通貨(2018年3月現在) ビットコイン(BTC) イーサリアム(ETH) リップル(XRP) ビットコインキャッシュ(BCH) 「SBI Virtual Currencies」は、セキュリティー強化のために、今年初旬に予定していたサービス開始を延期し、2018年の夏に開設すると発表しています。 また、SBIはほRipple社との提携を進めており、「SBI Ripple Asia株式会社」も設立しています。 Ripple社の持つ国際送金技術を使用することで国際送金コストの削減、決済の24時間化、リアルタイム化を実現していくとしています。 SBIは取引所以外にも、仮想通貨関連事業を取りまとめる持株会社「SBIクリプトカレンシーホールディングス」を立ち上げ、仮想通貨関連事業を多数展開しています。 SBI Crypto マイニング事業 SBI CapitalBase ICO(Initial Coin Offering)などの資金調達プラットフォーム提供 Wirex Asia 仮想通貨決済事業 Aroe SBIは手広く仮想通貨事業を行っていくようですね。様々な金融サービスを手掛けているSBIの取引所は、安全面などで期待度が高いです。 LINE 事業内容:仮想通貨交換・仮想通貨取引所 サービス開始時期:2018年内 金融庁登録:審査中 無料チャットアプリを展開するLINEは、2018年1月31日に新会社「LINE Financial株式会社」の設立を発表し、仮想通貨交換や取引所サービスの提供準備を進めていくと発表しました。 既に金融庁への仮想通貨交換業者登録のための手続きを開始しており、審査中とのことです。 LINEの全世界月間アクティブユーザー数は、2億1,700万人以上といわれていています。 またLINEは既に、モバイル送金・決済サービス「LINE Pay」を展開していて、全世界での年間取引高が4,500億円を突破し、登録ユーザー数も4,000万人までに拡大しています。 一部報道では、この「LINE Pay」に仮想通貨を採用するともいわれています。 このことから、LINEの仮想通貨事業参入は、市場にも、仮想通貨の実用化にも、大きな影響を与える事が期待されます。 Aroe 最近日本では誰もが使っているLINE。そのLINEの参入は、仮想通貨をより私たちの生活に身近なものにしてくれるかもしれませんね。 メルカリ 事業内容:仮想通貨決済(独自トークン発行・ICO実施も検討) サービス開始時期:2018年内 金融庁登録:年内完了予定 フリマアプリを運営するメルカリが、11月20日、金融関連の新規事業を行う子会社「メルペイ」をに設立したと発表し、ビットコインを始めとした主要仮想通貨での決済を取り入れること明らかにしました。 また「メルペイ」は独自トークンを発行しICO(Initial Coin Offering)を行うことも検討しているとしています。 年内にも金融庁に仮想通貨交換業の登録申請を完了させる予定です。 Aroe このように企業が仮想通貨決済を採用していくことで、現在の税制が見直され、少額決済の非課税化が実現するといいですね。 三菱UFJファイナンシャル・グループ 事業内容:独自通貨発行・独自通貨取引所開設 サービス開始時期:2018年内 金融庁登録:年内完了予定 三菱UFJ銀行は、独自仮想通貨「MUFGコイン」を発行し、2018年内に金融庁の仮想通貨交換業登録を完了させ、取引所を開設すると発表しています。 「MUFGコイン」は二年ほど前から開発が進んでおり、スマートフォンで決済、送金もスマホでできるサービスの展開を目指しているようです。 また売買をMUFGグループが設立する取引所と利用者のみに限定することで、1MUFGコイン≒1円に価格安定させるとしています。 Aroe MUFGコインは、如何にして価格を安定させるかが成功の鍵を握ると思います。 みずほファイナンシャルグループ 事業内容:独自通貨発行 サービス開始時期:2020年 金融庁登録:申請予定 みずほフィナンシャルグループはゆうちょ銀行、その他70の地銀と手を組み、個人や企業が買い物や取引の決済に使える新しい仮想通貨「Jコイン」(仮称)を開発していくと発表しています。 銀行の預金口座とつなぎ、個人や企業間の決済に利用できるようにし、2020年の実用化を目指すとしています。 Aroe 「MUFGコイン」と似た性質を持つ「Jコイン」。差別化を図っていくのは難しく、統合するとの見方が強いようです。 yahoo 事業内容:不明 サービス開始時期:2019年4月以降 金融庁登録:登録済み(ビットアルゴ)(yahooは未登録) yahooが、4月に金融庁の登録業者である「ビットアルゴ取引所東京」の株式を40%取得すると、日本経済新聞が報道しました。 yahooが本格的に仮想通貨取引業への参入は、来年4月以降になるとのことです。 Yahoo!がビットアルゴの株式を取得!仮想通貨業界へ参入か!? - CRYPTO TIMES Aroe どのような事業展開を行っていくのでしょうか。今後の動向に注目です。 マネックス証券 事業内容:仮想通貨売買サービス サービス開始時期:2018年内(2017年度内) 金融庁登録:申請予定 大手証券会社マネックスは仮想通貨売買サービスを2017年度中に開始することを表明しています。 また2017年には「マネックスクリプトバンク」という新会社を設立し、2018年に入ってからは「マネックス仮想通貨研究所」を創設するなど、仮想通貨業界参入の準備を進めている事がうかがえます。 Aroe 表立った動きはないものの着実に準備を進めているみたいですね。 サイバーエージェント 事業内容:仮想通貨取引所 サービス開始時期:2018年春 金融庁登録:申請予定 「アメーバブログ」や、インターネットテレビ「AbemaTV」、定額音楽サービス「AWA」を運営しているサイバーエージェントは、2017年10月2日に、仮想通貨取引事業を行う新子会社として、「株式会社サイバーエージェントビットコイン(以下CAbitcoin)」を設立しました。 「CAbitcoin」は仮想通貨交換業者への登録を進め、仮想通貨取引所の新規運営を2018年春に開始する予定としています。 また、「CAbitcoin」は仮想通貨取引所「ビットバンク」を運営する株式会社セレスへの出資の決定、及び「ビットバンク」が提供する仮想通貨取引所の新規参入事業者向けホワイトラベル提供サービス「bitbank for broker」を採用することも発表しています。 「CAbitcoin」は「ビットバンク」が保有する仮想通貨のトレーディングシステムと、仮想通貨取引所の運営ノウハウの提供を受け、仮想通貨交換業者への登録を進めるとしています。 Aroe 様々なエンタメサービスを運営するサイバーエージェントが、どのような取引所を開設するのか気になります。信頼度の高い取引所「ビットバンク」との提携もプラスに働くと思います。 オウケイウェイブ 事業内容:・ICOの実施 サービス開始時期:未定 金融庁登録:申請予定 日本初、最大級のQ&Aサイト「OKWAVE」を運営するオウケイウェイヴは、11月27日、ブロックチェ―ン技術を利用した新サービスの開発を計画しており、その開発ならびに同サービスの利用促進のための資金の調達方法の一つとして、ICO(Initial Coin Offering)の実施も検討していると発表しました。 またそれに際して、金融庁に対し仮想通貨交換業の登録申請を行うことを決定したとも発表しています。 サービスの内容については、以下のように述べています。 このサービスは、ユーザーが回答に対しトークンを支払うことを通じて質問と回答の価値を評価でき、ブロックチェーンによる認証とAIによる質問と回答の知識マッチングを特徴とします また、オウケイウェイブは、子会社を通じて、ICO(Initial Coin Offering)ソリューション「Wowoo」を提供するシンガポールの会社「Wowoo Pte.」への出資も発表しています。 Aroe 「Wowoo」のICOは、あのロジャー・バーが推奨したこともあり、開始直後に完売するほど大人気だったようです。 DMM.com 事業内容:仮想通貨取引所開設 サービス開始時期:2018年春 金融庁登録:申請済み DMM傘下のネクストカレンシー株式会社は、2018年春から仮想通貨取引所「cointap」を開設することが発表しており、1月より事前登録が行われています。 「cointap」は、ビットコインなどの仮想通貨に対して「難しそう」などと感じるユーザー向けに、スマホで簡単に売り買いができるサービスを展開するとしています。 DMMグループは、既に仮想通貨取引所「DMM Bitcoin」も運営しているほか、仮想通貨マイニング事業への参入も発表しています。 Aroe どのような取引所になるのか楽しみですね。今後の動向に注目です。
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2018/03/24【2018年3月版】世界各国の暗号通貨に対する規制と見解まとめ
こんにちは、kaz(@kazukino11111)です。期末テスト期間ですが、記事を更新していきます。 ビットコインをはじめとした暗号通貨が世界的に知名度を得たことによって、各国で規制や関連法の整備が急速に進んでいます。中には暗号通貨に税金が全くかからないタックスヘイブンのような国もあれば、一切禁止といった非常に厳しい国も存在します。 そこで今回の記事では世界各国の暗号通貨に対する規制や見解をまとめていきます。 アジア各国の規制内容 日本 ご存知の通り日本は世界的にも暗号通貨の取引量が多い国です。国としては法整備に尽力しており、2017年4月には仮想通貨法が成立しました。つまり、日本では暗号通貨が決済方法の一つとして公式に認められているということになります。 取引所に関しても登録制にし、金融庁の厳しい検査項目をくぐり抜けた業者だけが運営できるなど世界的に見てもしっかりとした体制が整っていると言えるでしょう。 現在の課題としてはICO周りの法整備があり、これに関しては今後規制が入ってくると考えられます。 中国 中国は暗号通過に対して否定的な姿勢を保っていることで有名です。2017年9月には組織がICOによって資金を調達することを禁止し、さらに取引所の閉鎖や国外の取引所へのアクセスの遮断を検討中というほど暗号通貨に厳しい国となっています。 さらに今年の初めには中国が国内でのマイニングを規制するとの報道が出ており、中国最大手のビットメインも国外への移転を検討しているそうです。 中国国内の現状としては小規模のP2P取引(個人間取引)以外は禁止とかなり限定されています。 香港 暗号通貨に対して非常に厳しい姿勢を見せる中国とは対象に香港では規制がありません。香港は中国本土とは異なる司法組織、自治権があるため、暗号通貨に限らず非常に自由な経済圏として知られています。 しかし、今後取引所のハッキングやICO詐欺が横行すれば規制がかかる可能性は十分にあります。 韓国 韓国は中国に比べると規制が少なめではありますが、こちらも日本と同様に急速に法整備が進められています。 2017年9月には韓国の金融当局からICOの全面禁止のお達しが出ました。これはICOを装った詐欺などから投資家を守るためだと説明されています。 以前は韓国ではメールアドレスのみでの登録でできましたが、2017年には取引所登録時の実名認証が義務化されました。これは日本の取引所と同じですね。 また、同年12月に韓国政府は追加の措置として匿名口座の禁止や当局による取引所閉鎖の権限などを発表しました。 タイ あまり暗号通貨関連で名前の上がることのないタイですが、同国は暗号通貨はタイ銀行によりタイバーツに交換されるときにのみ合法としています。 つまり、暗号通貨自体を違法とはみなしていないが、市場は自由に解放されているわけでもないという状況です。 シンガポール フィンテックをはじめとし、世界の金融およびテクノロジーの最先端を走るシンガポールですが、現状は暗号通貨に関する規制はありません。 シンガポールの金融庁の見解としては「犯罪やテロ支援に関してシンガポールの法は信用通貨と仮想通貨の区別をしない」としています。つまり、これらの状況では暗号通貨も法定通貨と同じように扱われるということです。 しかし、シンガポールは今後資金洗浄やテロ支援に関する防止策やICOの規制を導入していくと発表しています。 ヨーロッパ各国の規制内容 ロシア ロシアはプーチン大統領を含め暗号通貨に比較的前向きな姿勢を示しています。プーチン大統領は暗号通貨に関する規制や新たな法が示されたガイドを発表しており、2018年7月までにそれがが施行されるとしています。 ロシア国内では、ICOは有価証券とみなされ現行の証券取引法などの法律が適用される見通しです。また、マイニングに関しては登録制にし、税金をかける予定だとしています。 イギリス イギリスも暗号通貨関連のニュースで名前が挙がることが比較的少ない国ですが、現状イギリスでは暗号通貨に関する規制は設けられていません。 これまでは暗号通貨に対して寛容な姿勢を示していたイギリス政府ですが、2017年末の大暴落を受けて、厳しい規制を検討すると姿勢を転換させています。規制の方法に関しては世界全体での規制が必要だとという考えを示しており、EU法での規制やG7加盟国と共同での規制の可能性を示しています。 また、ICOに関しては「極めてリスクが高く、犯罪に利用される恐れがある」として国民に注意を促しています。 ドイツ ドイツでも現状暗号通貨は規制されていません。一部報道ではドイツとフランスがG20において共同で規制の提案をするというニュースもありました。 ドイツはイギリスと同じく、世界規模での規制が必要と考えているようです。 また、ICOに関しても規制はありませんが、同国金融監督庁の発表によると、ICOは現行の法律に基づき判断されるとしています。 フランス 現状フランスでは暗号通貨に関する規制は存在しません。フランスも他のEU加盟国と同様に世界的な規制が必要であるとの考え方を示しています。 フランス政府は、ICOについても今後規制していく姿勢を見せています。 北米&中南米各国の規制内容 アメリカ 暗号通貨の最先端が集まるアメリカは国単位での規制ではなく、それぞれの州によって異なったルールが施行されています。例えばニューヨークでは非常に厳しい規制が施行されており、取引所にも銀行と同様のセキュリティが求められています。 また、ICOに関しては基本的には現行の法律を適用していく考えだとしています。 カナダ カナダは暗号通貨に関して非常に友好的です。2017年には「Impak Coin」という通貨を国として正式に認定し、現在も新たな通貨が開発中だそうです。 カナダの街中にはビットコインを利用できるATMがあったり、トロントとバンクーバーという暗号通貨の拠点となる都市があったりと世界から注目を集める地域になっています。 ICOに関する規制も現在は制定されていませんが、カナダ証券管理局によると今後規制していく方針とのことです。 コロンビア コロンビア政府は銀行が暗号通貨の取引にかかわってはいけないというガイドラインを発表しています。政府はビットコインを通貨ではなく、「資産」として捉えており、取引は個人の責任で行われるべきだとしています。 ベネズエラ 先日世界で初の国が発行する暗号通貨、「ペトロ」を発表したベネズエラですが、以前は暗号通貨をほぼ全面禁止していました。2017年にはマイニングをしていた国民が逮捕されるなど非常に厳しい規制があったのにも関わらず今年に入って大きく方向を転換したようです。 ICO詐欺?救済?ベネズエラの仮想通貨「ペトロ」の概要と問題点とは - CRYPTO TIMES 中東各国の規制内容 中東では多くの国で暗号通貨の規制が施行されています。その内容は金融業者や決済事業者は暗号通貨を利用した取引を行ってはいけないとするもので、暗号通貨取引そのものを規制するものではありません。 また、現段階では警告を発するにとどまっている国でも今後正式に規制されていくと見られています。 アフリカ各国の規制内容 ボリビア ボリビアでは2014年に暗号通貨を使った犯罪や詐欺が多発したため、世界に先駆けて暗号通貨を全面禁止としました。 2017年には暗号通貨を取引に利用したとして国民が逮捕されており、非常に厳しく罰せられるようです。 マイニングやICOも全面的に禁止されており、ボリビア国内では一切暗号通貨に関われない状況となっています。 まとめ:G20後の追加規制はなし 中国が発表した仮想通貨に対する規制によってビットコインが暴落したのは記憶に新しいと思いますが、この例に代表されるように各国の動向は仮想通貨に投資する上でもはや無視できない要素となっています。 2018年3月に開催されたG20では「暗号通貨の監視は継続するが、世界規模での規制は当面ない」という方針に落ち着いたようで、これを受けてビットコインは一時9000ドルをつけました。 各国の暗号通貨に対する姿勢をしっかりと把握しておくことはこの先の暗号通貨の行方を知る上で非常に重要です。それではまた次回の記事でお会いしましょう! Kaz G20も終わったことだし下落トレンドもそろそろ終わりかな…
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2018/03/23ICO詐欺?救済?ベネズエラの仮想通貨「ペトロ」の概要と問題点とは
Crypto Times公式ライターのYuyaです。 今回は話題のベネズエラ政府が発行する仮想通貨「ペトロ」とは一体何なのか、そしてこれにはどういった問題があるのかを解説していきたいと思います。 この記事の3つのポイント ベネズエラではハイパーインフレーションが起こっている 対策として、「ペトロ」を新たな通貨として普及させる作戦 政治状況を踏まえるとペトロが国内外の信用を得ることは考え難い ベネズエラの政情 ベネズエラでは現在、Nicolas Maduro大統領の独裁的な政治が大きな問題となっています。 Maduro大統領は、野党がアメリカ等と共謀してベネズエラを不安定にしている、と主張し独裁政治を行っており、国民の間で反政府デモや飢餓が起こっています。 これを受けアメリカはMaduro大統領および他の関係者数名のドル資産を凍結するなど、他国までをも巻き込んだ問題になっています。 この不安定な状況に伴い、ベネズエラでは「ハイパーインフレーション」が起こっています。 経済成長がなく海外からの投資もないため、ボリバル(ベネズエラの通貨)の需要・信用が極端に少なくなってしまったのです。 その結果として、ベネズエラの国内総生産は今年、2013年比で40%も低下すると予想されています。 不穏な政治状況を見て、世界中の投資家たちがボリバルを売り払ってしまったんですね。 ブラジルはレアル、ベネズエラはペトロ? それでは、何故ベネズエラ政府は仮想通貨「ペトロ」を作ったのでしょうか? ジンバブエやエクアドルといった国は、アメリカドルを国の通貨と制定することによってハイパーインフレから脱出しました。つまり、インフレし切った自国の通貨を捨て、国際通貨であるドルを新たな通貨としたのです。 一方で、ブラジルは90年代にレアルという新しい自国の通貨を作り出すことによってハイパーインフレから脱出しました。 このように一から通貨を作り出す場合、国内外からの信用が大切になります。利用者が通貨の価値を認めて初めて、国の通貨となるからです。 ベネズエラのハイパーインフレ対策はブラジルに似たものです。 ブラジルがドルの代わりにレアルを導入したように、アメリカを嫌うMaduro政権はドルの代わりに仮想通貨「ペトロ」を新しい、信用のある通貨として採用しようとしているのです。 政府はペトロをボリバルに取って代わる通貨にしたいんですね。 石油で裏付けされた仮想通貨 他の仮想通貨のようなボラティリティー・投機ラッシュがあった場合、ペトロは日常で使用する通貨として機能しません。 昨日1ペトロあたり100ドルだったものが次の日50ドル、なんて事態が発生すると、膨大な損益・混乱が起こるからです。 したがって、ベネズエラ政府はペトロの値段を安定させなければなりません。 そこで政府が考えた作戦が、ペトロを自国の代表的輸出品である石油で裏付けするというものです。言い換えると、ペトロを相応量の石油と交換できるようにする、ということです。 国際的に価値のある石油をペトロと紐付けすることによって、投機ラッシュ等で極端に上下しない、安定した仮想通貨にするというのが政府の作戦なのです。 しかし、現在の不安定なベネズエラで、この作戦は成功するのでしょうか? 現に政治の混乱の影響でベネズエラ政府の石油会社、PDVSAには投資が行き渡っておらず、石油の生産や外貨の貯蓄が伸びることはまずありえないと言われています。 こうなってしまうと、ペトロはボリバル同様、価値も信用もないものになってしまいます。つまり、投資・投機家のお金だけ集めて、始まってみたら何も起こらないなんて可能性があるのです。 ペトロには投資を得るための詐欺っぽいところがあるんですね。 ベネズエラの未来はいかに ペトロはハイパーインフレーションから脱出するためのベネズエラの新通貨であるという事でした。 そして政府は、価格安定性を図るために石油で紐付けを行ったという事です。 ベネズエラ政府のこの戦略の成功には国内外からの信用が必要です。ここで一番の鍵となるのはやはり安定した政治と石油の生産量でしょう。 しかし、反政府デモが日常的に行われ、飢餓が起こり、石油の生産量も明らかに激減している現在の状況ではペトロが新たな通貨として信用を得る確率は極めて低いといえます。 また、ペトロの成功にはアメリカやロシアなどの動きも大きく関わってくると考えられます。現在、アメリカのトランプ大統領は国民のペトロの購入を禁止しています。一方で、ベネズエラ同様に自国の仮想通貨を開発したいロシアは今回のペトロの開発に協力したという噂も出ています。 最後まで読んでいただきありがとうございました! 参考記事: Venezuela's crypto-currency: salvation or scam? Venezuela's crisis explained from the beginning
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2018/03/21仮想通貨決済のメリットとは?顧客&店舗目線でわかりやすく解説!
皆さん初めまして!こま(@crypto_koma)と申します。初投稿ですが精一杯頑張りますので、よろしくお願いします! 今回は仮想通貨決済について、顧客と導入店舗の両方の目線でポイントをわかりやすく解説していきます。 仮想通貨決済とは 文字通り、仮想通貨を使って商品を購入、決済することができるサービスのことです。 現在、仮想通貨は「投機」的な目的で見られがちですが、プロダクトが伴った実需のある通貨は、ブロックチェーンという革新的な技術の発展と共に、将来的に「通貨」として利用されていくことになるように思えます。 私は将来、仮想通貨決済が当たり前になる時代が来ると期待しています。 顧客側のメリット・デメリットを紹介 メリット ・世界中の導入店舗で利用可能 ・送金が早い ・利益分をFiatに換える手間なく利用可能 海外で仮想通貨決済を利用している店舗であれば、外貨に両替することなく決済が可能です。外貨に両替すると、為替手数料や場所ごとの為替レートの違いで無駄な損失があるので、特に海外利用において大きなメリットがあると言えます。 また、仮想通貨は銀行やその他の金融機関を経由することなく、送金者と受取手間で直接通貨のやり取りができます。そのため、クレジットカードなどと比較して、非常に送金が早いです。 さらに、仮想通貨投資で利益を得た人にとっては、一度Fiatに換金するのは手間がかかるため、仮想通貨決済は有用です。 ※仮想通貨で決済することは利確扱いとなり、課税の対象となります。 こま 通貨として使う実感が得られるのは楽しいです! デメリット ・価格変動が大きい ・利用できる場所が限られる ・オフラインで使用不可 仮想通貨の価格の流動性は非常に大きく、暴騰・暴落は珍しくありません。この価格変動が仮想通貨決済の広がりを妨げている感は否めません。 いまだ一般的に、名前は聞いたことがあるけども、仮想通貨というものがどういったもので、どのような目的でそれぞれの通貨が存在しているのか知らない人が多いです。したがって一般社会に通貨として浸透しているわけではないため、利用できる場所が限られることもデメリットとして挙げられます。 また、決済にスマートフォンなどの電子機器をオンライン環境下で使用しなければならない点も、不便に感じる人がいそうです。 こま 仮想通貨が投機目的でばかり見られているうちは顧客のデメリット解消は難しいのかもしれませんね。。。 店舗側のメリット・デメリットを紹介 メリット ・手数料が安い ・海外旅行客の利用が狙える ・宣伝効果が期待できる ・導入費用が安い クレジットカード利用により店舗側が負担する手数料は、3~5%が多いですが、仮想通貨決済ではそれが0~1%となり、店舗が負担する金額が安くなります。これは特に単価が高い商品を扱う店舗では非常に大きなコスト削減です。 顧客側で説明しましたが、日本に来た外国人の方も外貨両替による損失が発生しますので、国が関係ない仮想通貨決済は、外国人の無駄な損失を削減でき、利用者が増える可能性があります。 また、SNSなどでの宣伝効果が期待できたり、クレジットカードや電子マネーの導入に専用の機器が必要なのに対して、QRコードを読み取る機器のみで導入できるため、導入費用が安く済むといったメリットがあります。 こま 手数料が安くなるのはとても大きいです! デメリット ・価格変動が大きい ・Fiatへの換金が面倒 ・送金と着金タイミングに時間差 顧客と同様に価格変動リスクが大きいです。数年後に実需のある通貨の価格がある程度安定してくると、仮想通貨決済が大きく広まることになるのではないでしょうか。 どこかのタイミングでFiatへの換金が必要であったり、送金・着金の取引完了までに早いとはいえ時間差が生じることもデメリットとして挙げられます。 しかし、これらはcoincheck paymentやbitwireなどの決済サービスを利用することで、ビットコイン専用にはなりますが、サービス提供者がリスクを担保してくれます。(その分手数料が少しかかります) こま 店舗導入はデメリットよりメリットの方が大きそうです。 仮想通貨決済の実用例 仮想通貨決済は現在、ビックカメラやソフマップなどの大手家電量販店や、DMM、銀座沼津港など様々なジャンルのお店で取り扱われています。まだまだ導入店舗は少ないですが、これから仮想通貨が実需面で評価されるようになれば、どんどん増加していくと思います。 Twitterで話題のnem barやうなぎ料理専門店 川昌さんは仮想通貨決済による集客に成功した好例と言えるのではないでしょうか。 CRYPTO TIMES公式ライターであるきゃんた君も、CAMP FIREを使って資金集めを行い、今後仮想通貨決済アプリを展開していくそうなので、こちらも注目です! こま 最後までお読みいただきありがとうございました!私もいつかnem bar行ってみたいです。
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2018/03/20行動経済学から見る仮想通貨【第2回】- 仮想通貨ブームとバイアス
CryptoTimes公式ライターのYuyaです。 「行動経済学から見る仮想通貨」シリーズ前回では、仮想通貨市場には「仮想通貨を次世代通貨として支持する人」、「一攫千金を狙う投機家」、「クリプトETFなどの金融商品開発を狙うファンド」など、様々な動機を持った参加者がいる、ということをお話しました。 行動経済学から見る仮想通貨【第1回】 -仮想通貨を買う人とその動機- 今シリーズ第二回では、人々が次々と市場に参入し、仮想通貨ブームが形成されるメカニズムを行動経済学の観点から解説したいと思います。 ハーディング効果 ハーディング効果とは? 「みんながやっているから私もやった方がいいのかも」という心理のことをハーディング(=群集)効果といいます。 ニュースで仮想通貨の話題が取り上げられているのを見て、「ニュースになるくらい注目されているのだから私も今のうちに始めなきゃ」と市場に参入することなどがハーディング効果の例と言えるでしょう。 また、投機を見逃すことや損を出すことへの恐怖に負けトレンドに従うという考えは仮想通貨市場のボラティリティーをハーディング効果の観点から見たものと言えるでしょう。 ハーディング効果は物事の決断に際して理由付けを省略する方法であると言えます。しかしこれが裏目に出てしまうと、真っ当な根拠・調査も無しに投資・投機の決断をしてしまうことになります。これは、現在の仮想通貨市場、およびバブル等でよく見られます。 ビットコインのチャートは典型的なバブルのチャートに酷似している。 利益を見逃すことや損を出すことの恐怖から、ついトレンドをフォローしてしまうんですね! 可用性ヒューリスティクス 可用性ヒューリスティクスとは1974年にAmos TverskyとDaniel Kahnemanという二人の心理・行動経済学者によって定義された認知バイアスの一つで、現代の行動経済学の基盤的な考えとなっています。 可用性ヒューリスティクスとは? 「頭にすぐ浮かぶ」「印象に残っている」現象は起こる確率が高い、と誤認してしまうバイアスを可用性ヒューリスティクスと言います。 「ブーム前に持っていた●●コインが膨らんで大金持ちになった」などというサクセスストーリーを皆さんもお聞きになったことがあるのではないでしょうか。このような印象に残る話は仮想通貨市場に参加するか、しないか迷っている人の背中を押してくれるヒューリスティクスなのです。 しかし、1600以上あるとも言われている仮想通貨の中で、実際に何百・何千倍にも膨らむコインは果たしていくつあるのでしょうか?また、世界中に数え切れないほどいる仮想通貨市場参加者の中で、本当に大金持ちになった人は一体どれくらいいるのでしょうか? また、サイバー攻撃のニュースが出るたびに仮想通貨が批難されますね。これも印象に残る報道を見たため取引所がハッキングされる確率を実際より高く見積もっていると言えます。またこの場合、仮想通貨は実体のある通貨と違って物理的に盗まれることはない、という事実を無視しています。 仮想通貨市場のボラティリティーにはこういった印象に残る報道やイベントが大きく関係しているのです。 印象に残った情報だけを取り入れて、他の重要な情報を軽視してしまうということですね。 代表性ヒューリスティクス TverskyとKahnemanは「代表性ヒューリスティクス」というもう一つの認知バイアスも定義しました。 代表性ヒューリスティクスとは? ある事象"X"が"Y"に似ていれば似ているほど、"X"が"Y"の仲間であると信じやすくなる、というバイアスを代表性ヒューリスティクスと言います。 言い換えれば、「ステレオタイプ / レッテル」のようなです。 では、これが仮想通貨ブームとどう関係するのでしょうか? 仮想通貨は供給量に上限があることからしばしば金の代替商品と捉えられることがあります。これに伴い、「膨れ上がるコインを素早く見つけたものが大金を得る」という仮想通貨版・ゴールドラッシュが起きていると言われています。 しかし、仮想通貨と金が有限の供給量という特徴を共有することは確かに事実ですが、ここで本当にこの二つの商品が似たものだと言って良いのでしょうか? 仮想通貨を類似する特徴から他の金融商品の一種または代替品と考えるのは代表性ヒューリスティクスの働きと言えます。 必ずしも悪い習慣という訳ではありませんが、この考えでは仮想通貨のテクノロジー、分権性、次世代通貨としてのポテンシャルといった他の商品にはない特徴を無視していることになります。 仮想通貨にしか見られない特徴がある訳ですから、この投機ブームもゴールドラッシュやドットコムバブル時とは違う、今までにないタイプのものである可能性があるということです。 このバイアスに頼りすぎると、「仮想通貨にしかない利点・リスク」を見逃してしまうということですね。 まとめ 行動経済学から見る仮想通貨シリーズ第二弾となる今回では、ハーディング効果、可用性ヒューリスティクスと代表性ヒューリスティクスが仮想通貨ブームを形成する理由について解説しました。 これらのバイアスは複雑な仮想通貨市場を他人の意見や似た経験を用いて簡易的に理解するツールとして役立つ一方、真っ当な根拠付けや統計的な事実を無視させる働きもあるということでした。 最後まで読んでいただきありがとうございました! 参考記事: A Behavioral View of Cryptocurrencies - Part II
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2018/03/17著名人の仮想通貨に対する意見まとめ(2018/03/09時点)
こんにちは、Slim(@313marshall1)です。 今回は何かと話題になる著名人の仮想通貨に対するコメントをまとめていきたいと思います。 特に投資王ウォーレン・バフェット氏のコメント等は多くの人が注目しているところだと思います。 それでは、著名人の簡単な紹介とそのコメントを順にみていきましょう! ウォーレン・バフェット Warren Buffet Admits Ignorance While Slamming Cryptocurrencies https://t.co/RuGZTaANBp pic.twitter.com/HrdxL25aIn— Breaking Crypto News (@Breaking_Crypto) 2018年1月10日 ウォーレン・バフェット氏は総資産約9兆円のアメリカ人投資家です。 長期投資をメインに行うため、その先見性を求めて、彼の発言は世界中の人々に注目されています。 以下は2018/01/10のCNBCによるインタビューでの発言です。 ウォーレン・バフェット氏の発言 “In terms of cryptocurrencies, generally, I can say almost with certainty that they will come to a bad ending. Now when it happens, or how or anything else, I don’t know.” 『仮想通貨に総じて言えることは、それがほぼ確実に悲惨な最期を迎えるということです。いつそれが起こるかはわからないですが。』 彼は仮想通貨に対して否定的なようですね。 彼は2014年時点にビットコインに対し否定的なコメントを残しており、それ以降仮想通貨に対する姿勢は変わっていないようです。 Slim 彼ほどの人物の否定的なコメントは、相場に悪影響を与えそうで怖いです… ビル・ゲイツ Bill Gates Dislikes Cryptocurrencieshttps://t.co/yzO4Bo4N65#Crypto #Cryptocurrency #Blockchain #Technology #Bitcoin #FinTech #Finance pic.twitter.com/kFmXL9uy5P— Dash Force News (@DashForceNews) 2018年3月7日 ビル・ゲイツ氏はMicroSoft社の会長であり、過去24年間で18回も世界長者番付でトップの座を獲得しています。 そんな彼の2018/02/27のRedditでの発言がこちらです。 ビル・ゲイツ氏の発言 “The main feature of crypto currencies is their anonymity. I don't think this is a good thing. The [government’s] ability to find money laundering and tax evasion and terrorist funding is a good thing. Right now crypto currencies are used for buying fentanyl and other drugs so it is a rare technology that has caused deaths in a fairly direct way. I think the speculative wave around ICOs and crypto currencies is super risky for those who go long.” 『仮想通貨の主な特徴はその匿名性だが、私はそれを良いものだとは思いません。マネーロンダリングや脱税、テロ組織の資金調達を(政府が)特定できるのはいいことです。ただ、現在仮想通貨は(鎮痛剤に使われる合成オピオイドの)フェンタニルやその他の薬物の購入に使用されており、直接的に人の死を招く稀有な技術といえるでしょう。ICOや仮想通貨の投機的な波は強気に出る人々にとってはハイリスクなものです。』 彼もまた仮想通貨に対しては否定的な考えを持っているようです。 違法行為に使われ使われるとともに、その投機的な性質に懐疑的みたいですね。 Slim すべての仮想通貨が匿名性を有してるわけではないことを彼が知っているのか気になります笑… ジェイミー・ダイモン(JPモルガン・チェース社CEO) #blockchain #crypto Don’t Tell Jamie! JPMorgan Admits Cryptocurrencies Could Disrupt Banks https://t.co/fwwJiSz0Eh #Banking #Bitcoin_Progress #News #Jamie_Dimon #tech #technews #Iot pic.twitter.com/j5heqBjEsQ— dumbwire TechNews 📟 (@dumbwire) 2018年3月1日 彼は世界有数の投資銀行JPモルガン・チェースのCEOです。 2017年9月には『仮想通貨は詐欺だ。』と発言し話題を集めました。 しかし、2018/01/09に行われたフォックス・ビジネスのインタビューの中で、自身の発言について後悔していると述べ、こう言っています。 ジェイミー・ダイモン氏の発言 “The blockchain is real. You can have crypto yen and dollars and stuff like that. ICO's you have to look at individually” 『ブロックチェーンは本物です。仮想円や仮想ドルといったものも出てくるでしょう。ICOに関しては個別に評価しなくてはなりません。』 仮想通貨に利用されているブロックチェーン技術に対し、明るい見通しを持ったようです。 Slim 過去の発言時はブロックチェーン技術を知らなかったのでしょうか。 ジョン・レイニー(PayPal社CFO) PayPal’s Vision for the Future of Mobile Paymentshttps://t.co/U8FWhsMZhC #fintech pic.twitter.com/AGS3TweO0L— Chris Gledhill (@cgledhill) 2018年2月20日 ジョン・レイニー氏は決済サービスを世界展開しているPayPal社の最高財務責任者(CFO)です。 彼は2018/02/19に仮想通貨についてこのように語りました。 ジョン・レイニー氏の発言 “The technology, there is real merit to it. I do think, though, it will be years down the road before we see the kind of ubiquity and acceptance that make it a form of currency that is used every day.” 『この技術には真のメリットがあります。しかし、日常的に使われる通貨として受け入れられるようになるまでには、長い時間がかかると思います。』 仮想通貨の決済手段としてのメリットを認めつつも、その普及に課題点を感じているようです。 Slim 仮想通貨が決済サービスとして日常的に利用される日が楽しみです。 麻生太郎(日本国金融相) 麻生金融相、仮想通貨「何でも規制すればいいとは思わない」https://t.co/doFkDCVZOC(´ー`*)ウンウン pic.twitter.com/bkO9CkSvhc— sakamobi (@sakamobi) 2018年1月12日 皆さんご存知の麻生太郎氏です。 彼は2018/01/12の各事後の記者会見で仮想通貨に対する意見を問われた際、 『なんでもかんでも規制するべきではない。』と述べ、続けて 麻生太郎氏の発言 「利用者保護とイノベーションのバランスを注意しながらやっていかなければいけない」 「仮想通貨がどうなっていくかはまだ意見の分かれるところだ。我々としては市場がどういったものに大きく化けていくのか、(既存の)通貨に代わる制度かどうかはまだ見えてきていない」 と語りました。 Slim 安心して仮想通貨を利用できる枠組みが早くできるといいですね。 最後に 今回は、著名人の仮想通貨に対する発言を、特に重要なものを選びまとめてみました。 仮想通貨に対し肯定派・否定派はいますが、発言をうのみにせず自分自身の判断で投資を行うことが大切です。 Slim お読みいただきありがとうございました!
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2018/03/17FXトレーダーseinの『仮想通貨FXのトリセツ』第3回 -FXにおける損切り編②-
皆さんこんにちは。seinです。 今回でコラム第3回めです。 引き続き【損切り】について書いていきたいと思います! 少し間が空いてしまったので、前回の記事も復習がてらどうぞ。 前回までは損切りの重要性についてお伝えしましたが、今回は…【何を基準に損切りラインを決めればいいのか?】をテーマに進めていきたいと思います。 トレードスタイルによって基準が変わる 私は基本ライントレードがメインになるんですが、手法としてはラインのブレイクした方向に順張りで乗っかるというのが基本になります。 こういった手法の場合、今までレジスタンスだったラインをブレイクしてその後レジスタンスだったラインがサポートラインに変わることが多いのですが、そのサポートラインを割ってしまった場合すぐに損切りする形になります。 こういったように、トレードするスタイルや手法によって損切りするラインというのは変わってきます。 シナリオを想定しよう 基本的には自分の思い描いたシナリオとは逆の方向に進んだ場合はすぐに損切りをしましょう。 逆に言えばエントリーをする際どういう動き方をしてどちらの方向へ進むのかというようなシナリオを想定してのエントリーが必須になってきます。 でなければ損切りをする基準になるシナリオとは逆の方向に進んだ場合というのが分からなくなってしまいます。 例えば、単純移動平均線を一本を使った手法を使っていると仮定して・・・ ローソク足がこの移動平均線を上に抜けた時ロングでエントリーするというルールだったとしましょう。 実際に移動平均線をローソク足が実体で上抜けたのでロングでエントリーしました。 ですが、すぐ次の足で移動平均線を下に抜けてしまいました。 この場合は移動平均線を上抜けて上昇していくという当初のシナリオを否定してしまっているのでもちろんすぐに損切りをします。 その後結果として上昇してしまったとしても、それはあくまでも結果論です。 短期トレードにおいて損切りは超重要 FX初心者が短期売買で損切り貧乏になる理由の一つに、エントリータイミングが上手にとれずエントリーした途端に自分が思っていない方向にレートが動き損切りしなければいけなくなるということ。 損切りを行うことは FXトレードで利益を積み上げていくためにとても重要です。 特にスキャルピングなどの短期トレードの場合一回の利幅が少ないので、うまく損切りをしないとトレード自体も上手くなれません。 根拠のある損切りラインを決めてエントリーするようにするようにしましょう。 最後に 損切りや利確などももちろん重要なのですが、それを想定した上でエントリーポイントを見定める。 これが非常に重要かつ難しいポイントです。 利確や損切りのラインが見えているのなら自ずとエントリーポイントも見えてきそうなものですが、いかんせん私はエントリーがとても下手くそなんです。 ということで、誰か私にエントリーポイントを指南してくださーい!!笑 それでは!seinでした。 バックナンバー FXトレーダーseinの『仮想通貨FXのトリセツ』 第2回 FXトレーダーseinの『仮想通貨FXのトリセツ』 第1回
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2018/03/16理系男子コンソメ舐め太郎の『HACK YOU!』 第2回 -CryptoZombies完走してみた-
どうも、こんにちは、こんばんは、コンソメ舐め太郎(@Ether_takuya)です。 ご存知の方も多いとは思いますが、今回CryptoZombiesを完走してみたのでその内容と所感を書いていこうと思います。 ちなみに私のプログラミング経験は、HTMLちょっと、Javaちょっと、C言語ちょっとで、全部ほんとうに触りだけやったことのある程度で、がっつり開発などはしたことがありません。 「ゾンビとか怖いから無理み感じる」 という人も安心して下さい。そこに無理みはありません。なぜなら結構愛くるしい見た目をしているからです。 右目がちょっと飛び出てるくらい。笑 CryptoZombiesとは Ethereumには、単なるETHの取引だけではなく、スマートコントラクトというプログラミングが実行できる環境が用意されています。 そして、このスマートコントラクトはSolidityというプログラミング言語で記述されており、Ethereumの開発においては必修言語となっています。 しかし、現在日本語のWebサイトには良い教材が揃っているとは言いづらい状況となっています。 そんな中、CryptoZombiesという、自らゾンビをカスタムし、人間を捕食し、レベルアップするという楽しさMAXのゲームを通してSolidityを学べる最強のWEBサイトが登場しました!(もちろん日本語もあり!) ユーザーはすでに10万人を超えているそうです。 実際、プログラミング経験は殆どない筆者ですが、CryptoZombiesを完走してみて、すごく楽しかったですし、分かりやすくて容易に頭に入ってきました。 完全に初心者の方でも、少々調べ物は必要になるかもしれませんが、全然問題なく完走できるかと思います。 とにかくはじめてみよう! あれこれ考えずにとにかく始めてみよう!シリコンバレーに行った友達が、日本人と現地の人との一番大きな違いは「行動力」だって言ってた。つまり、兎にも角にも行動に移せる人間が強いんだ。 まずはCryptoZombiesにアクセスしてみよう。 Crypto Zombies Website すると、次のような画面が現れるはずだから、「始めましょう。無料です。」をクリックしよう。 (ゲームを買ったら説明書からちゃんと読むタイプの人は「詳細を表示」をクリックして概要を把握しよう。ただ、別に読まなくてもいい。) 初心者がCryptoZombiesを1日でやりきるのは流石に難しいから、進捗を記録するためにサインインしておこう。「サインインをすれば進捗をロード」だ。 好きな方法を選んでサインインしてくれ。これで前準備は完了だ。 まずは「レッスン1:ゾンビファクトリーの作成」といういかにもまがまがしいタイトルをつけて学習者を怯え上がらそうとしているが、恐れずにクリックして欲しい。 「よくきたな、人間よ!」などと、さも「こちら側には人間などほとんど来ないものだぞ」と言わんばかりの風でさらにこちらを怖がらせようとしているが、なんてことはない。 実際に始めてみると、おじさんが非常に懇切丁寧に教えてくれるのだ。 「START」をクリックして欲しい。 と、ここから先は実際に始めて見てからのお楽しみとさせていただきたい。 CryptoZombiesの良い点 環境構築が必要ない まず、プログラミングを始める際に1番最初に躓くのが開発環境の構築だ。 「あのソフトダウンロードして、パスをここに通して〜」などといった面倒な手続きが必要となるのが常だ。 しかし、CryptoZombiesにはそれがなく、WEB上にコードを書いていくだけでそれがすぐさま実行される。 左側にこれからコーディングする内容の説明が、例とともに丁寧に書いてある。 そして、そこで出された指令に応じて右側のコードに追記していく形だ。 コーディングが完了したら中央下の「答え合わせ」を押せばどこが間違えているか教えてくれるし、いくら考えてもわからないときは左下の「答えを表示」を押せば回答が出てくる。 説明が丁寧 自分はとにかくここに感動した。 教え方がすごーーーく丁寧で、一歩ずつ一歩ずつしっかりと教えてくれるから分かりやすいし、とても楽しく学習していくことができる。 何より楽しい 「自分が生まれてきた意味って何だろう。」と考える時が誰しもあると思う。 私の答えは「何かを生み出すため」という答えに行き着いているのだが、プログラミングというのも一つの生産活動である。クリエイティブなことをしている時が人間は一番楽しい。 自分が作ったゾンビが、人間を喰らい、レベルアップしたゾンビに生まれ変わる。そして、他のゾンビを倒していく。 まるで我が子の成長を見守っているかのようなワクワク感がそこにはある。 CryptoZombiesで学べること 現時点でCryptoZombiesは全4レッスン存在している。 レッスン1〜2は割と、JavaScriptの基礎と同じような内容を学ぶことができる。 Solidityの真髄はレッスン3から学ぶことができる。 そこでは、オープンに設計されたEthereum上で、オープンなスマートコントラクトがどのようにしてそのセキュリティを保つことができるのか、「ガス」って何なのか、どのようにしてその量が決まるのか(実は今まで知らなくて、驚いたのと同時にすごく勉強になった。)、実はstorageにデータを格納するコードはガスを多く消費するとか、 今までのプログラミングには無かった概念がたくさん登場する。 レッスン4では、実際にETHが送金された際の処理の方法や、送金の方法、実はEthereum上でランダム関数を動作させるのは非常に危険であること、などが説明されている。 これからレッスン5も公開される予定であるらしい。おそらくそこでは、レッスン4で触れらていたoracleからのデータの取得の仕組みなどが学べるようになると思われる。 スマートコントラクト開発してみたいけど、何から始めたらいいかわかんない!という人はCryptoZombiesから始めてみることをオススメする。 Crypto Zombies Website 最後にこれだけ言わせてください。 やりきることが一番大事です! 世の中の99%の人は途中で挫折してしまうものです。始めたはいいものの、途中で投げちゃった、なんてことにならないよう頑張りましょう! わからないことがあれば私に聞いてください! それでは!コンソメ舐め太郎でした! バックナンバー 理系男子コンソメ舐め太郎の『HACK YOU!』第1回
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2018/03/13dApps(分散型アプリケーション)のゲームは面白い!?
どうも、カリフラです(。・ω・。) そうですね、最近相場がちょっと冷え込んでいるということで「ブロックチェーンが熱い!!ビットコインは来年1000万円に!?」みたいな記事はちょっと書けそうになかったので、今回は少しポップなと言いますか、最近話題に上がることの多いDAppsについての記事を書こうと思います。 ちなみにDAppsゲームは簡単なものばかりでゲームが得意じゃない方でも気軽にプレイできますし、DAppsゲームのメリットとしてお金を稼ぐことができる(うまくいけば1000万円!?)ので少し知識を入れておくのはありだと思いますね😊 DAppsとは はい、じゃあ早速ですが、DAppsとは分散型アプリケーションのことなんですね。 「って、そんなん知ってるわー!って方は読み飛ばしてくださいね(笑)イキって申し訳ありませんでした(TT)」 ということで「分散型アプリケーションってなんなの〜?」というところから参りましょう。 分散型アプリケーションについては私のブログでも少し触れたことがあるのですが、 ①分散型と、②アプリケーションという2つの単語に区切って説明すると、 まず①分散型とは、その通りで分散されてるって意味なんですよね。 「何が?」って話になると思うんですが、 これは、言ったら権力が分散されているということです。 この画像の通りなんですが、画像左の中央集権では権力が1つにまとまっていて分散されてないですよね。 対して画像右の非中央集権では権力はそれぞれのユーザーに分散されているということなんです。 つまりブロックチェーンの仕組みそのものというわけなんですよね。 続いて②アプリケーションについてですが、これはみなさん馴染みのあるアプリのことですね。 そうです、パズドラとかツムツムとかのことです。 そして①分散型と②アプリケーションを組み合わせると、DAppsとは「ブロックチェーン上のアプリ」ということになりますね。 DAppsゲームについて それではここからは、DAppsゲームについて具体的にどのようなものがあるのか見ていきましょう。 ちなみに私はBitPetというウサギを育てていってイベントやレースに参加させるゲームと、イーサエモンという、イーサリアム版のポケモンのようなゲームをやっているので、その2つを少しだけご紹介したいと思います。 BitPet まずBitPetからですが、 サイトにアクセスするとこんな感じの画面になっていまして、ここでまず①自分のBitpet(ウサギ)を購入→②イベントに参加・レースなどのゲームをプレイといった感じで遊びます。 ゲームとしてはこれからアップデートされていくというのもあり、面白いかと言われると正直そうでもないと思いますね笑 ただ侮ってはいけないのが、BitPetは画像にもあるように、ユーザー同士で売買することができるのですが、自分のBitPet同士で交配させて新種のBitPet(ウサギ)を作ることができて、これが珍しく需要があるものだと高値で売れたりするんですよね。 クリプトキティという似たようなDAppsゲームでもネコが1匹1000万円で売れたものもありましたしこのBitPetもわんちゃんはあるかもしれないっていう...(°_°) なぜこのようなことが起こるかというと、ここに分散型アプリケーションのメリットがありまして、ブロックチェーン上でキャラクターの所持が記録されるので、例えばポケモンのように世界に何匹もミュウツーがいるといった事態は発生せず、「世界に一匹だけ」というような希少価値価値が生まれるからなんですね。 なので、こういうシンプルでよく出回っているものは安価で取引されていますし、 こういった変わったデザインのものや、 こういうゆるくて、出回っている数が少ないものは高値をつけるという印象です。 まあBitPetはザッとこのような感じですね😊😊 イーサエモン そして今度はイーサエモンですが、 このような画面でスタートするのですが、ゲームの流れとしては <流れ> ①イーサエモンをもらう(無料) ②育てる ③戦う こんな感じですね〜! 先ほどのBitPetとは違い、イーサエモンは最初に無料で画像の3匹がもらえちゃいます。(もちろん強いキャラクターも手に入れられますが、こちらはイーサリアムで購入) そしてそのイーサエモンを育てて、戦わせるといった流れなんですが、攻城戦形式で、他のプレイヤーが築いた城に攻め入って報酬をもらう感じです。 報酬は勝っても負けてももらえますし、自分の城を築いている場合だと、他のプレイヤーに攻め入られた場合勝手に報酬が入ってくるんですよね。 またイーサエモンには、Discordというチャットなどで攻略法などを教えあったりする場があり、日本人だけのチャットもあるので入っておくと面白いと思います。 イーサエモンはこのような形で、「モンスターとか育てて戦わせんの好きやねん」といった方にはおすすめですね。 まとめ はい、というわけで今回はDAppsゲームについて触れて参りましたがみなさんいかがだったでしょうか。 DAppsゲームに関しては、「ブロックチェーン上のアプリに経験としても触れておくべきだ」という方や、「普通にニンテンドーswitchとかスマホアプリでよくね?」という方いろいろいらっしゃいますが、興味がある方はやってみてはいかがでしょうか😊 それでは今回はこのへんで終わりにしようと思います。 最後まで読んでいただきありがとうございました。それではっ(*・ω・)ノ