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2019/02/21仮想通貨を物理的に配布できるカードWodca(ウォッカ)とは?
株式会社クリプトエージェントはビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨を配布できるプラスチックカード型のコールドウォレット「Wodca(ウォッカ)」を昨年10月に発表しました。 Wodcaはデジタルトークンをプラスチックカード型のコールドウォレットで物理的に配布することが可能になります。 プラスチックカード型コールドウォレット「Wodca(ウォッカ)」とは? Wodcaは実際には手に取ることのできないデジタルトークンを物理的な方法でシェア/配布するためのカードで、仮想通貨をより多くの人に使ってもらうために開発されました。 それぞれのカードには固有のIDが振り分けられている他、サービス認証するための「Access Code」、「Wallet Address」、「Private Key」などがスクラッチ加工によって記載されています。 Wodcaカードを受け取った側はIDとAccess Codeをウェブサイト上で入力することでアクティベーションが可能となっています。アクティベーションが完了すると、Wallet Addressにトークンが送付される仕組みです。 トークンをカードのアドレスから外部に送金する際に必要なPrivate KeyはサーバーやWodcaシステム内には保存されておらず、カード裏面にのみ記載されています。そのため、Wodcaはインターネットから完全に切り離されたコールドウォレットとして機能します。 また、カードの仕様はパートナー企業の要望に応じてデザインするとしており、配布されるカードには複数のデザインが登場することが予想されます。現在はビットコイン(BTC)およびイーサリアム(ETH)、ERC-20ベースのトークンをサポートしています。 複数企業からの資金調達を完了 Wodcaはセガサミーホールディングス、トランス・コスモス、オークファンなどから資金ん調達を実施したと2月8日に発表しました。 関係者筋によると、今回の調達額は2,000万円程度とされています。 Wodcaは仮想通貨市場の成長にはルール/法令の整備が不可欠だと主張し、今回調達した資金を人材採用および開発体制の強化に充てるとしています。 Wodcaの利用方法 Wodcaの利用方法は非常にシンプルで仮想通貨に触れたことの無い方でも心配は要りません。また、全ての操作は同じウェブサイト上で行えるようになっています。 アクティベーション apps.wodca.jpにアクセスし、カードに記載されているIDとAccess Code、メールアドレスを追加することでアクティベーションが完了します。その後、トークンがカードのWallet Addressに送付されます。 トークンの確認 カード裏面に記載されているWallet Addressを公式ウェブサイトで入力することにより、保有しているトークンを確認することができます。 トークンの送金 カード裏面のPrivate Keyを使用することでトークンを別のアドレスへ送金することができます。 まとめ Wodcaは企業にキャンペーンやイベントを通して、消費者との新たなコミュニケーション方法を提供する一方で自分で仮想通貨を購入するには不安が残る消費者に対して仮想通貨と接する機会を提供することを目指しています。 仮想通貨は基本的には全てデジタルで情報のやりとりが行われ、物理的に受け取ったり送ったりということはあまりありません。 そんな中でWodcaは物理的に仮想通貨に触れる機会を作り出すことで、仮想通貨の普及を後押しする存在になるかもしれません。 記事ソース: Wodca, プレスリリース
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2019/02/022019年注目のゲーム「World of Cryptia」の紹介!冒険心がくすぐられる本格派RPGブロックチェーンゲーム!?
昨年、2018年はブロックチェーンゲームにとっては土台を固める年でした。 2019年は業界全体がどのような方向に進むべきかが見えてきて、ブロックチェーンゲームにとって今年が勝負の年であるように思います。 今回はそんな激動の2019年を牽引するかもしれない期待のブロックチェーンゲームを紹介したいと思います。 その名は「World of Cryptia」 人気スマホゲームを生み出した実績のあるゲーム会社が手掛けるのがこのブロックチェーンゲーム。 一体どんな内容なんでしょうか。早速紹介していきたいと思います! World of Cryptiaとは? 「World of Cryptia」は、日本の株式会社GIANTYが現在開発中の本格派ブロックチェーンRPGゲームです。 ユーザーはCryptia(クリプティア)というファンタジーの世界を舞台に、様々な遺跡を旅をして様々なアイテムを集めます。 集めたアイテムはイーサリアムで他のユーザーと売買することが可能になります。 ゲームの詳細はまだ明かされていませんが、先日公式サイトがオープンされ具体的なデザインなどが明かされました。 今回はその公式サイトを元にどのようなゲームになるのか予想を交えながら紹介していきます。 様々な遺跡を探索する!? 公式ページの紹介によると、冒険者、遺跡の種類、その他オプションを選択してゲームをスタートするようです。 ゲームの世界観は中世ヨーロッパの雰囲気が漂っている感じですね。 冒険者を他のユーザーからレンタルしてゲームを遊ぶこともできるようなので、低コストでも遊べるゲームになりそうです。 遺跡はよく言うところの「ダンジョン」のようなものだと思います。「遺跡によって獲得できるアイテムが違い、難易度の高い遺跡をクリアすればより貴重なアイテムをゲットすることができる」というようなシステムになるでしょう。 武器や宝石をコレクション!? このゲームにはコレクション要素もあるようで、画像から見るに「冒険者(40種類)」「武器(37種類)」「宝石(55種類)」「モンスター(70種類)」「遺跡(70種類)」の5つの項目でコレクションをすることが可能のようです。 この手のゲームのパターン的に「特定のアイテムを集める」など決められた条件をクリアすれば報酬が貰えたり、新たなアイテムがゲットできるようなシステムにおそらくなると考えられます。 「World of Cryptia」はブロックチェーンゲームなので、集めたコレクションはただのゲーム上のデータになるのではなく実際に自分の資産として所有することができます。 ゲットしたアイテムをイーサで売買できる!? 「World of Cryptia」では集めたアイテムや装備などを他のユーザーと売買することができます。 これはブロックチェーンゲームの醍醐味ですよね。 このゲームではアイテムをETH(イーサリアム)で販売することができます。 画像から見るに開始と共に値段が下がっていく方式で販売されるようです。 レアアイテムがどれくらい高額な値段で売れるかは、ゲームのユーザー数や仮想通貨の相場の状況により左右されるので正直なんとも予想できませんが、無課金でゲームを十分に楽しめるぐらいは資金を回せるのではないでしょうか。 どこの会社が作ってるの? ささっと現在公開されている情報を元に「World of Cryptia」の紹介をしてきましたが、一体どんな会社が開発しているゲームなんでしょうか。 ブロックチェーンゲームは実際に仮想通貨と絡んでいるからこそ、ちゃんとした会社が作っているかどうかを確認することが重要です。(お金を入れたのにプロジェクトが途中で頓挫してしまうケースがあるんです。) 「World of Cryptia」は株式会社GIANTYという日本の企業が開発しています。 GIANTYは既に「あやかし百鬼夜行~極~」や「GOKEN」など約10種類程のスマホゲームやPCゲームを開発・リリースしています。 Google Playで「あやかし百鬼夜行」について見てみると10万以上のダウンロードがされている人気スマホゲームであることが分かります。 GIANTY社は3D製作や2Dデザイン・アニメーション製作が得意分野で、外部からの製作受注も行っています。 (画像引用:GIANTY) 「あやかし百鬼夜行」シリーズのデザインのクオリティが高いのも納得ですね。 「World of Cryptia」を開発している株式会社GIANTYは、実績も実力もあるしっかりとした企業であることが分かります。 「World of Cryptia」に期待する理由 「World of Cryptia」や、開発会社のGIANTYについて紹介してきましたがいかがだったでしょうか。 私ゆっし(筆者)が「World of Cryptia」に期待している理由は、GIANTYという既存の実績のあるゲーム会社が作っているからです。 現在出ているブロックチェーンゲームのほとんどはベンチャー企業(チーム)が作ったものになっています。 現状世に出ているブロックチェーンゲームは正直どこかいまいちな部分があります。 これはゲームの内容だけに関わらず「どうやってそのゲームを広めてユーザーを増やしていくか」などのマーケティング的な部分も含めての話です。 一例を挙げると、私がとても面白いと思っていた「Nova Blitz」というブロックチェーンゲームの開発が先日中止になってしまいました。 【トークン実装予定】超面白い!トレーディングカードゲームNova Blitz ゲームの中身は既存のゲームに負けないほど面白かったのですが、開発に注力しすぎてマーケティングにあまり目を向けていなかった感じが否めませんでした。 開発能力もあってなおかつ市場への売り出し方も心得ているGIANTYのような企業がブロックチェーンゲームにチャレンジすることはブロックチェーンゲームが次の段階に上がるために必要なことなのです。 まとめ 期待の国産本格派ブロックチェーンRPGゲーム「World of Cryptia」について紹介してきましたがいかがだったでしょうか。 ブロックチェーンゲームは「仮想通貨が使われているから」や「なんか早めにやっておけば儲かるらしいから」などの理由ではなく、純粋に「面白いから」という理由で多くの人に知ってもらい、遊んでもらう必要があると思います。 実績のあるGIANTYには是非「World of Cryptia」を2019年のブロックチェーンゲーム業界を引っ張っていくような存在にしてほしいと思います。 以上、冒険心がくすぐられる本格派RPGブロックチェーンゲーム「World of Cryptia」の紹介でした!最後まで読んでくださってありがとうございました!
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2018/12/28LINEが手掛けるDAppsの第3弾「Pasha」とは?使い方から稼ぎ方まで徹底紹介!
昨今、日本だけでなく海外でも様々なDAppsが登場していますがその多くはベンチャー企業が手がけているものが多いです。 そんな中、国内大手企業のLINE株式会社が今年の9月にLINE Token Economyという構想を発表し、そこに自社のDAppsを5つ参加させることを発表しました。 LINEがLINKエコシステムに参加する5つのDAppsサービスなど「LINE Token Economy」の詳細を発表 Wizballや4CASTは既にリリースされ話題になっていますが、先日、LINEのDApps第3弾として「Pasha」がリリースされました。 今回は「Pasha」の概要や実際の使い方などについて紹介していきます。 現在多くのポイントがもらえるキャンペーンも実施されてますので、是非登録してみてください! Pasha(iOS版)インストール LINEのDApps「Pasha」とは? 「Pasha」はリアルタイム画像検索アプリです。 PashaにはLINE独自の画像認識技術が利用されており、読み取ったアイテムの名称を知ることができます。また、名称だけでなく価格をネットショッピングサイトごとに比べて、Pashaのアプリ内からそのまま購入することもできます。 PashaはDAppsなので、写真を投稿したりミッションを達成することでLINK Point(1LINK Point=500円)をゲットすることができます。 登録・使用方法を紹介 簡単に概要を説明したところで、実際の登録方法や使い方などを見ていきましょう。 登録や操作は非常に簡単でシンプルですので、是非これを参考にして始めてみてください。 登録方法 まずはApp Storeから「Pasha」のアプリをダウンロードします。(現在iOS版のみ) Pasha(iOS版)インストール ダウンロードが完了したらアプリを起動させ、「LINE ログイン」をタップします。 タップすると注意事項や登録するLINEアカウントの確認画面が出るので、問題が無ければ「同意する」をクリックします。 LINEの友達にLINE Pashaの公式アカウントが追加され、アカウント登録は完了となります。 次に実際の使い方について見ていきます。 使い方 アプリを起動すると下の画像のようなカメラ撮影画面が表示されます。 画像検索したいものをカメラ内におさめて対象物をタップします。すると画像検索の結果が表示されます。 表示された検索結果の中で最も適しているものを選んでタップすると詳細ページに移行します。 もしこの商品についてなにかメモを作成した場合は「メモを作成」、ネットで購入したい場合は表示されている「価格」をタップします。 価格をタップした場合LINEショッピングのアプリが立ち上がり、そこからそのまま購入することができます。 読み取ったアイテムが画像検索結果に出てこない場合は、自分でそのアイテムを登録することも可能です。 基本的な使い方は以上になります。シンプルなUIでとても使いやすいのが分かっていただけたと思います。次に「Pasha」で仮想通貨LINK Pointを稼ぐ方法を紹介していきます。 PashaでLINK Pointを稼ぐ方法 「Pasha」ではLINEポイントに変換できる仮想通貨LINK Pointをゲットすることができます。 LINK Pointをゲットする主な方法は「アイテムを投稿する」「図鑑に商品を載せる」の2つがベーシックな方法になります。 アイテムを投稿する 画像認識をかけても商品が見つからない場合は自分でアイテムを投稿することができます。商品名やメモを記載してアップロードすると報酬をゲットすることができます。 図鑑に商品を載せる アイテム投稿だけでなく、図鑑ミッションをクリアすることで報酬を得ることもできます。 自分のプロフィール画面をタップし、下部に表示されている「図鑑」のところに表示されている「日本の紙幣の表と裏を撮影する」などのミッションをクリアすると報酬をゲットすることができます。 以上がインセンティブをゲットすることができるベーシックな2つの方法です。 正直この方法で得られる報酬はかなり低いです。笑 このベーシックな方法だけで稼ぐのはかなり厳しいかもしれませんが、記事執筆当時(12/26)は太っ腹なキャンペーンが行われています。 キャンペーンの参加方法 朝の9時にLINEのPasha公式アカウントより「ミッション対象商品」が知らされる。 ↓ 対象商品の写真を撮影しアップロードする。 ↓ 図鑑にアップロードが完了すると参加者全員に1LINK Point(500円分)が配布される。 このキャンペーンがいつまで続くのは今のところ発表されていませんが、かなりお得なキャンペーンなので是非この機会を逃さないでください! まとめ LINEが先日発表したDApps「Pasha」について一通り紹介してきましたがいかがだったでしょうか。 ベーシックな方法で稼ぐのはかなり厳しいですが、今行われているキャンペーンのようなものが継続的に続けば是非使ってみたいと個人的には思いました。 また、デイリーミッションで紹介されたものは「なにこれ買ってみようかな?」と私は思ったので、ユーザーがもっと増えれば「Pasha」は企業が広告をうつのに良い市場になると思います。(そうなるとキャンペーンも増えるかもなんて思ったり) 操作は紹介してきた通りとてもシンプルなので今回の記事で少しでも「Pasha」に興味を持った方は早速ダウンロードして使ってみてください!(ダウンロードはこちら) 以上、LINEのDApps「Pasha」の紹介記事でした。最後まで読んでいただきありがとうございました!
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2018/11/13MetaMask(メタマスク)がDevConで発表したアップデートをおさらい
Ethereumウォレットとして有名なMetaMask(メタマスク)はDevconにてアップデートされた様々な機能を公開しました。今回の記事では、イベントにて発表された内容をご紹介していきますが、まずはDevconについてご紹介したいと思います。 MetaMask(メタマスク)の使い方まとめ!入出金・トークン追加も超簡単 - CRYPTO TIMES Devconってどんなイベント? DevconとはEthereumのデベロッパー向けに毎年開かれているカンファレンスです。Ethereum財団が主体となって開催しており、今年は10月30日から11月2日にかけてチェコのプラハで開催されました。 イベントの主な目的としては、Ethereumコミュニティに向けて教育コンテンツの拡充を図る事と、コミュニティの活性化が掲げられています。その名前から想像できるように、Devconはデザイナーやプログラマー、エンジニアなどのデベロッパー向けのイベントになっています。 MetaMaskはDevconの場において、過去1年間での実績とこれからの計画についてプレゼンテーションを行いました。もしあなたがプラハでのスピーチを見逃してしまっていても大丈夫です。この記事で今回発表された実績や新機能をおさらいしましょう。 数字で振り返る2018年のMetaMask MetaMaskはAppleのプレゼンテーションでおなじみの数字で自慢するコーナーを採用したようです。今回のDevconでMetamaskが自慢した数字は以下になります。 46バージョンのエクステンションがリリース 5万行の新たなコード 882以上のプルリクエストを統合 1400の問題を解決 100以上のコミュニティからの参加者 18人の正社員 今回紹介されたMetaMaskの新機能 以下で紹介するプルリクエストやアップデートはMetaMaskに目に見える変更を加えています。もし見逃した内容がある場合はこちらからどうぞ。 ハードウェアウォレットとの連携 現在のMetaMaskではアカウントのセキュリティはプライベートキーの管理に依存します。最も安全にキーを保管する方法といえばハードウェアウォレットへの保管ですが、この度MetaMaskはハードウェアウォレットとの提携を実現しました。 今後はTrezorとLedgerを使ってプライベートキーを保管する事ができます。そして、設定も非常にシンプルで、それぞれ以下から確認する事ができます Trezor Ledger プライバシーモード(EIP1102) MetaMask上では、11月2日から「プライバシーモード」が使えるようになります。このモードでは、あなたのアカウントに紐付けされているアドレスを他のウェブサイトに明かす事なく利用する事ができます。 もしあなたがDapp(分散型アプリケーション)のデベロッパーであるならば、この機能は革新的です。これはEthereum上のユーザープライバシーにとって大きな進歩となります。MetaMaskは価値あるフィードバックを提供してくれるコミュニティメンバーに感謝しています。 実際のプライバシーモードの操作方法ですが、まずは以下の画像のプライバシーモードをオンにします。この機能をオンにすると、ウェブサイトはあなたのアカウントを参照する前に許可をもらわなければなりません。 実際のポップアップ画面は以下のようになります。この画面でConnectを押す事によって初めてウェブサイトがあなたのアカウントを確認する事ができます。 現行のMetaMaskでは、あなたが許可したウェブサイトを記憶し、毎回ポップアップを表示しないように設定されています。しかし、今後この機能を無効化するオプションも追加されるため、ウェブサイトにアクセスするたびに許可を求めるというように設定する事もできます。 問題点として、もしあなたがプライバシーモードをオンした状態でEIP1102に対応していないdappを利用するとウェブサイトがうまく機能しない事があります。この場合は、設定画面からプライバシーモードを一度オフにしてから再度アクセスしてみてください。 トークントラッキング(EIP747) 多くのユーザーはMetaMaskにトークンの残高を表示させるのに、トークンのアドレスを手動で追加する必要があり、苦労していました。今後はDappsがあなたの代わりにトークンを追加し、追跡する事ができます。 簡素化されたデータ署名(EIP712) EIP712が登場する以前は、プロンプトに署名し、必要なメッセージに署名しているという事を確認するのは困難でした。現在は人間が識別可能な署名方式を用いたDappsが存在し、チェーン上での検証も安価に行えます。 MetaMaskがモバイルに MetaMaskはDevconの場で、MetaMaskが今後モバイル向けにも提供されると発表しました。MetaMask Mobileは他のDappブラウザーと異なり、分散型ウェブへの架け橋となります。 MetaMask Mobileはdappを中心としたブラウジング体験、直感的な操作、デスクトップ版MetaMaskとの同期機能など様々な機能を備えています。 モバイル版MetaMaskのデモ動画は以下から確認できます。パブリックベータ版は2019年初頭にiPhoneとAndroidに向けて配信される予定です。 2019年に計画されているプロジェクト コントラクトアカウントサポート Gnosis SAFEはソーシャルリカバリーやステートチャネル、マルチファクター認証、バッチトランザクションなどの機能を備えたスマートコントラクトエコシステムです。MetaMaskはこれらのコントラクトアカウントのサポートを構築していきます。 ライトクライアントデベロップメント(Mustekala) MetaMask Labsは「Mustekala」の開発に取り組んでいます。これは、MetaMaskの中央集権型インフラへの依存を軽減するべく開発されているネイティブブラウザーp2pライトクライアントです。 マルチネットワークサポート MetaMaskは近い将来、Ethereumと互換性のあるブロックチェーンをサポートします。これにより、MetaMaskのコミュニティは世界へと広がり、さらなるユーザーの獲得に繋がるでしょう。 しかし、これはただの始まりに過ぎません。MetaMaskは最終的には、様々な異なるネットワークに同時接続できるように開発を進めています。 MetaMetrics MetaMaskのユーザーは技術者からごく普通の一般ユーザーまで幅広い層をカバーしています。そして我々も世界中の人が使える製品の開発に取り組んでいます。しかし、それだけのコミュニティを形成するのは非常に困難です。 そこでMetaMaskはユーザーからの意見を取り入れるべく、「metrics」というオプションの提供を計画しています。我々はアドレスやキー、トランザクション、残高、個人情報などの情報を集める事は一切しません。 このオプションは強制ではなく、選択したユーザーのみに提供されます。 レイヤー2スケーリングリサーチ 我々はEthereumのブロックチェーンをより安価に、より早くするためのプロジェクトを用意しています。我々はどのようにMetaMaskにレイヤー2ソリューションを統合するか研究しています。そして、この重大なプロジェクトを少しでも早くユーザーに届けられるように努力しています。 MetaMaskの今後の動向に注目! MetaMaskは当初からEthereum系のウォレットとして高い人気を博してきました。これまではそのシンプルなインターフェイスとお手軽さを味方につけていましたが、今回のDevconではそれを覆すかのように沢山の機能が発表されました。 個人的には今回の発表を受けて、今後Dappsとの密な連携はもちろん、セキュリティ面でも他のウォレットに劣らないようなプロダクトへと成長していけるポテンシャルを感じる事ができました。MetaMaskの今後の快進撃に要注目です。 記事ソース: MetaMask, Youtube
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2018/10/19ブロックチェーンベースの新興宗教「0xΩ」とは?!
ブロックチェーン業界の開発や進化が著しい昨今ですが、なんとブロックチェーンベースの新興宗教なるものが誕生していたことをご存知でしょうか? ブロックチェーン技術をどのように宗教に応用しているのか?そもそも何を信仰しているのか?、、など疑問は尽きませんね。 今回はそんな ブロックチェーン×宗教 という全く新しい新興宗教「0xΩ (ゼロ・エックス・オメガ)」を紹介していきたいと思います。 ブロックチェーンベースの新興宗教「0xΩ」とは? 2018年5月19日、イーサリアムの分散型予測市場プラットフォームである「Augur」の創業者であるMatt Liston氏によって発表されたのが、ブロックチェーンベースの非中央集権型新興宗教「0xΩ (ゼロ・エックス・オメガ)」です。 この新興宗教の存在が明かされたニューヨークのイベントでは「flame paper」という資料が配布され、そこには0xΩの説明に加え、聖典としての役割もあるようです。 この新興宗教の大きな特徴は、ブロックチェーンを活用することで、信者が信仰する内容に対する合意形成や構成員との関係が民主化され、常にアップデートされていくことにあるとされています(これに関しては後半で解説しています)。 Blockchain prophet or a snake-oil salesman? This embattled founder has launched the first ethereum religion: https://t.co/fO9D8PzJ3z by @DelRayMan pic.twitter.com/gW9mdl7Cqd — Forbes Crypto (@ForbesCrypto) May 31, 2018 このツイートの写真は発表がなされたイベントの際のもので、右側に写っている男性が創設者のMatt Liston氏です。 また、写真左側に写っている女性はアーティストであり0xΩの支持者でもあるAvery Singer氏で、彼女によって0xΩの象徴である「Dogewhal (ドージワァル)」と呼ばれる像も作成されています。 Birth of Dogewhal#0xΩ pic.twitter.com/4wmXYGtYjO — Dogewhal (@0xOmega) May 18, 2018 これが0xΩ公式ツイッターから公開されている「Dogewal」の写真です。 Doegcoin(ドージコイン)でお馴染みの海外で流行した犬の画像のミーム「Doge」を模した犬の顔と、鯨類のイッカク(narwhal)の体と角を持つことから、Doge(ドージ)とnarwhal(ナーワァル)を合わせてDogewhal(ドージワァル)となったのでしょう(笑) Daichi コンセプトも何も意味不明のさながらUMAですが、つっこんだら負けです(笑) 従来の常識を覆す非中央集権的型宗教の特徴とは? 従来の宗教といえば教祖がいて、教義や信仰内容は絶対的なもので、つまり中央集権的であるとも言えると思います。 ですが、0xΩはブロックチェーンを活用することで非中央集権的な宗教の仕組みを実現しました。 ここからはその特徴を解説していきます。 そもそも教祖がいない!何を信仰するの? まず一番わかりやすい点としては、教祖がいないということです。 これまでの中央集権型の宗教では決まって教祖などの信仰の対象となるものがありました。 しかし非中央集権型宗教である0xΩに教祖は存在せず、創設者であるListon氏は教祖やその他の信仰の対象にはならないということです。 では一体信者は何を信仰するのか?という疑問が真っ先に浮かぶと思います。 信仰する対象があってこそ宗教ですが、0xΩではなんと信仰の内容をブロックチェーンの合意形成によって決定するというのです。 非中央集権型宗教の0xΩが従来の宗教の仕組みと全く違う点がこれなのです。 聖典や信仰内容は常にアップデートされていく! 従来の宗教では教義や信仰内容は絶対的なものですが、0xΩでは信仰内容は常にアップデートされていきます。 信仰の内容はブロックチェーンの合意形成によって決定されることは説明しましたが、その信仰内容自体も参加者のブロックチェーン上での投票によりアップデートされます。 ブロックチェーンを活用することでハッキングなどの危険性も少なく、議論や投票を行うための優れたプラットフォームとして機能するのでは考えられています。 さらに、もしひとつの議題において合意が得られなかった場合にはハードフォークを利用して宗派を派生させていくことも可能だといいます。 ハードフォーク ある仮想通貨の仕様を変更する際、新しい仕様を適用する代わりに古い仕様を廃止し、古い仕様との互換性が無くなることをハードフォークと呼びます。 反対に、すべての仕様を変更して、古い仕様にも互換性を残すことをソフトフォークと呼びます。 こうして宗教自体の非中央集権化、民主化を実現し、0xΩの構造や性質も常に変化していくことになるのです。 寄付金が集まりやすい? 2013年にワシントン大学とカーネギーメロン大学の教授二名によって「Organizational Behavior and Human Decision Processes(組織行動学と人間の決定プロセス)」という研究が発表されています。 この研究によると、寄付を行う人々は、その寄付金がどのように使用されるかが分かっていれば、寄付に対してより寛大になるといいいます。 0xΩではブロックチェーンにより組織の信仰内容や方針の決定を参加者に委ねているため、この研究に基づけば参加者はより寄付に寛大になると考えられます。 ちなみに、創設者であるListon氏は0xΩからの個人的な利益を得ようと考えているわけではなく、プロジェクトが始まれば自らも寄付を行うつもりであることも明かしています。 より多くの資金が集まれば、参加者の合意形成の範囲内でより大きなことができるわけですから、0xΩが今後どのような活動をするのか注目です。 0xΩの評判・ツイートまとめ 空飛ぶスパゲッティ・モンスター教との2大勢力になるんじゃないかなこれ#0xΩ — えぼーん (@evorn4) June 4, 2018 0xΩの目的は宗教を民主化することにあると。宗教を民主化とか聞いたことないよねwwwがんばれ犬鯨 #0xΩ #0xOmega #Dogewhal — 秋月朗芳@UFO手帖3.0準備中 (@penpal_pfm) June 9, 2018 0xΩは新興宗教を興そうとしているわけじゃなくて、我々が普段よく使っている「宗教的なやり方」を構築できるフレームワークであると。そして、その根幹にある、教典・教義・社訓・モットー…なんでもいいや、それを使ったICOみたいな事しようとしてるんだな。どうよ、違う? #0xΩ #0xOmega https://t.co/DDrtUSpvzs — 秋月朗芳@UFO手帖3.0準備中 (@penpal_pfm) June 10, 2018 非中央集権的型宗教「0xΩ」が示す可能性を考えてみる さて、ここまで全く新しい非中央集権型新興宗教0xΩの特徴を説明してきました。 ブロックチェーン技術は日々あらゆる業界での活用が計画されており、その進化は著しいものですが、まさか宗教に活用されることになろうとは思いもしなかったのではないでしょうか? ここからは0xΩが提唱する非中央集権型宗教が示す可能性について考えたいと思います。 加速する分散型組織運営が示す可能性とは? 0xΩの最大の特徴はブロックチェーンを活用した分散型の組織運営でしょう。 このように、ブロックチェーンを活用した分散型合意形成の仕組みを組織運営に取り入れる例は、今後さらに加速するのではないかと思われます。 そしてその行き着く先はおそらく、ブロックチェーンベースの国や地域の分散型統治への応用ではないでしょうか? 従来の中央集権的な存在である政府を撤廃し、ブロックチェーン上での国民の合意形成のもと統治が行われる、全く新しい分散型統治国家とでも言うのでしょうか、、近い将来そんなことが実現してもおかしくありません。 ここまで考えると、0xΩはただの宗教団体ではなく、組織の運営に分散型合意形成を応用できるかどうかの一例となるようにも思えます。 信仰の内容を含めた組織の構造や性質を分散型合意形成で決定・更新し続け、運営していく取り組みとして見たとき、このプロジェクトの成功は、国家や地域の分散型統治の実現につながる大きな一歩となるのではないでしょうか? そんなふうに考えると、この0xΩというプロジェクトの今後がとても楽しみになってきます。 まとめ 今回はブロックチェーンベースの全く新しい宗教「0xΩ (ゼロ・エックス・オメガ) 」を解説してきました。 分散型合意形成を利用した宗教団体という世界中を見渡しても類を見ない新しいプロジェクトでした。 また、組織運営へのブロックチェーンや分散型合意形成の応用は、国家や地域の分散型統治の実現につながる可能性を示すかもしれません。 Daichi とにかく、この新しいプロジェクトの進展に注目です! 0xΩの公式ツイッター:@0xOmega 0xΩ創設者Matt Liston氏ツイッター:@malloc8
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2018/09/28「Aircoins」30分でいくら稼げるか検証!プレイのコツやポイントも紹介!
「仮想通貨版ポケモンGO」とも言われ、仮想通貨を探してゲットするARアプリとして注目されているAircoins (エアコインズ) をご存知でしょうか? ちょっとしたスキマ時間で仮想通貨をザクザク稼げると噂のこのアプリですが、「実際どれくらい稼げるのだろうか?」という疑問を持った方は少なくないはず。 今回はそんなAircoins (エアコインズ) を実際にプレイしてみて、どれくらい儲かるのかを検証してみました! Aircoins (エアコインズ) とは? AircoinsはAR技術を用いて地図上に落ちている仮想通貨を探してゲットするスマホアプリです。 遊び方など、詳しくはこちらの記事で解説しています↓ 仮想通貨を探して貯めるARアプリ「Aircoins (エアコインズ) 」遊び方解説! - CRYPTO TIMES イメージとしては仮想通貨版ポケモンGOといったかんじです。 現在 (執筆当時) は探してゲットした仮想通貨を貯めることしかできないのですが、今後は逆に通貨をマップ上に落とす機能や、アプリ内で通貨の取引ができるようになるようです。 ビットコインやイーサリアムなども登場するようですが、登場する通貨はほとんど草コインです。 ですが、今後これらの草コインが高騰すれば一攫千金なんてこともあるかもしれません。 今回はそんな夢のあるARアプリAircoinsを使って、30分でいくら稼げるのかを検証してみました! Aircoins (エアコインズ) を30分ほどプレイしてみた結果は...? 今回は普段の生活のなかで、移動やスキマ時間を利用して合計30分ほどプレイしてみました。 まず獲得した通貨とその枚数を以下にまとめます。 通貨名 (ティッカー) 公式ウェブページ 枚数 Action Coin (ACTN) https://actioncoin.com 64 Aircoin (AIRx) https://aircoins.co 109 Apollo Currency (APL) https://www.apollocurrency.com 2 HTML Coin (HTML) https://www.htmlcoin.com 15 LightYears (LYS) https://lightyearstoken.com 2 Linda Project (LINDA) https://lindacoin.com 1 Original Crypto Coin (OCC) https://originalcryptocoin.com 186 PACcoin ($PAC) https://paccoin.net 4 Phoneum (PHM) https://phoneum.io 2 以上が30分のプレイで稼いだすべての通貨で、合計すると385枚でした。 せっかくなので稼いだ通貨の価値もチェックしてみましたが、、、 まぁこの程度ではたいした金額にはなりませんね(笑) ですが将来これらの通貨が高騰する可能性も考えると、今からコツコツ貯めておくのもおもしろいかもしれません。 Daichi 全然知らない草コインに遭遇すると、新種の野生ポケモンにでくわしたかのようなワクワク感あって楽しいです(笑) Aircoins (エアコインズ) で遊ぶときのコツやポイントなどを紹介! ここからは筆者が実際にプレイしてみて感じたポイントや体感したコツを紹介します。 一度通った場所周辺は避ける コインは基本地図上に無数に転がっているのですが、一度回収した場所では一定時間コインが出現しないように感じました。 実際に一度コインを回収した地点付近で数時間ほどで用事を済まし、その後同じ地点付近の様子を見てみましたが、コインは出現していませんでした。 なのでできるだけ同じ場所周辺は避け、新しい場所を周るほうが良いのではと思います。 一度回収した場所周辺は翌日などある程度時間がたってから言ってみることをおすすめします。 あとはやはり都会など栄えている場所ほど多くのコインが落ちているように感じました。 コインの回収は連続タップ? アプリの説明によるとARモードでコインをタップすれば回収できるそうですが、実際には一回タップしたぐらいではなかなか反応せず、何回か連続でタップしなければならないようです。 ときによってはコインをしばらくタップし続けなければならなかったり、、、 これって僕のスマホが悪いんですかね?(笑) 回収したら周りも確認してみよう ARモードでコインをひとつ回収したら、ついでにその周りも確認してみましょう。 マップ上での表示はコインひとつでも、ARモードでは複数のコインを捕捉することができます。これはARモードの回収範囲が50メートルであることによるとも考えられます。 筆者の実体験では同じ地点で最大5種類のコインを回収できたこともありました! うまくいけばより多くのコインを回収できるかもしれません。 プレイ中は周囲に注意することを忘れずに! これはARスマホゲーム「ポケモンGO」が流行した際にも問題になりましたが、スマホの画面を見ながら移動しつつプレイしていると、ついつい周りへの注意が欠けてしまうことがあります。 周りの方に迷惑をかけてしまうこともありますし、自信が事故に巻き込まれることもあるかもしれません。 そもそもスマホの画面を向けてキョロキョロしなければならないので、人によっては写真や動画を撮られているのでは思い込み、思わぬトラブルに発展する可能性もあります。 ですので、プレイ中は周りによく注意することを心がけましょう。 スキマ時間で儲かる!Aircoins (エアコインズ) 検証まとめ 今回は話題のAircoinsで実際に遊んでみて、どれくらい儲かるのかを検証しました。 まだまだほとんど価値のついていないような草コインばかりですが、スキマ時間で結構ザクザク貯まりますし、一攫千金を狙って今からコツコツ貯めおくのもおもしろいかもしれません。 また、全然知らないような草コインといきなり遭遇すると、新種の野生ポケモンにでくわしたかのようなワクワク感もあります(笑) マイナーな草コインをたくさん集めてコレクションするのもまたひとつの楽しみ方かもしれません。 スキマ時間で十分楽しめるので、みなさんも是非一度プレイしてみてはいかがでしょうか? プレイの際は周りによく注意することをお忘れなく! 始め方や遊び方の詳しい解説はこちらからどうぞ↓ 仮想通貨を探して貯めるARアプリ「Aircoins (エアコインズ) 」遊び方解説! - CRYPTO TIMES インストールはこちらから↓ App Storeからダウンロード Google Playからダウンロード
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2018/09/28仮想通貨を探して貯めるARアプリ「Aircoins (エアコインズ) 」遊び方解説!
近頃は「ポケモンGO」など、AR技術を用いたアプリゲームが多く登場していますが、今回は仮想通貨を探して貯めるARアプリ「Aircoins (エアコインズ) 」の遊び方を解説していきます。 Aircoins (エアコインズ) とは? 今回紹介する「Aircoins (エアコインズ) 」は、地図上に落ちている仮想通貨をARモードを駆使してゲットするアプリゲームです。 まさに「仮想通貨版ポケモンGO」というイメージですね! 下の動画はiOS版Aircoinsのテスト動画です。 エアコインズのホームページによると、アプリ内で登場する獲得可能な通貨は現時点で以下の20種類のようです。 Aircoins (AIRx) Bitcoin (BTC) Ethereum (ETH) Electra Coin (ECA) Diamond (DMD) FanFare (Fan) OriginalCryptoCoin (OCC) Action (ACTN) LightYearsToken (LYS) Travelcoins (TRV2) Apollo (APL) HTML (HTML) Linda (LINDA) PACcoin ($PAC) Reddcoin (RDD) Phoneum (PHM) Skeincoin (SKC) BitCoin One (BTCONE) Lamoneda (LMDA) Bitcoin Spectrum (BWS) 見ての通りほとんど草コインですが、ビットコインやイーサリアムも登場するようで、今後も順次登場する通貨を増やしていく予定のようです。 現在アプリで可能な遊び方は通貨を集めて貯めるのみですが、今後は 通貨をAR空間のマップ上に落とす (撒く) イーサリアムベースのウォレットからアプリ内のウォレットへの通貨の移動 アプリ内での通貨の取引や換金 などの機能の追加を目指すようです。 今年7月にリリースされたばかりですので、今後の進展に期待が高まります。 Aircoins(エアコインズ)の登録方法はとっても簡単! ここからはAircoinsの登録方法を解説していきます。 まずAircoinsをインストールします。 App Storeからダウンロード Google Playからダウンロード インストールが完了したらアプリを起動します。 AIRCOINSと書かれたコインがくるくるまわるロード画面を過ぎるとトップメニューが現れるので、上から二番目の Create Account を選びます。 各項目の入力と同時事項の確認をしてチェックを付けたら、左下の Create を選びます。各入力項目の内容は画像の通りです。 正常に処理されれば「Account Registered」という画面に移りアカウント登録完了です。その後Aircoinsから登録メールアドレスにアカウント確認メールが届きますので、そちらを開きます。 届いたメールの最後のURL部分をクリックすると、ウェブページに遷移しアカウントの確認が完了します。 その後Aircoinsアプリに戻って真ん中の Login ボタンからログインします。 アカウント登録時に登録したユーザーネームとパスワードを打ち込み、左下の Sign In ボタンを選んでログインします。 すると「Welcome to Aircoins」という画面に移り、以下の通り各アイコンの説明が書かれています。 ウォレット:収集した通貨をここから確認できます。 マップ:マップで近くの通貨を探します。 AR:落ちている通貨の50メートル以内でARモードにすると、画面下のガイドの矢印が指す方向に通貨があるので、タップしてゲットできます。 説明の下の Start Hunting! を選ぶと、自分のウォレットに移動し ”Aircoinsへようこそ。 マップをチェックして近くのコインを探しましょう。 コインの50メートル以内でARモードにして収集します。” という説明文が表示されます。 ここまで来れば完了です。 中央下部のマップボタンを選んで早速プレイしましょう! Aircoins(エアコインズ)の遊び方を徹底解説! さて、ここからは先程のアカウント登録に続いて、遊び方の解説です。 まずは中央下部のマップアイコンをタップして、マップを開きます。 マップ上には無数のコインアイコンが表示されており、仮想通貨が落ちている場所を示しています。 コインの50メートル以内で中央下部のARアイコンからARモードを起動することで、落ちている仮想通貨が現れます! あとは現れたコインをタップしてゲットするだけです。 また、ARモード中に画面下部に表示される青い矢印は近くのコインの方向を示すガイドになっています。 収集した仮想通貨はウォレットアイコンをタップしてウォレットから確認できます。 ウォレットには収集した通貨がアルファベット順で並んでおり、通貨の名前と枚数が確認でき、さらにコインをタップすることでプロジェクトのウェブページURLなどの情報を個別に確認できます。 Aircoins(エアコインズ)の評判・口コミまとめ 街中の仮想通貨を貯めるAircoinsっていうアプリ始めてみた!!コインめちゃ落ちてる!! pic.twitter.com/mMuY0Dm16B — ポー (@popo21641) August 29, 2018 え、Aircoinsたぁぁのしぃぃぃーーー!!! pic.twitter.com/TPqpV4dAFQ — ぷら子 (@IvyGoodbye) September 5, 2018 5時間ぐらい歩き回って獲得した成果#Aircoins pic.twitter.com/7xjDqgQhtk — ぷら子 (@IvyGoodbye) September 5, 2018 #Aircoins 今日の夜のお散歩で ACTN 2000コイン AIRx 5000コイン OCC 7000コイン 超え🚶🚶🚶 pic.twitter.com/GNis4tKIw7 — かずま@ポケGO&Aircoins垢😼 (@kazuma19941023) September 4, 2018 Aircoinsでコインを集めながら放浪の旅→集めたコインを取引所に送ってBTCに交換→https://t.co/bwzmOhHh4NやAvacusを使ってコンビニ受け取りで生活の日用品購入→遊んで旅しながらニートが出来る! こんな最高のプランが頭に浮かんだんだけどなぁ…(-_-) 笑 — 漁夫・優先@仮想通貨 (@gyofu_yusen) August 28, 2018 仮想通貨を探して貯める!Aircoins(エアコインズ)まとめ 今回はスマホを使って仮想通貨を収集できるARアプリ「Aircoins」の始め方や遊び方を解説しました。 これからの機能拡充によってはかなり楽しそうなアプリですね! 出現する通貨はほとんど草コインではありますが、散歩がてら今からコツコツ貯めておけば急騰した際に一攫千金、、、なんてこともあるかもしれません。 まだインストールしていない方はこちらからどうぞ! App Storeからダウンロード Google Playからダウンロード また、Aircoinsの最新情報はウェブページ、もしくはツイッターにて確認できます。 さらに、今回紹介したAircoinsを使って実際にどれくらいの仮想通貨が収集できるのか調べてみました。コインを集めるコツなども紹介しているので、以下の記事もあわせてどうぞ↓ 「Aircoins」30分でいくら稼げるか検証!プレイのコツやポイントも紹介! - CRYPTO TIMES
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2018/08/28個人的に感じる仮想通貨決済CanPaymentの課題
こんにちは!クリプトタイムズ公式ライターのきゃんたです! クリプトタイムズ公式ライターと名乗っていますが、記事を書くのも半年ぶりです....笑 さて、本題に入りますが、先日僕が運営責任者である仮想通貨の決済アプリ「CanPayment」がリリースされました🎉 CRYPTO TIMESのニュース記事にも掲載していただいています。 CRYPTO TIMES CanPayment関連のニュースはこちら 決済アプリCanPaymentとは? CanPaymentは、XRP,MONAの2つの通貨に対応したQRコードを使用する決済アプリです。 「分かりやすいデザイン」と「決済にかかる時間が極端に短い」という2つの特徴があります。 今日、平成最後のポルカ祭りってイベントでプレゼンする時に使う予定の自慢動画です。 pic.twitter.com/iXPNsrY7pF — きゃんた🏮アプリ出した (@cancan___can) 2018年8月21日 こちらの動画のように、操作性も良くQRコードを読み込んでから約3秒ほどで決済が完了します。 決済完了までに必要な操作も少ないので、仮想通貨の送金等に慣れていない人でも迷うことなく使えると思います。今後ビットポイントの本田圭佑さんのCMなどが放送され、いわゆる「本田組」のような新規参入者の方達にはこのようなわかりやすいウォレットは需要があるのではないかと予想しています。 そんなCanPaymentですが、まだまだ解決すべき課題はたくさんあると思っています。 今回はその課題について執筆させていただきます。 CanPayment公式サイトへ CanPaymentの課題 今回、開発したCanPaymentですが、まだ課題と思われる部分も勿論あります。 個人的な課題と感じる点は以下のとおりです。 日本円建ての入力ができない CanPaymentのお店側がする操作の一例です。 通貨の選択をした後は枚数の入力と1タップで決済用QRコードを発行できます。 pic.twitter.com/lB9WWbpV8q — きゃんた🏮アプリ出した (@cancan___can) 2018年8月21日 引用した動画のように、現段階では決済に使うQRコードを発行する際に入力する金額が仮想通貨の枚数でしか入力できない仕様になっています。 日本円決済がメインのお店へ導入していただくことを狙っていながら、この仕様は運営者ながら少し違和感を感じています。この問題に関しては、できるだけ早急に解決していきたいと思っています。 店舗への導入が有料 現在CanPaymentは、決済手数料や登録は無料です。しかし、店舗へのQR決済導入を有料としています。 現在、導入費用を6000円以下で展開していこうという方針で運営していますが、導入手数料を支払って店舗が利用できるのは「QRコードの発行権限」のみとなっており、それについて批判的な意見もいくつか上がっています。 個人的にこの課題は重要だと思っており、解決方法は以下の2つであると考えています。 導入を無料にして、他のマネタイズ方法を展開 他に機能を追加し、サービスの価値を上げる 前者の「導入を無料にして、他のマネタイズ方法を展開する」という方法だと、個人間での決済も容易になります。また、店舗以外のも決済可能となり、使い方の幅が広がるかもしれません。 後者の「他に機能を追加し、サービスの価値を上げる」というのは、例えば「購入した店舗はレシート発行機能が使える」「LINEPayのように、決済毎に金額と店舗名を公式LINEで通知が来る」みたいな店舗にとって需要のある機能をいくつも追加し、導入手数料を払うに値するサービスを提供していくことができます。 今後どのような方法でこの問題を解決するかは未定ですが、一人の運営メンバーとしてこの方法は推していきたいと思っています。 独自のQRコードでしか決済ができない CamPaymentのQRコードは、他のウォレットと同じ規格のものではなく独自のものになっています。 この仕様のおかげで、あの速さでの決済が実現できているというメリットもありますが、「他のウォレットを使用しているユーザーが困惑してしまう可能性がある」というデメリットもあります。 CanPaymentのQRコードリーダーが他の規格に対応し、入金のための通常のアドレスの情報のみを載せたQRコードを発行できるようにすれば良い話ですが、この対策だと店舗がCanPaymentのQRコード発行権限を購入する必要性が薄れてしまします。 それでも店舗がCanPaymentを導入させるというのなら、上述した「店舗への導入が有料」の部分で書いた後者の解決方法である、機能を追加してサービスの価値を上げるしかないと思っています。 店舗決済でしかQRコードが使えない 仮想通貨の決済というのは、実店舗での決済よりWEB上での決済の方が需要があると個人的に思っています。 しかし、現在CanPaymentはカメラからQRコードを読み込むことによって決済の処理をするので、店舗での決済に特化しておりWEB上での決済は困難になっています。 PayPal(ペイパル)のようなWEB上での決済を円滑にするような機能も追加すればCanPaymentの需要はさらに高まるのではないかと思っています。 最後に 以上が、僕が思うCanPaymentの課題になります。 この記事は、一人のCanPayment運営メンバーとしての意見であり、CanPaymentの運営における決定権は僕だけにあるわけではないのでこの記事に書かれたことが全て実施されるということはありません。 しかし、このような課題を解決することでCanPaymentは良い方向に向かうと思っており、そうさせたいとも思っています。 今後ともCanPaymentをよろしくお願いします!
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2018/08/15IOTW – IoT機器でマイニングができるプロジェクト
IOTWはブロックチェーン技術が一般の家庭に浸透していないことを問題とし、家庭にあるIoTデバイスでネットワークを創り上げることを可能にするプロジェクトです。 合意形成に独自のProof of Assignment (PoA) を利用していることやマイクロマイニングなどが特徴的です。 こちらの記事では、このIOTWと呼ばれるプロジェクトの概要からその中身までを詳しく紹介していきます。 IOTWの概要 https://www.youtube.com/watch?v=D_sx_4DAYGU IOTWの概要 通貨名/ティッカー IOTW/IOTW 総発行枚数 5,000,000,000(50億) IOTW 創業者(CEO) Fred Leung 主な提携先 Bortex, iKeyHome Technologies Inc.など 特徴 IoTデバイスによって構築されるブロックチェーン 公式リンク Webサイト Telegram Twitter(EN) Blog(Medium) Reddit Facebook Youtube Bitcointalk ICO情報とトークンメトリクス IOTWのICO情報 WhiteList - 規格 ERC20? 支払い ETH 発行枚数 2,560,000,000 IOTW ICO調達額 総額 65,000 ETH Private Sale 42,778 ETH Private Sale 20,000 ETH Public Sale 2,222 ETH IOTWの特徴を詳細解説! IOTWは誰もが持つスマホやIoTデバイスなどでネットワークを創り上げることを目指すプロジェクトです。 これは従来ASICやGPUなど、膨大な電力を使用して行われていたマイニングを身近にあるIoTデバイスを利用して行うことで、一般への普及と消費電力などの問題を解決しながら分散性を維持することも可能にできる非常に画期的な技術です。 そのような、IOTWの目指すネットワークを実現することを可能にする2つの技術的特徴が、「Proof of Assignment(PoA)」と「マイクロマイニング」になります。 Proof of Assignment (PoA) とマイクロマイニングの概要 Proof of Assignment (以下PoA) は、現在主流のProof of Work (PoW) やProof of Stake (PoS) とは違い、家電やデバイスなどのIoT機器への応用のために生み出されたものです。 これまでのPoWやPoSでは、処理能力の高いハイスペックコンピューターが必要であるため、一般層の人々がマイニングを行うには大きな障壁がありました。また、膨大な消費電力と環境への負荷の懸念などの問題も指摘されてきました。 一方PoAは、一般家庭にあるようなIoT機器でも可能な簡単な暗号処理によるマイクロマイニングを可能にしています。 さらに、マイクロマイニングを始めるにあたって新たにハードウェアコストがかかることはなく、家庭にあるIoT機器のソフトウェアをアップグレードするだけで始められます。 これにより、誰でもIoT家電やIoTデバイスなどによるマイクロマイニングを行うことができ、ブロックチェーンの一般家庭への浸透につながるというわけです。 PoAのシステム構造 従来のブロックチェーンでは、APIサーバーのもとに台帳サーバーのメッシュネットワークがあるのみとなっていましたが、PoAではその台帳サーバーのメッシュネットワークの下にさらに複数のネットワークレイヤーがあり、それらのノードは①デバイスノード、②トラストノード、そして③台帳サーバーの3つに細分化されます。 ① デバイスノード(Device Node)デバイスノードとは一般家庭にあるマイクロマイニングを行うIoT機器のことで、トラストノードに対しブロックチェーンデータを請求し、取引認証を行います。 ② トラストノード(Trust Node)トラストノードは、デバイスノードの要求に応じて台帳サーバーにアクセスできるノードであり、不正取引などがないか監視をしています。デバイスノードと台帳サーバーの間の中間ネットワークの役割を果たします。 ③ 台帳サーバー(Ledger Server)台帳サーバーはブロックチェーン上のあらゆる取引履歴を管理しています。 ブロックチェーンでは台帳サーバーの数が少なければ少ないほど51%攻撃に弱くなってしまうので、ブロックチェーンの運用開始時期には特に注意しなければなりませんが、PoAでは台帳データの管理やアクセス権を別々のノードに分散させることでこの問題をクリアしています。 IOTWの全システムはAnApp Blockchain Technologies Limitedと各提携先との協力により管理され、各提携先は信頼できるノードや台帳サーバーのオーナーとしての役割も果たします。より優れたセキュリティのもとでの取引を実現するため、上述のような特徴が運用開始初期のIOTWエコシステムを非オープンなシステムとします。 https://youtu.be/XuDI2TVKbl8 上記の動画は200代のIoTデバイスでマイクロマイニングを実施している動画です。 PoAのメリット PoAにはこれまでのアルゴリズムと比較して技術設計面のみならず、その性能面でも多くのメリットを持ちます。 送金速度の大幅アップ マイニングを行うIoT機器が増えれば増えるほど、トランザクション(取引)の承認、つまり送金速度が速くなることになります。 IOTWが世界中の一般家庭に広まれば、マイニング行うIoT機器の数は膨大な量となり、送金速度はどんどんアップしていきます。トランザクションの承認時間は1秒以下とされており、将来的には100万トランザクション/秒を目標としています。 マイニング報酬や権利の平等性 PoAでのマイクロマイニングにはハードウェアなどの初期投資が一切かからず、誰でもすぐにマイニングを始めることができます。さらに、マイニングマシンの処理能力やハッシュレート(採掘速度)なども問題ではなくなるため、誰もが平等にマイニング報酬を受け取ることができるようになります。 消費電力の大幅削減 膨大な電力を消費する特別なマシンが必要なPoWなどとは違い、家電やデバイスなどのIoT機器を使用するPoAはマイニングによる消費電力を大幅に削減します。 現在ビットコインのマイニングによる消費電力は全世界の0.14%にもなり、いくつかの発展途上国よりも多くの電気を消費しています。PoAは、環境への負荷が懸念されるこのような問題に対するソリューションとしても期待されています。 51%攻撃のリスク軽減 PoAではブロックチェーンの改ざんに必要な台帳データの管理やアクセス権を別々のノードに分散させることで、51%攻撃のリスクを軽減しています。 PoAのデメリット PoAには様々なメリットがある反面、懸念点もあると考えられます。 PoWなどのアルゴリズムと比較して参入障壁が低いという点を説明しましたが、これは裏を返せば価値を裏付けるものが不足しているということになります。 それぞれが自身のIoTデバイスを利用してマイクロマイニングを行えることからも、大衆に広く普及させる仕組みの構築に関しては非常に優れているということができますが、これは価値があるものという前提があっての話になります。 確かにビットコインやその他の仮想通貨が抱える問題はしっかりとクリアしているように見えますが、マイニングは単なるエコシステムの維持といった機能だけではなく、一種の経済活動として経済的合理性のもとで人々は参入や撤退の決断を下しています。 ビットコインであれば金融商品(/決済手段)としての、イーサリアムも同様に金融商品(/プラットフォーム)としての価値があるが故に、法定通貨からの資金流入を見込むことができますが、IOTWのトークン自体にユーザーが価値をどのようにして見出していくかという点がポイントになりそうです。 IOTWエコシステム 先に説明したPoAとマイクロマイニングによるブロックチェーンの一般家庭への浸透により、IOTWはIOTWエコシステムの形成を目指します。 このエコシステムでは、ユーザー、生産者、各種サービス提供者の3者がブロックチェーンにより繋がり、利益を享受できるようになります。 ユーザーはIoTデバイスを利用したマイクロマイニングにより、コストをかけずにマイニングを始めることができ、IOTWコインを稼ぐことができます。このコインは家電などの修理や、ストアでのサービスや商品の購入にも使用できます。 生産者はユーザーのデバイス使用に関するビッグデータを入手することができ、今後の開発に役立てることができます。 各種サービス提供者は、ブロックチェーンによるネットワークを介して顧客や仕入先を得ることができ、こちらもまたユーザーのビッグデータを得ることができます。 このように3者それぞれがブロックチェーンの恩恵を享受できるエコシステムの形成を目指します。 IOTWのユースケース / 将来性を解説! 誰でも手軽にマイニングを始められる 従来のマイニングといえば、膨大な演算処理を高速でこなせる超ハイスペックコンピューターなどが必要で、一般層や一般家庭の人々にはなかなか馴染みのないものという印象があります。 ですが、IOTWでは家電やデバイスなどのIoT機器さえあれば誰でもマイクロマイニングを始めることができてしまいます。さらに、マイクロマイニングに対応したIoT機器を新しく購入する必要はなく、現在所有しているIoT機器にマイクロマイニング用のソフトウェアをダウンロード、アップデートするだけで、コストかけることなくすぐにマイクロマイニングを始めることができます。 また、膨大な電力消費を必要とするPoWによるマイニングとは違い、PoAによるマイクロマイニングは環境への負荷が少ないグリーンマイニングを実現します。 IOTWトークンの使いみち IOTWエコシステムの解説でも説明しましたが、マイクロマイニングにより獲得したIOTWトークンは今後、ゲームや動画、音楽などのコンテンツの購入、在庫過剰商品の購入、さらにはマイクロマイニングに対応したIoTデバイスや家電の購入・修理に使用することができるようになる予定です。 大型電化製品の修理や買い替えには大きな金額が必要になりますし、スマートフォンやタブレットなどのデバイスは最近では数年での買い替えも珍しくなくなってきた現状をふまえると、とても便利な使いみちになるのではと思います。 AIが電力消費を最適化 IOTWは人工知能の開発にも力を入れており、今後はIOTWエコシステム内のIoT機器からのデータをもとに、AIがユーザーの家庭の電力消費を最適化してくれるようになるそうです。 また、ユーザーひとりひとりのデータはIOTWエコシステムのネットワーク全体で収集され、全体で得られたビッグデータをもとにより広域な範囲での電力消費の最適化を図ることで、地域規模でのエネルギーの節約にも繋がります。 電力消費の少ないPoAのマイクロマイニングに加え、電力消費を最適化するAIが実装されれば、これまで指摘されてきたPoWの膨大な電力消費の問題に対する有力なソリューションとなるでしょう。 IOTWのロードマップを確認! 時期 内容 2018年 2月 大型家電製品へのDPSチップの実装 IOTWコンピューティングプラットフォームの立ち上げ・運用 2018年 3月 IOTWブロックチェーンとマイニングソフトウェアの試作 2018年 ICO 3Q ICOから6ヶ月 IOTWブロックチェーンのローンチ エンドユーザー向けプラットフォームの運用開始 ICOから12ヶ月 簡易版のビッグデータ収集システムとAIソフトウェアのリリース IOTW用SDKのリリース ファームウェアのリリース ICOから18ヶ月 AIを搭載したハードウェアとソフトウェアのリリース 大型家電製品用DPSチップの正式リリース オープンソースのIOTW上で保守点検の店舗を出店 ICOから24ヶ月 検索エンジンとより高度なAIのリリース、さらなる最適化を目指す 【2018年 〜3月】ブロックチェーンとマイニングソフトウェアの試作 2018年 2月 大型家電製品へのDPSチップの実装 IOTWコンピューティングプラットフォームの立ち上げ・運用 2018年 3月 IOTWブロックチェーンとマイニングソフトウェアの試作 現時点でDPSチップのIoT家電への実装、コンピューティングプラットフォームの立ち上げから運用開始、そしてブロックチェーンとマイニングソフトウェアの試作までがすでに完了しているようです。 【ICOから6ヶ月】ブロックチェーンのローンチ ICOから6ヶ月 IOTWブロックチェーンのローンチ エンドユーザー向けプラットフォームの運用開始 ICOから半年でメインとなるIOTWブロックチェーンのローンチを迎える予定となるようです。 それにあわせて、エンドユーザー向けプラットフォームの運用も開始するということで、ブロックチェーンのローンチとプラットフォームの運用がともに順調に進むのかに注目です。 【ICOから12ヶ月】簡易版AIとフェームウェアのリリース ICOから12ヶ月 簡易版のビッグデータ収集システムとAIソフトウェアのリリース IOTW用SDKのリリース ファームウェアのリリース ICOから一年後には簡易版ではありますがビッグデータの収集を行うAIがリリースされます。このAIがビッグデータをもとにどのように電力消費の最適化を行うかが気になるところです。 また、ファームウェアのリリースも行うということで、IoT機器が正常にマイクロマイニングを行えるようアップデートされるのかも注目です。 【ICOから18ヶ月】AIの搭載とDPSチップの正式リリース ICOから18ヶ月 AIを搭載したハードウェアとソフトウェアのリリース 大型家電製品用DPSチップの正式リリース オープンソースのIOTW上で保守点検の店舗を出店 ICOから一年半後にはAIが搭載されたハードウェア及びソフトウェアがリリースされ、同時に大型家電製品用のDPSチップも正式リリースされます。 これによってついに一般家庭でのIoT機器によるマイクロマイニング、そしてAIによるユーザーのビッグデータにもとづく電力消費の最適化が行われるということになるのでしょうから、期待が高まります。 【ICOから24ヶ月後】検索エンジンとAIによるさらなる最適化 ICOから24ヶ月 検索エンジンとより高度なAIのリリース、さらなる最適化を目指す ICOから二年後には検索エンジンのリリースと、より高度なAIの開発により、IOTWブロックチェーンとそのエコシステムのさらなる最適化を図っていく予定となっています。 IOTWのチームメンバーを確認 チームメンバーの経歴も確認しておきましょう。 Frederick Leung / 創設者・CEO Proof of Assignmentの共同開発者で過去に取得した特許は10以上に及ぶ カリフォルニア州立大学 サンディエゴ校 理学士号取得 Mosway Technology 3年2ヶ月 Diodes Inc. 2年11ヶ月 Adaptive Digital Power 10ヶ月 Marcin Dudar / 創設者 Fred氏と共にPoAを開発したブロックチェーン専門家 University of Szczecin 経済学 Casual Sight 1年5ヶ月 Sandmartin (ZhongShan) Electronic Co., Ltd. 6年2ヶ月 ALi Corporation 6年4ヶ月 Peter Chan / CTO Proof of Assignmentの共同開発者で特許保持数は20以上 香港大学 電気・電子工学 IOTW CTO 9ヶ月 Tony Chan / 創設者・CFO 10以上ものIPOを経験したハイテク投資家 - Anapp Technologies Group(IOTW) 1年2ヶ月 Dr. Patrick Hung / 創設者・制御システム顧問 元スタンフォード大学助教授にしてAlta Sicuro Technologyの共同設立者 スタンフォード大学 哲学・電気工学博士号取得 MyIT-School 4年1ヶ月 CPO Technologies Corporation 10年 NEC Electronics 1年 競合・類似プロジェクトとの優位性は? IOTW同様にIoTデバイスに力を入れるプロジェクトとしてIOTAが挙げられます。 プロジェクトを客観的に判断していくためにも、それぞれの性能を定量比較してみましょう。 IOTWとIOTAの比較 IOTW IOTA マイニング Proof of Authenticity N/A ハードウェアコスト DPSチップの利用で無し/低コスト コンピューターボードが必要 TXs速度 即座 即座 チェーン構造 ブロックチェーン分散型DBs DAG トークン使途 データ/商品/サービスの売買 マイクロトランザクション マイクロトランザクション IOTWではブロックチェーン技術の一般消費者への浸透を問題視し、その解決策として世界中のIoTデバイスからなるネットワークを構築することを目指しています。 一方でIOTAでは、年々増加するデータ量とそのデータがデータサイロに蓄積されていく状況を問題視しており、このデータをIoTデバイス間でローカルに分散化させることでこの問題の解決を図ろうとしています。 このように同じIoTデバイスに焦点を当てながらもそのアプローチには大きな差が見られます。 またチェーンの構造的には、IOTWとIOTAのどちらも非常に分散型であるということができます。 IOTWが採用するProof of Assignmentは各デバイスがノードとなりマイニングを行うため、ノード数(デバイス数)に比例してTXs数も増えるため、スケーリングやセキュリティ、分散性に関しても非常に優れたアルゴリズムだと判断することができます。 提携先などに関して、IOTAは既に多くの大企業がバックについていることもあり、IOTWがどのようにして開発を進めて普及させていくのかに注目したいですね。 まとめ IOTWというIoTデバイスを利用するプロジェクトを紹介しました。 規模間の大きなプロジェクトですが、実現すれば仮想通貨が広く社会に浸透していく大きな原動力となりそうですね。 IOTWに関してより詳しく知りたい方は公式サイトなどもチェックしてみてください! IOTWの公式リンクまとめはこちら
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2018/08/09SKYFchainがドローン向けスマートコントラクトのα版をリリース!
以前CryptoTimesでもブロックチェーンとドローンを組み合わせたプロジェクトとして紹介させていただいたSKYFchainですが、今回いくつか新たな発表がありましたので紹介させていただきます。 SKYFchainに関しては以下の記事をご覧ください。 SKYFchain / SKYFT -世界初の重貨物用ドローンプラットフォームのプロジェクト- SKYFchainのプロダクト進捗 SKYFchainでは現在もICOが継続されており、今回のリリースや上場の発表はセール中に行われたものとなります。 ロードマップによれば、2018~2019年中に独自のプライベートチェーンの構築、SKYFchainのドローンであるSKYFの販売と規制の厳しくないエリアへの拡大と明示されていますので、今回の発表はこれに向けた順調なスタートであることが伺えます。 今回行われた一連の発表に関して、以下で詳細を確認していきたいと思います。 MVPのローンチ(α版) SKYFchainは先日α版のプロダクトローンチを発表しました。 公式サイトでは上の画像のような画面が表示され、この登録を済ませると自身のダッシュボードから稼働中のドローン(SKYF)の状況を確認・管理することができるようです。 SKYFchainのα版プラットフォームは、いくつかのコア機能があり、ドローン製造業者やサービス会社、銀行、保険会社など8つのシステムアカウントプロファイルの選択肢をユーザーに提供します。 ユーザーは、システムのなかのすべての車両のプロファイルを確認することができ、データの中には、コスト、テクニカルパラメータ、マシンの記録や認証、位置情報と経路のログ、トランザクションの履歴と詳細、完了したミッション、テクニカルメンテナンスの記録が含まれており、ユーザーの口座には、貸借対照表と預金が複数の通貨で表示されます。 こちらのリンクで登録を済ませることで、α版のMVPを体験することができます。 SKYFchain Operating Platform ドローン向けのスマートコントラクト実装 発表が行われたスマートコントラクトの実装(ERCトークンのリリース)に関してですが、これによりskyfchain.io内に残高として存在するトークンの引き出しが可能となり、投資家の方は自身のウォレットにこれを転送することができるようになります。 ユーザーは公式サイトから自身のEthereumアドレスの有効化を行うことで、この引き出しができるようです。 また、スマートコントラクトのドローンへの実装はまだ行われていないようで、ロードマップに拠るとプライベートチェーンの実装と共にこれが行われるのではないかと予想されます。 Bitforexへの上場 [caption id="" align="aligncenter" width="1200"] 引用元:SKYFchain公式Medium[/caption] SKYFchainのトークンであるSKYFTですが、CoinMarketCapでも上位に入る中華系の取引所Bitforexへの上場が決定しました。 ICO中に上場を発表するケースは稀で、今回のBitforex側の決断からは同プロジェクトに対する期待の高さを伺うことができます。 具体的な上場日などの発表はなされていませんが、8月中旬のICO終了に合わせて上場が行われると考えられます。 上場日や通貨ペアなどの具体的な内容に関しては続報を待ちましょう。 ドコモ5Gオープンイノベーションプログラムへの参加 SKYFchainが日本の通信会社であるNTT DoCoMoの5Gオープンイノベーションプログラムへの参加が決まったようです。 今後、SKYFchainでは5G通信を使ったSKYFドローンによるテスト飛行およびSKYFchainプラットフォームでの実証実験の実施を検討していく計画でいるようです。 まとめ 本記事ではSKYFchainからICO中に行われたMVP(α版)や上場などの発表に関してまとめました。 SKYFchainでは同プロジェクトの公式Mediumなどで進捗の発表・報告が行われていますので、こちらもご確認ください! SKYFchain 公式Medium(英語)