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2023/09/25東新宿のweb3イベントスペース「CryptoLounge GOX」AMAまとめ
クリプト好きが集まる東新宿のラウンジスペースであるCryptoLounge GOXのAMAを、CryptoTimes公式コミュニティであるboarding bridge(bb)にて開催しました。 今回のAMAでは、GOXが生まれた経緯や普段行っているイベントの内容に加え、新たにスタートしたGOX PROのサービスについて伺いました。 以下はAMAの内容を要約したものです。 AMA概要 日時:2023年9月16日(土)21:00 JST 場所:bb Discord AMA-Voice/Chat Giveaway:iPhone 15、AirPods、Amazonギフト券 参加者:287名 参考:CryptoLounge GOX AMA クリプト好きが集う新宿のラウンジ CryptoLounge GOXのAMAを開催✈️ ⏰9/16 (土) 21:00 📍bb Discord 💁♂️スピーカー @kotaro03873195@cry_curr_ar@clabon40@fitter_de 🎁超豪華 ㊙ Giveaway ✅ Like & RT, Follow↓@groove_on_x@bb_jpdao 参加▶️ https://t.co/KuqYNeWT4s pic.twitter.com/wHDBGsPFgb — boarding bridge (@bb_jpdao) September 9, 2023 スピーカー ・kotaro | Founder of GOX ・arata | CEO of CryptoTimes ・SHIYA | CEO of T2WEB ・Defitterジョン | Moderator (敬称略) AMAの内容 質問トピック CryptoLounge GOXが誕生した経緯を教えてください。 T2WEBとして元々は西新宿にオフィスを構えていましたが、移動のタイミングで東新宿に6・7・8階を通しで使えるユニークな賃貸物件を見つけました。そこでロクブンノニにも声をかけ、オフィスをシェアしながら共同でイベントスペースを運営する運びとなりました。 GOXとしては昨年10月にスタートしました。3週間にわたるプレオープン記念イベント週間を設け、さまざまなプロジェクトとのコラボを行いました。 #CryptoLoungeGOX 只今、プレ・オープンイベント期間中!毎日、企業、Project、コミニティー、GUILD様等とイベント共同開催しています🚀 10月21日から11月13日まで来場者完全無料(ソフトドリンク、アルコール類含む) 気軽に各種イベントご参加頂けると嬉しいです。 みんなでCryptoの会話しましょう^^ pic.twitter.com/qwwQd3W50i — Crypto Lounge GOX | 「GOX PRO」サービス開始! (@groove_on_x) October 23, 2022 T2WEBはどのようなことを行っていますか? 13,000人以上のユーザーがいるYield Farming Lab(YFL)のDiscordコミュニティを保有し、Crypto Lounge GOXにてオフラインコミュニティの運営やイベント等の企画・開催しているブロックチェーンゲーム・GameFiに特化した開発会社です。大手が参画する「OASYS」との連携や、大手ゲームギルドとの連携などを行っており、自社で制作からPRまで一貫して行うことが可能です。 代表的なプロダクトとしては、ブロックチェーンゲームのChainColosseumPhoenixやRe.Monsterが挙げられます。これらはリリースに向けてキャンペーン等も行なっているため、ぜひご注目ください。 GIVEAWAY EVENT | ChainColosseumPhoenix Twitter (X) ロクブンノニについても紹介をお願いします。 クリプトのコアなファンを増やしたいという想いから、2018年にメディアサービスを軸として立ち上げました。日々のニュース記事に加え、イベントレポートやインタビューなど、DeFiやNFTに関する記事を毎日公開しています。またCT-Analysisでは、さらに一歩踏み込んだ技術的な内容や、プロダクトを深掘りしたリサーチレポートを発信しています。 昨年からはT2WEBと共同でGOXの運営も行っており、さらにDiscordコミュニティのboarding bridgeも統合し、メディアの枠を越えた事業展開を行っています。 CryptoTimes GOXでは普段どのようなイベントが行われていますか? GOXではイベントスペースとしての貸し出しを行っており、ミートアップやパーティー、トークイベント、ライブ、セミナー、ワークショップなど、様々なイベントの開催に対応しています。オープンから間もなく1年になりますが、これまでweb3プロジェクトによって合計100以上のイベントが行われてきました。 特に今年は、ETHGlobalやWebXのような大規模イベントが日本で多く開催され、そのサイドイベントとしてGOXを利用するケースが多くありました。イベントの情報は随時GOXのWebサイトで更新しています。 ぜひ興味のあるイベントをチェックしてみてください。 CryptoLounge GOX 新たに発表されたGOX PROはどのようなサービスですか? 9月よりGOXの会員制サービス「GOX PRO」を開始しました。これまでもYFLによる「CryptoField」という会員制のコミュニティがあり、毎週末GOXでの勉強会を行なってきました。 その進化版とも言えるGOX PROでは、CryptoFieldへの参加権に加えて、CryptoTimesリサーチャーによる月2回の勉強会、CT Analysisの有料レポート閲覧、平日のGOXカフェ利用、その他不定期のレクリエーションイベントに参加できる特典があります。 明日はGOX PROのリリースを記念したBBQがありますが、こちらもGOX PROのメンバーは無料で参加することができます。 GOX PRO CryptoFieldではどのような活動を行なっていますか? CryptoFieldは、T2WEBのオフィスが西新宿にあった頃からもう2年ほど続いており、毎週末オフラインで集まって交流会&勉強会を行っています。その時トレンドになっているプロジェクトや、メンバーからリクエストのあった内容について話し合うという取り組みがメインです。 多い時期には30人以上のメンバーが集まっていました。現在はベア相場の影響もあり落ち着いていますが、それでも10名前後のメンバーが毎週末GOXに集まっています。こちらは主にDefitterジョンさんとyou425さんが取り仕切ってくれています。 今日クリプトフィールドでちょうど中国の不動産バブル崩壊と仮想通貨の価格的崩壊について話した。 金融機関勤務者とか大学教授とかいるから会話がほんとおもろい。 仮想通貨で集まったコミュニティは多種多様で良いよね。 https://t.co/sGqSjphmpd — DeFitterジョン.lens(爆損ゴミ屑トレーダー参考にする価値なし) (@fitter_de) September 3, 2023 クリプトの世界で勝つために必要なことは何ですか? 利益を追うことも大切ですが、一方で守ることはさらに大切です。その上で知識を身につけることは必須だと考えています。リサーチを続けて情報をアップデートしていれば業界全体の流れやトレンドも掴みやすくなり、結果的に利益にもつながりやすくなります。とはいえ、移り変わりが早くさまざまな情報が飛び交うこの業界では、全てを自分一人で追うことはほぼ不可能に近いことです。 GOXにはそれぞれの得意分野を持つメンバーが混在しており、CryptoFieldのような場でお互いに情報をキャッチアップできることの意味は大きいと感じています。 どのようなプロジェクトに注目していますか? DeFiやGameFiの分野で多くのアプリケーションが登場していますが、それよりはどちらかというとインフラを担うプロジェクトに注目しています。新興のレイヤー1プロジェクトであったり、最近ではやはり各レイヤー2プロジェクトの動きには注目しています。 CT Analysisは今後なにかアップデートは控えてるのでしょうか? 現在CT Analysisでは、PDF形式のレポート提供がメインサービスとなっています。今後はレポートだけでなく、いち早く有望な新規プロジェクトを見つけられるようなロジックを取り入れたツールやデータベースの提供を考えています。 しかし最近Twitter(X)のAPI制限が発生しており、開発が困難な状況が続いています。どのような形になるかはわかりませんが、何かしらツールとして提供できるようにはしていくつもりです。 web3ワークショップはGOX PROの一部ですか? CryptoTimesが行なっているweb3ワークショップは、GOX PROとは別のコンテンツとして提供しています。GOX PROはクリプトにおいて中級者〜上級者を目指す人を対象としており、会話の中でも専門的な用語が使われる場面が多くあります。 ワークショップはその前段階として、ますはweb3における最低限の知識を身につけることを目標としています。ただしGOX PROのメンバーでも、あらためて基礎を学びたいという方がいれば、ワークショップへの参加は歓迎です。 【第4期募集開始】新宿GOXにてweb3ワークショップを開催 | CryptoTimes × T2WEB 1/ 本イベントは、ブロックチェーンやDeFi、NFTなど、web3に関する内容を基礎から学びたい人向けの実践講座です。 詳細&申し込み (先着12名) ▶️https://t.co/gp9I6J92V6 pic.twitter.com/4vOGTSsGzS — CRYPTO TIMES@暗号資産・ブロックチェーンメディア (@CryptoTimes_mag) September 16, 2023 まとめ 今回のGOXのAMAでは、新しい会員制サービスであるGOX PROについて深く掘り下げてました。その中では、クリプトの世界を生き抜くためには知識を付けることが最重要であるという意見がスピーカー陣全員に共通しており、ノイズのない情報をインプットできる場所の必要性を再認識しました。 関連リンク CryptoLounge GOX Webサイト | Twitter | Discord boarding bridge Twitter | Discord | Link3 | Articles 執筆:Taka Twitter
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2023/09/20大吟醸ナイト直前「Alibaba Cloud」AMAまとめ
東京ゲームショウのサイドイベントとして大吟醸ナイトを主催するAlibaba CloudのAMAを、CryptoTimes公式コミュニティであるboarding bridge(bb)にて開催しました。 今回のAMAではイベントの内容に加え、Alibaba Cloudが日本のブロックチェーンゲーム業界やweb3業界をどのように考えており、どのようなアプローチを取るのかについて伺いました。 以下はAMAの内容を要約したものです。 AMA概要 日時:2023年9月13日(水)21:00 JST 場所:bb Discord AMA-Voice/Chat Giveaway:300 USDT 参加者:330名 参考:Alibaba Cloud AMA 大吟醸ナイト直前スペシャル! Alibaba CloudのAMAをbbにて開催 ⏰9/13 (水) 21:00 📍bb Discord 💁♂️スピーカー@asasa_1998@taka_eth@perian_crypto 🎁300 USD ✅ Like & RT, Follow↓@AlibabaCloud_jp@bb_jpdao ✅Join AMA 参加▶️ https://t.co/FBygXTIQvF pic.twitter.com/fzKgc1Su8v — boarding bridge (@bb_jpdao) September 9, 2023 スピーカー ・犬塚 | Alibaba Cloud Business Development ・Peri | boarding bridge ・Taka | Moderator (敬称略) AMAの内容 トークセッションのトピック Alibaba Cloudとはどのような会社ですか? Alibabaグループのなかでクラウド事業を行っている会社です。競合他社を例に挙げると、GoogleのGoogle Cloud Platform、MicrosoftのMicrosoft Azureなどがあります。 Alibabaは元々ECサイトとAlipay(アリペイ/支付宝)で成長した会社で、クラウドや流通事業、ゲームのパブリッシングなども行っています。中華圏においてAlibabaグループは、20~30社ほどあります。 東京ゲームショウのサイドイベントについて教えてください。 東京ゲームショウに参加する開発者の皆さんにとにかく楽しんでいただくためのアフターパーティーです。 イベントでは精米歩合8%の大吟醸や可愛い女性アイドルのダンスパフォーマンスのほか、大抽選会などもご用意しています。未成年やお酒を飲めない参加者のために、ソフトドリンクもご用意しています。 新型コロナウイルス感染症の流行により長らく開催できていなかったため、久々の大規模イベントとなります。 Alibaba Cloudを利用するクライアントが新しくリリースするブロックチェーンゲームのデモムービーを流します。また、基本的にはゲーム関係の関係者にお声掛けしているため、ゲームプロデューサーなども招待しています。web2・web3両方のゲーム開発者の皆さまにとって面白い交流会になります。 企業に属していない、個人で活躍されている方もご参加いただけます。 規模感としては会場の立地とキャパシティの兼ね合いから、200名程度を想定しています。 Alibaba Cloud | 大吟醸ナイト Alibaba Cloudは現在、ブロックチェーンゲームに力を入れていますか? ブロックチェーンゲームには、かなり注力しています。2023年5月にはブロックチェーンゲームのハッカソンとして、#asobiHack_Tokyoを開催しました。 香港やシンガポールでは既にブロックチェーンゲームの事例がありますが、ゲーム自体が短命になってきています。やはりゲームそのものの面白さがないと長続きしません。そういった観点から見ると日本は昔から面白いゲームがとても多いため、海外の方から「日本はブロックチェーンゲーム業界でも地位をつくれるのでは?」とよく言われます。 一方、既存の有名ゲームタイトルなどを活用した開発について、日本企業は慎重な傾向にあります。ブロックチェーンゲームを開発する際も、新規プロジェクトとして立ち上げるケースが多いです。 これまでweb2ゲームの分野でグローバルゲームタイトルを支えてきた知見やノウハウを活かし、web3でも世界中のゲーム会社を支援したいと考えています。具体的にはゲームのアプリケーションではなく、クラウドのインフラやサーバー、ネットワークのサポートを行います。そして日本のゲーム会社と共に、日本発のグローバルブロックチェーンゲームタイトルを創出したいと考えています。 #asobiHack_Tokyo web2事業者がweb3事業を展開する際のバックアップ強化は行う予定ですか? はい、もちろんです。弊社にはweb2のクライアントが多数いますが、スムーズにweb3事業を立ち上げられるようパートナーと協力してサポートしています。クライアントによって必要なサポートが異なるため、ニーズをヒアリングしながら最適な支援を提供しています。 資金調達や開発支援はもちろん、web3事業ならではのチェーン選択やウォレットの作成、トークンの発行、コミュニティ構築、さらにはサービスリリース後のプロモーションなども適切なパートナーを紹介してサポートします。たとえばハッカソンの終了後には、上位入賞チームに対して複数のベンチャーキャピタルの前でピッチを行う場も提供しました。 これらのサポートに対しマージンを取ることはありません。もちろんAlibaba Cloudを使用していただければ嬉しいですが、必ず使用しなければならないといった縛りはありません。あくまで日本のweb3業界を盛り上げていきたいというスタンスでサポートを行っています。 まずはハッカソンを開催してweb3業界を盛り上げていくことで、新規参入者を増やしていきたいと考えています。 イベント協賛企業とのその後の協業予定はありますか? 今回の協賛各社だけでなくいろいろな会社と協業してイベントなどを開催していく予定です。特にエンジニア向けのイベントを中心に検討しています。ハッカソン以外では、技術支援コミュニティやサイドイベントなどで交流会などを実施したいと考えています。 ハッカソンを開催する意図は、トライアルできる場を積極的に提供することで、web3のハードルを極限まで下げたいためです。海外はサービスのサイクルが早いですが、日本ではとりあえず出そうという雰囲気が少ないように感じます。そのためまずはROIや収益などを気にせず、ブロックチェーンゲームのPoC(Proof Of Concept/実証実験)を作って感覚をつかんで欲しいです。 トライアルからの発展ケースとして、2023年5月に開催したブロックチェーンゲームのハッカソン「#asobiHack_Tokyo」では入賞されたゲームが実際にリリースされました。精度の高いサービスを追求することも大切ではありますが、まずはPoCを作ってブロックチェーンゲーム制作に触れて欲しいです。 web3ビジネスを検討する企業は多く、そのような企業向けに開発の機会を提供し、サービスのリリースまでサポートしたいと考えています。当然、弊社のソリューションだけではすべての要件を満たせないため、パートナーと連携しブロックチェーンゲーム開発に求められるソリューションを提供する予定です。 #asobiHack_Tokyo 日本のブロックチェーンゲーム市場についてどう感じていますか? ブロックチェーンゲーム部門が立ち上がるケースもあり、かなり盛り上がってきていると感じています。弊社のハッカソンにも70〜80社ほどの参加があり、それ以外でも開発の相談を頂いています。 個別にサポートすることはもちろんですが、各イベントの開催やパートナーエコシステム形成を通じブロックチェーンゲーム業界全体を盛り上げていきたいと考えています。 一過性のブームでなく、日本のブロックチェーンゲーム市場が長期的に成長するようサポートし、日本発のグローバルブロックチェーンゲームタイトルの創出を目指しています。 コミュニティQ&A Alibabaを利用している有名なゲームは何ですか? 株式会社miHoYoからリリースされている「原神」へサーバーインフラを提供しています。 Alibaba Cloudのビジョンをお聞かせ下さい Alibabaは「世界中のどんなに小さな会社でも、すぐにビジネスをスタートできるだけのサービスを提供する」というモットーを掲げています。 このモットーに則りAlibaba Cloudがweb3業界で何をすべきかを考えると、web2業界からweb3業界に参入するための障壁を極限まで小さくすることがAlibaba Cloudのビジョンになると思います。 簡単に使えるクラウドサービスの提供に加え、我々で提供できないサービスはパートナーとの連携でカバーしていきます。 イベントの対象者は誰ですか? 年齢・性別・国籍・経歴などは不問です。既にゲーム開発に携わっているか否かは問わず、学生の方でも問題ありません。 技術的にどうしても不安な方は、連絡をいただければハンズオンなど技術的なサポートも行います。 競合他社と比較したAlibaba Cloudの強みは何ですか? 技術が格段に進歩した今、サーバ性能などにおける差は各社でほとんどありません。 Alibaba Cloudでは、web3特化のソリューションやパートナーを含めたサポート体制で差別化を図っています。 ハッカソン出身のプロジェクトが成功する割合はどれくらいですか? リリースまで到達できるプロジェクトは、1割未満です。しかしビジネスとして考えると、一般的な数字だと認識しています。 大吟醸ナイトの開催によってどのような変化を期待していますか? web3の分野で何かしらのサービスを作ってみようという気持ちになっていただきたいです。PoCでもいいので、まずは触れてみて欲しいと思います。 まとめ 今回のAMAでは、イベントに関してどのようなお楽しみ要素が用意されているのか、また参加することによって得られるメリットについてお話を伺いました。 また、Alibaba Cloudがブロックチェーンゲーム業界のみならず、web3業界に対してどのようなスタンスを取っているのか、さらには日本市場をどのように見ているのかについても知ることができました。日本のweb3業界に対する期待も大いに伝わり、Alibaba Cloudの取り組みや今後の展望を垣間見ることのできるAMAでした。 東京ゲームショウのサイドイベントとしてAlibaba Cloudが主催する大吟醸ナイトは、以下のイベントページより申し込みが可能です。 参考:大吟醸ナイトイベントページ 関連リンク Alibaba Cloud Webサイト | Twitter boarding bridge Twitter | Discord | Link3 | Articles 執筆:あいうた Twitter
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2023/09/15投資最適化DeFiプラットフォーム「LOCKON」AMA まとめ
執筆:MaFi オンチェーンデータを分析 してユーザーに最適な投資戦略を提供する「LOCKON」のAMAを、CryptoTimes公式コミュニティであるboarding bridge(bb)にて開催しました。 以下はその内容を要約したものです。 AMA概要 日時:2023年9月11日(月)22:00 JST 場所:bb Discord AMA-Voice Giveaway:500 in $MATIC 参加者数:330名 オンチェーン分析 × インデックス bbでLOCKONのAMAを開催! ⏰9/11 (月) 22:00 📍bb Discord 💁♂️スピーカー@lan_masa_kubota@noobbotter3@CryptoTimesRes1 🎁$500 in $MATIC ✅ Like & RT, Follow↓@LOCKONfinance / @LOCKON_JP@bb_jpdao ✅Join AMA 参加▶️https://t.co/NKxA6z1Wgv pic.twitter.com/8svlKG6bee — boarding bridge (@bb_jpdao) September 4, 2023 AMAの内容 自己紹介:LOCKON Co-Founder Kubota 氏 新卒でサイバーエージェントに入社し、2017年にAI関連スタートアップを創業しました。シリアルアントレプレナーとして、累計4.6億円、3回の売却を経て、LOCKONの共同創業に至りました。LOCKONの前身となるCEX対応型コピートレードサービス「Moneco」をリリースし、分散型トレードに関する特許を取得しています。 2013年からweb3へのコミットメントを開始しており、他にもマーケット推移通知サービスやNFTゲームなど、複数のweb3プロダクトをリリースした実績があります。 LOCKONとは LOCKONはオンチェーン分析とINDEXを組み合わせた投資最適化DeFiプラットフォームです。中長期的に利益を生み出し続けている優良なウォレットアドレスをベースにINDEXを作成する事で、最適化された投資をユーザーに提供しています。 また、LOCKONでは現在2種類のINDEXオプションが用意されており、投資家のリスク許容度や目標に合わせてポートフォリオを調整できることも大きな特徴の一つです。 LOCKONは2023年9月11日にオフィシャルローンチを発表し、Galxeでのエアドロップキャンペーンも実施しています。 LOCKON Twitter (X) AMAセッションの内容 LOCKONの特徴や利点、競合との差別化ポイントを教えてください。 LOCKONは、DeFi投資をシンプルに、オンチェーン分析とINDEXを組み合わせた先進的なプラットフォームです。以下は、LOCKONの主要な特徴と利点です。 ハイリターン LOCKONは過去のデータに基づいて、年間のリターン率が110%という成績を達成しています。これはBTCやETHなど他の主要なアセットに比べて高い収益性を示しています。 リスク管理 LOCKONは資産の年間ドローダウン率(下落率)を12.59%におさえ、BTCやETHと比較してもリスクを最小限に抑えることに成功しています。 オンチェーン分析 LOCKONはブロックチェーン上のデータを徹底的に分析し、優れたアドレスとトークンを特定します。この情報を活用して、投資戦略を最適化します。 自動リバランス LOCKONは自動的にポートフォリオをリバランス(最適化)し、市場状況に応じて資産を調整します。これにより投資ポートフォリオは変動する市場に合わせて最適化されます。 2種類のINDEXオプション LOCKONは2つの異なるINDEXオプション、PassiveとBalanceを提供し、投資家のリスク許容度や目標に合わせてポートフォリオを調整できます。Passiveは低リスクを重視し、Balanceは高い収益性を目指す選択肢です。 LOCKONが他のDeFIプラットフォームと異なる点として、高いリターンと低いドローダウン率を実現している事が挙げられます。これらの成果を実現する最も重要な要素は、オンチェーン分析に基づいています。つまり、市場で成功しているアドレスを特定し、それらをバスケット化する技術です。この点において、LOCKONは他のプラットフォームとは一線を画しており、LOCKONの大きな差別化ポイントと言えます。 LOCKON Twitter (X) どのような基準で優れたアドレスを選定し、分析対象としていますか? Step1. 分析対象アドレスの選定 主要なブロックチェーンネットワーク上には、7億以上ものアドレスが存在します。LOCKONでは、ポートフォリオをコピーする上で最低限の再現性を担保できるよう、下記の要件にてフィルタリングを行います。 ・保有資産が1万ドル以上 ・3ヵ月間のSwap回数が2000回以内 ・3ヵ月間のSwap高が10万ドル以上 上記の条件にあったアドレスが分析対象となり、資産運用状況の分析を行います。 Step2. 優秀なアドレスの選定 分析したアドレスの成績を下記の要素により更にフィルタリングします。 1Y損益率→1Y損益率の上位のみを抽出 ドローダウン→30%以内のアドレスを抽出 取引回数⇨300~2000回以内のアドレスを抽出 Step3. Address Breakdownの決定 Address Breakdownとは、対象のアドレスがINDEXの資産に対してどの程度影響を与えるかを決定します。 ※アドレスAが保有する資産の70%がTokenB、30%がTokenC、Address Breakdown20%の場合、INDEXに対してTokenBが14%、TokenCが6%反映されます。 LOCKON Twitter (X) INDEXのリバランスプロセスについて、機能とその利点を教えてください。 LOCKONプラットフォームでは、資産のリバランスが自動的に行われ、投資家に最適なリターンを提供するための重要なプロセスです。以下は、リバランスに関連する主要なポイントです。 リバランス判定頻度 自動資産運用におけるリバランスの頻度は、60分から80分に1回の間隔で行われます。この間隔は市場の変動に対応し、ポートフォリオを最適な状態に保つために設計されています。 リバランス判定 リバランス判定時には、Address Breakdownにより算定されたトークンアロケーションの変動値が3%以上の場合にリバランスが実行されます。つまり、ポートフォリオ内のトークンの配分に大きな変化がある場合に調整が行われます。なお、3%未満の変動に対する細かいリバランスは行われません。 取引判定 取引は、Coingeckoでの価格に対して不利な方向に1%以上乖離した場合に保留されます。この価格乖離には、プライスインパクトやスリッページによる影響も考慮されます。取引が保留されることにより、最適な取引価格を確保します。 ポートフォリオの縮小判定 ポートフォリオ内の特定のトークンが全体の資産に対して2%未満の割合になる場合、次回のリバランス判定でそのトークンの割合が0%に調整されます。これは、Deposit時に必要となるToken数量を一定以上に保つ必要があるための制限です。最低投資金額が100ドルとなるため、1トークンあたりの最低額が2ドル以上に制限されます。 このリバランスプロセスにより、LOCKONプラットフォームは市場変動に適応し、投資家のポートフォリオを最適な状態に保つことができます。リスク管理とリターン最大化を組み合わせることで、投資家に信頼性の高い運用サービスを提供しています。 LOCKONが提供するPassiveとBalanceの特徴や違いを教えてください。 Passive Passiveは、安定した利益を追求するアドレスを対象にしたバスケットです。過去1年間で安定したリターンを実現しているアドレスが選定され、そのアドレスの取引頻度が低く、低ドローダウンを持つアドレスが特に対象とされます。 利点: Passiveは低リスクを維持しながら、収益の再現性に焦点を当てた商品です。投資家は比較的安定したリターンを期待できます。安全性を重視する投資家に適しています。 Balance Balanceは、Passiveに比べて高い収益性を目指す商品です。高収益アドレスの中でも低ドローダウンを持つアドレスが選定され、そのアドレスの取引頻度が高い場合でも、低リスクで高いリターンを追求します。 利点: Balanceは収益性を重視し、リスク管理のバランスを取った商品です。高いリターンを求める投資家に適しています。高い収益性を実現しながら、ポートフォリオのリスクを最小限に抑えることができます。 今後は更なるリターンが期待できるActiveをローンチ予定です。 LOCKON Website 今後のロードマップについて教えてください。 LOCKONは、ロードマップにおいてさらなる成長と拡張を視野に入れています。 INDEXトークンのステーキング 投資家はINDEXトークンをステーキングすることができ、追加の報酬を受け取ることができます。ステーキングはプラットフォームの成長に貢献し、投資家にさらなる利益をもたらします。 リファーラルプログラム LOCKONは、他のユーザーを紹介することで報酬を得ることができる招待機能を導入する予定です。ユーザーは友人や仲間をプラットフォームに招待し、報酬を受け取ることができます。クレジットカード決済 LOCKONはクレジットカード決済をサポートすることを目指しており、ユーザーがエコシステムに参加する際にさらに便利になります。これにより、ユーザーは簡単にアセットにアクセスできます。※日本での対応は不可 マルチチェーン対応 LOCKONは将来的に、複数のブロックチェーンネットワークに対応する計画です。これにより、ユーザーにより多くの選択肢を提供します。 デリバティブ取引への対応 今後はデリバティブ取引にも対応していく予定なので、相場が悪い場合でも利益を出せるINDEXを実現していきます。 $LOCKトークンの発行 ステーキングをする事でインデックス報酬とは別にステーキング報酬を得る事ができ、保有量に応じて手数料をユーザーに還元予定です。 $LOCKトークンTokenomics コミュニティ質問 LOCKONの弱点は何ですか? INDEX分析の上で利益を出しているアドレスが資産になるので、そのアドレスが漏れると他にも使われてしまう事が懸念されています。この事からLOCKONがオンチェーン分析したアドレスは基本的に非公開としています。 また、今後オンチェーン分析が一般化されていくと大口のヘッジファンドなどがオンチェーン分析を活用したトレードを行ってくる可能性があります。その場合は今よりもエッジが減少してしまうので、それまでにデリバティブトレードなどの開発を進めていく予定です。 コピーしているクジラのアドレスに仕掛けられて損をする可能性はありますか? スキャルピングなどの取引速度が早いウォレットアドレスは選定されないように構築されています。速度に依存せずに中長期で利益を出しているウォレットを選定し、さらに取引ボリュームになるべく左右されないような銘柄を選定するようにしています。 アドレスは公開していないので、自分のアドレスがトラッキングさているかわかりません。また、大きな出金など、不審な動きがあった場合に自動で対象アドレスから外れる仕様があるのと、今後10アドレスなど対象アドレス数を増やし、1アドレスあたりのリスクをより分散する予定です。 コード監査は受けていますか? コントラクトの更新があるたびに監査を通しています。 参考:LOCKON | GitBook チームは何名で稼働していますか? 15〜20名で稼働しており、その中にはハーフタイムの方もいます。 $LOCKトークンの詳細を教えてください ステーキング、リファーラルボーナス、インデックスボーナスにも使われる予定です。インフレしないようなトークンモデルを採用しており、発行はまだしていません。 エアドロップの詳細を教えてください LOCKONローンチを記念してエアドロップキャンペーンを開催しております。 TwitterのフォローやDIscord参加などの数分で終わる簡単なタスクですのでぜひご参加ください! LOCKON × GALXEキャンペーン 今回はオンチェーン分析を活用し最適化された投資を実行するプラットフォーム、LOCKONについてのAMAを開催致しました。LOCKONのインデックス取引は、トレードの知識がないユーザーでも自分のリスク許容度にあった投資をすることができるDeFiプラットフォームです。 アドレス選定基準やポートフォリオリバランスの仕組みについては、ユーザーにとってより良い利益を出せるように緻密に構築されていると感じました。また、暗号資産市場は変化がとても早く、大きなリスクもある中でもしっかりとユーザーに利益を還元しているという事も魅力的です。 今後のLOCKONの動向やイベントの情報に関しては、公式ウェブサイトやSNSをご確認ください。 関連リンク LOCKON Website | Twitter (X) | Discord | Telegram boarding bridge Twitter | Discord | Link3 | Articles 執筆:MaFi Twitter | Substack
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2023/09/11Bitcoin上のDeFiプロトコル「ALEX」AMAまとめ
執筆:杞憂 Bitcoin L2上でDeFiの構築を目指す「ALEX」のAMAを、CryptoTimes公式コミュニティであるboarding bridge(bb)にて開催しました。 以下はその内容を要約したものです。 AMA概要 ・日時:2023年9月8日(金)21:00 JST ・場所:bb Discord AMA-Voice ・Giveaway:100$ in ALEX × 10名 参考:ALEX AMA スピーカー ・chiente hsu | Co-founder of ALEX ・arata | CryptoTimes ・Kiyu | boarding bridge ・キメラゴリラ | boarding bridge (敬称略) AMAセッションの内容 自己紹介 私はALEXのCEO兼共同創立者です。台湾で生まれ、オーストリアのウィーンで育ちました。そこで博士号を取得し、経済学のテニュアトラック教授になりました。 ウォール街に入ったのは20年以上前です。Credit Suisseに入社し、その後Morgan Stanleyでクオンツ戦略の責任者を務めました。Financial Times Pressから「Rule based investing(ルールに基づく投資)」という本も出版しました。 私がクリプトに興味を持ち始めたのは、2008年の世界金融危機の後、伝統的な金融システムの非効率性が著しく高まったからです。具体的には、過剰な規制や肥大化したミドルオフィスとバックオフィス、金融機関の惰性などが挙げられます。 ALEXのアイデアが生まれたのは、ちょうど1年前です。クリプトやDeFiは、成長を通じて技術的には洗練されています。しかし金融工学の観点からは、金融の基礎と工学の両面でこの分野に望まれるものがたくさんあり、私はそれについて共同創業者のRachelおよび現CTOのChanと電話で話し合っていました。 Rachelの息子のAlexはちょうど1歳で、私たちがDeFiと呼んでいるものが、彼にとって日常的な金融になることを想像していました。そのとき私たちは、受動的な観客になるのではなく、私たちがキャリアを積んできた伝統的な金融よりもDeFiが優れたものに成長するよう、構築者になろうと決めたのです。 未来の金融に対する私たちのビジョンは、パーミッションレスで分散化され、誰もがアクセスできるものです。そして私たちは今、「Automated Liquidity Exchange(自動流動性取引所)」であるALEXを創設しています。 質問のトピック ALEXについて簡単に紹介をお願いします。 ALEXは、経験豊富なウォール街出身のメンバーによって構築され、Bitcoin上で最大のDeFiとなっています。トレーディング、リスク管理、金融商品設計における長年の専門知識をTradFiからDeFiに変換することで、ALEXは両世界のベストをシームレスに融合しています。 2022年1月にメインネットを立ち上げて以来、ALEXは一連のサービスを発表してきました。具体的には、AMM DEX、ステーキング、ファーミング、オーダーブック、そしてBitcoin L1トークンのローンチパッドなどがあります。 最近のMessariレポートで公開されたように、私たちはStacks(L2)レイヤーのdAppsが持つTVLのうち、92%以上を占めています。 ・Ethereum、BSCとStacksをつなぐALEXブリッジの展開 ・Bitcoinで決済される世界初のオーダーブック、B20の導入 ・韓国有数の取引所であるBithumbをはじめ、Gate、MEXC等主要なCEXへのALEX上場 ・Twitter/Xで9万3千フォロワー、Discordで5万5千メンバーを擁する強固なコミュニティ構築 現在ALEXは、単一のDeFiプラットフォームから金融アプリケーションの広大なエコシステムへと移行する態勢を整えています。我々は、開発者が独自の金融dAppsを作成するために必要なツール、資金、メンターシップを提供し、ALEXがBitcoinの金融レイヤーとしての地位を確固たるものにすることを目指しています。 ALEX | Top page どのようにBitcoinでスマートコントラクトの実装を可能にしていますか? Bitcoinはセキュア(安全)かつイミュータブル(不変)な設計です。トランザクションの送受信は可能ですが、拡張性を有するスマートコントラクトを実装することはできません。 ALEXは、スマートコントラクトのためのBitcoinレイヤーであるStacks上でスタートしました。簡単に説明すると、分散型アプリケーションはStacks上で実行され、Bitcoin上で決済されます。Bitcoinのスクリプト可能な決済レイヤーにはない完全なプログラマビリティを提供しながら、Bitcoinのセキュリティと資本を活用することができます。 Stacksは、Proof-of-Transfer(PoX)コンセンサスメカニズムとClarityプログラミング言語により、Bitcoinの完全なステートを把握しており、常にBitcoinの情報を読み取ることが可能です。PoXでは、マイナーはコンセンサスに参加する適格なStacksアドレスにBTCを配布します。STX保有者がコンセンサスに参加し、マイナーからBTCを獲得するこのプロセスは"スタッキング"として知られ、2021年1月にStacksメインネットの一部として開始されました。 PoXはBitcoinのProof-of-Work(PoW)コンセンサスと並行して実行され、Bitcoin L1上でStacksトランザクションのハッシュ化と決済を行います。 新たにマイニングされたStacksブロックのメタデータは、すべてのBitcoinブロックにアンカリングされ、ユーザーはBitcoinブロックを介して正規のStacksチェーンを検証することができます。その結果すべてのALEX上の取引は、Bitcoin決済の安全性を保証されることになります。 なぜBitcoinにDeFiが必要だとお考えですか? BitcoinはDeFiを必要としません。BitcoinはDeFiが登場する何年も前から存在しており、DeFiが消滅してもBitcoinは残るでしょう。 しかし、Bitcoin特有のセキュリティと不変性がなければ、DeFiが大きく普及することはありません。 ALEXのビジョンは、設立当初から普遍的かつ包括的な金融を実現することです。ウォール街のクオンツで構成される私たちのチームはこの平等主義的な金融の未来を築くために、基盤となるものは最も安全で分散されており、価値のあるブロックチェーンでなければならないことを理解していました。そして私たちは、Bitcoin上に構築するという逆張りの決断を下しました。なぜなら、長期的にはそれがすべての違いを生むからです。 私たちは、OrdinalsやBRC20以前、Bitcoinがまだ純粋なマネーレイヤーであった頃からBitcoin DeFiを構築していました。そして今、私たちはBitcoin上のNFTやFTに対する大きな興奮と人気を目の当たりにしており、次はDeFiの認知度が高まると信じています。 Bitcoinはユニークです。最初の暗号通貨であるBitcoinの採用は自然発生的なものであり、他のブロックチェーンでは決して再現できない真に本格的な非中央集権化を可能にしました。Bitcoinの検証は、POWのエネルギーコストを通じて現実世界に紐づいており、それなしに自明な真実の歴史は成り立たちません。PoWとは、真実を決定する物理学に信頼を置くことなのです。 BitcoinにDeFiを構築する上での課題はなんですか? BitcoinでDeFiを構築する課題は2つあります。 技術面では、Bitcoinのスクリプトは制約が多く、開発者にとって参入障壁が高いです。コミュニティには、開発を支持するビットコイナーがいる一方で、抵抗感やイデオロギーの強い "マキシ "も存在します。 BRC20トークンを例に挙げると、Bitcoinのブロックチェーンはトークン規格のルールを強制しておらず、トークン操作は比較的時間がかかり非効率です。BRC20トークンを送金するには、"送金"ボタンを選択するだけでは実行されません。送金を記録し、その送金記録を別のBitcoinウォレットに送信する必要があります。 そして、BitcoinはBRC20のデータを読み込むことはできないため、規格のルールは中央集権的なオフチェーンインデクサーによって強制されます。これにより、オフチェーンインデクサーによる操作が悪用によってユーザーの保有資産を危険にさらす可能性があり、中央集権的なリスクを生み出します。 ALEXはこの問題を解決するために積極的に取り組んでいます。我々は、Domoのようなパイオニアや、BestinSlot、OKX、Hiro system、Unisatなどの主要な既存のオフチェーンインデクサーと協力し、「インデクサー of インデクサー」を構築しています。このコンセプトは、プログラマビリティとBitcoinのステートを読み取るというStacksレイヤーのユニークな特性を生かし、BRC20のインデックスに関する分散型コンセンサスをリードします。 このセットアップでは、オフチェーンのインデクサーがオンチェーンのインデクサーにイベントを提出し、検証します。ウォレットと分散型アプリケーションは、このオンチェーンインデクサーから有効なイベントを参照することができ、Bitcoin DeFiに革命をもたらすという我々のミッションにおけるエキサイティングな一歩となります。 Stacksエコシステムにおける他のdAppsとのコンポーザビリティはありますか? ALEXのAMMスワップは、Xverseウォレットに統合されており、ユーザーはXverse上で直接Stacksトークンを交換することができます。また最近では、OKXウォレットにも統合されました。 ALEXの次のフェーズでは、ビルダーが独自の完全な機能を備えた金融dAppsを立ち上げられるようにします。 B20 OrderbookとL1 Launchpadをリリースした現在、私たちはL1アセットとL2プログラマビリティを組み合わせることの難しさを身をもって知っています。 Bitcoin上のDeFiビルダーは、スマートコントラクトおよび集約された流動性を持つコンポーザブルなdAppsのビルディングブロックを利用することができます。私たちはAPIやSDKを提供するだけでなく、金融アプリケーションのエコシステムを育成するための助成金、ネットワーキング、メンターシップを提供しています。5,000億ドルのビットコインキャピタルを有し、ユースケースやセキュリティ、直感的なデザインを適切に組み合わせることができます。ALEX Layerは、開発者、技術、機会を組み合わせ、ゲームチェンジの瞬間を触媒とする理想的な条件を作り出すでしょう。 ALEX Lab | B20 (Order book) コミュニティQ&A 年内に予定されているStacksのsBTCローンチに伴いALEXは何か準備していますか? もちろんです。sBTCはStacksにおける大きな鍵となり、ALEXのほぼすべての側面に統合される予定です。 すべての機能は、ユーザーからのフィードバックや提案に基づいて組み合わされているのでしょうか? はい、私たちは常にコミュニティからのフィードバックを受け取り、トークン・ミックスやローンチパッドで立ち上げるプロジェクトについてガバナンス投票を行っています。 プロジェクトはALEXトークンの価値、流動性、有用性をどのように高めるのですか? ALEXはガバナンストークンであり、ALEXを保有することで、プロトコルの方向性について提案し、投票し、プロトコルの収益の分配を受けることができます。私たちは、順応性と粘り強さによってコミュニティに最も貢献できると信じています。 Stacksは今後数ヶ月のうちに、スマートコントラクトレイヤーでBitcoinのための信頼された最小ペグイン・ペグアウトであるsBTCをローンチする予定です。そして、取引時間を〜5秒に短縮するために設計されたNakamotoリリースがあります。これらは大きな改善となるでしょう。 ユーザーの信頼を得るために最も重要なことは何だと思いますか? web3でユーザーの信頼を得るために最も重要なことは、「信頼」が本当に必要ないこと(トラストレス)を示すことです!私たちは100%オープンソースのプロトコルで、すべてがオンチェーンで透明性があり、コードは完全に監査可能です。 Ethereumのことをどう思ってますか? Ethereumは素晴らしい実験的な後発技術であり、多大なイノベーションの源であり、私たちにインスピレーションを与えてくれます。 私たちはEthereumの長所をBitcoinに取り入れたいと考えています。私たちは、Proof-of-Workがそのセキュリティ保証においてユニークであり、クリプトと物理的な領域をつなぐものであると信じています。将来はマルチチェーンになると信じています。 ALEXの名前の由来は? ALEXの構想が生まれたのは2年前です。Chienteは共同創業者のRachel とCTOのChanと電話で、暗号通貨やDeFiの成長について、また技術的には洗練されているものの、金融工学の観点からは、金融の基礎や工学の面でこの分野に望まれることがたくさんあることについて話し合っていました。 Rachelの息子のAlexはちょうど1歳で、私たちがDeFiと呼んでいるものが、彼にとって日常的な金融になることを想像していました。そのとき私たちは、受動的な観客になるのではなく、私たちがキャリアを積んできた伝統的な金融よりもDeFiが優れたものに成長するよう、構築者になろうと決めたのです。 未来の金融に対する私たちのビジョンは、パーミッションレスで分散化され、誰もがアクセスできるものです。そして私たちは今、「Automated Liquidity Exchange(自動流動性取引所)」であるALEXを創設しています。 DeFiはBitcoinに更なる価値を与えるものになりますか? Bitcoinはお金ですが、世界を動かすのは金融です。 Bitcoinが貸し借りに使えるようになり、中央銀行に匹敵するような金利カーブを作ることができ、人々がBitcoinを「働かせる」ことができるようになり、Bitcoinの価値が高まれば、Bitcoinは今よりもっと素晴らしいものになるでしょう。 セキュリティ対策について教えてください。 私たちはセキュリティに非常に真剣に取り組んでいます。もちろん、どんなプロトコルでもリスクがゼロとは言い切れませんが、私たちはすべてのコードに対して徹底的なセキュリティ監査を行っており、ImmuneFiを通じてオープンなバグバウンティプログラムを実施しています。 Nakamotoアップグレードにより、BitcoinのDeFiはどう変化しますか? 私たちはNakamotoにとても期待しています。5秒以内のセキュリティ時間により、BitcoinのDeFiは他のチェーンと同じようなスピードになります。 最大のBitcoin DeFiであるALEXは「Uniswap on Bitcoin」のようなもので、Bitcoinに起因して取引に10~20分かかるとわかると、多くのユーザーは敬遠してしまいます。これはユーザーエクスペリエンスにとって非常に重要です。 近い将来、多くのユーザーを獲得するためにマーケティングを強化する計画はありますか? 信じられないかもしれませんが、マーケティングに関してこれまでの成長はすべてオーガニックなもので、現在9万2千人のTwitterフォロワーと5万5千人のDiscordメンバーにリーチしています。 将来的にはもっと積極的にマーケティングを行いたいと思っていますが、最高のインフラを整えることも重要です。現在、他のチェーンからALEXを利用するユーザーは、取引時間に10~30分を要し「遅すぎる」というのが1番の感想です。それは私たちがBitcoinに固定され、Bitcoinのブロックタイムに縛られているためです。 Stacksは今後数カ月でNakamotoをリリースし、取引時間を5秒以内に短縮する予定です。そうなれば、Bitcoin決済のセキュリティが保証され、取引速度のユーザーエクスペリエンスが他のチェーンに匹敵するようになるため、積極的にマーケティングを行う意味が増します。 日本へのマーケティングプランについて教えてください 私たちはStacks Japanと協力し、このようなコミュニティから最適なアプローチを提案してもらう予定です。現時点では、私たちはオーガニックな成長の構築と、sBTCの主要なエコシステムの発展、ならびにStacks上でのNakamotoのリリースに備えることに集中しています。これらが整えば、私たちは積極的なマーケティングキャンペーンを行うためのより強力なポジションを得ることができるでしょう! プロジェクトチームは何人いますか? 世界中(アメリカ、ヨーロッパ、アジア)で働く約12名のメンバーがいます。 開発者になるために、アカデミーのような場所はありますか? ALEXの助成金を新規開発者に開放したばかりですので、ぜひ申請をご検討ください! BuildOnALEX Application Form ALEXの最終的なビジョンは何ですか? 私たちの究極のビジョンは、人民による人民のための金融です。一部の特権階級に支配されない、普遍的な金融です。 長期的には、リアルワールドアセット(RWA)のトークン化が常に私たちのビジョンの中心にあります。ブロックチェーンは富の決済のための優れた技術です。世界には360Tドル以上の実世界資産があり、これらは徐々にトークン化されるでしょう。 RWAをALEXや広範なBitcoinエコシステムと統合することで、これらの資産が取引を開始する際には、Bitcoin DeFiの安全性を享受できるようになります。私たちが現在構築しているインフラが究極のユースケースを見出すのはそこであり、金融包摂はもはやビジョンではなく、現実となるのです。 ALEXが今検討している新技術は? 当社のスケーラビリティソリューションであるB20 Orderbookに実装された新技術は、ロールアップ技術を使用しており、Bitcoinの取引環境を新たな方向へと導いています。そのロールアップ技術により、B20はすべてのトラフィックをそれ自体に迂回させることでL1のネットワーク負荷を大幅に軽減し、中央集権取引所(CEX)を反映した使い慣れた効率的な取引環境をユーザーに提供します。 これはALEX Layerの始まりであり、私たちはBitcoinの金融レイヤーを作りたいと考えています。Bitcoin L1の資産をスマートコントラクトL2に移行し、完全なプログラマビリティ、より高速な取引、アプリケーション間での統一された流動性を手に入れることができます。 日本のコミュニティに何を求めていますか? 私たちは日本のコミュニティを愛しています。私たちと関わり、質問し、改善点を伝え、Bitcoin DeFiが非常に特別な機会である理由について他のユーザー教育を手助けをする、まさに今あなたがしていることを続けてください。 Bitcoinの時価総額は5,000億ドルで、DeFiへの投資は0.01%未満です。Ethereumの時価総額は$200Bで、DeFiは27%です。Bitcoin DeFiが本当に「目覚め」た時、それは暗号資産における最も信じられない成長の機会の一つです! BTCのトランザクション速度の遅さはDeFiに影響を与えませんか? トランザクション速度は間違いなくBitcoin DeFiの足かせになっています。トレーダーはスピードを求めます。裁定取引の機会やポジションのエントリーに非常に重要です。 Bitcoin L1はセキュリティと分散化を最大化しますが、スケーラビリティはL2で行う必要があります。これがゲームチェンジャーとなり、トレーダーをBitcoin DeFiに呼び込み、Bitcoin決済のスピードとセキュリティの両方を手に入れることで、他のチェーンのDeFiに匹敵することができると信じています。 EVMなど他のチェーンへの展開は予定されていますか? ALEXブリッジは、ETH上およびBinance上のUSDTをStacksの流動性にリンクします。現在、私たちはBitcoin DeFiの可能性を最大限に引き出し、BitcoinのナイーブなDeFiプロトコルに5,000億ドルのBitcoin資本をもたらすことに注力しています。将来はマルチチェーンであり、Ethereumはその実験的なレイヤーであると信じています。 今はどの国のユーザーが多いですか? Stacksは韓国でとても人気があり、最もアクティブなユーザーは韓国人ですが、私たちのDiscordには世界中のユーザーが参加しており、非常に多様です。 ユーザーを長期的に惹きつけるための戦略はありますか? 暗号資産市場は非常に競争が激しいですが、砂の上に家を建てるべきか、岩の上に家を建てるべきか、という問題があります。 多くのプロトコルが他のチェーン上にあり、スピードや新機能はあっても、Bitcoinのような14年の実績や、Proof-of-Workによって保証されたセキュリティや分散化はありません。 1900年代初頭、アメリカには2,700社以上の自動車会社があり、誰もが新車が未来だと考えていました。しかし50年後に残ったのは、GM、クライスラー、フォードの3社だけです。私たちは常に長い目で見ているのです。暗号資産の未来がどうなるかは分かりませんが、Bitcoinがその一部であり続けることは分かっています。 ランウェイはどのくらいありますか?現在の収入源は何ですか? 収入はAMMプール、B20オーダーブック、その他の機能から得ています。私たちは財務のプロであり、支出には非常に慎重です。私たちはスプリントではなくマラソンをするために暗号資産を行っています。 おすすめのBTCウォレットアプリはありますか? Heroに対応したLeather wallet、Xverseを試してみてください!どちらも使いやすく、Bitcoin、BRC20、すべてのALEXトークンに対応しています。 Bitcoinチェーン全体のTVLは下がりつつありますが、再び上昇すると思いますか? 私たちにとっては、短期よりも長期が常に重要です。Bitcoinの14年間の軌跡を見れば、その傾向は明らかです。 Bitcoinは、より安全で効率的な金融を可能にする人類の歴史における技術革命です。マネーサプライを修正すれば、世界的な問題の多くを解決できます。長期的には、優れた技術が勝利しします。Bitcoinの未来は、弱気相場の現在には想像できないほど素晴らしいものになるでしょう! 日本に来たことはありますか?日本のクリプトユーザーの印象を教えてください! 私は日本に行ったことがありませんが、絶対に行きたいと思っています。日本のクリプトユーザーは非常に知的で、高度な情報を持っており、彼らが提供してくれるフィードバックや洞察は、私たちにとって最も価値のあるコミュニティのフィードバックの一つです! BRC20チェーンについてどうお考えですか? OrdinalsとBRC20は、暗号通資産の歴史におけるパラダイムシフトを意味します。Bitcoinは「健全な貨幣」を超え、究極のデータレイヤーへと変貌を遂げました。Satoshiは初めて、その金銭的価値だけでなく、Satoshiに刻まれた情報のために使用されました。 Bitcoinのブロックスペースは、暗号通貨の中で最も安全で、破壊されず、価値のあるブロックスペースです。Ordinalsは、真の「デジタル遺物」であるオンチェーンNFTを作成するだけでなく、Ordinalsのデータは、私たちが積極的に開発を支援している新しいユースケースを可能にしました。 最も成功したのは、@domodata(現在のALEXアドバイザー)が作成したBRC20規格です。Bitcoinのブロックチェーンはトークン規格ルールを強制せず、トークンの運用は比較的時間がかかり非効率的ですが、BRC20は非常に人気があり、現在までに2900万のうち2400万がインスクリプションされました。 暗号資産市場の横ばいやNFT価格の軟化にもかかわらず、夏の間、インスクリプション率は安定していました。次の強気市場は、Ordinals、BRC20トークン、Bitcoin L2に急成長と活動をもたらすと私たちは予想しています。 最後に一言お願いします。 Bitcoinはセキュリティと非中央集権性を最大限に高めており、人類史上どのブロックチェーンやネットワークよりも優れています。スケーラビリティとプログラマビリティにおける限界は、L2のソリューションが適しているところです。 ALEXは、私たちのDeFi開発での成功とTradFiでのキャリア経験を生かし、Bitcoinの金融レイヤーを構築するためにその両方を使用します。ALEXレイヤーは、スマートコントラクトレイヤーへのL1資産のシームレスな移行を可能にし、完全なプログラマビリティと高速決済を実現します。ALEXを通じて流動性を統一することができ、相互接続されたDappsはALEXエコシステム全体の流動性にアクセスできます。これは実際には、永続的な先物取引、オプション、その他の金融デリバティブが手の届くところにあることを意味します。 これからの金融デベロッパーは、ALEXレイヤーの利点を活用し、ゼロスクラッチの障壁なしに構築することができます。 まとめ Bitcoin上でDeFiを構築するプロジェクトは珍しいですが、ALEXは明確なビジョンと意志を持って進めていることが感じられました。これまでBitcoinはトランザクションスピードが遅く、取引や決済には向かないというイメージが持たれていましたが、今後StacksのsBTCやNakamoto Releaseといった新技術で改善が見込まれると聞き、Bitcoin周りのプロトコルに対する期待が高まりました。 現在はEthereumのL2・L3が主流として盛り上がっていますが、ALEXレイヤーによるBitcoin L2の規模が拡大していく未来も十分に考えられそうです。今後ALEX・Stacksを始めとしたBitcoin周りの技術発展にしっかりと注目していきたいと思います。 関連リンク ALEX Website | Twitter (X) | Discord | Whitepaper boarding bridge Twitter | Discord | Link3 | Articles 執筆:杞憂 Twitter | Link3
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2023/09/08ARプラットフォーム「IZUMO」AMAまとめ
AMA主催・記事執筆:MaFi 今回の記事は8月21日にboarding bridgeにて開催されたIZUMO AMAについてのまとめ記事になります。 AMA概要 日時:2023年8月21日(月)21:00 JST 場所:bb Discord AMA-Voice Giveaway:LAND NFT × 1名 参加者:435名 参考:IZUMO AMA スピーカー ・Oginome | IZUMO Founder ・フジイシュント | IZUMO Community Manager ・ふくちゃん | Samurai Guild Games ・杞憂 | boarding bridge ・MaFi | boarding bridge AMAセッションの内容 質問のトピック IZUMOはどのようなプロジェクトですか? IZUMOは双方向性を持つARプラットフォームです。スマートフォン一台で誰しもがARオブジェクトを設置でき、設置されたARオブジェクトは他のユーザーからも閲覧可能です。 そのARオブジェクトはNFTを使って所有権が管理されています。 設置できるオブジェクトの種類は順次増えていきますが、2D・3D・動画・プログラムであり、ARを使って街をデコレーションできるだけでなく、ソーシャル性を持ったARゲームをみんなで楽しめたりするようになります。 僕たちが大事にしているのは「画面の外の世界で感動体験の共有をもたらす」プラットフォームになることです。 特に観光や地方創生、リアルイベント、ローカルのお店といった特定の場所で集客を求めている方々に活用していただきたいと考えています。 NFTプロジェクトや事業者はIZUMOを活用してどんなことができますか? 6月にARAEB、8月にSamuraiARというARイベントを実施させていただきました! ARAEB 6月の頭にNFTプロジェクトのAEBが主導して渋谷にてARトレジャーハントというイベントを行いました。 出発点はハチ公前で、ARオブジェクトに次のヒントが隠されており、それを元に隠された財宝を探し出すというゲームです。 ゴールは渋谷のパルコでしたが、iPhoneユーザーのみ参加可能という状況にも関わらず200人もの人々が参加し、渋谷のパルコに向かいました。 【プレスリリース📣✨】 記念giveaway🎁✨ 先日行われた 【ARトレジャーハントin SHIBUYA🗺️✨】 PR timeshttps://t.co/u7AZTSwygN プレス記事をPR TIMESに載せました✨✨ 当日は多くの方にARイベントを楽しんで頂き誠にありがとうございます😆🔥… — AEB/founder BUN👽 (@AEB_NFT) June 21, 2023 ユーザー満足度は92.3%であり、最も大事だと私たちが考えるのはその中に多くの親子が参加したという点です。これは今までのweb3プロダクトではなかなかリーチできなかった顧客層であり、このサービスを拡大させていくために大事な顧客層の一つです。 「人々に楽しんでもらいながら特定の場所に集めることができるという力」はビジネスの観点からも非常に価値が高いのは言うまでもありません。 SamuraiAR 8月末にSamurai Guild Games(Samurai G.G.)主催でARキャンペーンを実施いただきました。恵比寿駅西口からNOX Gallery EBISUまでの設置されたチェックポイントを回って、ARコンテンツを表示させてヒントを元にゴールを目指すというゲームです! IZUMOのアプリカメラで街中を写すとARコンテンツが表示され、チェックポイントでは協賛PJのキャラがお出迎えしてくれ、チェックポイントやゴールの画像をTwitterに投稿することで、抽選で協賛品をGETできます。 🔥SamuraiGGプレゼンツ #SamuraiAR🔥 恵比寿駅西口からNOX Gallery EBISUまでのマップとチェックポイント情報を公開します❗️ A: 元素騎士 オンライン @genso_meta B: 初代タイガーマスクNFT @1stTIGER_NFT C: AKIVERSE @Akiverse_io D: CryptoBusters @Crypt_Busters E: 香りNFT @hrz_co_jp… https://t.co/MpRAhyPoQD pic.twitter.com/IWCeg5YPGZ — 【公式】Samurai Guild Games (@SamuraiGuildNFT) August 23, 2023 イベントにはインフルエンサーのゆなゆなさんも参加してくださり、イベントの様子をレポートしてくださりました。ぜひご覧ください! https://youtu.be/k2qckd0sDVg Samurai G.G.のオウンドメディア“GOMOQU”でも当日の様子や、次回イベントに向けての意気込み等が記載されております。必見です! 参考:スマホでAR新体験。SamuraiGG×IZUMO ARトレジャーイベントをレポート! 近々、ARイベントの実施予定はありますか? 9月9日にAEBさんのコミュニティ向けのイベントにて、IZUMOを使っていただけると聞いております。東京会場(渋谷)にて、ARトレジャーハントを実施いただきます。 注目ポイントとして、初めての試みであるARショップを開店させていただく予定です。ぜひご参加ください! ▱▱▱ 【重大発表】 ▱▱▱▱ 🔥AEB BEGINSリビール祭🔥 ▱▱▱▱▱▱▱▱▱▱▱▱▱ 遂に‼︎‼︎‼︎AEB BEGINSリビール日決定✨ リビールに合わせてリアルイベント(オフ会)祭りを行います‼︎‼︎ ☑️リビール日 2023 / 09 / 09 ☑️オフ会開催場所 TOKYO / OSAKA / ※online… pic.twitter.com/jFyG0oa4Gx — AEB/founder BUN👽 (@AEB_NFT) September 1, 2023 IZUMOとSamurai G.G.のARトレジャーハントはどのような背景で実現しましたか? 今回は、LAND販売、IZUMOarリリースのタイミングに合わせて、プロジェクトと連携した施策を実施しようと考えておりました。 30以上のプロジェクトの中から、積極的に提案・コミュニケーションいただいたSamurai G.G.さんとのコラボが決定しました。スケジュールもタイトだったのですが、快く承諾してくださり、IZUMO側でサポートしながら、Samurai G.G.側でゴリゴリと作り進めてくださいました。 引き続き、ARイベントのオーナー様は募集しておりますので、気軽にお声がけください! Web2ユーザーを引き込むための取り組みやお考えをお聞かせください。 ARの技術はWeb3のみに閉じた技術ではないため、様々なWeb2事業社とのコラボレーションの協議を進めております。例えば、ARでアニメやドラマのキャラクターのワンシーンを設置することで、ARによる聖地巡礼などが考えられます。 Q.じゃあ誰がホログラム貼るの? A.IZUMOでしょ😆@IZUMO_official ※こちら勝手に宣言しているだけです。映像とツイートは一切関係ありません。#IZUMO #TOYOTA #AR #メタバース pic.twitter.com/oMDN2Z01nN — ShuntoFujii|フジイシュント (@shuntofujii) January 14, 2023 我々の技術を利用してコンテンツを作りたいという事業社は多く、そういったtoB文脈で球をこめているのが、現在のステップだと言えます。そしてコンテンツが良ければ、自然とWeb2.5のようなところにエンドユーザーを誘導していくことが可能だと考えております。 AMA内では、スタンプラリーや災害時での避難誘導などでもAR技術を活用することができるのではないか、といった意見もコミュニティから上がっておりました。 実際に今年6月に行われたクリプトイベント「IVS」では、駅から会場までをAR技術を使って道案内を行ったりもしています。 IVS2日目! 昨日めちゃくちゃ大好評だった【AR道案内】 ショートバージョンを貼っておきます! 駅から会場までエイブが道案内してくれているのがめちゃくちゃ可愛い😆🔥 位置情報に対してARオブジェクトを置いているのでみんなが同じ目線でARの世界を楽しむことができるのがいいですね👍… pic.twitter.com/dQ1xRKuwvc — AEB/founder BUN👽 (@AEB_NFT) June 28, 2023 Zaif INOで販売中のLAND NFTについて、ユーティリティやメリットを教えてください 。 ARオブジェクトは全て、緯度経度高度を使った座標に紐づいて設置されます。ランドオーナーは自分の土地に設置されるARオブジェクトの管理を行う権利を有します。 例えば、世界中のユーザーに開放して自由な創作の場として提供して家賃収入のようなものを得る方向性もあれば、特定のユーザーにだけ編集権限を開放してARゲームセンターのようなものを作ったり、地元のビジネス(例えば飲食店)と連携して収益化を図ることができます。 また、それぞれの土地を育てるゲーム性も備わっており、ただ所有するだけではないNFTとなっています。 通常のメタバースのランドと似ていますが、最大の違いはARを使い、実在するこの世界と紐づいていることです。ユーザーになりうる人たちは、そのランド上を知らず知らずのうちに歩いている人々であり、 地元のビジネスと連携することでさまざまなビジネスチャンスがもたらされます。 LAND NFTのセールに関する詳細情報を教えてください。 時 期: 2023年7月28日(金) 13:00(JST)〜8月28日(月) 13:00(JST) 場 所: 単 品.→ https://zaif-ino.com/NFT/64 ロット → https://zaif-ino.com/NFT/65 数 量: 20,000個 価 格: 単品 85MATIC ロット 765MATIC 対象地域:福岡、大阪、京都、神奈川、東京、札幌 ロットに中心地を設定しており、これまでには、東京スカイツリー、北海道の時計台、京都駅などが当たっているようです!765MATICと少し高いですが、良いところを狙うならおすすめです! LAND NFTセール概要 | IZUMO Twitter 今後のロードマップやトークンの発行予定などはありますか? 8月にロンチバージョンのアプリをリリースしており、基本的な機能であるARステッカーNFT機能からスタートしました。 2023年Q3には3DARNFTをはじめ、AR機能の追加、2023年Q4には今回セールを行うランドオーナー向けユーティリティと、屋内でも使用可能にする予定です。 また時期は未定ですが、IZUMO内の商流のためのトークンやマーケットプレイスの開発も考えております。 IZUMOar iOSアプリ | Androidアプリ まとめ IZUMOのAMAを通じて、AR技術が持つ大きな可能性や活用の仕方を改めて知ることができました。 また、IZUMOはAR技術に加えてメタバースやNFTなどのWeb3の要素も組み込んでいることから、Web3をまだ知らない新しいユーザー層を巻き込み、Web3の世界に引き込んでくれる、Web2とWeb3の橋渡しのような存在になるのではないかと強く感じました。 関連リンク IZUMO Website | Twitter | Discord | Telegram boarding bridge Twitter | Discord | Link3 | Blog AMA主催・執筆:MaFi Twitter | Substack
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2023/09/04Ethereumレイヤー2ソリューション「Starknet」AMAまとめ
AMA主催・記事執筆:TakmanKid Ethreumレイヤー2ソリューションとして人気の高い「Starknet」のAMAを、CryptoTimes公式コミュニティであるboarding bridge(bb)にて開催しました。 以下はその内容を要約したものです。 AMA概要 ・日時:7月30日(金)21:00 JST ・場所:bb Discord ・参加者:1068名 参考:Starknet AMA スピーカー ・Shani|StarkWare ・Galronx|StarkWare ・arata|CEO of CryptoTimes ・w33|Reserchar of CryotoTimes ・Rairu|boarding bridge ・TakmanKid|モデレーター AMAの内容 トピック StarkNetの主な特徴を教えてください。 StarknetはEthereum上のValidity Rollupです。パーミッションレスの分散型ブロックチェーンであり、ユーザーはセキュリティに妥協することなく、低いガス料金を享受することができます。 StarknetはSTARK証明という数学的技術を使ってEthereumをスケールします。Ethereumは非常に分散化された安全なブロックチェーンですが、拡張性はあまり高くなく、1秒間に約15件の取引しか処理できません。 STARK証明は、非常に少ない作業(トランザクションを実行するよりも指数関数的に少ない)で、大量のトランザクションの有効性を検証することを可能にします。これにより、Starknet上で大量のトランザクションを処理し、それが有効であることを検証するためだけにEthereumを使用します。これにより、高いガス代を支払うことなく、Ethereumのセキュリティを享受することができるのです。 StarknetとStarkWareの違いを教えてください。 StarkWare社は、STARK証明の技術を使い、ブロックチェーンのスケーリングソリューションを開発する会社です。Starknetは、StarkWareのチームが独自に開発したパーミッションレスの分散型有効性ロールアップです。 もうひとつ、Starknet財団があります。こちらはStarkWareから独立した組織で、コミュニティガバナンスメカニズムへのステップとして設立されました。 どのような企業やプロジェクトと協業していますか? Starknetは、Chainlink、ConsenSys、Ledger、Argentなどのブロックチェーンの多くの主要企業と提携しています。これらの企業のいくつかはすでにStarknet上でサービスを開始しており、その他は近々開始する予定です。 StarkWare Ecosystem 他のレイヤー2と比較したStarknet独自の強みは何ですか? 最大の利点は、我々の技術が実戦テスト済みであることです。 Starknetでは、StarkWareが開発した別のプロダクトであるStarkExと同じ基本コンポーネントを使用しています。当社のユーザーは、すでに3年以上使用している技術を享受しており、dYdX、ImmutableX、ApeXなどのプロダクトを通じて累計10億ドル以上の取引ボリュームを達成しています。 StarkEx | StarkWare また利点の一つとして、Account Abstractionに特出しています。 Starknetでは、すべてのアカウントがスマートコントラクトであり、より柔軟なロジックとサービスが提供可能です。zkSynkはSNARK証明と呼ばれる別の技術を使用していますが、私たちはSTARK証明を使用しています。Starknetの開発者はCairoという特別なプログラミング言語を使いますが、これは非常に使いやすく、STARK証明で効率的に動作するよう特別に設計されています。 Account Abstractionの基本理解 提案やユースケースの紹介・解説 さらに、Starknetには強力なコミュニティがあり、7月にパリで開催されたStarknet Community Conference(StarknetCC)では、Vitalikを含め500人以上が参加しました。 Starknet上で注目のdAppsや将来的なキラーコンテンツは何ですか? Starknetはパーミッションレスで、誰でもStartknet上にdAppをデプロイすることができます。実際多くのゲームやNFTアプリがStarknet上で構築されています Starknetのインフラは、ゲームが必要とする大規模なスループットと計算を可能にします。また、StarknetのNative Account Abstraction(ネイティブアカウント抽象化)により、ほとんどWeb2のような優れたUXが実現できるため、ゲームに非常に適しています。 アップデートについて詳しく教えてください。 V0.12.0は実に速くなりました。1秒間に50以上のトランザクションを処理できるため、ネットワークは非常に高速で便利に利用できます。我々は間もなくV0.12.1を発表し、さらに改善する予定です。 V0.13.0の主な特徴は、先に述べたVolitionモードです。Starknetのガス代の約95%は、Ethreumに保存されるデータに関連しています。Volitionモードでは、アプリがデータの一部をオフチェーンに保存できるようになり、利用料金が大幅に安くなります。V0.14.0では「手数料市場」の導入を予定しています。混雑時には、支払う手数料に応じて取引がスマートに選択されるため、ネットワークは円滑に機能し続けるでしょう ロードマップのアップデートはこちらで公開されています。 Roadmap | STARKNE StarkNetのセキュリティ対策はどのようになっていますか? StarknetはSTARKプルーフに依存しています。これはつまり、トランザクションが有効かつオンチェーンで送信できることを保証するために、数学的証明を利用します。 ユーザーに対する重要な保証のひとつは、ユーザーのアカウントから開始されるトランザクションにはユーザーの署名が必要だということです。これにより、オペレーターがユーザーの承認なしにユーザーの資金を送金できる状況を防ぐことができます。 今後、ユーザー拡大に向けてどのような取り組みを行いますか。 2023年の主な焦点はUXの改善です。v0.12ではTPSが劇的に向上し、V0.13ではガス代が削減される予定です。これらはすでに多くの新規ユーザーを惹きつけている素晴らしい改善であり、さらに多くのユーザーを惹きつけることは間違いありません。 Starknetの開発者数も、他のレイヤー2ソリューションとは比較にならないペースで急速に増えています。開発者が増えればアプリやサービスも増え、ユーザーも増えるでしょう。我々はMetaMaskとの協業に取り組んでおり、詳細は近日中に発表する予定です。 Starknet上のミームプロジェクトについてどうお考えですか? 「Starknetコミュニティには、カエルのPEPEをはじめとした多くのミームがあります。このアップデートはStarknetのスループットにとって非常に重要なもので、私たちはコミュニティからキャンペーンの名前とスローガンを募集しました。優勝したスローガンは「More TPS Daddy, 👉👈」でした。この👉👈は本当に人気があり、本当に大きな効果をもたらしました。 まとめ Ethreumのレイヤー2ソリューションは数多く存在しますが、今回は中でも高い人気を誇るStarknetのAMAとして、チームメンバーから直接お話しを伺うことができました。 またdAppsに組み込み可能なStarkExにおいて3年以上の稼働実績を持ち、デリバティブDEXの分野を中心に普及しているという点は、他のレイヤー2とは異なるユニークなポジショニングです。 今後のネットワーク手数料削減に向けたアップデートにも期待が高まります。 関連リンク Starknet Webサイト | Twitter | Discord|Medium|Youtube boarding bridge Twitter | Discord | Link3 | Blog AMA主催・執筆:TakmanKid Twitter | Link3
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2023/08/31国内最大級ゲームギルド「GuildQB」AMAの内容まとめ
主催・執筆:Taka 先日QB Gold Rushのライトペーパーが公開されたことで話題となった「GuildQB」のAMAを、CryptoTimes公式コミュニティであるboarding bridge (bb)にて開催しました。 以下はAMAセッションの内容を要約したものです。 AMA概要 ・日時:8月26日(土)21:00 JST ・場所:bb Discord ・Giveaway:QB Gold Rush NFTs × 3名 ・参加者合計:340名 「QB Gold Rush」公開記念!GuildQBのAMAをbbにて開催✈️⏰8/26 (土) 21:00📍bb Discord💁♂️スピーカー@hori_crypto / @Nangoku_ETH / @namahamu3taro@TakmanKid / @taka_eth🎁QB Gold Rush NFTs × 3✅ Like & RT, Follow↓@GuildQB@bb_jpdao✅Join AMA参加 ▶️ https://t.co/S3mgSqACci pic.twitter.com/GCZ2VSysiP— boarding bridge (@bb_jpdao) August 24, 2023 スピーカー ・Horiguchi | GuildQB Founder ・Nangoku | GuildQB CCO ・namahamu | GuildQB ・TakmanKid | boarding bridge ・Taka | Moderator AMAの内容 自己紹介 Horiguchi GuildQB Founderの堀口です。GuildQBは2年弱運営してきております。今後新しい発表も続くかと思いますので、みなさんぜひフォローいただけると嬉しいです。 namahamu GuildQBでBizDevを務めるnamahamuです。普段は堀口さんからの無茶振りを処理しつつ、最近ではQB Gold Rushの開発にも携わっています。 Nangoku GuildQBでコミュニティ周りを担当している南国と申します。毎週月曜には、クリプトーークというTwitterスペースで、ゲストを呼んで対談などを行っています。 TakmanKid bbとAdminをしているたくまんと申します。普段はQBでもAdminをしています。 Taka bbのTakaです。GuildQBとはもちろん、堀口さんや南国さんとも普段から関わりが深く、今日はラフにさまざまなお話をお伺いできればと思っております。 トークセッションのトピック まずはGuildQBについて簡単に紹介をお願いします。 GuildQBは、web3・NFTゲームをメインテーマとしたゲームギルドです。スタートしたのは2022年の2月で、基本的にはweb3ゲームのコミュニティが中心となっています。それ以外には、ゲームのパブリッシャーやユーザーをweb3にオンボーディングするための取り組みを行っています。今回のQB Gold Rushのリリースもその一環として、幅広いユーザーを巻き込んでいきたいと思っております。 また、単なるコミュニティにとどまらず、web3領域でユーザーが楽しみつつインセンティブを享受できるプラットフォームを目指しています。これまではKISARAGIを中心としたDAOやそのガバナンスに注力してきましたが、今後はプロダクトも立て続けにリリースしていく予定です。KISARAGI NFTはそうしたプロダクトにも活かされ、これまでの取り組みが全て繋がってくるかと思います。 日本でもゲームギルドはいくつかありますが、他と大きく異なるのは、GameFiに関わるコンテンツの全てがGuildQbから提供され、包括的なユーザーオンボーディングができる点です。 Mission | GuildQB 今回発表された「QB Gold Rush」とはどのようなゲームですか? QB Gold Rushは完全に無料で始めることができるブラウザベースのGameFiです。一般的な GameFiは、初期投資が必要であったり、デバイスが限られていたりと、参入しづらい現状があります。 QB Gold Rushではそのような参入障壁を下げ、このゲームを通じてより多くの人にGameFiというものを知ってもらいたいと思っています。 QB Gold Rush | GuildQB Twitter NFTがなくても遊べるのでしょうか? NFT自体は必要ですが、そのNFT自体、今後GuildQBがリリースするプロダクトの中で入手可能になります。よりレアなNFTを保有することでゲームが有利になる可能性はありますが、無料ユーザーでも課金ユーザーに追いつけるチャンスがある仕様を考えています。 ゲームの内容や世界観について詳しくお聞かせください。 ホワイトペーパーにも書かれている通り、ゲーム開発と並行してGuildQBのメタバースにも着手し始めています。ゲーム内の鉱山でマイニングを行い、みんなでメタバースシティを作っていくというのがコンセプトです。ゲーム内で獲得したアイテムなどは、メタバースで使用できるだけでなく、他のプロダクトにも関わってくる予定です。ゲーム外のプロダクトに対してユーティリティを作っていくことで、相乗効果を生むような設計にしています。 これまで国内外のプロジェクトと連携して取り組んできた経験や知識を元に、こういうGameFiならいいのではないかという最適な設計を行っています。 ゲームのマップ | PR TIMES 持続可能なエコシステムを構築するための工夫はどのようなところですか? 前提として、どうしたらプラスサムにできるかというところを考えました。俗にポンジと言われるトークン設計では、インフレによってトークン価格を維持することができません。 そこでQB Gold Rushでは、NFTの売上を運営の利益にせず、運用に回します。具体的には、ビットコインのクラウドマイニングを行い、その利益でネイティブトークンであるGQBの買い戻しとバーンを行います。 マイニングのインカムよりもキャピタルのアップサイドが期待されることを前提として考えており、フィアット建てでユーザーの多くが利益を得られる想定です。GQBには発行上限が設けられており、一日に発行されるGQBトークンの枚数は時間の経過とともに減少します。これにより、ユーザーがどれだけ参入してもトークンのインフレは起こりません。 GQBが発行上限に達した後はどうなりますか? BTCが発行上限に達した場合と同じように、プラットフォーム手数料がリワードプールに加算されて分配されます。 ゲーム内のトークンおよびNFTはどのような役割を持ちますか? ゲームは、キャラクターNFTおよび装備品NFTという2種類のアイテムが揃った状態で遊び始めることができます。そして現存するKISARAGIは、キャラクターNFTとして利用することができます。 KISARAGI NFT | Scholars Labs キャラクターNFTを持っていない方でも、今後QBから提供されるプロダクト内で入手することができますのでご安心ください。装備品NFTについても、最初のアイテムは無料で手に入るような仕様にします。しかし、アイテムごとの個体差は設けます。装備品NFTについては、ランダムに効果が付与されるエンチャントの仕組みを採用しています。 GQBトークンの配布については、DeFiにおける流動性マイニングと同じような仕組みとなっています。流動性マイニングのプールにあたる鉱山から放出される量は決まっており、ステータスに準じて各参加者のシェアが決定されます。具体的には、ゲームでマイニングしたポイントに応じてさまざまな鉱石アイテムが手に入り、これを固定レートでGQBトークンと交換することができます。 キャラクターNFTおよび装備品NFTの種類を教えてください。 キャラクターは、KISARAGI NFTの他に、今回のシーズンパスNFTの購入者にエアドロップされるNFT、無料のNFT、その他今後展開予定のキャラクターNFTがあります。装備品については、ヘルメット、帽子、ツルハシの他に、バッジという装備スロットがあります。バッジについて言及は避けますが、勘の良い方はお気づきかも…。 QB Gold Rush NFTs | PR TIMES キャラクターNFTの中でKISARAGIの強さはどのくらいですか? どちらかというと強いのではないでしょうか。実際そうした期待もあり、KISARAGIの価格も少し上がっています。現在のフロア価格は0.05 ETH程度となっています。KISARAGIについてはGuildQBのコミュニティパスという扱いですので、冷遇することはありません。 Magic EdenでのNFTセールの詳細を教えてください。 今回MagicEdenで発売するQB Gold Rush NFTsは、ゲームのシーズンパスという扱いになります。このシーズンパスNFTを保有していることで、今後ゲーム内のアイテムなどがより有利に手に入るようになります。 MagicEden Partnership | Scholarship Labs コミュニティQ&A QB Gold Rushは、GuildQBのスカラー制度に加わりますか? もちろん加える予定です。 運営の収益源はどこですか? 基本的にゲームからの収益はほぼありません。トークン発行によるビジネスモデルを採用しており、GQBトークンの価格が上がることで運営保有分が利益となります。 またローンチパッドやスカラーシップ、クエストなど、ゲーム以外のコンテンツを用意しており、そちらでは手数料徴収します。Guildとして拡大できれば収益は他で見込めるため、NFTの売上から収入をいただくことは考えてません。 ゲーム開発において資金調達は行いましたか? 一部動き出したばかりで、まだ行っておりません。実際このゲームに大きな開発資金は必要ないため、資金調達に関係なくプロダクトはリリースする予定です。しかし他のプロダクトも並行して開発しており、大きな枠組みでの資金調達は行う可能性があります。 QB Gold Rush NFTsをミントする際のガス代はどれくらいですか? ブロックチェーンの混雑状況にもよりますが、基本的にはEthreumよりも安いです。テストミントでは、0.00006 BTC(≒1.6 USD)でした。 トークン買い戻し&バーンの頻度はどれくらいですか? これについては未定です。クラウドマイニングの提携先とも相談し、手数料とのバランスも考慮しながら決定したいと思います。 日本の企業とのコラボレーションは考えていますか? その可能性は大いにあると思います。 MagicEden以外でセールを行う予定はありますか? あります。リーガルの話も関わってくるため、諸々確認中です。 まとめ 今回のAMAでは、先日発表されたQB Gold Rushに焦点を当ててお話しを伺いましたが、その他のプロダクトとの連携や将来的な構想も垣間見え、包括的なゲームエコシステムとしての発展に大きな可能性を感じることができました。 また、GuildQBがこれまでさまざまなゲームを取り扱い研究してきた経験から、今回のゲーム設計に対する強いこだわりを持っていることが伝わります。 ゲームのローンチは年内を予定しているとのことでした。リリースに向けた今後のアナウンスにも注目していきたいところです。 関連リンク GuildQB Website | Twitter | Discord boarding bridge Twitter | Discord | Link3 AMA主催・執筆:Taka Twitte | Link3
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2023/08/28次世代web3ゲームプラットフォーム「CRETA」AMAの内容まとめ
主催・執筆:Taka 「Locus Gamechain」上に構築された次世代web3ゲームプラットフォーム「CRETA」のAMAを、CryptoTimes公式コミュニティであるboarding bridge (bb)にて開催しました。 以下はAMAセッションの内容を要約したものです。 AMA概要 ・日時:8月18日(金)20:00 JST ・場所:bb Discord ・Giveaway:$100 in CRETA × 10名 ・参加者合計:348名 参考:CRETA AMA スピーカー ・Nakazato | CRETA Co-Founder ・GAKU | CRETA CM ・Taka | Moderator AMAの内容 自己紹介 Nakazato CRETAのチーフクリエイティブオフィサーの中里英一郎です。合わせてCRETAの日本法人の代表もしています。これまで40年以上にわたり、ゲーム開発やプロデューサーを務めてきました。 GAKU CRETAのコミュニティマネージャーをしているGAKUと申します。私は元々、音楽や動画の制作会社やマーケティング会社など、いくつか自分で事業を行ってきました。代表の中里と話す中で、さまざまな業界で得た知識や経験を活かして一緒に面白いことができそうだと思い、去年よりCRETAに加わっています。 トークセッションのトピック プロジェクトとチームの紹介をお願いします。 CRETAの創業メンバーの多くはWeb2のゲーム業界出身で、過去には1980年代のパソコンゲームから、1990年代のコンシューマーゲーム、2000年代のオンラインゲーム、2010年代のソーシャルゲームと、さまざまなゲームを作ってきました。 そして2020年代の今、新しいパラダイムであるweb3ゲームの領域に踏み出してみんなで立ち上げたプロジェクトがCRETAです。現在、ドバイを拠点に、韓国、日本、ヨーロッパにもオフィスを構え、総勢300名近くのスタッフが各地域で異なる役割を果たしています。日本以外にも、韓国、ヨーロッパ、韓国、ドバイにオフィスがあり、300人以上のメンバーが稼働しています。 Kick-off Party | CRETA 資金調達などは行っていますか? トークンファイナンスのビジネスモデルで、CRETAトークンもすでにリスティングされています。上場する前からCRETAトークンを保有する投資家がおり、現在は取引所で購入することも可能です。サービスはまだ始まっていないため、規模の大きいクラウドファンディングに近い状態です。 プライベート投資ラウンドの発表 | CRETA CRETAはどういったプロジェクトですか? CRETAはWeb3のエンターテイメントプラットフォームです。大きく分けて4つのコンポーネントで構成されてます。 1つ目がマルチバースです。CRETAではさまざまな世界をCRETAのメタバース上に構築する計画があり、私たちはこれをマルチバースと呼んでいます。2つ目はソーシャルメディアです。スーパークラブと呼ばれるコミュニケーションツールをCRETAのプラットフォームに統合しています。3つ目はマーケットプレイスです。ゲームアイテムなどのNFTを取引するだけでなく、ゲーム単体を出品することもできます。4つ目はゲームクリエーションツールです。こちらは、ユーザーがなるべく簡単にリアルなゲームを作ることができるツールを構想しています。 CRETAの成り立ちとしては、私の古い韓国の友人が2017年からLocusChainというレイヤー1ブロックチェーンの開発を行ってきました。LocusChainは、サーバーレスのゲームインフラを構築しており、本来ゲームに必要なサーバーの役割を、ブロックチェーン上に全て乗せてしまおうというコンセプトです。こちらの完成が見えてきたため、LocusChainを最も活かせるプラットフォームを作りたいと考え、CRETAが立ち上がりました。LocusChain上には他のdAppsも乗ってくる予定ですが、現状はLocusChainの中でもCRETAは最も開発が進んでいるアプリケーションです。 LOCUS CHAIN Partnership | CRETA 将来的に実現したいことや目的は何ですか? 私たちは循環型のプラットフォームの構築を掲げており、コミュニティとディベロッパーの壁をなくしていきたいと考えています。クリエイター側とユーザー側がより近い関係となり、ゲームを作る過程も楽しめるような環境が理想です。 また、私たち自身コンシューマーゲームの分野で長く開発を行ってきたため、ゲームのクオリティではPS5にも劣らないものを出していくつもりです。 今後リリースする予定のゲームについて教えてください。 私たちはゲームパブリッシャーとして、プラットフォーム開発と並行してゲーム自体の開発も行っています。将来的にはサードパーティや一般ユーザーが作成したゲームをアップロードできるような仕組みを構築していきますが、最初は自社開発のゲームを公開していきます。 CRETAの前身である韓国のゲーム会社が、Kingdom Under FireというMMO RPGのIPを保有しており、こちらのリメイク版をCRETAで開発しています。また、ゲーム会社の買収なども行っています。20年前に韓国で大ブームとなったFORTRESSというゲームがあるのですが、この開発会社も現在はCRETAの傘下となっており、新しいバージョンをCRETAで公開予定です。 Kingdom Under Fire: The Rise | CRETA 日本では、SEGAから出ているサクラ大戦というゲームのクリエイターと一緒に、新たに東京対戦というタイトルでゲーム開発を行う予定です。こちらはまだ企画段階ですが、すでにCRETA SUMMIT 2022で公開された情報です。 東京対戦 | CRETA CRETAを使うと、IPホルダーがweb3ゲームを作りやすくなるのでしょうか? はい。CRETAのゲームクリエーションツールを使って簡単にゲームを作れるという環境を目指しています。ただし、ゲームクリエーションツールのコンポーネントのローンチは一番最後に予定しているため、もう少しお時間をいただくことになります。 ただ、CRETAは最初PCのプラットフォームでサービスを開始します。CRETAが提供するエコシステムのAPIを組み込むことで、スタンドアローンのゲームもCRETA内で動かすことができるようになります。たとえばゲーム内のアイテムをNFT化したり、それを取引するマーケットプレイスを簡単に統合できます。また、ソーシャルメディアも包括しているため、外部のプラットフォームに頼らず、ゲーム内でのコミュニケーションを可能にします。 今後リリースをするマルチバースについて教えてください。 メタバースサービスは大規模な技術基盤、膨大なコスト、ビジネス上の課題解決が必要で、個々の企業や IP ホルダーが独自にこれらのサービスを確立するのは困難です。しかし、多くのコンテンツ IP ホルダーは、独自のコンセプトを反映したメタバースを求めています。 CRETA マルチバースは、この需要に応えるために、"近未来"、"ファンタジー、"アニメ"の 3つの基本的なメタバースを提供します。 さらにメタバース制作サービスを通じて、自分たちの望むコンセプトで自社のメタバースを作成し、既存の CRETA メタバースと多層的に連携させることができます。 単一のコンセプトに焦点を当てる他のメタバースとは異なり、CRETA では、ユーザーが一つのログインで複数のメタバースをシームレスに移動し、それぞれ独特のビジュアルとライフスタイルを体験することができます。 Multiverse Update | CRETA プロダクトのリリースはいつ頃の予定でしょうか? 当初は年内のパブリックリリースを計画していましたが、開発が少し遅れているため、年内にクローズドベータを行い、来年春あたりに一般受け入れ予定です。 GameFiにおけるトークノミクスの課題についてどうお考えですか? ユーザーに対して価値を付加する優れた製品やサービスを提供するブランドは、持続的な成長の可能性がありますが、それを無視するとマーケットで衰退する可能性があります。 この原則は、ユーザーの体験と持続可能性を最優先にするべきブロックチェーンゲーム分野にも当てはまります。 残念ながら、多くのブロックチェーンゲームは実際に「お金を稼ぐ」ための短く魅惑的なスローガンでユーザーを引きつけています。 このアプローチは、低品質のゲームや開発者の利益最大化を優先する収益化モデルにつながり、ユーザーが軽視されトークンの価値が減少する悪循環を生み出します。 CRETA は、ゲームの本質が楽しさと新たな体験の提供にあることを完全に認識しています。私たちは、高品質のゲームコンテンツを通じたユーザー満足度を優先します。ゲームの本質に忠実であり、体験をユーザーと共有することで、CRETA トークンの価値はユーザーたちによって保持されると信じています。 さらに、CRETA のエコシステムは単一のゲームやメタバースを超え、より大きな循環構造内の他のサービスと相互接続されて設計されています。 この設計により、エコシステム内のさまざまなゲーム、メタバース、ユーザーコンテンツは相互に大きなシナジーを生み出すことができます。 他のプロジェクトとは異なり、CRETA の相互接続性、循環的成長、そして拡大は、既存の問題を効果的に解決すると信じています。 まとめ 今回のAMAでは、CRETA共同創設者の中里さん、コミュニティマネージャーのGAKUさんから、創設の背景や目的、現在の進捗などについてお話しいただきました。 これまでは開発に注力されてきたとのことでしたが、その水面下では300名以上のメンバーを揃えて有名IPのゲーム開発を行っていたり、ソーシャルメディアやメタバースを兼ね備えたインフラを構築してたりと、壮大なスケールでプロジェクトが動いていることが衝撃的でした。来年にはプロダクトリリースが控えており、実際に体験するのが今から楽しみです。 今後はマーケティングにも力を入れていくとのことですので、アナウンスにも注目していきたいところです。 関連リンク CRETA Website | Twitter | Discord | Medium | Youtube boarding bridge Twitter | Discord | Link3 AMA主催・執筆:Taka Twitte | Link3
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2023/08/27ETHのリキッドステーキングプロトコル「Swell」AMAまとめ
AMA主催・記事執筆:Kiyu 今回の記事は8月23日にboarding bridgeにて開催されたSwell AMAについてのまとめ記事です。 AMA概要 ・日時:2023年8月23日(水)21:00 JST ・場所:bb Discord AMA-Voice/Chat ・Giveaway:100 Pearl × 10名 参考:Swell AMA スピーカー ・Daniel Dizon | Swell Founder ・Kiyu | boarding bridge ・Peri | boarding bridge ・w33 | CryptoTimes (敬称略) AMAセッションの内容 トピック Swellについて簡単に紹介をお願いします。 Swellはノンカストディアルのリキッドステーキングプロトコルです。 Swell上でETHをステーキングすることでユーザーはswETHを受け取ります。このリキッドステーキングトークンは事実上は領収書のように機能し、ステーキング状態のETHを他のDeFiアプリケーションで再利用し、追加の利回り獲得機会を得ることができます。 4月下旬のローンチ以後、Swellは主要なリキッドステーキングの一つとなるまで成長しました。Mark Cuban氏やBankless, Frameworkなど著名な投資家によるサポートを受けており、現在のイーサリアムの預入額は45000 ETHを超えています。 Swell Voyage | Airdrop dashboard また、ここでコミュニティメンバーにSwellを使ったことがあるか聞いてみたところ、多くの方から既にSwellを使用しているとの声が上がりました。 Swellは既に存在するLSTのどのような問題解決を目指していますか? Swellはリキッドステーキングをこれまで以上にシンプルな形で提供することで、Ethereumの未来を守ることを目指しています。このシンプルさというものは、いくつかの重要なプロダクト設計上の選択によって支えられます。 第一に、私たちはReward Bearing Token(利回り付きトークン)を使用しています。これは、リベースやラップなどのトランザクションを伴わない形であり、他のモデルよりも税務効率的に優れていると言えます。 第二に最もシンプルでスムーズなUXを持つDAppを提供しており、これにはFIATのオンランプなど多くの利便性の高い機能が含まれます。 より大局的に見ると、Swellはリキッドステーキングの市場をディスラプトする機会を獲得し、ETHをより価値のあるものにするための重要な要素である検閲耐性やパーミッションレスといった性質を守ることに貢献し、多くの人々はこの点について非常にエキサイトしています。このような大きなスケールでの野望は、プロトコルを中心としてユニークで強力なコミュニティの形成に大きく寄与していると言えます。 Swellがトップのリキッドステーキングプロトコルとしての地位を確立していくため、今後さらに多くのユニークな機能が導入される予定となっています。この機能の中には、Swell DAppからワンクリックで追加の利回りを獲得できるStrategic Vaultや、Swellの保有者に価値をもたらすためのトークンエコノミクスなどが含まれます。 Swell Network | Top page Swellを拡大するためのどのような戦略を実行してきましたか? Swellは、他の主要なリキッドステーキングプロトコルよりスタートが遅かったにもかかわらず、開始数週間でDeFiLlamaにおけるトップ10のリキッドステーキングに入ることができました。 この成功の背景の一つには、先人の失敗からの学びがあります。例えば利回り付きトークンというトークンモデルを選択したことは、DeFiへの統合を容易にし、Swellの急成長を実現させた要素の一つであると言えるでしょう。 このようなプロダクト開発における反復的なアプローチの他、Swellの成長は適切なインセンティブの提供によって支えられてきました。Swellでは競合リキッドステーキングプロダクトを上回るインセンティブを提供しています。このインセンティブはThe Voyageキャンペーンを通じて達成されています。このプログラムはSwellのアーリーアダプタープログラムであり、ここではステーカーはSwellのエアドロップの一部の獲得権利を示すPearlを集めることができます。 また、クロスチェーンへの対応も考えており、来週(AMA開催時)にArbitrumチェーン対応予定です。Pearlが得られるのはメインネットのステーキングのみですが、それ以外のインセンティブを考えています。 SWELLトークンのトークノミクスや入手方法を教えてください。 Swellのトークンエコノミクスはまだ公開されていないものの、他のDeFiプロトコルの設計に組み込まれ、実証された健全なファンダメンタルに基づいて設計されています。 SWELLトークンを購入することはできませんが、ステーキングや流動性の提供、新規ステーカーのリファラルなどにより、Swell Voyageを通じたパールの獲得による入手機会が存在しています。今年後半に予定されるTGEを通過することで、パールを用いてSWELLトークンの請求を行い、Swell DAOの市民になることができます。 TGE後にも、特定の流動性プールに対してswETHを預け入れすることで、パールではなく直接SWELLトークンの流動性インセンティブを獲得できます。 Swellを使用するリスクとセキュリティ対策について教えてください。 リキッドステーキングプロトコルとして、Swellはノードオペレーターを通じてステークされたETHに対してレシートとしてトークン(債券トークン)を発行します。この構造は銀行システムとの類似性があり、Swellはまず第一にセキュリティを優先することが不可欠となります。 Swellでは業界における最高レベルのコード監査人"Sigma Prime"による監査を受けています。Sigma PrimeはEthereum Foundationと同じ監査人です。同時にChainlinkのProof of Reserveを利用しており、これによりswETHトークンが常にETHと1:1で完全に裏付けられていることを保証しています。最後に、Immunifiを通じた私たちのバグバウンティ(報奨金)プログラムでは、コミュニティがバグを特定し共有するための機会を提供します。 私たちは、健全でより多様なリキッドステーキング市場を作りあげることへの支援を通じて、Ethereumの安全性を維持することに対してもコミットしています。特定のリキッドステーキングプロバイダが大きな支配力を持つと、これらのプレイヤーがセキュリティ侵害やスラッシュを受けた際に、影響がEthereumエコシステム全体に波及する恐れがあります。したがってリキッドステーカーは、監査を受けた安全なリキッドステーキングプロトコルを選ぶだけではなく、Ethereumに価値をもたらすパーミッションレスで分散性を脅かすほど成長していないものを選択すべきです。 このように、Swellを利用したステーキングは、Ethereumの価値を高めているパーミッションレスで安全かつ分散の特徴を維持するための選択とみなすことができます。 Swell Network | security コミュニティQ&A 今後の成長に向けた主な戦略は何でしょうか? 直近ではArbitrumへの展開や、Chainlinkオラクルへの対応です。Chainlinkのオラクルを採用することでAaveやMakerなどの主要なレンディングプロトコルで、swETHが担保として利用できる可能性が生まれます。Arbitrumへの展開は来週(AMA開催時)を予定しています。 Balancerのプールで脆弱性が発見されましたが、swETH単体での保有に問題はありませんか? 単体で保有する分には問題ありません。影響を受けたのはBalancerのv2 Boostedプールです。SwellでもswETHのプールとして利用していましたが、既に$4M相当の流動性が移行を完了させています。 Swellは何名のチームですか? コアチームメンバーは10名です。 パールを効率よく集めるにはどうしたら良いですか? できるだけ早い段階から、長い期間Voyageに参加することです。また、swETHを流動性の作成などに利用することです。 今後パールをより多く獲得できるイベントはありますか? もちろん、Swell DiscordのSwell Beach Clubに参加しに来てください! なぜパールと名付けたのでしょうか? 私たちはスウェルシティを目指して海中航海中です! 真珠はその途中で見つかる自然発生的な報酬です。 日本の市場やプロジェクトについてはどう考えていますか? 私たちは日本が大好きです!日本の暗号資産市場には未来があります。 日本へ行ったことがありますか?もしあれば、何が印象に残りましたか? 私たちのチームメンバーの何人かが日本を訪れました。私たちは日本の素晴らしい庭園や寺院、食べ物が大好きです。 まとめ Swellは日本の投資家からも人気のサービスであり、実際にコミュニティメンバーの多くがSwellの使用経験があったことが印象的でした。 ETHをリキッドステーキングできるサービスは複数ありますが、Swellは武器であるシンプルさや分かりやすいUI、更にトークンモデルやVoyageキャンペーンによるインセンティブなど、ユーザーのニーズに沿った運営方針によって、さらなる躍進が期待できそうだと感じました。SWELLトークンのTGEを楽しみにしています。 関連リンク Swell Webサイト | Twitter | Discord | Whitepaper boarding bridge Twitter | Discord | Link3 AMA主催・執筆:Kiyu Twitter | Link3 | Blog
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2023/08/18SmellToken AMA 内容まとめ
AMA主催・記事執筆:TakmanKid 「世界70億人の鼻を取りに行く」で話題のSmellTokenのAMAをCryptoTimes公式コミュニティであるboarding bridge(bb)にて開催しました。 香りに特化したPJということで、ブロックチェーンの技術を採用していますが、web2上でも様々なプラットフォームで採用される可能性があるプロジェクトとして注目されています。 以下はその内容を要約したものです。 AMA概要 ・日時:7月25日(火)21:00 JST ・場所:bb Discord ・Giveaway:300SML x 30名 ・参加者:1779名 参考:SmellTokenAMA アプリからダウンロードして好きな香りを楽しめる 世界初のデジタルフレグランスSmell Token @smelltoken のAMAを開催! ⏰7/25(火) 21:00 JST bb Discord ♂️スピーカー@smelltoken@06674eth@TakmanKid 300 $SML ×5名 ✅ Like&RT Follow@smelltoken@bb_jpdao pic.twitter.com/6XeVKD9zqC — boarding bridge (@bb_jpdao) July 21, 2023 スピーカー ・Alex|Founder Smell Token ・MaFi|boarding bridge ・TakmanKid|モデレーター (敬称略) AMAセッションの要約 トピック まずはプロジェクトの紹介とチームの紹介をお願いします。 SmellTokenは2021年の11月頃に立ち上げたプロジェクトです。立ち上げ当初は2人でしたが、現在は30名ほどのチームメンバーとなっています。 SmellTokenは香りのNFTをダウンロードするだけで様々な香りをいろいろな空間で楽しむことができるプロジェクトです。人間の五感の一つ、嗅覚の市場シェアのなかで核となる部分をSmellTokenは取りに行きます。 例えば、視覚の市場はNetflixやAmazonPrimeが多くのシェアを占めていますが、嗅覚の市場はまだポテンシャルがあります。 SmellTokenを今後どのようにスケールしていきますか? FounderのAlexは元々IT事業に携わっていて、このフレグランス業界には共通の香りを生成できるプラットフォームが存在していなかった為、SmellTokenを世界共通の香りのプラットフォームとして確立させようと思い、プロジェクトを立ち上げました。 スケールの仕方は様々ありますが、認知という意味では、世界中のKOLとマーケティングをしていく予定です。 個人だけではなく有名企業との連携も進めています。 例えば、世界中に家具やインテリアを展開している店舗や映画館などを予定しています。映画館で放映されている映画のシーンによって空間に様々な香りを出したり、サブスクリプションの動画サービスに匂いの要素を出したり、有名人の匂いを販売したりなどweb3だけでなく、web2にスケールする可能性が多大に存在しています。 Ambassador|SmellToken フレグランス業界に興味ある人達をWeb3に引き込む為の施策はなにかありますか? ファッションや香りの業界には、まだWeb3を知らないユーザーは多くいると思います。 香りのNFTが販売されているSmell Marketは、ウォレットの連携などは必要なく、LINEアカウントとの連携を使ってアカウントが作成され、自動的にウォレットが生成されます。Web3を知らないWeb2のユーザーでも簡単にSmell Tokenを触ることのできる仕組みを構築しています。 Vanessa Pan’s NFT Sale |Smell Market SMLトークンを保有するユーティリティやメリットはありますか? 一定量のトークンを保有することで、限定的な香りのNFT(例えば有名ブランドと提携して、希少価値のNFTを生成するなど)の先行販売に参加できるなどのメリットがあります。 また、クリエイターは香りを生成して提供するために、一定量のSMLトークンを保有する必要があります。 さらに、有名なアーティストや芸能人とコラボし、その人に合う香りを生成するコンテストを開催し、参加条件をホルダー限定にするといったイベントも考えています。 もしそのコンテストで優勝し、自分の作ったNFTがその方の香りとして採用された場合、その香りは有名になり、多くの収益を獲得できる可能性があります。 SMLトークンをステーキングすることでどのようなメリットがありますか? 上記のメリットに加えて、今後トークンリワード(利回り)を得ることができるようにする予定です。 Slash payment|SmellToken 今後有名ファッションブランドと協業する予定はありますか? 某有名海外アーティストが2024年2月に来日予定で、その方との交渉も予定しています。その他にもアメリカのミュージシャンや色々な企業からも問い合わせがあり、エンターテイメントの業界で香りの要素は、オフライン、オンライン問わず可能性があり、様々な会社が興味を示しています。 PJに関するニュースや最新情報はありますでしょうか? お台場にあるテレビ局で地上波番組の取材を受けて8月中に放映予定です。 最近では、青年会議所主催のコンテストにおいてデジタル大臣賞を受賞しました。 デジタル大臣賞受賞|SmellToken まとめ 今回のAMAは、連続起業家であるAlexさんの経営者的考え方が、ものすごく伝わる1時間でした。 web2の世界が飽和とされた上で、web3に可能性を見出したりする人もいますが、Alexさんの考え方はどのようにそれらの大企業との協業や、業界のファーストペンギンになるための思考などが存分に伝わりました。 香水業界だけでも大きな市場に、ディフューザーでデジタルに進出し、さらにNFTを採用し、トークンを発行して、web3業界にも挑戦するAlexさんにとても感銘を受けました。 例えば、英語圏のアーティストがMVに香りの要素を入れたら、爆発的なビジネスチャンスが生まれるだろうなと興奮しました!これからのSmellTokenが楽しみですね! 関連リンク SmellToken Webサイト | Twitter | Discord | Telegram|Medium|Whitepaper boarding bridge Twitter | Discord | Link3 AMA主催・執筆:TakmanKid Twitter | Link3