中国の仮想通貨関連の訴訟の約半数が2018年に起きていたことが判明

中国の仮想通貨関連の訴訟の約半数が2018年に起きていたことが判明

この記事の3つのポイント!

  • 中国の仮想通貨関連の訴訟のうち約半数が昨年2018年に起きていた
  • 2017年の仮想通貨ブーム以降詐欺行為は顕著に増加
  • 中国では仮想通貨などに関する注意の呼びかけが行われている

記事ソース:Bitcoin.news

中国の仮想通貨関連の訴訟の半数が2018年に起きていたことが、中国の裁判データベース「China Judgements Online」から明らかになりました。

中国では、仮想通貨関連の訴訟総数406件の約半数が2018年に起きており、規制当局が取り締まりを強めているにもかかわらず、2017年の仮想通貨ブーム以降の詐欺行為の増加は顕著となっています。

同データベースによると、最低でも202の仮想通貨関連のスキャムが3000以上のプラットフォームを通じて拡散されていたことが示唆されています。

National Internet Finance Association(NIFA, 中国互联网金融协会)の会長であるLi Lihui氏は、清華大学でのイベントに登壇し、ステーブルコインの透明性について次のように述べています。

 

”仮想通貨取引のプラットフォームにおいて、ステーブルコインの市場価格は何千万ドルにもなりますが、透明性が十分でないものもあり、当局による管理がなく、信頼性においてリスクがあります。”

 

Daichi
中国における大々的な規制にもかかわらず、仮想通貨関連の詐欺行為は増え続けているようですね

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