Coinbase(コインベース)が学生や大学を対象にブロックチェーンに関する調査を実施

Coinbase(コインベース)が学生や大学を対象にブロックチェーンに関する調査を実施

米国の大手仮想通貨取引所Coinbaseが、国内外の学生や大学を対象に行った仮想通貨とブロックチェーンに関する調査の結果を発表しました。

「世界大学ランキング上位50校での仮想通貨やブロックチェーンに関する講義数」と題された調査では、以下のような結果が発表されています。


source: The rise of crypto in higher education

今回調査したトップ50大学のうち、42%が少なくとも1つ、22%が2つ以上の講義を設けていることが判明しました。

特に米国の大学は調査結果の上位を占めており、スタンフォード大学では10種類ものブロックチェーンに関する講義が開講されています。

米国以外の大学では、シンガポール国立大学が5つ、スイス連邦工科大学チューリッヒ校が3つの講義を設けているとされています。

また同調査では、米国の学生675人を対象に「仮想通貨との関わりに関する調査」も行っており、以下のような結果が発表されています。


source: The rise of crypto in higher education

調査対象となった学生675人のうち、9%は仮想通貨に関する講義を「受講したことがある」、26%は「今後受講してみたい」と回答しました。

また、調査対象の学生の18%が仮想通貨を保有していると回答し、この割合は一般人の2倍であるとされています。

学生がなぜブロックチェーンに対する強い関心を示しているのかという質問について、カリフォルニア大学のDawn Song教授は「ブロックチェーンが多くの研究分野のブレイクスルーに繋がり、社会に影響を大きな影響を与える可能性があるからではないか」と分析しています。

記事ソース: The rise of crypto in higher education

NT
日本でも暗号学や分散システムの講義でブロックチェーンについて触れていそうですね。

ニュース/解説記事

Enable Notifications OK No thanks