ステーブルコイン特化型DEX「Curve」、zkSyncにまもなく統合

ステーブルコイン特化型DEX「Curve」、zkSyncにまもなく統合

ステーブルコインに特化した分散型取引所Curve FinanceがまもなくzkSync 2.0のメインネットに展開されます。

Curveは現在、EthereumやAvalancheなどのレイヤー1に加えて、OptimismやArbitrumなどのレイヤー2に対応しており、ここにzkSyncが追加されることとなります。

zkSyncは、Ethereum上の取引をより迅速かつコスト効率よく行うために開発されたスケーリングソリューション。ZK-rollupと呼ばれる技術を活用することでネットワークの負荷を軽減して高速取引を行うことが可能です。

関連:CT Analysis第26回レポート『Ethereumを飛躍的にスケールさせるロールアップの概要と動向』

CurveFinance CEOのMichael Egorov氏は下記コメントを出しています。

“「zkSyncはEVM互換のレイヤー2ソリューションを使用してEthereumスケーリングの問題を解決しました。zkSyncのプラットフォームでトラストレスで低ガスのユーザーフレンドリーなアプリケーションを作成するのが待ちきれません。 – 引用元:Medium」”

CurveのzkSyncへの展開は、Curveユーザーがより高速で安全な取引を体験できること、また、よりユーザーフレンドリーな体験を実現できることを意味します。

先月17日に、zkSyncの開発企業Matter LabsはシリーズCラウンドにおいてBlockchain CapitalとDragonfly主導で約280億円の資金調達を実施しており、zkSyncの今後の動向に注目が集まります。

記事ソース:Medium

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