【仮想通貨】Factom(ファクトム) / FCTの特徴・仕組みを徹底解説!
ユッシ
日本の取引所「Coincheck」でも取り扱われている「Factom/FCT(ファクトム)」
「聞いたことが無い」という人や「なんとなく知ってるけど説明できない」という人はこの機会にどのような通貨か知ってみましょう。その特徴や将来性などをざっくりまとめてみました。
目次
Factom(ファクトム) / FCTの概要
通貨名称 | Factom |
---|---|
ティッカー | FCT |
総発行枚数 | 9,000,000枚 |
発行上限枚数 | 無し |
アルゴリズム | ビットコインに依存 |
公式サイト | https://www.factom.com/ |
Factom(ファクトム) / FCTの特徴
FCT(ファクトトム)は資産や、契約書、払込の記録などをブロックチェーンを用いて決して取り消されない形で残すことができるプラットフォームです。
ビットコインのブロックチェーン技術を利用し、分散型のセキュリティシステムを提供しています。
「より強力なブロックチェーン」とイメージするとわかりやすいかもしれません。
【仮想通貨】Bitcoin(ビットコイン) の仕組みに関して #ビットコインを支えるブロックチェーンの仕組み – CRYPTO TIMES
仕組みのイメージを図で見てみましょう。英語で分かりづらいと思うので段階毎に説明していきます。
まず一番左の列。
PrivateとPublicと記されています。これは個人情報と公開情報と考えてください。
次に二番目の列。
Entriesと記されています。ファクトムサーバーに残したい個人情報と公開情報を依頼(エントリー)するという意味です。
次に三番目の列。
依頼されたエントリーをここでエントリーブロックに暗号化(ハッシュ化)した状態でまとめます。
次に四番目の列。
暗号化されたエントリーブロックを集めてディレクトリブロックに保管します。
最後に完成したディレクトリブロックをブロックチェーンに乗せれば完成です。
ざっくりとしたイメージはつかめたでしょうか。では、これらの仕組みを使ってFactomではどのようなプロジェクトがあるのでしょうか。代表的なものを2つみてみましょう。
ファクトムハーモニー
住宅ローンを組む際、買い手と売り手の間には様々な第三者が存在します。
それは不動産屋や銀行などの金融企業です。
買い手、仲介業者、売り手それぞれの間で行われるやりとりのデータは膨大なものになります。それらを安全に管理するのはとてもコストがかかります。
ファクトムハーモニーでは、データの管理を自動化し、さらにブロックチェーンの技術によって今までよりも低コストかつ安全に取引データを管理することが出来ます。
DLOC
DLOCはSMARTRACという企業と協力して出されたプロダクトです。
DLOCとはブロックチェーン上の情報をスマートフォンなどの端末から読み取れるステッカー(QRコードのようなもの)で、主に医療現場などでの利用が期待されています。
データで保存されている個人の情報や医療履歴などをDLOCステッカーに取り込み、DLOCステッカーから読み込むことで瞬時に情報が得られるのです。
例えば、DLOCステッカーを服に貼り付けていれば急患で運ばれてきた意識不明の人のアレルギーや手術歴だったりが分かるようになるという訳です。
Factom(ファクトム) / FCT のチャート・価格推移
Factom(ファクトム) / FCTの取り扱い取引所・購入方法
国内 | 海外 |
---|---|
Coincheck | Bit-z,Bitrex,Poloniex Cryptopia,Qryptos |
まとめ
・Factomはデータ管理をブロックチェーンを用いてより安全にできるものである
・ファクトムハーモニー(住宅ローン)やDLOC(医療現場)のようなプロジェクトがある
Factomについてざっくりとした解説でしたがいかがだったでしょうか。Factomは住宅ローンや医療現場などでのデータの管理を大きく変えることができる可能性のあるものだと思います。これからのプロジェクトの動向が楽しみです。