英国で相次ぐ仮想通貨・FX関連詐欺トラブル 過去1年間の被害額は37億円越え

英国で相次ぐ仮想通貨・FX関連詐欺トラブル 過去1年間の被害額は37億円越え

英国の金融規制当局である金融行動監視機構(FCA)過去1年間の仮想通貨およびFX関連の詐欺被害額が3,400万ドル(約37億5,000万円)であったことを発表しました。

英国のサイバー犯罪や詐欺を調査する部署から引用されたデータによれば、個人がスキャムによって失った金額は前年度の76,000ドルから18,500ドルまで減少したとされています

しかし、英国内での仮想通貨・FX関連の詐欺被害総額は3,400万ドルと依然として高いことが明らかになりました。

個人の被害総額が減少している一方で被害件数は増加傾向にあり、過去1年間で累計1,834件の被害が確認されたといいます。このうち81%が仮想通貨スキャムに関連する被害となっています。

FCA理事のMark Steward氏はユーザーが自身の資産を守る方法に関して以下のように述べました。

「詐欺師はとても説得力のある話し方をするため、投資する案件が本物かどうか自分自身でリサーチをするべきです。」

FCAはソーシャルメディアから詐欺に巻き込まれるケースが多いとして注意を呼びかけています。

記事ソース: Financial Times

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