CT Analysis『2023年7月 分散型ステーブルコイン・CDP 市場とプロダクト動向の解説』レポートを公開
Crypto Times 編集部
CRYPTO TIMESが提供するリサーチレポートコンテンツ『CT Analysis』が『2023年7月 分散型ステーブルコイン・CDP 市場とプロダクト動向の解説』レポートを公開しました。
過去には、100本以上の業界レポートを無料で配信していますので、こちらも是非CT AnalysisのWebサイト (https://ct-analysis.io/)よりご確認ください。
以下のリンクよりCT Analysisにアクセスいただくことで、ステーブルコインに関するレポートをご覧いただけます。
2023年4月よりCT Analysisのレポートはサブスクリプションプランになりました。
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— CRYPTO TIMES@暗号資産・ブロックチェーンメディア (@CryptoTimes_mag) April 3, 2023
目次
分散型ステーブルコインレポート概要
本レポートでは、今年に入り動きが活発化している、DeFiの分散型ステーブルコインをテーマとしています。
主に、Maker, Aave, Curveなどの動向、そしてLSDを担保とする新興のCDPについて詳細に解説を行っています。
6月にCT Analysisで公開したレポートでは、USDTやUSDCなど、法定通貨担保型のステーブルコインについて解説していますので、そちらも併せてご覧ください。
ステーブルコイン周辺の動向とアップデート, 法規制の状況整理
集権・分散型ステーブルコインの特徴比較
レポートの本テーマである分散型ステーブルコインですが、発行体の他に以下のように異なる構造を持ちます。
ステーブルコインが持つべき性質としては、分散型の性質が望まれる一方で、依然として規制の不透明さや経済的なスケーラビリティ、流動性の観点で集権型のステーブルコインが市場を占有する形となっています。
基本的にプロトコルを発行体とするステーブルコインでは償還をプロトコルが担うため、急激な需要の増加に耐えうる堅牢なシステム、過剰担保や清算システムが必要とされます。
以下のプロダクトは、Makerやその他のCDPの設計を改善した、今年注目されるCDPプロダクトの一部になります。
プロダクト解説①crvUSD
crvUSDは、Curve fiによるステーブルコイン発行(CDP)のプロダクトで、柔軟な清算+担保率調整の仕組みを持つことを特徴としています。
レポートでは、この新プロダクトであるcrvUSD、およびそれを支えるLLAMMAと呼ばれる自動清算のアルゴリズムに関して解説を行っています。
LLAMMA(Lending-Liquidating AMM Algorithm)と呼ばれる清算システム専用のAMMを利用することで、CDPにおける資本効率を最大化しながら、ボラティリティの高い資産(ETHなど)を担保として利用する際の清算リスクを改善するための設計がなされています。
担保資産の外部価格を参照し、ユーザーのCDPのリスクを自動で調整 するための内部清算システムであり、従来のCDPにおける清算に代わる革新的な設計として注目を集めています。
プロダクト解説②Lybra Finance
LSD(リキッドステーキング・デリバティブ)を利用するステーブルコイン「Lybra Finance」を含む直近で注目を集めるいくつかのLSD系プロダクトについても解説を行っています。
Lybraでは、LSDアセットが(stETH)が持つ利回りを、LybraステーブルコインeUSDの保有者に対して利回りとして分配するという、極めて特殊な構造を持つCDPの一つです。
上海アップデート前後のファーストムーバーであった点や、eUSDのホルダー利回り(+インセンティブ)を要因として、発行額を徐々に増加させています。
レポート内では、上記プロダクト他、分散型のステーブルコイン周辺で大きな注目を集めるプロダクトにフォーカスして、詳細な解説を行っております。
CT Analysisについて
2020年2月12日より暗号通貨/ブロックチェーン専門メディアCRYPTO TIMES ( https://crypto-times.jp )が提供開始した、暗号通貨/ブロックチェーンの分野に特化したリサーチレポートコンテンツです。
今後、暗号通貨/ブロックチェーン分野は更に注目が集まることが予想されるものの、技術者から投資・事業家まで様々な参加者がおり、各々の求める情報は見つけづらく、また議論は英語で行われることが多いため、リサーチコストが高くなる傾向があります。
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