2段階下落を起こしたビットコイン、下落前には前兆が見られたか
Crypto Times 編集部
中米の貿易戦争による影響か、ビットコインの価格は$12,300まで上昇しました。しかし、昨夜大きな下落を伴い、本日の明朝時点では、$11,200近くまで価格を落とし、現在では$11,600近辺を推移しています。
昨夜の下落は積みあがったロングポジションの清算が連続した形で大きな下落を起こしました。
先程の2段の下落ですが途中から録画しましたので、2段目の反発までをダイジェストで公開します。
今回は左側に現在価格付近の買いと売りの板の厚みを表示させています。右下がOIです。上からMEX、フィネ、バイナンス、Coinbase、クラーケン、Bitstamp、bitFlyerの順です。 pic.twitter.com/HDdhlOfSTL
— Tainoko (@btc_tainoko) August 6, 2019
昨夜の下落時には、BitfinexのBTCUSTではショートが積み上げられいたりと下落する前兆がありました。このような傾向が今後もずっと役に立つものかはわかりませんが、この相場でトレードを行うのであれば、現状意識しておくべき指標にはなっているでしょう。
疑惑のUSDT建て
さきほどの上昇後、BTCUSTにショートが積まれたことを気づかれた方は多いと思いますが、1分足で見たところLONGと近い同数を同時刻に積みました。
(LONGの方が若干多いです) pic.twitter.com/29yhepN2Mw— Tainoko (@btc_tainoko) August 6, 2019
この下落により、今後の値動きを予想するのが少し困難になりましたが、ゴールドは依然として力強く値上がりをするなどしているため、今まで相関性の高かったビットコインもこれに続いて再度$12,000を目指すのかに注目しています。