DeepToken ExchangeはAI系のプロジェクトに特化した取引所の創設を目指すプロジェクトです。

今回、CryptoTimesではDeepToken ExchangeのCEOであるYong He氏にインタビューを行いました。

DeepToken ExchangeはAI特化型の取引所となるとのことですが、果たしてそんなことは実現可能なのか、またエコシステム『DECO』とは一体何か。このインタビューを読んでみてもらえたらと思います。

DeepToken Exchange(DPT) CEO Yong He氏にインタビュー

— 今回はインタビューを引き受けていただき本当にありがとうございます。まずは自己紹介とプロジェクトの簡単な紹介をお願いします。

Yong : 私は、ブロックチェーンを利用したAI計算プラットフォームであるDeepBrain Chainと、今回のDeepToken ExchangeのCEOを務めるYong Heです。よろしくお願いします。

— 今回、DeepToken Exchangeがリリースされたとのことですが、おめでとうございます。DeepToken Exchangeの特徴や強みを教えてください。

Yong : DeepToken Exchangeの特徴は主に2つあります。第1の特徴は、DeepToken Exchangeは他の取引所とは違いAI系のプロジェクトのみが上場することのできる特化型のである点です。

その上、独自の『Voting is Mining(投票マイニング)』のメカニズムを採用することで、DeepToken Exchangeへの上場を希望するAI系のプロジェクトの質を担保することができます。加えて、DeepBrain Chainのチームメンバー自体が長年AI分野に精通しているため、より質の高いスクリーニングを行うことができます。

第2の特徴(強み)は、DeepToken ExchangeのトークンであるDPTのホルダーが恩恵を受けることのできる仕組みを構築している点です。DeepBrain ChainとDeepToken Exchangeは『AI×ブロックチェーン』の巨大なエコシステムである『DECO』※後述 を持ちます。

このエコシステムでは、投票でマイニングを行ったりAIプロジェクトのインキュベート、ICO時に割安でトークン購入を行うことができたりなど、各参加者に様々な利点があります。

— 今、話の中にもでてきましたエコシステムである『DECO』の仕組みやこれを作る目的を解説していただけますか?

Yong : DECOはDBC(DeepBrain Chain)とDPT(DeepToken Exchange)の2つにより成り立ちます。それぞれが異なるチェーンで、これらを利用してAI分野への資金投入やプロジェクトのインキュベートなどを行っていきます。

このエコシステムを構築する目的ですが、シンプルにAI分野においてより良いサービスを提供していくためとなります。DeepBrain Chainでは、AI系のプロジェクトが利用することのできるコンピューティングプラットフォームを提供するので、これを利用していただくことでDBCの価値増幅とAI分野の発展を同時に行うことができます。

DeepToken Exchangeでは、DeepBrain Chainを利用するAI系のプロジェクトが上場したり、投資家はDPTを利用してトークンセールに参加することができるようになる上、DPTを保有しているだけで上場プロジェクトのトークンエアドロップを受け取ることも可能となります。

— なるほど。因みにVoting is Mining(投票マイニング)で、取引所トークンであるDPTを利用するそうですが、Voting is Mining(投票マイニング)の仕組みや従来の取引トークンと比較した流動性や価格維持のメカニズムの違いを教えていただけますか?

Yong : 価格や流動性を維持するためには、トークンとしてしっかりとして価値を持たせることが重要です。トークンエコノミー的な観点からトークンに希少性を付与するために、80%のトークンが市場から消滅(Burn)します。DPTの総供給枚数が減る仕組みで第1にDPTの価値が上がっていきます。

第2に、DPTトークンのホルダーは保有しているDPT5枚につき、新規上場プロジェクトのトークンを1枚(5:1の比率で)受け取ることができます。さらに、DPTを利用してこれらのプロジェクトのトークンセール(ICO)に参加することで、通常のETHを利用した価格の30%割引の価格でこれに参加することができます。

このように、DPT自体に実需的な価値を与えていくことで従来の取引所トークンと異なる価格や流動性を維持することができると考えています。

— とても面白い仕組みだと思います。ホワイトペーパーには、『Voting is Mining(投票マイニング)により公平性や透明性、ジャスティスを実現する』と書かれていましたが、AI技術に精通していない投資家はどのようにこれに関与することができるのでしょうか?

Yong : Voting is Mining(投票マイニング)は、一般の投資家が参加する『ラウンド1』とその後AIの専門家によって投票が行われる『ラウンド2』の2つに分かれています。一般の投資家は、自身で上場を希望するプロジェクトを調べて『ラウンド1』で投票を行いますが、技術的な部分の詳細を完全に把握することは難しいかもしれませんね。

しかしながら、『ラウンド2』で熟練の専門家が参加し各プロジェクトの精査を行うため、誰もが投票に参加し公平性や透明性を実現しながら、プロジェクトの質を担保することが可能になります。

— 因みに、ホワイトペーパーにはプロジェクト上場のペースが1週間と記載されていましたが、これは現実的に可能ですか?AI系のプロジェクトと聞くとあまり数が多くないようなイメージがありますが。

Yong : 確かに、最初から1週間で1プロジェクトを上場させるのは難しいかもしれません。なので当初は1ヶ月で2プロジェクト(隔週)での上場を想定しています。将来的にこれを各週の上場にシフトしていきますが、最大でも1ヶ月で4つのプロジェクトしか上場させないという部分に変更はありません。

昨日のDECOのエコシステム内で2つのプロジェクトをインキュベートすることを発表しましたが、AI系のプロジェクト自体は現段階でも5000以上あります。その上、チームがAI分野における長い経験やコネクションを持つので、AI系のプロジェクトが見つからないということは考えにくいと言えます。

— AI系のプロジェクト自体はたくさんあるということですね。ちょっと質問は変わりまして、DeepBrain Chainの発行するトークンであるDBCはNEOのNEP-5規格、DPTはEthereumのERC20を採用しているようですが、これに大きな理由はありますか?例えば、Ethereumのスマートコントラクトのほうが実は優れていたとか

Yong : DPTにERC20のトークン規格を採用した理由は単純に開発時間の問題で、あまり大きな意味はありません。また、DBCにNEP-5を採用したのはNEOとの提携が背景にあります。

12月末までにはDeepBrain ChainとDeepToken Exchangeはメインネットに移行するため、現状、どっちの規格を使うかなどによる問題はありません。

— 提携と言えば、Huobiが提供するHuobi Cloudを利用するようですが、DeepToken ExchangeがHuobi Cloudを利用することの特徴やメリットに関しても教えていただけますか?

Yong : Huobi Cloudはサービスを利用するだけの単なる提携ではなく、深い提携を結んでいます。Huobiが提供するHuobi Cloudは、ワンストップサービスなので、一つの場所にすべての必要な機能が集約するとても便利なものです。この利用により、時間を短縮できることなどがメリットとして挙げられます。

Huobiでの長年かけて培ってきた経験を重宝し、DeepToken Exchangeでもこれを全面的に活用していくことで、取引所のセキュリティなどをより堅牢なものにすることができます。

— ありがとうございます。既に、DPTのパブリックセールが始まっているようですが、この概要を教えていただけますか?

Yong : DeepToken Exchangeのセールに参加していただくためには、公式サイト(deepbrainchain.org)にアクセスしていただく必要があります。

現段階では、約$250,000USDの調達が完了しており、ソフトキャップは$2,000,000USD、ハードキャップは$5,000,000USDに設定されています。

まだセール終了まで残り25日ほどありますので、是非とも公式サイトをご確認ください。

— ありがとうございます。因みにDeepToken Exchangeとして現在・直近に開催(を予定)しているイベント等はありますか?

Yong : 現在は、より多くの投資家のトークンセール参加を目指して、DPTホルダー向けの最初の上場プロジェクト2件に関してエアドロップを行っています。このエアドロップに参加する(DPTトークンを保有する)ためには、トークンセールに参加してトークンを手に入れる必要があります。

この25日でトークンを購入すれば、エアドロップを行うプロジェクト2件(DBP / EPR)のICOの際にETHよりも30%お得にDPTトークンセールに参加することができます。

— DeepToken Exchangeは11月以降のロードマップが書いてありませんが、今後の予定や戦略等はございますか?

Yong : 軸となる主な戦略は、より多くの良質なデジタルAI資産をDECOのエコシステムに巻き込んでいくことです。DPTのトークンが価値をしっかり保っていくためには、上場するプロジェクトの質もしっかりしたものでなくてはなりません。DECOのエコシステムを利用することでこのサイクルの実現を目指していくことが戦略の主軸です。

ロードマップに関して、先ほども触れた通りエアドロップイベントの開催や12月末のメインネット移行などが直近の予定となっています。

— とりあえず、直近の予定をまずは最優先にするということですね。Yongさんは将来、AI分野に関してどんなことが起こると考えていますか?DeepToken ExchangeやDeepBrain Chainとして、それに関してどのような役割を担っていくことを考えていますか?

Yong : 現在、AI産業はめまぐるしい速度で発展を遂げています。今後10年~20年の間にAIが製品に革新的なものを生み出すのではないかと考えています。私たちの役割としては、発展を続けるAI産業に参入する企業の容易な資金調達や開発のスピードを向上させていくことです。

— 本日はインタビューありがとうございました。最後に日本の投資家の皆さんに一言お願いします。

Yong : 私たちは、日本の投資家の皆さんにDPTに関してもっと知っていただきたいと考えています。DPTはこれまでになかった、全く新しいタイプの仮想通貨取引所です。日本のAI系の企業との提携も十二分に視野に入れており、いつでも歓迎しています。

まとめ

今回はDeepToken Exchangeに関してのインタビューとなりました。DeepBrain Chainは昨年、ICOを実施し、ハードキャップを達成。そして、今年の12月のメインネットのローンチに向けての開発が進んでいます。

現在は世界中でAIというワードがバズワードとなっており、日本企業の多くがAIに関しての研究開発を勧めている姿勢が多く見受けられます。このようなAIプロジェクトをDeepToken Exchangeがリスティングする未来はとても興味深いのではないでしょうか。

DeepToken Exchangeやトークンの使いみちに関しては下記の記事も参照ください。