DeepToken Exchangeの特徴について徹底解説!AI系プロジェクトに特化した仮想通貨取引所

2018/09/26・

Shota

DeepToken Exchangeの特徴について徹底解説!AI系プロジェクトに特化した仮想通貨取引所

DeepToken ExchangeはAI系のトークンに特化した仮想通貨取引所です。

この取引所は、DeepBrain chainと呼ばれるブロックチェーン技術を利用したAI計算プラットフォームにより最近ローンチが行われました。

本記事では、取引所トークンであるDeepBrain ChainとDeepToken Exchnageの概要や特徴、取引所の登録・KYCについてを解説していきます。

DeepToken Exchangeの概要とICO情報

Deep Token Exchnageの概要

通貨名/ティッカーDeepToken(DPT)
総発行枚数10,000,000,000枚
創業者(CEO)Yong He
主な提携先SBF Institute, HU-brain
特徴AI系トークンに特化した仮想通貨取引所
公式リンクWebサイト(DPTExchange)
Webサイト(DeepBrain Chain)
Twitter(DPTExchange)(英語)
Twitter(DeepBrain Chain)(英語)
Telegram(DPTExchange)(英語)
Telegram(DPTExchange)(日本語)
Telegram(DeepBrain Chain)
ホワイトペーパー(DeepBrain Chain)

ICO情報とトークンメトリクス

Deep Token ExchnangeのICO情報

WhiteList
規格ERC20
支払いUSDT
発行枚数10,000,000,000 枚
ICO価格機関向けプレセール1USDT = 200DPT
~24H1USDT = 167DPT
2日目1USDT = 157DPT
3~5日目1USDT = 150DPT
6~8日目1USDT = 143DPT
9~14日目1USDT = 137DPT
15日目~1USDT = 133DPT

DPTのトークンメトリクス

用途割合枚数
DBCホルダーに対するエアドロップ5%5億枚
機関投資家15%15億枚
パブリックICO10%10億枚
Deep Token Foundation25%25億枚
Deep Tokenチーム10%10億枚
マイニング30%30億枚

ICOで一般向けに販売されるトークン総量は全体の10%となっており、トークンのリリースは主にマイニングによって行われることがわかりますね。

DeepToken Exchangeの特徴

DeepToken Exchangeのミッションは良質なAI系プロジェクトを発掘し、それを届けることにあります。

DeepToken Exchangeでは、良質なプロジェクトを発掘することが投資家に対して投資に対するリターンを提供することに繋がりこれが取引所の核であると考えています。

DeepBrain Chain Foundationからの出資を受けるこの取引所は、チームとしてもAI産業に深く精通しており、これをトークンエコノミクスなどの仕組みを利用した『Voting Mining(投票マイニング)』などと組み合わせることにより、このミッションを効率的に達成できるのではないかと考えられます。

Voting Mining(投票マイニング)

DeepToken Exchangeでは、良質なプロジェクトは『公平性(fairness)』『透明性(transparency)』『正義(justice)』のもとに発掘されると考えています。

これを達成するためにDeep Token Exchangeでは、Voting Mining(投票マイニング)と呼ばれるサービス(機能)の実装を計画しています。

Voting Miningでは、投票をマイニングに利用することで、上場の際に発生する金銭的な要素だけでなくコミュニティによる上場プロジェクト決定の分散化や質の向上を図ります。

この上場の投票はホワイトペーパーによれば、各週で行われていくようです。

さらに、良質なプロジェクトをコミュニティの意思を絡めて決定させるアルゴリズムにより、投資家の人々がより納得できる投資内容となるだけでなく、従来の取引所マイニングなどの仕組み以上に独自トークンに流動性を付与することができると考えられます。

Huobi Cloudによる技術提供

仮想通貨取引所は、ハッキング等の技術的脆弱性を突いた攻撃などのターゲットとなりやすい特徴があり、コインチェック事件やBitGrailなど日々攻撃が絶えません。

DeepToken Exchangeでは、ハッキングなどの攻撃を防ぐためのセキュリティ強化の対策として、世界でも比較的大きな取引所であるHuobi Cloudから完全な技術的バックアップを受けています。

Huobiでは、5年以上のリスクコントロールにおける経験を持つため、そんなHuobiが後ろ盾となるDeepToken Exchangeのセキュリティも十分堅牢であると保証することができるでしょう。

DeepBrain ChainはHuobiやKucoinに上場済み

AI系のプロジェクトに特化した取引所設立に取り組む親のDeepBrain Chainですが、こちらのプロジェクトは既に世界最大級の取引所であるHuobiやKucoinへの上場を済ませています。

$DBCのICOでも60億円以上の資金調達に成功しており、その内容からもAI分野における技術的コスト削減というプロジェクトのミッションが投資家により広く共感・評価されていることがわかります。

今回のDeepToken Exchangeも、そんなDeepBrain Chainがその親としてバックアップしていることから、今後の進捗にも十分に期待できると言うことができるでしょう。

様々なVCs(ベンチャーキャピタル)による出資

DeepBrain Chainは中国国内外の様々なベンチャーキャピタルによる出資を受けています。

戦略的投資家としてIBMやSierraなどを持ち、主にサイエンス系のプロジェクトへの投資を行う『Gobi Partners』や、暗号通貨投資を専門とするオーストラリアのベンチャーキャピタル『Collintar Venture Capital』等、計5社による出資となります。

それぞれが既に実績を持つVCsであることからも、DeepBrain Chainの構想に大きな期待が寄せられていることがわかります。

DBCとDPTの違いは?用途や機能の違いを解説

ここまで、DeepToken Exchangeの特徴に絡めて、DeepBrain Chainに関しても説明してきましたが、両者がAI技術とブロックチェーンを利用することは理解していただけたと思います。

一方で、トークンの用途や具体的な違いに関して混乱してしまう方もいらっしゃると思うので、もう一度クリアにまとめていければと思います。

DBCとDPTを組み合わせたエコシステム

DeepBrain Chainでは、今回新たに発行されるトークンDPT及び取引所を利用して、新たなAI技術×ブロックチェーンのエコシステム形成を目指しています。

トークンエコノミー的な観点からも、エコシステムで各パーティーがどう動くかという点を詳細に説明するのではなく、このエコシステムが目指すポイントとそれに応じたトークンの用途という観点で説明を行っていきます。

エコシステムの構築により実現を目指すポイントは以下になります。

  • 新規のブロックチェーンを利用したAI系プロジェクトの発掘
  • 投資家がより満足に投資を行うことのできる環境の構築
  • 既に開発が進められているDBCを利用したAI系プロジェクトのインキュベート

以上の3点を頭に入れていただくと、トークンの用途及びエコシステムの全体像がつかめてくると思います

DBCの用途

投資家サイド

  • エアドロップの受け取り
  • 資金調達(ICO)における支払い通貨としての利用(ETH支払いよりも安くなる)

プロジェクトサイド

  • エアドロップの受け取り
  • DeepBrain Chainのシステム(DBC AI Computing Platform)利用料(調達分+追加で必要な場合新たに需要が生まれます)

DPTの用途

投資家サイド

  • エアドロップの受け取り
  • 新規プロジェクトの取引所上場における投票権
  • 新規プロジェクトの取引所上場における投票に対する報酬
  • 資金調達(ICO)における支払い通貨としての利用(ETH支払いよりも安くなる)

プロジェクトサイド

  • エアドロップの受け取り
  • DPTExchange上場に必要なトークンの確保

ロードマップ

この取引所プロジェクトのバックグラウンドを説明してきましたが、プロジェクトのロードマップも簡単に確認しておきましょう!

2018年8月

  • DeepToken Exchangeのプラットフォームα版リリース

2018年9月~10月

  • DeepToken Exchangeのプラットフォーム正式リリース;$DPTが取引可能に
  • 最初のAI系プロジェクトのデジタル資産(トークン)が取引可能に
  • Voting Mining(取引マイニング)機能のリリース

2018年10月

  • コミュニティリワードプラン

2018年11月

  • $DBC / 法定通貨ペアのOTC取引開始

DeepToken Exchangeのチーム

DeepToken Exchnageのチームに関しても確認しておきましょう!

Yong He / Founder・CEO(DBC / DPT)

Yong氏は人工知能の専門家であり、上海のIT産業ではイノベーターの称号を獲得しています。2014年からビットコインやブロックチェーンの研究に携わっています。
中国科学院 / 東中国師範大学 博士(中退)
IEngine Infomation Technology(CEO)4年11ヶ月
Yiyu Intelligent Technology(CEO)1年5ヶ月
DeepBrain Chain(CEO)1年5ヶ月

Chaunfeng Lee / Founder・CMO(DBC)

Lee氏は中国の人工知能分野における起業家の第一人者であり、2015年よりビットコインやブロックチェーンにおける研究に着手しています。
河海大学(環境資源) 学位 /  MCCグループ研究所(環境エンジニアリング) 修士号
IEngine Infomation Technology(CMO)5年5ヶ月
Yiyu Intelligent Technology(CMO)1年5ヶ月
DeepBrain Chain(CMO)1年

Dongyan Wang / Chief AI Officer

Wang博士は人工知能やビジネスインテリジェンス、データサイエンスにおけるシリコンバレーでの20年以上の経験を持ちます。
Harbin Engineering University 学位・修士号 / ウィスコンシン大学 博士号
Cisco Systems(IT Director)7年6ヶ月
Net App(シニアディレクター)4年5ヶ月
Grand Intelligence(COO)4年3ヶ月

Christine Chang / 北米マーケティングディレクター

シリコンバレーRobotXの共同設立者であり、UCバークレーではマーケティング・プロジェクトマネジメントの専門技術を取得しています。
ウィスコンシン大学(プロジェクトマネジメント)修士号 / UCバークレー
Porsche Design of America3年
Magnet Systems2年
Cheetah Mobile2年2ヶ月

Deep Token Exchangeの利用は簡単!

ここまでの説明だけを見ると、Voting Mining(投票マイニング)やAI系のプロジェクトなどと聞いて少しとっつきにくいイメージを持ってしまうかもしれませんが、取引所利用までの流れは非常に簡単です。

最後に、DeepToken Exchangeを利用するために必要とされるKYCのやり方を簡単に説明していきます。

登録の流れを解説

電話番号を使ったアカウント登録の流れを簡単に解説していきます。

DeepToken Exchange公式ページ(https://www.deeptoken.com/)から右上の『Sign Up』をクリックすると以上のイメージのような画面が表示されます。

まず、『Nationality(国籍)』のドロップダウンからJapanを選択します。

すると『Phone Number(電話番号)』のボックスに自動的に0081(日本の国番号)が入力されますので、その隣に11桁の自身の電話番号を入力します。

次の2つのボックスには自身で設定したいパスワードを二度入力し、最後に『Sign Up』ボタンを押します。

『Sign Up』ボタンを押すと、スマホに6桁の認証コードが記載されたSMSが送信されますので、その数字6桁を入力することで登録が完了します。

KYCの流れを解説

アカウント登録が済んだら、次は画面右上『電話番号』タブから『ID Verification』画面に移動します。

『ID Verification』では以上のイメージのような画面が表示されるるので

  • 身分証明書の番号
  • 苗字
  • 名前

の順にそれぞれ数字・ローマ字で入力していきます。

最後に任意の身分証明書を持ってIDセルフィーをアップロードし、『Verify』ボタンをクリックするとKYCは完了します。

承認の結果を待ちましょう。

まとめ

DeepToken Exchangeの概要や特徴、その登録・KYC方法を解説しました。

AI技術とブロックチェーンの親和性は非常に高く、今後もますます注目されていく業界です。

そんなAI系のプロジェクトを専門とするDee Token Exchangeの今後の進捗にも是非注目していきたいですね。

DeepToken Exchangeに興味を持った方は、Telegram日本語公式グループにも是非参加してみてください!

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