FOXエンターテイメントがNFT事業に1億ドル投資を発表

FOXエンターテイメントがNFT事業に1億ドル投資を発表

NFT事業に1億ドル投資

ドラマやバラエティ、リアリティ番組を制作、配信する米FOXエンターテインメント(以下FOX)は、NFT事業に1億ドルを投資することを発表しました。事業投資する資金は「ブロックチェーン上で全てを管理する史上初のアニメーションシリーズ」の実現に向けて使われるようです。

FOXは、5月にブロックチェーン・クリエイティブ・ラボの設立とNFTスタジオの開設を発表しました。FOXが所有するコンテンツを活用して、NFTを利用した作品を制作する計画を明らかにしています。テレビアニメ「リック・アンド・モーティ(Rick and Morty)」の作者、ダン・ハーモン氏の最新作「クラポポリス(Krapopolis)」の初公開にあわせて、NFTスタジオのお披露目を計画しています。

なお、プロジェクトはイーサリアムベースで行われる予定です。今騒がれているイーサリアムの環境問題などをどうやって解消していくのか?注目です。

FOXの広報担当者のJean Guerin氏は、「この資金は、クリエイティブなコミュニティや既存のブランドやIPの所有者が、コンテンツやブランドのエコシステム内でブロックチェーン技術の導入を加速させ、メインストリームの視聴者へのメリットを加速させるための資金として使用されます」と述べています。

FOXとは

グループ会社として、数々の人気な映画、ドラマを持っている会社です。

FOXチャンネルは、1998年7月1日開局し、ケーブルテレビやスカパー!などの衛星放送を使い日本でも多くの世帯で視聴されてきました。人気ドラマであった「Glee/グリー」「24 TWENTY FOUR」「ウォーキング・デッド」を過去に放送しています。

今回のNFT事業では、おそらく過去の人気作たちのNFT化というのも狙っていてもおかしくありません。今回はアニメーションからスタートするようですが、今後は実写ドラマなども視野に入れていく可能性があります。

記事ソース:coindesk

画像:shutterstock

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