【polkadot{.js}ウォレットの使い方】入出金やステーキング方法を徹底解説!
   公開日 : 2021/07/21

【polkadot{.js}ウォレットの使い方】入出金やステーキング方法を徹底解説!

さっちゃんCRYPTO TIMES公式ライター

2017/12のピーク時から仮想通貨に触り始めました。こちらでは通貨・プロジェクトについてまとめた記事を書くことが多いです。クリプト外ではWebまわりの集客、広告に携わっていたりします。

Polkadot(DOT)は、国内取引所でも続々と上場しており話題の仮想通貨です。

人気の理由は、Polkadotが目指すWEB3.0の画期的な世界や、エアドロップ対象になるオークションといったプロジェクトの影響といえます。

さらに、ステーキングにより高利率で資産を増やすことも可能です。

それらの機能を使うには、Polkadotの公式ウォレットであるpolkadot{.js}が必要となります。

この記事では、polkadot{.js}を使うための基本情報や、ウォレットの使い方、ステーキング方法を解説します。

polkadot{.js}とは?基本情報や利用目的を解説!

Polkadotロゴ

最初に、polkadot{.js}の基本情報や機能性について解説します。

Polkadotは、WEB3.0を目指すブロックチェーンプロジェクトであり、仮想通貨(DOT)でもあります。

さまざまなプロジェクトがPolkadotのブロックチェーン上で機能しており、polkadot{.js}でそれらのウォレットへ切り替えも可能です。

polkadot{.js}で何ができるのかしっかり理解しておきましょう。

polkadot{.js}の基本情報

polkadot{.js}はPolkadot公式ウォレット

エコシステム

出典:CT Analysis第16回レポート『Polkadotエコシステム 動向調査レポート

polkadot{.js}は、Polkadotの公式ウォレットです。

Polkadot(DOT)やKusama、上の画像にあるPolkadotエコシステムの各プロジェクトトークンにも切り替えて、預入・送金などが可能となります。

基本的にすべて英語となり、日本語には対応していません。

Polkadotエコシステムについて
Polkadotエコシステムでは、複数の異なるブロックチェーンを繋げて、互いに相互運用しながら各プロジェクトが活動を行っています。Defiやスマートコントラクト、ウォレットなど多くが機能しています。

ステーキングで資産を増やせる

polkadot{.js}では、Polkadot(DOT)をステーキングして増やすことができます。

Polkadotを稼働させる役割には、メインチェーンの検証や書き込みに携わる「バリデーター」が存在します。

一般投資家はこのバリデーターに対してステーキングすることで、報酬の一部を獲得できる仕組みです。

バリデーターを選出する役割を「ノミネーター」と呼び、私たち一般ユーザーがPolkadotでステーキングする代表的な方法であり役割となります。

パラチェーンオークションのクラウドローンにも参加可能

polkadot{.js}では、パラチェーンオークションのクラウドローンにも参加できます。

こちらの記事でパラチェーンについて解説していますが、Polkadotの心臓部「リレーチェーン」から派生するのがパラチェーンです。

パラチェーンは、各プロジェクトが独自のプロセスを保持しながら、Polkadotとの相互運用、高いセキュリティ、独自トークンの発行が可能となります。

クラウドローンに参加して、応援するプロジェクトにトークンを預けることで、そのプロジェクトが勝利した際に一般ユーザーにエアドロップが配布される仕組みです。

パラチェーンオークションやクラウドローンの参加に関しては、以下の記事で詳しく解説するのでぜひチェックしてくださいね。

polkadot{.js}の導入方法を解説!

実際に、polkadot{.js}をインストールしてウォレット環境を整えましょう。

まずはアカウント登録が必要です。

拡張機能を使いますが、登録自体は一般的なウォレットと大差ないので安心してくださいね。

使い方に関して、上記のように動画も公開しているので公式YOUTUBEチャンネルも参照してください。

polkadot{.js}の導入方法

polkadot{.js}エクステンションをインストールする

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まずは、polkadot{.js}にアクセスしてエクステンションのウォレットをインストールします。

上の画像のとおり「extension」内のURLをクリックして進んでください。

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エクステンションダウンロードのページに進みます。

対応しているのはGoogle ChromeまたはFirefoxです。

利用ブラウザのダウンロードボタンをクリックしましょう。

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「Chromeに追加」をクリックしてください。

注意事項を読んで追加すれば、polkadot{.js}のエクステンション追加が完了します。

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画面右上のパズルマークをクリックすると、追加されたpolkadot{.js}を確認できます。

ピンのマークをクリックすれば上部のバーに表示されるので、ワンクリックでアクセス可能です。

オレンジ色のPマークが表示されていればインストール完了となります。

アカウント登録してウォレットを作成する

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次に、polkadot{.js}にアカウント登録を行いウォレットを作成します。

最初にPマークをクリックすると利用規約が表示されるので「Understood, let me continue」をクリックして進んでください。

上の画像のように「Add Account」が表示されるので、中央の「+」マークをクリックするとアカウント登録画面に移ります。

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ニーモニックシードフレーズは復元時などに利用するので、必ず保存しておき、自分のみ確認できる状態にしておきましょう。

保存後、下部にチェックを入れてください。

「Next step」がクリックできるようになるので進みます。

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アカウント登録画面です。

ネットワークは変更せずそのままにしてください。

アカウント名とパスワードを入力して、「Add the account with the generated seed」をクリックします。

こちらでpolkadot{.js}のアカウント登録は完了です。

プロジェクト管理画面の確認方法

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polkadot{.js}のアカウント一つで、Polkadotベースのプロジェクトであれば、すべてのウォレットとして活用できます。

プロジェクトを切り替えるには、まずアカウントの右上にある3つの点マークをクリックしてください。

「Allow use on any chain」をクリックすると、ウォレット利用できるプロジェクトが表示されます。

Kusamaなら「Kusama Relay Chain」を選択すれば、自分のアドレスが変わるのでわかりやすいですよ。

polkadot{.js}の基本的な使い方を徹底解説!

polkadot{.js}での入金や送金時、操作で迷う方は多いかもしれません。

実は、polkadot{.js}のウォレット単体では中身を確認することができず、どこにあるのかわかりにくいです。

そこで、ここからはpolkadot{.js}でウォレット内を確認・資産を移動する基本的な使い方を解説します。

使い方に関して、上記のように動画も公開しているので公式YOUTUBEチャンネルも参照してください。

polkadot{.js}の使い方

ポータルサイトと紐づけする

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まず、アカウント内のどこに資産があるのか、ウォレット内を確認するためポータルサイトと紐づけします。

ウォレットをインストールしたpolkadot{.js}のポータルサイトにアクセスしてください。

「apps wallet (hosted)」から資産を確認するのでURLをクリックしましょう。

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注意事項が表示されるので確認・許可後進んでください。

PolkadotのSubstrate Portalのページが表示されることで、polkadot{.js}のエクステンションとポータルサイトの紐づけは完了となります。

入金したトークンの確認方法

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例えば、Kusamaに入金したトークンを確認する場合、ポータルサイトでKusamaネットワークに切り替える必要があります。

左上のPolkadotマークをクリックしてください。

左側にメニューが表示されるので、「KUSAMA & PARACHAINS」を選択します。

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その他のプロジェクトも選択できることがわかりますね。

「via Parity」などはデフォルトのままでOKです。

上部の「Switch」をクリックするとKusamaネットワークに切り替わります。

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上部の「Accounts」から「アカウント」を選択してください。

先ほど作成したアカウントが反映されているのがわかります。

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アカウント名をクリックすると、右側にページが表示されます。

ここで、送ったトークンの確認が可能です。

balanceの部分に0.1KSMが反映していることがわかりますね。

このように、ポータルサイトで各トークンのページに切り替えてからウォレット内を確認します。

トークンを送金する方法

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polkadot{.js}でトークンを送金する方法について解説します。

アカウント画面の右側に「送信」があるのでクリックしてください。

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送金先のウォレットアドレスや数量を入力してください。

「送信を作成」をクリックするとトランザクションなどの情報が表示されます。

「Sign and Submit」をクリックするとエクステンションが立ち上がるのでパスワードを入力しましょう。

これで送金完了です。

トランザクションを確認する

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polkadot{.js}でトランザクションを確認する方法も解説します。

アカウント画面の右側にポルカスキャンの項目があるのでクリックしてください。

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履歴の画面になるので、「過去25回の残高移動履歴」をクリックします。

Kusamaの入金・送金履歴が確認できますね。

詳細に関しては右側のDetailsから見ることができます。

polkadot{.js}の復元方法

パソコンの買い替えなどで、polkadot{.js}を再インストールしたときに復元する方法も知っておくと便利です。

インストールまでは、「polkadot{.js}エクステンションをインストールする」の手順と同じです。

アカウント登録画面から異なるので注意してください。

登録時は中央をクリックしましたが、復元時は右上にある+マークを押します。

「Import account from pre-existing seed」をクリックしてください。

ここで、保管しておいたニーモニックシードフレーズを入力します。

ネットワークはこのままでOKです。

NEXTをクリックすると、新しいアカウント名とパスワードを入力する欄になります。

これらを入力して進むと復元は完了です。

資産が保管されているかしっかり確認しておきましょう!

polkadot{.js}でステーキングする方法・手順を解説

Polkadotステーキング

Polkadot(DOT)のステーキングは、他の通貨に比べて利回りが良く、収益につながると予想されており人気です。

ステーキングが可能な取引所・ウォレットは、バイナンスやMoonstakeなど海外がメインとなり国内にはありません。

もちろんPolkadot公式ウォレットは対応しているので、ここではpolkadot{.js}を使ったステーキング方法・手順を解説します。

Polkadotの仕組みも簡単に紹介しながら進めますね。

polkadot{.js}でのステーキング方法
  1. Polkadot(DOT)を準備する
  2. バリデーターを選ぶ
  3. ノミネーターとして投票して完了

1. Polkadot(DOT)を準備する

まずはPolkadot(DOT)を購入します。

バイナンスなどの取引所・ウォレットで準備してくださいね。

最低1DOTからステーキング可能ですが、手数料がかかるので2DOT程度持っておくべきです。

入金方法は、polkadot{.js}のPolkadotアドレス宛に他のウォレットから送ります。

自分のPolkadotのアドレスを確認するには、まずウォレットを開いて右上の3つの点マークをクリックします。

「Allow use on any chain」をクリックして、表示されたプロジェクトから「Polkadot Relay Chain」を選択してください。

上の画像3の部分に、Polkadot用のアドレスが表示されるので、コピーして入金元ウォレットで処理しましょう。

バイナンスから送金する場合は以下の記事も参考にしてくださいね。

2. バリデーターを選ぶ

Polkadotを支える4つの役割
  • バリデーター(検証者):ブロック内容の検証、リレーチェーンへの追加
  • ノミネーター(指名者):バリデーターを選出する
  • コレーター(照合者):トランザクションの照合を行う
  • フィッシャーマン(監視役):バリデーターの監視を行う

Polkadotのネットワークを支えるために、上記4つの役割が存在しています。

一般ユーザーは、ノミネーターとしてバリデーターを選出することで、バリデーターが受取る報酬の一部を獲得できる仕組みです。

つまり、ステーキングはバリデーターに対して行います。

polkadot{.js}のポータルサイトを開いて、上のメニュー「NetWork」から「ステイキング」を選択してください。

バリデーターの一覧が表示されるので、この中からステーキングするバリデーターを選びます。

薄いグレー色になっているバリデーターは募集を締め切っているので注意してくださいね。

上部メニュー「Targets」をクリックするとバリデーターを並び替えることができます。

最初は年利(return)が高い順に並んでいるので選びやすいですね。

このときは平均14.0%の年利なので、手数料(comm)は1%程度なら悪くないです。

身分証明済みのバリデーターを選ぶ
より信頼できるバリデーターを選ぶなら、詳細画面で「アイデンティティー」が適切な緑色になっているバリデーターを選びましょう。身分証明(本人確認)済みの証です。

3. ノミネーターとして投票して完了

実際にノミネーターとして投票します。

上部メニュー「Account Actions」をクリックして「Nominator」へ進んでください。

預けるDOTの入力画面になります。

最低1DOTから預けられるので入力してくださいね。

ただし、手数料がかかるので1DOT以上保有している必要があります。

次の画面で、ステーキングすると決めたバリデーターを選択して「BondandNominate」をクリック後、polkadot{.js}のパスワードを入力すれば完了です。

複数バリデーター選出も可能
バリデーターを複数選んでステーキングすることも可能です。選出画面で2つ以上選べるので、リスク分散するならおすすめですよ。

【補足】ロック解除してステーキングをやめる方法

polkadot{.js}ポータルサイトの「Account action」の画面で、選んだバリデーター一覧を確認できます。

ステーキングをやめてロック解除する場合は、この画面でバリデーターの右側にある「Stop」をクリックしてパスワードを入力すれば完了です。

ちなみに、ロック解除しても28日間はDOTの移動はできないので注意してください。

バリデーター変更も可能
ロック解除したDOTを使って、別のバリデーターに投票できます。解除後にもう一度選出すればOKです。

polkadot{.js}利用時の3つの注意点を解説

Polkadotjs注意点

最後に、polkadot{.js}の利用で注意すべき3つのポイントを解説します。

他のウォレットアプリとの違いや、ステーキングのリスクも簡単にまとめるのでしっかり確認しましょう。

polkadot{.js}の注意点
  1. 他のアプリと相性が悪いので適宜オフにする
  2. 単体では送受信やウォレット内を確認できない
  3. バリデーター選びに失敗すると損する可能性あり

1. 他のアプリと相性が悪いので適宜オフにする

polkadot{.js}の欠点は、他のエクステンションアプリと相性が悪い部分です。

例えば、Add Block(仮想通貨採掘スクリプトのブロックシステム)が入っていると機能できなかったり、他のエクステンションのウォレットが入っていると、polkadot{.js}が起動しなかったりします。

その場合は、他のエクステンションをオフにした状態で、polkadot{.js}を同期するしかありません。

オフにする方法
Chromeなら、画面右上の3つの点マークをクリック→その他のツール→拡張機能と進むと、インストール済み機能のオン・オフを切り替えできます。

2. 単体では送受信やウォレット内を確認できない

polkadot{.js}単体では、ウォレット内のトークン確認や送金処理はできません。

Metamaskなどの利用者は使い勝手が悪いと感じるかもしれません。

必ずポータルサイトと同期する必要があるので、polkadot{.js}はウォレットとポータルサイトの2つで操作することを理解しておきましょう。

3. バリデーター選びに失敗すると損する可能性あり

polkadot{.js}でステーキングするにはバリデーターを選出しますが、悪いバリデーターにあたるリスクがあります。

選ぶときは年利や手数料といった少ない情報に限られるので、良いバリデーターなのか判断がつきません。

一つの基準としてほしいのは、アイデンティティーが適切であるバリデーターを選ぶことです。

詳細画面でアイデンティティー(本人確認のようなシステム)を実施済みか確認できますし、上の画像のように「Overveiw」の画面なら実施済みのバリデーターのみ表示できます。

そして、ステーキング完了後も選出したバリデーターが、年利を変えるなど怪しい行動をしていないか確認すると安心です。

まとめ

Polkadotロゴ

polkadot{.js}の基本的な使い方やステーキング方法、注意点を解説しました。

基本的にエクステンションウォレットとポータルサイトの2つで管理すると覚えておきましょう。

Polkadotエコシステム各プロジェクトのウォレットなら、polkadot{.js}だけで切り替えて管理できます。

資産管理やステーキングを行うポータルサイトを使いこなせると、今後Polkadot系のさまざまなプロジェクトに対応できるようになりますよ。

Polkadotのステーキングは利率が高くて人気なので、良いバリデーターの募集が終わる前に、ステーキングできる環境をpolkadot{.js}で整えましょう!

ct analysis

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