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インド仮想通貨規制、過剰報道か!?

インド仮想通貨規制、過剰報道か!?

この記事の3つのポイント!

  1. インドの仮想通貨規制報道は過剰報道だった?
  2. 使用を禁止するといったのは「不法な活動」への使用
  3. ブロックチェーン技術自体に対しては明るい見方を持っている

本記事引用元:CoinTelegraph

インドの仮想通貨規制報道は過剰報道?

CRYPTO TIMESでも取り上げた2月1日のインドの仮想通貨規制報道ですが、CoinTelegraphによるとこのニュースに関する報道が過剰であったのではないかと言われています。

参考記事:インド、仮想通貨の使用を規制すると発表 – CRYPTO TIMES

 

物議をかもしているのはArun Jaitle財務大臣の下記発言です。

Arun Jaitleの発言

The government does not recognise cryptocurrency as legal tender or coin and will take all measures to eliminate the use of these cryptoassets in financing illegitimate activities or as part of the payments system.

直訳)政府は仮想通貨を法定通貨とは認めません、そして不法な活動や決済システムの一部としての仮想通貨の使用を徹底的に排除します。

この発言に対し、多くのメディアは、インドでの仮想通貨使用禁止が差し迫っていると解釈しました。特に海外仮想通貨メディアQuartzは“Arun Jaitley has just killed India’s cryptocurrency party”(Arun Jaitley氏はインドの仮想通貨派を殺した)というタイトルで報道しています。

 

しかし、彼が使用を禁止するといったのは「不法な活動」への仮想通貨の使用であり、仮想通貨の使用自体を禁止するものではありませんでした。

また、Arun Jaitley氏は以前に“The government will explore use of blockchain technology proactively for ushering in the digital economy,”(政府は、デジタル経済における積極的なブロックチェーン技術の利用を模索するだろう)とも述べ、ブロックチェーン技術自体に対しては明るい見方を持っているようです。

Slim
発言ひとつでも解釈によっては大きく異なったものになってしまいますね…。

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