京セラがLO3 Energy社とVPP(バーチャル・パワープラント)の導入テストへ

京セラがLO3 Energy社とVPP(バーチャル・パワープラント)の導入テストへ

京セラグループが、ブロックチェーン技術を活用したVPP(バーチャル・パワープラント)の導入テストを、LO3 Energyとともに実施する予定があることが、京セラの発表により明らかになりました。

ニューヨークにあるLO3 Energy社は、エネルギー事業においてブロックチェーンの活用・開発を進めている会社です。先日、丸紅とのブロックチェーン基盤を利用した実証実験の取り組みも報道がされています。

VPP(バーチャル・パワープラント)とは仮想発電所とも訳され、小規模発電所の電力需要の制御システムを1つの発電所にまとめる技術のことです。

これにより、小規模の発電所の電力需給を最適化することができ、費用削減につがなるメリットがあるとされています。

各家庭が太陽光発電によって生み出した電力を小規模なエネルギー・ネットワークであるマイクログリッドを通して他の家庭へと共有する際に、トランザクションの認証と記録を効率よく果たす役割をブロックチェーンが担っています。

このようにマイクログリッドを通しての電力共有によって、以前までの大規模発電所への依存や負担が軽減されます。

導入テストは2019年2月28日に行われ、神奈川県横浜市に拠点をおく横浜中山事務所に複数の需要家を想定した太陽光発電システムと蓄電池を装置した環境のもと実施される予定です。

記事ソース:KYOCERA

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