METAMASKがMAU500万人達成。今後「Seed Phrase」の名称変更
Crypto Times 編集部
※2021年4月28日のツイートにてMAU500万人達成をMETAMASKが報告しています。こちら、6月1日にメールで報告があったため現在記事にしています。
🥳 A new milestone!
6 Months
5 Million Monthly Active Users
2 Billion USD in accumulated transactions
100% more ethical internet🤝 Control your own data & identities, build communities, & freely associate.https://t.co/4cuJVG53zv pic.twitter.com/M8Z3dCw0wj
— MetaMask 🦊🫰 (@MetaMask) April 27, 2021
人気ウォレットアプリのMETAMASKが月間アクティブユーザー(MAU)500万人を達したことを発表しました。2020年10月に100万MAUを突破してから、わずか半年で500万人まで到達したことになります。
この急成長の要因は、NFTの急激な注目、DeFiの流行、アフリカやアジア中東などでの需要増加が要因となっていると考えられるようです。
インドとインドネシアはMetaMaskモバイルの普及率でトップ5に入っており、ベトナムとナイジェリアはトップ10に入っています。
またMetaMask Swapsを利用している人も増加中で、過去6ヶ月間で20億USD以上の累積取引量を記録しています。
過去5年間でGoogleトレンドでMETAMASKを検索してみるとピークは過ぎたものの依然、注目度が上がっているのが一目瞭然です。
さらにNFTでも検索してみるとピークより少し下がったものの注目度はまだあるようです。これらの要因が重なり合ってMAUが500万人に達成したことが予想されます。METAMASKがWeb.3の世界で欠かせない存在になっていることは間違いないです。
一方、ユーザーが増えることで詐欺的行為に働く者も存在しています。METAMASKは詐欺師から少しでもコミュニティを守るために、”Seed Phrase”を “Secret Recovery Phrase”に変更する予定です。これらは2021年5月から6月に行われるようです。ユーザーが何かアクションを加えることは必要ないとメールで記載がありました。
またMETAMASKのTwitterにも認証マークがつきました。ここまでMEMATASKが有名になると偽のアカウントも出てくる可能性があるので気をつけてください。
認証マークが付いているから安心というわけではないので、謎のDMやリプライはしっかりとアカウントをチェックする必要があります。
暗号資産の世界では、自分の資産は自身で守る必要があるので、Seed Phrase(Secret Recovery Phrase)やプライベートキーの管理には十分に気をつけてください。
画像:shutterstock