専業トレーダーえむけんの仮想通貨市場分析!【8月15日】
2019/08/15

専業トレーダーえむけんの仮想通貨市場分析!【8月15日】

M.kent

M.kent

投資歴8年目の専業。FXとBO、アフィリエイトで生計を立てています。2017年7月~原資1000万円にて仮想通貨投資開始。現在仮想通貨資産4000万円弱(2018/2時点)

みなさん、こんにちは!えむけん(@BinaryMkent)です。

前回更新後、BTCだけでなく仮想通貨市場全体が大きく下落しましたね。お盆ということもあり、ゆっくり一息つきたいところですが、なかなかな局面のため、ここで一度現状とそれを踏まえた今後についてしっかり抑えておきましょう!

それでは、早速BTCの分析から進めていきましょう。

BTCチャートの分析

BTCチャート(超長期)

今回は長期目線でも非常に重要なポイントですから、まずは週足の分析から行っていこうと思います。

こちらが、現在のBTCチャート(週足)です。

一度、14000ドル周辺まで大きな上ヒゲをつけていますが、11500ドルに終値をつけた後、ダブルトップ成立に向けて綺麗に推移しています。

そして、その際のネックラインは「9500ドル」。ですから、長期的にはこの「9500ドルを下抜け、ダブルトップを成立させるか?」というのが一先ずの注目ポイントでしょう。

BTCチャート(長期)

こちらが現在のBTCチャート(日足)になります。

やはり黄色チャネルがしっかり効いてきましたね。その上、黄色チャネル(下限)もしっかりと下抜けてきました。

つい売りたくなってしまうポイントですが、週足のダブルボトムネックライン(9500ドル)周辺ということもあり、焦って売りで入るのは危険です。焦らず9500ドル周辺まで引き付け、常に週足ダブルトップを視野に入れた立ち回りがベストでしょう。

BTCチャート(中期)

こちらが現在のBTCチャート(4時間足)になります。

やはり黄色チャネルを下抜けてはいますが、その後の支持帯である9500ドルがネックですね。今回は深堀りしませんが、黄色チャネル下抜け時のS増加量次第では、9500ドルでのリバウンド、そのリバウンドに伴った突っ込みSの撤退(買戻し)の可能性もありえます。

ですから、ここからSを打つのであれば、9500ドル周辺まで引き付けた上で、週足ダブルトップの成立を見守ってからがベストだと思われます。

また、9500ドルを下抜ける展開となった場合には、次は緑チャネル、8250ドルの支持帯でのリバを視野に入れながら押し引きしていきましょう。

では、これらを元に現状から考えられる今後のシナリオ、その考察に移りましょう。

BTCチャートの総評

さて、それではBTCチャートについてまとめていきましょう。今回、考えられうるシナリオは以下の2通り。

  • 週足ダブルトップ非成立へ
    ⇒再度緑チャネル上限へ
  • 週足ダブルトップ成立へ
    ⇒緑チャネル下限へ

長期足に重きを置くと、高値圏というのもあり、ダブルトップ成立へと向かうのが自然な流れですね。とはいえ、直近の売り出来高急増もあり、リバ発生となった場合にはそれなりに大きく上昇する可能性もあります。そのため焦りすぎず、しっかりと長期足を踏まえた上でのトレードをお勧めします。

では次に、ドミナンス分析を進めていきましょう。

ドミナンス分析

ドミナンスチャートに関しては、「Trading View」を参考することにしております。(外部リンク:https://jp.tradingview.com/markets/cryptocurrencies/global-charts/

節目であったBTCドミナンス70%を一時更新したものの、BTCの下落に伴い、現在69%前後まで下落してきていますね。

BTCドミナンスだけを見ると、71%→69%の下落とそこまで大きな下落でないため、特に問題ないようにも見えますが、このように市場全体の時価総額は大きく下落しております。

ですから、「ドミナンスがそこまで下がっていない」というよりも、「それぞれの通貨による占有率(ドミナンス)に大きな変動はないが、全体的に仮想通貨市場から資金が抜けてきている」と考えるべきでしょう。

それでは、少し拡大して見てみましょう。

一部アルトコインは、BTCの下げを受けてドミナンス上昇となりましたが、それよりも注目すべきは「USDT(Tether)ドミナンス」ですね。

USDT(Tether)は、米ドルと連動する通貨(ステーブルコイン)という性質上、仮想通貨売買における差益が発生した際、それを確定する際の手段として活用されます。つまり、USDTドミナンスの上昇というのは、「市場からの一時撤退(利益確定)」を意味するわけです。

今回で言えば、ここまでBTC価格はぐんぐん上昇してきました。その上昇で利益を得たトレーダーらは当然、「BTC価格が下がる前に売り抜けたい、利益を確定させたい」と考えますよね。となれば、BTCからステーブルコインであるUSDTへと資金が流れていきます。

このように多くの場合、USDTドミナンスの上昇は市場のリスクオフ(利益確定フェーズ)を意味します。そして今回の場合、BTCドミナンス下落を受け、主要アルトよりもUSDTドミナンスの方が大きく上昇している点も踏まえると、「市場はリスク回避ムードへと傾きつつある」ということが分かりますね。

主要アルトコインの動向

黄色点線のBTC反転下落以降、一部アルトは上昇しておりますが、ドミナンス推移を踏まえて見てみると、特に資金が流れているような形跡もありませんね。

先ほどお話ししたように、USDTドミナンスの急上昇(リスク回避ムード)もありますし、ここからアルトで差益を取りにいくのはかなり厳しいでしょう。

もちろん、ドル建てアルトのリバ取りであれば、ある程度利益を出すことも可能ですが、「無理して手を出すような地合いではない」というのが正直なところです。(今回はアルトコイン分析については控えさせていただきます。)

総評(まとめ)

さて、それでは最後にまとめに入りましょう。

  • 週足ダブルトップ(9500ドル)に注目
    →成立(緑チャネル、8250ドルに注目)
    →非成立(突っ込みSを焼く展開か?)
  • USDTドミナンス急上昇
    →リスク回避ムードへ転換か?

大体こんな感じでしょうか。

ここ最近までは、株や為替のリスクオフに対する退避先としてBTCに資金が流れていたように見えましたが、現在はどちらもリスクオフムードの色が強く、全体的に資金が抜けてきていますね。

「抜けた資金がどこに流れるのか?」といった状況ではありますが、米国債市場における逆イールド現象など、世界景気の先行きに対する不安要素が露呈した背景もあり、しばらくは株や為替だけでなく、BTCも同様に不安定な動きをしてくるのでは?と見ています。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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