米ナスダックCEOが仮想通貨取引所の参入を視野へ
2018/04/28・
Crypto Times 編集部
ニュース
米ナスダックのCEO アデナ・フリードマン氏はCNBCの取材に対し、「ナスダックが仮想通貨取引所へ参入することは間違いないだろう」と答えました。
しかし、そのためには市場に規制が整備され、成熟することが必要だとも語っています。
同氏は、CNBCの取材に対し、
「ナスダックが仮想通貨取引所の開設を検討することは間違いないだろう。 」「円滑に規制が行われた場合、投資家にとって公平な取引を提供出来る。」
との考えを明らかにしています。
それまでの間、同社は既存の暗号通貨事業をサポートしていくようです。
水曜日、同社はビットコイン投資家のウィンクルボス兄弟によって設立された暗号化交換Geminiとの共同作業を発表しています。
GeminiのCEOであるタイラー・ウィンクルボス氏は、
ナスダックの監視技術を利用して、プラットフォームが公平かつルールベースの市場を提供できるようにする
と述べています。
また、フリードマン氏はICOについて質問された際に
「ICOは規制される必要がある。私は証券取引委員会(SEC)は、これらの証券は有価証券であり、規制される必要があることは正しいと考えている。」
と答えており、現在のICO事情に対して危険視しているようです。
koki
「投資家を守るための十分な法整備がされるまでは、参入出来ない」という彼女の主張は多くの人が予想していた通りかと思います。GeminiのCEOも言及している”ルールベース”の市場の実現はそう簡単ではないことが伺えますね。