米ネバダ州にて婚姻証明書発行にブロックチェーンが使用されていたことが判明
2019/01/12・
Crypto Times 編集部
ニュース
米ネバダ州にて婚姻証明書がブロックチェーン上で発行されていたことが明らかになりました。
7日のAP通信によると、米ネバダ州ワショー郡において、昨年4月の新プログラム導入から12月の時点で、約950組のカップルがデジタル婚姻証明書を自宅PCやスマートフォンで受け取っていたことが明らかになっています。
さらに、同州エルコ郡では類似の技術をデジタル出生証明書の発行に利用しようと試みているといいます。
米サンフランシスコを拠点とするブロックチェーン企業Titan SealのPhil Dhingra氏によると、デジタル婚姻証明書発行プログラムには、その改ざん難易度の高さからイーサリアムブロックチェーンが利用されているそうです。
婚姻証明書の発行には通常7〜10日かかるところを、ブロックチェーン上での発行プログラムを利用することで24時間以内にデジタルで受け取りが可能になったとのことです。
ネバダ州ワショー郡では今後も証明書類のデジタル化を進めていくようで、災害時のデジタルコピー復元にブロックチェーン技術を応用することも考えているそうです。
記事ソース:AP通信
Daichi
災害の多い日本でもこのような技術が役に立つかもしれませんね