Web3大手アニモカ・ブランズ、三井物産と提携
Crypto Times 編集部
香港に拠点を置く大手ブロックチェーンゲーム開発・投資会社Animoca Brandsは、日本の大手商社三井物産と資本業務提携及び戦略的パートナーシップに関する覚書を締結したことを発表しました。
We are pleased to share that Animoca Brands has signed a memorandum of understanding for a strategic partnership with @mitsuiandco through a strategic investment.
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— Animoca Brands (@animocabrands) June 19, 2023
上記パートナーシップでは、三井物産の広範な資産とネットワークを活用し、日本市場におけるWeb3の普及やイノベーションに貢献する新規事業を生み出していくとしています。
また、両者は今後、ブロックチェーン技術のウェルネス分野への応用、脱炭素・カーボンクレジットなどでの協業など、様々な分野でも連携予定。合弁会社の設立も計画しているとしています。
国内企業とAnimocaの取り組みは、これまでにも行われており、昨年8月にAnimoca Brandsの日本拠点企業Animoca Brands KKは三菱UFJ銀行とAnimoca Brands等から4500万ドルの資金調達を実施しました。
関連:Animoca Brands Japanが三菱UFJ銀行、Animoca Brandsから4500万USDの資金調達
We are pleased to announce that @Animocabrandskk, our Japanese subsidiary, today announced a raise of US$45M from @mufgbk_official and Animoca Brands Corporation Limited valuing the company at approximately US$500M (pre-money).
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— Animoca Brands (@animocabrands) August 26, 2022
Animoca Brandsは、ブロックチェーンゲーム業界の著名なプレーヤーとして「The Sandbox」などの注目プロジェクトを保有しており、Axie InfinityやOpenSea、NBA Top Shotなどのプロジェクトへの投資も行ってきた企業です。
同社は、個人投資家への取引所サービスの提供が先日解禁された香港の「Cyberport」に拠点を設置。デジタル技術コミュニティエリアのCyberportは、香港政府が全額出資するCyberport社が管理するエリアで、過去1年間で約150社のWeb3関連会社が設立されています。
Animoca Brandsは、8億ドル規模のメタバースファンドの設立を計画しており、拡大を続けるメターバースやブロックチェーンゲーム市場において戦略的な施策を続けています。
Animoca Brands(アニモカ・ブランズ)、メタバース投資ファンドで10億ドルの資金調達を計画か
記事ソース:Animoca Brands、Reuters、香港政府
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