米アークのビットコインETFに1.33億ドルが流入|過去トップクラスの規模に

米アークのビットコインETFに1.33億ドルが流入|過去トップクラスの規模に

米資産運用会社アーク・インベストが運用する現物型ビットコインETF「$ARKB」に、1日で1.33億ドルの資金が流入したことが分かりました。

$ARKBへの1.33億ドルの流入は4月以降の期間ではトップの規模に。同ETFが今年1月に米国証券取引委員会(SEC)によって承認されて以降の期間ではトップ3の流入額となっています。

上記資金流入は、他のビットコインETF商品に対するインフローが鈍化している中での出来事。グレースケール社のGBTCからの資金流出は継続的に発生しており、他の企業、例えばブラックロックやフィディリティのビットコイン関連ETFへの資金流入も一時の勢いと比較し鈍化傾向にあります。

ETFを提供している11社において、5月9日と10日には流出額が流入額を上回る現象が見られました。しかし、直近2日間においてはGBTCからの資金流出が減少し、他社のビットコインETF製品への資金流入が安定し、インフローが発生しています。

ジャック・ドーシー氏率いるブロック社の株式を売却

キャッシー・ウッド氏率いるアーク・インベストは、ビットコインETFの運用以外にも複数の部門でWeb3企業への投資を行っています。

同社のポートフォリオで最近変化があったのが、Twitter創業者ジャック・ドーシー氏が率いるブロック社の株式で、アークは3つの部門でブロック社の株式合計110,334株分を売却したことが報告されています。この取引は約770万ドル(約12億円)規模となったといいます。

キャッシー・ウッド氏はこれまでビットコインに対して強気な目線を貫いてきており、ビットコインは2030年までに380万ドル(約5億9200万円)まで上昇すると予測しています。

記事ソース:Farside InvestorsYahoo FinanceBENZINGA

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