$BERAローンチの問題点、BitMEX創業者が指摘
Crypto Times 編集部
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BitMEX創業者アーサー・ヘイズ氏は、昨今のトークンローンチ方法に関する提言を行いました。同氏は先日公開されたBerachainの$BERAトークンの価格チャートを示し、トークンのローンチはマーケットメーカーや取引所のパートナーと協力し、より低価格で行うべきだと指摘しています。
To all you shitcoin founders about to TGE. Work with your market makers and exchange partners to open the market at lower prices. This chart is ugly not cause the project is dogshit but bc the price is too damn high. Bring your users on a wealth generation journey with you. pic.twitter.com/RafHj5cGh7
— Arthur Hayes (@CryptoHayes) February 10, 2025
マーケットメーカーとは、特定の金融商品(この場合は仮想通貨)の売買を活発に行う役割を担う取引業者を指します。マーケットメーカーは買い注文と売り注文を提供することで市場に流動性を提供し、一定価格の下限を維持したり急激な価格変動を防ぐ役割を果たすとされています。
ヘイズ氏は$BERAの価格チャートの問題はプロジェクト自体が原因ではなく初期価格が高すぎたためだと指摘しています。
2月6日にローンチされた$BERAは上場直後に1$BERA = 15ドルを記録したものの、エアドロップを獲得した投資家による売却などを背景に数時間以内に価格は半値以下の$7前後にまで暴落しました。現在同通貨は5ドル付近を推移しています。
DeFiLlamaのデータによると、Berachain上で展開されているDeFiプロトコルの総資産(TVL)は18.72億ドルに達し、PolygonやAptos、Avalancheを上回る規模となっています。メインネット公開後わずか数日で上記の規模となるのは過去にない事例となっており、市場からの関心の高さが窺えます。
![](https://crypto-times.jp/wp-content/uploads/2025/02/DeFiLlama-300x104.jpg)
BerachainのTVL推移|画像引用元:DeFiLlama
レイヤー1ブロックチェーンのBerachainは、独自のコンセンサスメカニズム「Proof of Liquidity(PoL)」を採用しており、資産のロックアップによってネットワークのセキュリティと分散化を実現しながらDeFi活動におけるインセンティブを高める設計となっています。さらに、同ネットワークではガス代やステーキングに利用される$BERA、ガバナンス機能やブロック報酬を増幅できる$BGT、そしてステーブルコインである$HONEYの3種類の通貨が展開されています。
現在、2025年2月時点で仮想通貨市場全体の時価総額は減少傾向にあります。これは市場内で資金が循環していることを意味し、ユーザーはより慎重な投資判断が求められます。
仮想通貨取引所のBitget(ビットゲット)では、国内取引所で取り扱われていないBerachainの$BERAが上場しています。また、Bitgetでは現在ブルガリのジュエリーやAmazonギフト券1万円分等が抽選で当たる期間限定キャンペーンが実施されています。キャンペーンは2月17日迄となっているので興味がある方は是非お早めにご参加ください。