ビットコイン、29,000ドルを突破|+3.5%を記録

ビットコイン、29,000ドルを突破|+3.5%を記録

2023年10月20日、ビットコイン/$BTCが価格上昇を見せ、29,000ドルを突破しました。記事執筆現在は29,300ドル代を維持しています。


ビットコインが29,000ドルを突破したのは、現物型ビットコインETFがSEC(米国証券取引委員会)に承認されたとする誤報が出された10月16日以来となる4日ぶり。それ以前に同水準の価格帯を記録していたのは2023年8月17日となります。SECは、先日、申請されている複数の現物型ビットコインETFの承認期限を延期しています。

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現物型ビットコインETF承認による市場へのインパクトに注目が集まる中、オンチェーン上のデータ分析プラットフォームを提供するCryptoQuantは米大手資産運用会社の運用資産総額の1%がビットコイン市場に流入した場合、ビットコインの時価総額は45000億ドルから9000億ドル増加すると予想。これに伴いビットコインの価格は5万ドル7万3から000ドルの間の価格帯まで上昇するとしています。

ビットコインETFに関して、注目されているポイントとして他に挙げられるのがSECの承認のタイミングです。現在、米国ではブラックロック、フィデリティ、VanEck、グレースケールなど複数企業がビットコインETFの申請を行なっており、仮に承認時期にばらつきが出た場合、一部の企業に資金が集中する可能性があります。

グレースケールのCEOは以前のインタビューにて「SECがこの市場で勝者と敗者を選ばないようにする真の機会がある」と述べており、同社では複数のビットコイン商品が市場に存在する状況を想定していることを明かしています。

ビットコインETFに関するフェイクニュースが流布される事例が発生するなど、引き続きETFに関する最新情報には注意が必要となります。


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