ビットコインが一時965万円を記録、過去最高値の更新続く

ビットコインが一時965万円を記録、過去最高値の更新続く
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先日より高騰が続くビットコインの価格が2月29日深夜に再度急上昇し一時1 BTC = 965万円に到達しました。記事執筆現在は900万円付近を推移しています。

2月中旬に日本円建てで過去最高値(約780万円)を更新したビットコインは、大きな下落を見せることなく順調な価格推移をしてきた中で、さらに大きく上昇しました。

ビットコインに関するトピックとして注目を集めているのが、米国の現物型ビットコインETFです。

今年1月に米SEC(証券取引委員会)は、複数社が申請していた現物型ビットコインETFの上場と取引を承認しました。これ以前に市場で公開されていた先物型のビットコインETFと異なり、現物型ビットコインETFではその仕組み上、ETFの発行を行うために市場からビットコインを集めてくる(購入する)必要があります。

関連分析レポート:ビットコイン現物ETFのローンチと影響の解説

自らで仮想通貨取引所で現物のビットコインを売買/保管する行為と比較し、公的機関であるSECに認可されたビットコインETFを扱うことは、規制の明確化や税制的な優遇、秘密鍵等の管理コストの削減などのメリットがあります。

1月の現物型ビットコインETF承認以降、10社のETF商品への資金流入は継続的に発生しており、現地時間2月27日の最新データでは、ブラックロックが提供する$IBITに過去最高額となる5.2億ドル(約783億円)の資金が1日で流入していることが報告されています。

記事執筆時直近4時間の先物市場にて4,250万ドルのロングポジション、8,880万ドルのショートポジションが清算されています。引き続き、ビットコインの激しい値動きに注意が必要となります。

記事ソース:coinglass

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