コインベース、プロダクトマネジメント担当シニアディレクターが退職

コインベース、プロダクトマネジメント担当シニアディレクターが退職
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大手仮想通貨取引所Coinbase(コインベース)のプロダクトマネジメント担当のシニアディレクターを務めていたビシャール・グプタ氏が退職を発表しました。グプタ氏は2020年9月から2年半、同社で活躍してきました。

コインベースに入社する前、グプタ氏は2004年から2012年の期間ゴールドマンサックスで副社長兼米国上場オプションの責任者として勤務。その後、Cirlce社でステーブルコインUSDCの立ち上げと成長をリードしてきました。

グプタ氏のコインベース在籍中、取引所内の取り扱いアセットは27から236に増加、オーダーブックは73から534にまで拡大。また、米国市場でのシェアとして2020年の低水準の約35%から最近の最高値の約65%に伸ばすことに成功したとしています。

さらに、コインベースによるFairXの買収を手がけ、Coinbase Derivatives Exchangeを立ち上げたことに関して同氏は「素晴らしいチームとテクノロジーをもたらし、未来の力になる」とコメントしました。

今後に関してグプタ氏は「Coinbaseでの素晴らしい2年半を経て、私は次のステップに進む時が来たと判断しました。私は、まだまだ構築すべきものがたくさんあると思います。私の次の行動にご期待ください。」と述べており、今後の活動に注目が集まります。

コインベースは先日、同社が提供する一部のデジタル資産やステーキングサービス「Coinbase Earn」やプライムサービス「Coinbase Prime」、ウォレットサービス「Coinbase Wallet」に関してSECからWells Noticeを受領したことを発表しました。

同社は、カナダ国内での営業に関して、承認申請期間中に遵守を約束する条件等が記載された文書「Pre-Registration Undertaking(PRU)」に署名したことを発表しており、同国での営業開始に向けた準備を進めるなど新たな動きを見せています。

記事ソース:linkedin.com

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