ENS、レイヤー2ネットワークに拡張する提案「ENSv2」を発表

ENS、レイヤー2ネットワークに拡張する提案「ENSv2」を発表

イーサリアムのドメインサービスを提供するENSは、5月28日にレイヤー2(L2)ネットワークにENS(Ethereum Name Service)を拡張することを提案しました。この取り組みは「ENSv2」と呼ばれ、より多くのユーザーがENSを利用できるようになることを目指しています。

ENS Labsによれば、レイヤー2ネットワークの利用により、ENSの使用がより手軽になり、以下のような利点が考あると、謳っています。

まず、ガス料金の削減です。Ethereumネットワーク上での取引にはガス料金が発生しますが、レイヤー2を利用することでこれを大幅に削減できます。これにより、より多くのユーザーがENSを手軽に利用できる可能性があります。

さらに、マルチチェーン相互運用性です。ENSv2の導入により、.eth 名が異なるブロックチェーン間でよりスムーズに統合されるとのことです。これにより、ユーザーは様々なブロックチェーン環境でENSを利用することができ、より広範なエコシステムでの利用が可能となります。

ENS Labsは、ENSv2の技術的な詳細を含むドキュメントを公開しています。上記のXポストのツリーに掲載されていますので、気になる方はご覧ください。

ENSv2の提案は、ガス料金の削減やトランザクション速度の向上、マルチチェーン相互運用性の実現など、多くの利点をもたらす可能性があります。今後の展開に注目したいところです。

記事ソース:ENS XENS Blog

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