ビットコインの金利逆風は和らぐ?G7が燃料1億バレル放出前倒し
よきょい
主要7カ国(G7)の首脳は2026年10月2日、緊急備蓄燃料の放出を前倒しすることで合意しました。20日以内に相当量の軽油(ディーゼル)を放出する内容を含みます。国際エネルギー機関(IEA)が4カ月間で1億バレルを供給するとしていますが、軽油の割合や国別の配分は示されていません。
この1億バレルはIEA加盟32カ国が3月に約束した4億バレルの放出を実行に移すものです。3月の約束に単純に上乗せされる新規供給ではなく、純増分は明らかになっていません。
米エネルギー情報局(EIA)によると、9月28日時点の軽油の全米平均小売価格は1ガロン6.382ドルで、前週から14.7セント下がりました。この下落は合意前のもので、前年同期をなお2.628ドル上回っています。
米連邦準備制度理事会(FRB)は9月16日、高止まりするインフレを理由に政策金利を0.25ポイント引き上げ、3.75〜4.00%としました。ビットコインは米国債利回りやドル、流動性の変化に敏感な状態が続いています。エネルギー価格の持続的な低下は物価圧力を和らげ得ますが、今回の計画だけで金融政策の転換を見込む根拠は乏しいとみられます。
10月6日にはEIAの新たな価格データが公表されます。IEAは20日以内に実施状況と市場への影響を報告するよう求められています。燃料安がインフレ期待と債券利回りの低下につながらなければ、エネルギー市場内の出来事にとどまります。
供給が約束どおり届くか、金利見通しを動かすほどの値下がりになるかが、今後数週間で試されることになります。
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