BTCはポートフォリオの中核に?ブラックロックの次の一手とは

2025/09/27・

よきょい

BTCはポートフォリオの中核に?ブラックロックの次の一手とは

引用元: Ahyan Stock Studios / Shutterstock.com

世界最大の資産運用会社であるブラックロックが同社の主要な分散投資ファンドを通じてビットコイン(BTC)への投資を大幅に拡大したことが明らかになりました。

9月26日に米国証券取引委員会(SEC)へ提出された書類によると、総資産171億ドルの「グローバル・アロケーション・ファンド(Global Allocation Fund)」は自社の現物ビットコインETFであるIBITの保有量を2025年第2四半期に38.4%増加させました。また、同ファンドのIBIT保有株数は7月31日時点で1,000,808株に達しその評価額は6640万ドルに上ります。これは4月30日時点の723,332株からの増加となります。前年同月比では403%の大幅増となりポートフォリオ内でのビットコイン採用が加速していることを示しています。

現在IBITがファンド総資産に占める割合は0.4%です。これは第1四半期の0.25%から増加しています。ブラックロックは以前モデルポートフォリオにおけるビットコインの配分比率として「1%から2%の範囲が合理的」との見解を示していました。現在の比率はまだこの目標を下回っていますが、推奨レベルに向けて段階的に積み増しを進めていると考えられます。

グローバル・アロケーション・ファンドは米国および海外の株式や債券などに幅広く投資する分散型ファンドです。一方のIBITは2024年1月に承認された最初の現物ビットコインETFの一つであり市場最大規模を誇ります。

ブラックロックのこのような計画的なアプローチは、機関投資家がボラティリティを管理しながら慎重に暗号資産へのエクスポージャーを構築していく戦略を示していると言えます。


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情報ソース:SEC

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