キオクシア株が一時1000円超高|TOPIX買い需要1.1兆円の試算も
よきょい
キオクシアホールディングスの株価が10月28日、大幅に続伸しました。東京市場では午前中に、前日比で一時1000円を超える上昇となりました。前日終値は1万2605円でした。前日の米国市場で半導体株に買いが集まった流れを引き継いだ形です。
27日の米国市場では、フィラデルフィア半導体株指数が3%超上昇し、ナスダック総合指数も1.18%高で取引を終えました。韓国のSKハイニックスが28日朝に7〜9月期決算と株主還元策を発表したことも、メモリー関連株の支えになったとみられます。キオクシアは27日にも一時1万3625円まで上昇しましたが、終値は前日比55円高にとどまっていました。
需給面ではTOPIX(東証株価指数)の算出に使う浮動株比率(市場で流通するとみなす株式の割合)の見直しが控えています。JPX総研は10月7日、キオクシアの浮動株比率を15%から10月末に32.5%、11月末に50%へ段階的に引き上げると発表しました。TOPIX連動ファンドの買い需要は各月約1.1兆円との試算があります。ただし事前に周知された需給要因であり、株価上昇に直結するとは限りません。
10月30日には浮動株比率の第1段階の適用と4〜9月期決算の発表が重なります。株価は6月22日の高値(株式分割考慮後で約3万7567円)から大きく下げた水準にあります。指数イベントの通過後も業績見通しが株価を支えられるかが焦点です。決算発表まで、値動きの荒い展開が続きそうです。
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