日経平均5日続落、ASML決算で半導体株に売り|次はTSMC
よきょい
10月14日の東京株式市場で日経平均株価は前日比33.23円安の6万7744.29円で取引を終え、5日続落となりました。前日までの4営業日で2900円あまり下げていたことから、朝方は自律反発(売られすぎの反動で起きる上昇)を狙った買いが先行しました。しかし午後2時ごろにオランダの半導体製造装置大手ASMLが決算を発表すると、半導体関連株に売りが出て相場は失速。終盤にやや戻したものの、小幅なマイナス圏で引けています。
日経平均は164.71円高の6万7942.23円で寄り付き、高値は6万8408.14円、安値は6万7533.10円でした。高値と安値の差は約875円に相当し、終値の小動きとは対照的に値幅の大きい一日でした。東京エレクトロン1銘柄で日経平均を約159円押し下げたとされます。東証プライム市場の売買代金は7兆4507億円でした。
TOPIXは13.89ポイント安の4096.78ポイントで、下落率は0.34%と日経平均の0.05%を上回りました。前日13日は日経平均が1253円安と大きく下げる一方でTOPIXは小幅高となっており、指数ごとの強弱が2日続けて食い違う形です。13日の米国市場では、中国のメモリー大手が高性能DRAMの投入計画を示したことで半導体株が売られていました。ASMLの決算は内容自体は堅調だったものの市場の想定の範囲内と受け止められ、材料出尽くしの売りを招いたと見られています。
15日には台湾TSMCの7〜9月期決算が控えており、その内容を見極めたいとの思惑も買いを手控えさせたとされます。AI向け需要の強さは各社の数字で確認されている一方、株価はすでに高い期待を織り込んでいるとの見方も根強く、好決算でも素直に買われにくい地合いが続いています。
5日続落で短期的な調整は進んだものの、半導体株の戻りは中国勢との競争懸念とのせめぎ合いになりそうです。
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