ビットコイン最大1000倍の先物が始動、10分で出来高144億ドルか

2026/10/11・

よきょい

ビットコイン最大1000倍の先物が始動、10分で出来高144億ドルか

ハイパーリキッドのスマートコントラクト層「HyperEVM」上で、合成型の無期限先物(満期のない先物契約)取引所Papertradeが、2026年10月10日午前10時(米東部時間、日本時間同日23時)ごろに取引を開始しました。

開発したのはJez、Blurrの名で活動する2人のトレーダーです。注文板を持たず、利用者はプロトコルの流動性プール(LP)を相手にビットコインとイーサリアムを最大1000倍のレバレッジで売買します。価格はハイパーリキッドの最良気配(BBO、最も有利な買値と売値)の中間値を参照します。

事前入金は10月8日に始まり、公式サイトの表示では締め切り時点で1万1465アドレスから1億3800万ドルが集まりました。取引開始から10分足らずで名目出来高は144億ドルに達したとされますが、高レバレッジで膨らんだ数字である点に注意が必要です。

LPは外部資金ゼロから始まり、利用者の損失だけで積み上がります。LPで利益を賄えない場合、証拠金は即時に戻る一方、利益分は先着順の待ち行列に入り、後続の損失で順に支払われます。独自トークンPAPERは事前発行やチーム・VC向けの配分がなく、損失の確定時にのみ発行され、LP残高が200万ドル未満の間は損失1ドルにつき100PAPERが割り当てられます。取引手数料や資金調達率を取らない代わりに、利益確定時には減額措置と2%の手数料がかかります。

10月10日から11日にかけては、ハイパーリキッド上の価格を動かしてPapertradeで利益を得た取引があるとの指摘がX上で相次ぎました。10日時点で勝者への支払いに充てられるプール残高は約314万ドルにとどまっており、損失の流入が続くかどうかが設計の持続性を左右することになりそうです。

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