PhantomとJitoが提携|Sanctumへ対抗なるか
Crypto Troll
ソラナの主要ウォレットアプリPhantomと流動性ステーキングプロバイダJitoが提携を発表しました。
Liquid staking is good for the S◎L
It helps you:
🤑 Earn more rewards
💧 Maintain liquidity
💪 Secure and strengthen @SolanaAnd to make it easier than ever, we teamed up with @jito_sol so you can convert your natively staked SOL to JitoSOL right from your wallet. pic.twitter.com/uIMmwAjXAW
— Phantom (@phantom) June 6, 2024
Phantomユーザーは、ステーキングしているSOL をJitoSOL (流動性ステーキングトークン:LST)に変換できるようになります。また、Phantomウォレット内でJitoSOLを直接作成できる機能も追加される予定です。
JitoSOLの利用促進が目的|SanctumのINFへ対抗か
今回の提携は、ユーザーに対してJitoSOLを周知し、JitoSOLの利用を促進する目的があると見られます。
Solana DeFiにおける最も流動性の高いLSTペアはSOL-JitoSOLであり、Jitoは多くのシェアを有しています。しかしながら、最近Sanctumが提供する「INF」のシェアが拡大しており、JitoSOLやmSOLの市場シェアが低下している状況があります。
INFのシェア拡大は、Sanctumのエアドロップキャンペーンによって促進されてきました。現在は、エアドロップファーミング期間は終了しており、INF が今後も市場シェアを獲得できるかどうかは未知数です。
そうした中で、今回のPhantomとJitoの提携は、INFに対抗するためのJitoの重要な取り組みの1つとして見做せるでしょう。
情報ソース:Blockworks