20億ドルの転換社債発行でビットコイン購入へ|米ストラテジー社
Crypto Times 編集部
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ストラテジー社(旧マイクロストラテジー社)は、総額20億ドルの無利息転換社債を私募形式で発行する計画を発表しました。
Strategy Announces Proposed Private Offering of $2.0B of Convertible Senior Notes. $MSTR https://t.co/EBOMdLlgdq
— Michael Saylor⚡️ (@saylor) February 18, 2025
社債の満期は2030年3月1日に設定されており、初期購入者には追加で最大3億ドル分を購入できる拡大オプションも付与されます。転換社債の転換プレミアムは公募時株価比で40〜50%程度とされ、発行から3年後には債券保有者が償還を請求できるプットオプションが設けられることが特徴です。
同社はこれまで複数回にわたり社債発行や株式売却を通じてビットコインを積極的に購入してきたことで知られ、今回調達する資金の大部分も「ビットコイン購入を含む一般企業用途」に充当するとしています。直近14週間のうち12週間でビットコインの買増しを公表しており、市場では同社のビットコイン強気姿勢を再び示す動きとして注目を集めています。こうした社債発行が株価上昇を前提としたリスクを伴う一方、ビットコイン価格との連動性が高い銘柄として知られる同社の株式(MSTR)は、間接的にビットコインへ投資したい投資家に人気の存在となっています。
今回の資金調達計画は、2024年以降の仮想通貨市場における強気相場を視野に入れた戦略として位置づけられ、今後は他企業の仮想通貨の財務戦略にも影響を与える可能性があります。
同社会長のマイケル・セイラー氏は、WuBlockchainのPodcastに出演した際に「ビットコインを永遠に買い続ける」との考えを示しています。セイラー氏は同社を不動産デベロッパーに例え、ビットコインを担保に新たな事業を展開する方針を説明しています。
同社は2025年2月10日に7,633ビットコインを総額約7億4,240万ドルで購入したことを公表しました。平均取得価格は約97,255ドルでこれにより同社のビットコイン総保有量は478,740BTC、総購入額は約311億ドル、1BTCあたりの平均取得価格は約65,033ドルに到達したとしています。
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記事ソース:Strategy