Ontology / ONTの特徴・将来性を解説!取引所・チャート情報まとめ

Ontology / ONTの特徴・将来性を解説!取引所・チャート情報まとめ

Ontologyは信頼性を最重要視しているブロックチェーンプラットフォームです。

分散型トラストネットワークで信頼性のある社会インフラの構築を目指しています。

機能性もよく、さまざまな分野で応用可能ということで、これからのブロックチェーン市場の発展を担う存在になるのでは、と注目されています。

このページではOntologyの概要・特徴といった基本的なことから具体的なユースケースを通じて将来性を考察していきます。

私たちの暮らしに特化したOntologyの高度なブロックチェーン技術は必読です。

Ontology(オントロジー/ONT)の概要を簡単に把握しよう

Ontologyの概要
通貨名/ティッカーOntology/ONT
総発行枚数1,000,000,000ONT
創業者(CEO)Jun Li
主な提携先Onchain、
Accomplice、
Tembusu Partners
特徴信頼性のある社会インフラの構築
公式リンクwebサイト
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Github(ソースコード)

Ontology(オントロジー/ONT)の特徴を詳細解説


Ontology(オントロジー)は、「信頼」を軸に、社会インフラの構築を目指すプロジェクトです。

ブロックチェーン技術について知識のない企業にも安心・安全な分散型ネットワークを提供します。

では、どのようにOntologyは「信頼」を確立しているのでしょうか?

今回は、何かと注目を集めているOntologyについて解説します。

NEOとの協働関係がある

2018年3月1日、仮想通貨NEOのホルダーに対して、ONTはエアドロップが実施されました。

これにより、NEO保有者に無料で配布されたのがOntologyの発行するトークンONTです。

エアドロップ後すぐにOntologyは世界最大級の仮想通貨取引所「Binance」に上場し、話題を集めました。

NEOは技術力の高さと処理能力の速さで時価総額順位上位の支持率を持つ通貨です。

OntologyはそのNEOと同じく中国のスタートアップ企業Onchain社により開発され、NEOをベースに開発された「NEP-5」規格のトークンです。

NEP-5とは
NEOプラットフォームにおけるトークン「規格」。規格が同じなので、共通のインターフェースを利用することができる。

Onthologyは2018年6月30日にメインネットへのローンチを予定しており、短期間で急速に成長している通貨です。

Ontologyがここまで急速な成長を遂げている背景には、NEOとの協働関係にあると考えられます。

2018年5月14日、NEOとOntologyは、戦略と技術の統合に関しての覚書を締結しました。

NEOが技術面の基盤を提供し、Ontologyがそれに沿った顧客サービスを展開していくというように両者が協力し合うという関係となったのです。

両者は、スマート契約・データ技術・クロスチェーン等統合して協力していくことで、ブロックチェーン技術とそのアプリケーションの促進を目指しています。

両者が協力し合うことで、NEOとOntologyは互いに市場価値を高め合っていくのでは、と注目されています。

カスタマイズ可能な高性能ブロックチェーン

Ontologyの目的の一つに企業とブロックチェーンを繋ぐということがあげられます。

Ontologyの高性能なブロックチェーンフレームワークはすべてのビジネスタイプに対しサポートできるシステムを提供します。

異なる業界のニーズに答えるために必要に応じて異なるアプリケーションに違うブロックチェーンをカスタマイズできます。

また、異なるプロトコルのブロックチェーンに互換性を持たせることも可能であり、チェーンネットワーク間のコラボレーションをサポートします。

また、Ontologyはリップル(XRP)に匹敵するほどの高い処理能力を有しています。

そのため、多くのアプリケーションを処理することができ、その実用性の高さに期待されています。

さらに、Ontologyは「SmartX」という利便性の高いスマートコントラクトを実装している点も注目すべき点です。

SmartXでは、開発言語にNeoVMベース・C#とPythonが対応しており、開発者に理解しやすい言語を扱っています。

今後Java、Rust、Go、JavaScripも追加していく予定であり、開発の垣根を低くし、スマートコントラクトによるエコシステムが積極的に開発されるのを歓迎しています。

Triones Consensus Systemとオントロジーオリンパスアクセラレータ

OntologyのプロジェクトにはTriones Consensus Systemと呼ばれるオープンソース分散型信頼エコシステムの開発が含まれています。

Triones Consensus Systemには、Consensus Node Group、Candidate Node Group、およびDynamic Participator Node Groupの3つに分類されます。
Onthology Candidate Node Listはコチラから確認することが可能です。

3つのノードグループ
「Consensus Node Group」
コンセンサスノードグループは、候補承認プロセスの結果として選ばれた7人の個人/団体で構成され、少なくとも10万人のONTのONTトークン所有権により高い持分を有する。
「Candidate Node Group」
候補ノードグループはコンセンサス設計に組み込まれており、最終的に2,400ノードを超える大規模な展開を十分にサポートします。候補ネットワークサイズは、オントロジーチェーン上のノードコストおよびビジネス規模に関連して動的に調整することができる。
「Dynamic Participator Node Group」
すべてのONT保有者は、Triones Consensus Systemガバナンスにおいてステークと信託権を持ち、ステークホルディング・インセンティブをユーザーに提供します。

また、2018年6月4日には、オントロジーオリンパスアクセラレータ(OOA)プログラムを発表しました。

OOAプログラムは、テクノロジー分野の専門家と様々な分野のプロダクトエキスパートを結びつけ、起業家としてのコラボレーションやオントロジーを使った新しいビジネスアプリケーションの開発を進めています。

OOAプログラムは、チームが分散した信頼のエコシステムでオープンソースの共同プロジェクトを開発するための技術、マーケティング、資金調達、人材、法令遵守のサポートを提供することを目指します。

信頼性を最重要視しているブロックチェーンプラットフォーム

Ontologyプロジェクトでは「信頼」を重要視しています。Ontologyプロジェクトでは信頼が3つの要素からなることを提言しています。

  • 技術による信頼
  • 法律による信頼
  • コミュニティによる信頼

これら3つの要素とブロックッチェーンのコラボレーションにより信頼は次の段階へ進み、断片化した個人・企業・政府を統合するネットワークの構築がOntologyプロジェクトなのです。

3つの信頼の確立
「技術による信頼」
ブロックチェーン技術による情報の共有と透明化により多数の信頼を得ることができます。Ontologyにはデータ転送の際すべて当事者からの承認を経て行われるため、確実にプライバシーが守れるという点で強い信頼性を確立できます。
「法律による信頼」
経済システムと法制度は切り離せないものであるため、ブロックチェーンと経済システムの統合を目指しています。高い技術性を備えたOntologyのスマートコントラクトにより信頼性のある契約が実現できます。
「コミュニティによる信頼」
人間は身近な人を信頼することが普遍的な真理ですが、分散型ネットワークによりはるかに大きな信頼コミュニティを構築することが可能となります。Ontologyは、P2Pネットワークの分散型信頼ネットワークにより、個人・企業・政府を繋げる社会インフラとなることを目指しています。

既存のネットワークでは、中央での一括管理による「信頼の集中化」が問題視されています。

中央がハッキングなどを受けたら、情報が漏洩してしまいます。

また、個人情報の保護・データ管理の面でも非効率でコストもかかります。

それを解決するのが、Ontologyのブロックチェーンによる「信頼の分散化」です。

複数のコンピューターで分散して管理することで、処理速度を速く、コスト削減にも繋がり、情報の漏洩も防ぐことができます。

分散管理することで、包括的に管理できるというメリットがあります。

このように技術的・内容的にも信頼のおけるOntologyのブロックチェーンシステムは、様々な分野で活用できたり、あらゆるデータベースに繋げることができるため、実用化において有益なプラットフォームになると考えられます。

【Ontology(オントロジー/ONT)の将来性】使われ方・ユースケースを解説


実際にOntologyはどのような使われ方ができるのでしょうか?

利用方法を具体例をあげて解説していきます。

迅速で信頼のある契約ができる

前述したとおり、Ontologyはスマートコントラクト を実装しています。

確実な処理を必要とする金融業界にて、社会インフラの実用に耐えうる仕様となっているOntologyのスマートコントラクト 技術の導入が期待されています。

これが実現すれば、紙面での取り交わす必要がなくなるため業務の効率化に繋がり、大幅なコストと手間の削減ができます。

商品の追跡や品質管理ができる

マルチソースプロダクトIDシステムにより製品にデジタルIDを発行し、分散ネットワークに登録することが可能なので、商品の追跡や品質管理ができます。

生産者の管理下を離れても安心・安全に商品を保つことができるのです。

情報の開示をしあうことができる

医師や病院・患者が利用すれば、患者の往診歴や薬のデータなどを医師や病院と共有することができます

逆に患者は、医師や病院の保有資格を確認することができ、安心して受診することができます。

情報を開示しあうことで、お互いの信頼関係を築くことができるというワケです。

また、情報の開示は、本人の承認を経て行われるのでプライバシー保護の要件も満たします。

Ontologyのホワイトペーパーには、そのほかにも保険・メディアなどさまざまな分野で応用可能としています。

Ontology(オントロジー/ONT)の優位性は?競合・類似プロジェクトとの比較


Ontologyの類似プロジェクトとしてあがるのは、やはりNEOです。

ここではNEOとOntology の類似点と相違点をまとめました。

NEOとの類似点

類似点①:トークンシステム
NEOとOntologyのトークンシステムは技術的にはほとんど同じですが、ONTトークンの最大供給量は10億ONTであり、NEOの10倍です。

ただ、どちらもGASを同じ速度で生成します。

ブロック生成率も15〜20秒でほぼ同じです。

類似点②:両者ともDAppsの開発をサポートする
NEOとOntologyもDAppsの開発のためのプラットフォームです。

しかし、Ontologyの方がよりプライベート環境での開発に優れており、政府期間や大手企業が非公開でプロジェクトを推進したい時には優位性があります。

類似点③:どちらも民間会社Onchainと提携
NEOとOntologyはどちらも、民間会社Onchainによる技術サポートを受けています。

それぞれの通貨の創設者であるNeoのDa HongfeiとOntologyのJun Liは、ともにOnchainの共同創立者です。

これにより、両者は協働してシステムを成功させるために尽力します。

NEOとの相違点

相違点①:NEOとOntologyのユースケースの違い
NEOとOntologyは両者ともパブリックブロックチェーンですが、Ontologyの方がアクセス権限を管理することで閲覧者を制限して、安全にリソースを保管できる企業向けの技術に対する志向性が高いです。

さらに、利用者はそれらを別のブロックチェーンに接続して、リソースの特定の部分のみを共有することを可能にします。

つまり、NEOとOntologyはユースケースが根本的に異なります。

相違点②:NEOとOntologyの目的は異なる
これは非常に大事な部分になります。

両者のプラットフォームはともにDApps開発とスマートコントラクトのために作られましたが、目的が全く異なります。

一言でいえば、チェーンの公開を目的化するか否かの違いです。

NEOのビジョンは、スマート・エコノミーの創造であり、デジタル資産と公開DAppsに焦点を当てているパブリックブロックチェーンです。

一方、Ontologyはパブリックブロックチェーンでありつつも、ビジネスユースのため安全に個別管理できる(プライベート)ブロックチェーンを作成して、それらを相互に(部分的に)接続するために作られました。

これがNEOとOntologyの大きな違いです。

Ontology(オントロジー/ONT)に関する意見・ツイートまとめ

Ontology(オントロジー/ONT)のチャートを確認しよう



Tradingviewの対BTCのチャートを表示しています。

2018年6月30日にはメインネットへのローンチが予定されおり、価格上昇が期待されているので要注目です。

Ontologyのテクニカル分析はTradingviewがおすすめ!

OntologyはTradingviewチャートに対応しています。

Tradingviewをおすすめする理由
・豊富な種類のテクニカル分析・指標を扱っている
・直感的に操作がわかる見やすい画面表示
・SNSで利用同士で結果を共有することができる

Ontology(オントロジー/ONT)が購入できる取引所一覧!Binanceがおすすめ

国内取引所海外取引所DEX
なしBinance
OKEx
Huobi
Gate.io など
Swicheo Network

ONTの取引所一覧

CoinmarketcapのデータによるとBinanceとOKExでの取引量が多いのがわかります。

BTC とペアでの取引量が多いBinanceがおすすめです。

Ontology(オントロジー/ONT)プロジェクトまとめ


信頼のある社会インフラの構築を目的としたOntology についてまとめました。

Ontologyプロジェクトのポイントは、私たち社会に浸透しやすい設計で、実用性が非常に高い点にあります。

Ontologyが率先して社会とブロックチェーンの垣根を低くし、ブロックチェーンの市場価値を高めていくのではと期待がもてます。

間もなくメインネットにローンチするということで、ますます要注目です。

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