OpenSeaがロイヤリティ(フィー)について新しい発表
Crypto Times 編集部
NFTマーケットプレイスのOpenSeaがロイヤリティ(フィー)について、新しい発表をしました。
3/ To that end today we’re launching a tool for on-chain enforcement of creator fees for *new collections* Starting 12pm ET on Tuesday Nov 8 OpenSea will enforce creator fees only for new collections that use an on-chain enforcement tool such as this one. https://t.co/i0PMdt5HiV
— OpenSea (@opensea) November 6, 2022
OpenSeaは、新しいコレクションのクリエイターフィーをオンチェーンで執行するためのツールを発表しました。こちらは、GitHubで既に公開がされています。
新しいコレクションは、このツールを使用することでNFTの販売は、クリエイターフィーを強制するマーケットプレイスに限定されると記載されています。(11/9以降)
既に発行されているコレクションについては、コードを追加して、組み込むことは難しく、ロイヤリティを強制することはできない状態です。新しいスマートコントラクトに移行させるなど、あまり現実的ではない思い切った手段が必要になってくるとのことです。
今後数ヶ月の間に追加のツールや改善点を発表し、コミュニティと協力してフィードバックを得る予定と発表しています。
また、既存のコレクションに対する具体的なソリューションは、検討状態にあるようです。12月8日までは、既存のコレクションに変更を加えることはないと明記してありました。12月8日以降にこれらの発表がされる可能性があります。
NFTマーケットプレイスの乱立で、ロイヤリティ競争が生まれたことによって、今回のような状況になっていったと考えられます。クリエイターフィーに関しては、立場により様々な意見が存在しています。
今後、NFT業界がどのような形をした市場になっていくのか?この後の動向に注目です。
記事ソース:On Creator Fees
画像:FellowNeko / Shutterstock.com