『Orakuru』の概要や特徴、AMAの内容をQ&A形式で解説!
   公開日 : 2021/04/19

『Orakuru』の概要や特徴、AMAの内容をQ&A形式で解説!

ユッシ@暗号通貨ドクターCRYPTO TIMES公式ライター

暗号通貨(主にPolkadot)の情報を発信します / Twitter:@cryptoyusshi

昨今、Binance Smart Chain(BSC)関連のプロダクトやプロジェクトが盛り上がりを見せており、業界の中でも高い注目を集めています。

しかし、BSCにはまだまだ課題があるのが現状で、外部のデータをオンチェーンに持ってくるOracle関連の部分などがその例でしょう。

本記事では、そんなBSCのOracleに対するソリューションを提供するプロジェクト「Orakuru」について、先日CRYPTO TIMESホストで開催されたAMAの内容を元にQ&A形式で解説していきます。

・「BSCのOracleについて知りたい」
・「Orakuruというプロジェクトについて知りたい」

といった方は是非最後まで読んでみてください。

目次

Orakuruの概要

Orakuruの概要

ティッカー/通貨名$ORK/Orakuru
取扱取引所PancakeSwap
時価総額N/A
特徴Binance Smart Chainに特化したOracle系プロジェクト。Price Feedを中心として多種多様なデータをオンチェーンへ持ち込むことが可能。
公式リンクWebサイト
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OrakuruはBSC上のOracle系のプロジェクトで、ChainLinkやBandとは違うアプローチで解決しようとするプロジェクトです。

Orakuruのネイティブトークンである$ORKをステークしている複数のノードがオフチェーンのデータをスクラップすることで、Price Feedをはじめとする多種多様な情報をオンチェーンに載せることが可能です。

OrakuruのAMA

今回のAMAにはOrakuruの0xSPA氏が参加してくれました。

自己紹介

皆さん、こんにちは。今回はこのような機会でみなさんにあえて嬉しいです。

私自身はアノニマス(*匿名)であるため、あまり多くを語ることはできません。ただ、ETHのハードフォークが生まれるETCの前の最初のDAO(そして崩壊)の時に忙しくなり、5年以上にわたって暗号通貨に携わってきました。

我々はICOブームの力を目の当たりにし、市場が何を必要としているかをはるかに理解した上でその反対側に出てきました。

Orakuruは私たちにとって「明白な」ベンチャーです。私たちは、ネイティブのBSC Oracleには「良い」ものがないと痛感し、それがこの冒険の始まりのきっかけとなりました。

1. Orakuruの最もメジャーなポイントを我々に紹介してください

Orakuru(orakuru.io)は、BSCに特化したdApps用のオンチェーンデータソースです(今のところは)。要するにOrackleですが、特別なOrackleといった感じです。

Orakuruではリクエスターが決めた時に、あらゆる種類のオフチェーンデータをブリッジして、オンチェーンに持ってくることができます。

大統領選の結果、パリの天気、UFCの試合など。完全にランダムで、すべてをオンチェーンにすることができます。

また、私たちは既存の大企業とは異なり、DAO(Community Owned and Operated Protocol)を採用しています。つまり、私たちのガバナンススタックでは、提案を通じて運営されているのです。

特定の大手VCやゲートキーパー、シリコンバレーは存在しません。

CryptoTimes編集長
オラクルは皆さんご存知だと思うのですが、知らない人のために簡単に説明しますと、ブロックチェーンでは外部のデータを取得できません。そのために、Oracleという仕組みを利用して外部のデータをオンチェーンに持ってくる必要があります。
いちばん有名なのだと、ChainLink、他にはBand Networkとかもそうですね。今回OrakuruはBinance Smart Chain上にこのオラクルの機能を提供するよ!って事を考えています。理由としては、BSC上にはイケてるオラクル系のプロジェクトが無いからです。ChainLinkとかもIntegrationされてるんじゃないの?って思う方もいると思うのですが、Chainlinkのコストは非常に高いからおそらく現実的じゃないんだと思います。

2. Orakuruはどんな問題を解決できるのでしょうか

私たちはどんなAPIリクエストでも1つ1つ臨時的(アドホック)に受け取り、オンチェーンで引き出すことができます。大統領選の結果であれ、ワールドカップの結果であれ、ボクシングの試合であれ、何でもです。

今のところ、Orakuruの核となるのはPrice Feedです。市場は正確でタイムリーな価格情報を必要としていますから、そのために多くの努力をしています。

このPrice Feedの仕組みはDPoS(Delegated Proof of Stake)のシステムと似たような仕組みです。複数のノードがあり、それぞれのノードがdAppsの要求に基づいて実世界のデータをスクラップしています。

これらのノードは $ORK (Orakuruのネイティブトークン) をStakeしています。良いデータを良いタイミングで提供すれば、APYの報酬を得ることができ、そうでなければSlashされる仕組みです。

これらのデータは我々のアベレージコントラクトに入り、アベレージコントラクトはすべてのデータを取り込み、それをdAppsに送信します。

以上、簡単な説明でしたが、大まかな流れと質問への回答になったと思います。

CryptoTimes編集長
Orakuruに限らず、他のOracle系のプロジェクトでも多くのプロジェクトは現在Price Feedの正確な取得が主となっています。これらPrice Feedを利用しなかったプロジェクトは、過去フラッシュローンで攻撃対象になったりとかもあるため、非常に重要な役割となっています。

3. 他のオラクルプロジェクトと比較しての強みは何でしょうか?

これについては様々なアプローチがありますが、基本的なものを列挙してみます。

1) データの可用性

当社に最も近い競合他社であるネイティブBSC Oracleの「Berry data」ですが、彼らのサイトを見れば提供しているデータの量がわかります。

我々はその約5倍のデータを提供します。データの可用性と多様性が第一の鍵であり、だからこそ、発売前に多くのパートナーを獲得することができるのです。

2) ブロックタイム

当社はBSCを採用しているため、ブロックタイムが3秒と非常に短くなっています。他のL1にいる友人たちは、今のところ、これに対抗することはできません。

最終的には、より多くのデータをより少ないコストで送信できるようになるため、当社のデータはよりタイムリーで正確なものになるでしょう。

3) データの種類

前の質問でも触れましたが、私たちはアドホックな一回限りのリクエストを可能にしています。パリの天気、テニストーナメントの結果などです。

3.0に参入する企業が増えれば、市場の大半はこれを必要とするでしょう。

4) 製品のスケールアップ

EVFなど(乱数発生器など)で、ゲームやゲーム全般などの新しい分野にスケールアップすることができます。

5) アベレージコントラクト

私たちは「An oracle of oracles」を構築しています。今のところ、このことは伏せていますが、問題を説明することはできます。

あなたはOracle Xを使います。Oracle XはデータソースにKrakenを使っています。ある日、KrakenでBTCが40%下落し、証拠金のロングが大量に清算されるイベントが発生しましたが、他の取引所はこれを見ていません。

では、何が悪かったのでしょうか?それは、彼らが1つのソースしか使わず、1つのOracleしか使わなかったからです。

要するに、これがBSCの需要を支配すると信じている理由であり、その後すぐにチェーンにとらわれず、「大物」に対抗する態勢を整える理由でもあるのです。

CryptoTimes編集長
Binance Smart Chainのエコシステムが拡大する中でOracle問題が非常に重要味を帯びてきているというところで、彼らの強みを説明してもらえました。

コミュニティからの質問

– なぜ匿名にしたのですか?Oracleにとって信頼は最も重要な要素ですが、多くのユーザーにとって匿名のプロジェクトを信頼することは難しいと思いますが?

我々は「Code is law」を信じてます。あなた達は”CEO”を信じるべきではないです。

– KickPadの1st IDOですが、なぜKickPadを選んだのでしょうか?

私たちがKickPadを選んだ理由は、

  • 流動性の自動ロック機能が優れている
  • 匿名チーム向けのツールが充実している

という2点からです。

KickPadは匿名チームのみを対象としたLaunchPadプラットフォームなので、我々にとっては完璧なマッチングでした。

彼らは我々にとても良くしてくれています。そして、我々のプライベートセールは26秒で完売し、我々の選択としても功を制しました。

– 精確なフィードバックを必要とするのならば、ホルダーが偏らないように、広く拡散するセールが良いと思いますが、なぜまだ実績がないKPAD単独でセールを実施したのですか?

そうですね、流通が必要ですね。しかし、KPADには約5,000人のホルダーがいるので、十分な流通性があります。さらに、ホワイトリストからプライベートまで、5種類の販売を行っており、流通とトークン保有者の最大化を図っています。

ローンチ後はとても良い状態になると思います。

– コード監査を行う予定はありますか?もしそうなら、誰が責任を負うのでしょうか?

現在、当社のプロトコルとトークンのあらゆる側面について、3つの監査を受けています。最も注目すべきはHacknです。

– なぜ「Orakuru」という名前なんですか?日本市場を強くターゲットにしているイメージがありますがどうなんでしょうか?

Orakuruのインスピレーションは、私たちが日本文化に魅了されたことから来ています。

日本は、調和、相互尊重、コミュニティの合意を表しています。それこそが、私たちがOrakuruで目指しているものです。チームのみんなも、日本の文化とそれに伴うブランディングが大好きです。

– ホワイトペーパーによれば、BANDやLINKとは違い、ガバナンス(コミュニティ)を重要視しているとの印象を受けました。それらをうまく機能させるためにどのようなことを考えていますか?

それは、スタックの問題です。

例えば、多くのプロジェクトではコミュニティとのコミュニケーションの手段としてTelegramを使っているだけです。これは、ひどいやり方です。

$ORKトークンはガバナンスに直接使われ、「実際に役立つ」コミュニティ構造を作るために、私たちのsnapshot.pageやDiscourseとスタックしています。

ドキュメントからノードまで、すべてがコミュニティによって運営されています。すべてです。

ローンチと同時に、採用ガイドラインも発表し、コミュニティの才能ある人材を継続的に採用していく予定です。

– ETHでもなくDOTでもなくプロジェクトのメインはBSCという理解でよいですか?また、もしそうならばなぜBSCなのですか?

https://t.me/uniswaperNo1/5364

これを読んでみてください。

まとめ

いかがだったでしょうか?

拡大を続けるBSCエコシステムですが、Oracleに関する課題が徐々に浮き彫りになってきているのがわかったかと思います。

BSCのOracleの問題へアプローチするOrakuruの動向は、今後も拡大が予想されるBSCエコシステムの行方について考えるための重要なポイントになる可能性があるので、BSCに興味がある人は積極的に情報を追っていくとよいかもしれません。

今後もCRYPTO TIMESでは、暗号通貨のあらゆる分野の情報を発信していくので、是非積極的にチェックしてみてください。

最後までありがとうございました。

Orakuru

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