「楽天コイン」が2019年中にロシアで発行予定であると報じられる
2018/07/07・
Crypto Times 編集部
ニュース
この記事の3つのポイント!1. 楽天がロシアで年内にも独自通貨発行を計画
2. ロシアのメッセージアプリViberを通じて発行予定
3. 独自通貨はViberの提供するウォレットで法定通貨と交換可能
記事ソース: イタルタス通信
インターネットサービスを展開する日本の大手IT企業「楽天」が独自通貨である「楽天コイン」を、2019年中にもロシアで発行する計画を立てていることが、7月3日、ロシアの国営通信社であるイタルタス通信から発表されました。
楽天は独自通貨「楽天コイン」をロシアで発行予定、Viberのロシアにおけるユーザー数は1億人超
今回の計画は、楽天が2014年に買収したviber media社のダジャエル・アガウアCEOが発表したものであり、楽天は専門家を通じ、ロシアの仮想通貨に関する法律を調査しているようです。同氏は、「楽天は仮想通貨の楽天コインを発行し、それにより楽天のエコシステム全体をサポートする計画だ」と述べています。
今後、楽天コインは、Viber media社のメッセージアプリ「Viber」を使って発行され、同じくViber media社が提供する「Viberウォレット」で管理し、ロシアのルーブルや米ドル、ユーロと交換可能になる予定です。
Viberは世界193ヶ国で展開、ロシア国内だけでも1億人以上のユーザーを抱えており、世界最大規模のメッセージアプリとなっています。
楽天は、ブロックチェーン技術と独自通貨を通じ、国内外のサービスで会員情報(ID)やポイントを統合して管理するという構想を、今年2月に発表していました。
sota
そもそもロシアで楽天は認知されているのだろうか