Ripple(リップル / $XRP)が集団訴訟問題を連邦裁判所に移管 弁護士を称賛する声も
ユッシ

リップル社に対する集団訴訟問題が州立裁判所から連邦レベルの裁判所に移管されたことが明らかになりました。
THE RECORDERによると、リップル社は有価証券(株式や債権のような、それ自体が財産的価値を有するもの)としての届け出を出さずにXRPを発行したことや、CEOやリップル社がXRPの価格を操作している疑いなどで100人以上から集団訴訟されているといいます。
同裁判での訴訟額は計500万ドル(約6億円)にも及ぶとされています。
これに対しリップル社側は「集団訴訟の原告が地理的に離れているため州レベルの裁判所で裁判を行うべきではない」と主張し、連邦裁判所での訴訟を取り決めたとされています。
今回の連邦裁判所への移管に関し、著名弁護士のジェイク・チャービンスキー氏は「リップル社が勝つかどうかは分からないが、今回の件でリップル社の戦術の素晴らしさが明らかになった。」と自身のツイッターでリップル社の弁護士を称賛しています。
Ripple’s legal team showing some tactical brilliance here.
It’s hard to explain the procedural maneuver in one tweet & I’m not going to thread this, but suffice to say it’s a *seriously* crafty attempt to go federal. Might not work, but slick regardless.https://t.co/DuR5kWNJwy
— Jake Chervinsky (@jchervinsky) 2018年11月9日
I can’t speak to their odds of winning since the case is still so young & I don’t know all the facts, but it’s fair to say Ripple’s lawyers think they have better odds of winning in federal court than in state court (or else they wouldn’t be trying so hard to remove the case).
— Jake Chervinsky (@jchervinsky) 2018年11月9日
リップル社は「XRP購入の事前合意に違反した」としてR3、R3 HoldCo、XRP Ⅱなどからも訴訟を起こされていましたが、今年の9月に和解しています。