
Jay-Z(ジェイ・Z)共同設立者に会社の1/3をNFTとして販売される

Crypto Times 編集部
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以前、Roc-A-Fella Records社は、Jay-Z(ジェイ・Z)のアルバム「Reasonable Doubt」のNFTが共同設立者に許可なくNFTとして売られそうになっていました。このことでDamon Dash氏(以下ダッシュ氏)を訴えていました。
Jay-Z(ジェイ・Z)アルバムNFTを勝手に売られそうになり、訴訟を起こす
ダッシュ氏は、NFTとして「Reasonable Doubt」の著作権、所有権を売ろうとしていたと報道されています。Roc-A-Fella Recordsは、ダッシュ氏が会社の1/3を所有していても、個々の曲に関しては著作権を所有しておらず、所有していないものは売ることができないと述べています。
曲をNFTとして販売することができないとわかったダッシュ氏は、Roc-A-Fella Recordsの持分をNFTオークションにかけようとしているようです。「Damon Dashが保有するRoc-A-Fella Inc.の1/3の持分を最高額で落札した人にプレゼントする 」というものになっています。
ウェブサイトには、このように記載されています。
Damon Dash is auctioning his 1/3rd interest in Roc-A Fella Inc. which owns Reasonable Doubt, Jay-Z’s first album.
The highest bidder will also receive the commemorative NFT It’s The Roc(2021) representing certificate of ownership.
引用:https://www.dashnftgallery.io/rocafellanft
このような株式売却はNFTで行われたことはありません、おそらく法的に認められない可能性が高いので入札をしない方がいいかと思われます。
NFT自体はOpenSeaとFoundationで見ることができるそうですが、公式のリストには外されているようです。その代わりに専用ウェブサイトにあるQRコードから入札(入金)ができるようになっています。
今までこのようなことはなかったので、この自体がどう結末を終えるのかわかりません。表向きにはダッシュ氏が悪いように見えていますが、実際の事情は内部の人間にしかわからないです。
どちらにせよ、NFTがこのように扱われることは異例のことなので、NFTをコレクションとして購入している方は違う事例も出てくるかもしれませんので、気をつけてください。
記事ソース:Decrypt
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