STEPN(ステップン)第4のrealm(レルム)を募集開始
Crypto Times 編集部
※本記事は「realm = 新しいチェーン」の前提で執筆した記事となっています。
人気アプリのSTEPNが第4のrealm(レルム)の募集を開始するツイートを投稿しました。
1/ Call for partners: reservation to our 4th “realm” is open for bid. Feel free to contact us for more information!
— STEPN | Public Beta Phase IV (@Stepnofficial) May 24, 2022
レルムに関して、STEPNは過去に触れてきていませんでしたが、ツイートの内容から新しいチェーンを指していることが考えられます。
STEPNはSolanaブロックチェーンからアプリをスタートし、AsicsとのコラボスニーカーをBSCで販売後、BSCでもSTEPNのアプリを展開しました。そのため、今後他チェーンでも同様にアプリ展開をすることが考えられ、今回の募集もその目的である可能性が高いと予測されます。
現在は、STEPNにはSolanaとBSCの2つのバージョンが存在しています。ツイートの『第4のrealm』との記載から、すでに3つ目のrealmはもう決定していることが推察可能です。
3/ What does a “realm” mean in STEPN? In the STEPN-verse, users will find different realms that share a set of common laws:
1⃣ Energy are shared across realms
2⃣ GMT are bridged across realms
3⃣ The in-game utility tokens are NOT bridged across realms— STEPN | Public Beta Phase IV (@Stepnofficial) May 24, 2022
また、STEPNチームによると、レルム間で共有が行われるものと、行われないものに関して言及がなされました。ツイートでは下記内容が記されています。
- エネルギーはレルム間で共有される
- GMTはレルム間でブリッジされる
- ゲーム内のユーティリティ・トークンは、レルム間でブリッジされていない
上記ツイートを見る限り、GSTはレルム間でブリッジされない可能性が高いと推察可能です。GSTと同様にNFTもユーティリティトークンとして当てはまる場合、こちらもブリッジされないと考えるのが妥当と言えます。
STEPNは、今後新しいチェーンでアプリを拡大していく場合、目標である1000万人のユーザー到達が現実的になってきます。
従来のブロックチェーンを活用したアプリで、STEPNと同様に多種多様な展開を想定して運営されてきたアプリケーションは多くありません。web3や分散型に捉われず、柔軟な運営方針を持っているSTEPN運営なので、今後の動向にも注目です。