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2024/01/07OKX、2023年のクリプト分野への累計投資額は5000万ドルに及ぶ|OKXエコシステムの拡大へ
OKXがXアカウントにて、同社が2023年に行った投資額の累計が5000万ドルに及んだことを発表しました。 #OKX2023 @OKX_Ventures 投资总结 7大领域 ,5000万美金+#OKX 海量资源扶持 引领科技最前沿 pic.twitter.com/zCLOn1x4b2 — OKX中文 (@okxchinese) January 5, 2024 OKXは世界的大手の暗号資産取引所です。詳しく後述しますが、11月にはイーサリアムレイヤー2「X1」のテストネット立ち上げを発表するなど、取引所以外のサービスの拡充を行なっていることでも知られています。 OKXはX1の開発に代表されるように、同社は独自のエコシステムの拡大に注力しており、クリプト分野の各領域へ幅広く投資しているのもその一環として考えられます。 OKXが主要投資家(Lead Invester)となっている主要プロジェクト OKXが参加しているプロジェクトには、Taiko、Scroll、LayerZero、Mocaverseなど数多くありますが、ここではOKXが主要投資家となっているプロジェクトを5つ紹介します。 ・ParaFinance(@ParaFinanceLabs) Arbitrumチェーン上に構築された分散型融資プラットフォーム。ユーザーは幅広い担保資産、ステーブルコインにアクセスすることができ、PARAトークンといった様々な方法で収益を得ることができます。 ・0xScope(@ScopeProtocol) ナレッジグラフプロトコル。Web2とWeb3データの分析を標準化し強化することを目的としており、エンティティのクラスタリング、アクティビティの追跡、パターン分析など、オンチェーンデータ分析のための様々なツールを提供しています。 ・Cetus(@CetusProtocol) 分散型取引所(DEX)および集中流動性プロトコル。SuiとAptosブロックチェーン上に構築されています。また、CETUSとxCETUSのダブルトークンモデルを採用しており、積極的な参加者にインセンティブを与え、持続可能なトークノミクスに注力していることも特徴です。 ・StarryNift(@StarryNift) 初のゲーム化された大規模な共創Web3.0プラットフォームであり、メタバースと統合されたデジタル収集品のローンチパッドでもあります。 ・bitSmiley(@bitsmiley_labs) ビットコインブロックチェーン上の、レンディングプロトコル。BTCベースの過担保ステーブルコインであるbitUSDが主力製品であり、ピアツーピアレンディングのbitLendingや、クレジットデフォルトスワップ(CDS)セグメントも提供しています。 OKXは、イーサリアムレイヤー2「X1」を開発中 OKXは、ゼロ知識技術を活用したレイヤー2「X1」を開発しています。現在はテストネットが稼働しており、それに伴った各キャンペーンが実施されています。 取引所主導のレイヤー2としては、コインベースによる「Base」が有名であり、Aerodromeやfriend.techといったプロジェクトに代表されるように急速にそのシェアを拡大しています。 OKXのレイヤー2開発や積極的な各プロジェクトへの投資は、コインベースといった同業他社に対する競争力を増すための試みと考えられます。 OKXがレイヤー2「X1」のテストネットを立ち上げ|Polygon Labsとの協業も発表
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2023/12/24OMTradeが新規登録キャンペーンを実施|2000人限定で5USDTの取引ボーナスを付与
充実したコピートレード機能で注目を集めるOMTradeが、新規登録ユーザー向けにキャンペーンを実施することを発表しました。 Light up year-end with $10,000 bonus up for grab! 👉 https://t.co/z045S4Tao3#OMTrade is excited to roll out our first bonus campaign for early supporters: 1⃣Simply sign up + pass KYC, 2⃣Follow, RT, and @3 friends here 💰 Reward: 5 USDT, limited 2,000 new users 📅Time: 15:00… pic.twitter.com/5gKRvrM2BW — OMTrade (@OMTrade_crypto) December 20, 2023 新規登録キャンペーンについて 今回、OMTradeが実施するキャンペーンの具体的な情報は以下となります。 キャンペーン期間:2023年12月20日23:00から12月31日22:59まで(日本時間) キャンペーン内容:キャンペーン期間内に登録しKYCプロセスを完了したユーザーに、5USDTの取引ボーナスを付与 今回のキャンペーンでは人数の上限が設けられており、最初の2000人のユーザーのみとなっています。当選者はキャンペーン終了後24時間以内に発表され、特典は7営業日以内にOMTradeアカウントに配布されます。 新規登録はこちらから! https://www.omtrade.com/ja-jp/register/HGZB95 また、このキャンペーンの参加条件として以下のものがありますので、ご注意ください。 OMTradeに新規ユーザーとして登録し、KYC要件を正常に完了すること。 OMTradeの関係者(従業員やベンダー、サービスプロバイダーなど)ではないこど 国際的、国内的、州レベルの制裁を受けないこと。 OMTradeについて OMTradeはコピートレードに注力している取引所であり、先日、600万ドルの資金を調達したことでも知られています。 投資家の中には、STEPNの開発元として知られるFind Satoshi Labや、元サッカー日本代表主将の本田圭佑氏が率いる個人ファンドKSK Fundなどがあり、非常に大きな注目を集めていることが窺えます。 一般的なコピートレードシステムに加え、プロモーターシステムが導入されており、これによってトレーダーとフォロワーがより繋がりやすくなるような設計がされていることが特徴です。 詳しい情報はこちらをどうぞ:OMTradeが600万ドルを資金調達|誰でもプロのように取引出来るコピートレードシステムが特徴 OMTrade各種Information 公式サイト:https://www.omtrade.com/ja-jp X:https://twitter.com/OMTrade_crypto Discord:https://discord.com/invite/MPN2NPxt4P Telegram:https://t.me/+kTZ3iDBZXAIwMDA5
NFT
2023/12/17BakeryswapがGameFiプロジェクト「BitcoinCats」のトークンセールの実施を発表
先日、BSCやBaseなどで展開される分散型取引所「BakerySwap」が、BRCで初めてのトークンセールを実施することが発表されました。 第一弾はGameFiプラットフォーム「BitcoinCats」のトークンセールが行われる予定です。 🚀🚀 #1cat $1cat @BitcoinCats1Cat launch is coming soon! ⏰ Dec 19, 8 AM UTC 💸 Token Price: 1 ETH = 6.25M $1cat 🫓 Total Supply: 10B 🥧 Launch Amount: 2B For more details, refer to https://t.co/64aFWn2tvR pic.twitter.com/Yj1R5xDqIO — BakerySwap (@bakery_swap) December 13, 2023 Bitcoin Catsについて BitcoinCatsは、ビットコインエコシステムに特化したGameFiプラットフォームです。ビットコインアセット(BRC20やOrdinals NFTなど)をイーサリアムや他のレイヤー2ネットワークにブリッジすることで、BitcoinCatsはアセットに様々な新機能(Play to Earn、ステーキング、ファームランド、SocialFiなど)を導入しています。 BitcoinCatsは、ビットコインとEVMネットワークの双方にまたがる最先端のゲームエコシステムを構築し、双方のコラボレーションとコミュニティへの参加促進をビジョンとしています。 今回販売される「$1cat」と名付けられたトークンは、BitcoinCatsエコシステムのネイティブトークンとして機能します。 $1catはBitcoinCats内で、アバター、ペット、装備、ファームなどのゲーム内アセットの購入やアップグレードに使用できます。また、チケットのような役割も果たし、ユーザーは特別な機能にアクセスできるようです。 トークン情報 名前:$1cat 総供給量:100億枚 分配:ローンチパッド20%、流動性20%、チーム15%、ゲーム報酬・エアドロップ・アクティビティ45% プロトコル:BRC20 (一部はERC20にラッピング) Bakery Launchpadでのトークンセール詳細 ローンチ価格:1ETH = 625万 $1cat ローンチ枚数:20億枚 参加トークン: $ETH(Ethereum)、$BAKE(BSC)、$Doggy(Ethereum)、$PUNK(Base) 参加上限:ETH参加の場合、2ETH 販売時間:12月19日午前8時(UTC)※日本時間:同日午後5時 WLラウンド:このラウンドではホワイトリストが必要です。 Non-WLラウンド: このラウンドはすべての参加者に開かれており、ホワイトリストは必要ありません。(アメリカ、カナダ、その他一部の国など、制限のある国からの参加者を除く) セール方法:応募が募集を超えた場合、超過分は比例配分で返金されます。なお、ホワイトリストメンバーは2倍の割り当てを受けることが可能です。 ローンチプロセス:参加者は、セール参加後48時間以内に$1catトークンと余剰$ETHの払い戻しを受け取ります。また、$1catの約半分はBRCで配布され、残りの半分はイーサリアム上で配布されます。 現在、BRCチェーンが非常に活発になっています。 ぜひ、このトークンセールも注目しておきましょう。 BitcoinCats 公式サイト:https://www.bitcoincats.world/ BitcoinCats X:https://twitter.com/BitcoinCats1Cat BitcoinCats Telegram:https://t.me/BitcoinCats1CAT
NFT
2023/12/13LINE NEXTが200億円の資金調達を発表|NFTサービス「DOSI」のリニューアルに注力
LINEヤフーのグループ会社でNFTプラットフォームの企画・開発を行うLINE NEXTが、200億円(1億4000万ドル)の資金調達を行いました。 🔔お知らせ🔔 LINEヤフーのグループ会社で2024年1月にリニューアル予定「DOSI」の企画・開発も行うLINE NEXTがWeb3エコシステム拡大に向け約200億円の資金調達を決定しました。 LINE NEXTでは、Web3のさらなる普及に向けグローバルビジネスの拡大や新規サービスの開発を進めていきます。 pic.twitter.com/RqzRfi5d0p — LINE NFT (@linenft_jp) December 13, 2023 今回の資金調達は、Crescendoによって主導されました。Crescendoは、PayPal共同創設者のピーター・ティール氏が出資したPE(Private Equity)ファンドです。また、今回の発表に伴って、Finschia(※旧LINE Blockchain)やFINSCHIA(※旧LINK)を運営するFinschia財団のガバナンスメンバーに、Crescendoが加わることも発表されました。 LINE NEXTは現在、NFTプラットフォーム「DOSI(ドシ)」を中心としてWeb3プロジェクトに注力している最中です。また、NFTウォレット「DOSI Wallet」の登録アカウント数は550万を超えており、累計取引数も約47万件となっています。2022年9月のベータ版の提供から一年しか経っていないことを考慮すると、大きな成長をしていると言えるでしょう。 この200億円という資金調達額は、アジアのWeb3業界において今年最大規模となっています。今回調達された資金は、さらなるWeb3の普及やグローバルビジネスの拡大、サービス開発に使われるとのことです。 LINEのNFT関連サービスは、「DOSI」へ一本化へ 今回の資金調達は、その大規模な額も相まって、LINE NEXTがWeb3に注力していることを内外に示す大きなものと言えるでしょう。 LINE NEXTの代表的なWeb3プロダクトとしては、グローバルNFTプラットフォーム 「DOSI」が挙げられます。これまで、LINEのグループ会社において暗号資産及びブロックチェーン関連事業を展開してきたのは「LINE Xenesis」でしたが、現在はNFT関連サービスをDOSIへ一本化していこうとする過渡期にあります。 DOSIへの移行に伴ってLINE Xenesisが提供してきたNFT関連サービスは、段階的に終了して行く予定です。 サービスが終了するプロダクトは以下の5つであり、LINE NFTは来年1月5日に、他4つは来年1月10日に終了予定です。 LINE NFT:NFT総合マーケットプレイス DOSI Wallet:Finschia(旧LINE Blockchain)基盤のNFTウォレット DOSI Citizen:DOSIのメンバーシッププログラム ACRZストア:アバターアイテムの購入や売買が可能 AVA:DOSIのエンターテイメントNFTプラットフォーム LINE Xenesisが提供するNFT関連サービスや、Finschia基盤のサービスにて発行されたNFTは、関連手続きを行うことでリニューアル後のDOSIでも利用可能となります。 DOSIは、来年2024年1月10日からサービス開始予定 DOSIは、2022年9月14日からベータ版が提供されてきましたが、来年2024年1月10日からのリニューアルが予定されています。 新DOSIでは、これまで個別に提供されてきたストア、マーケット、ウォレットなどが一本化され、「グローバル」、「シームレス」、「ハイブリッド」の要素を重視したものとなるとのことです。 情報ソース:LINEヤフー(資金調達)(NFT関連サービスの終了)、LINE Xenesis(新DOSI)
イベント
2023/12/03The Graph 3周年記念イベントが、12月16日にCrypto Lounge GOXにて開催予定
The Graph (@graphprotocolJP) の三周年記念イベントが、12月16日にCrypto Lounge GOX (@groove_on_x)にて開催されます。 🌎 The Graph 3周年記念イベント開催のお知らせ 🥂 📅日時・場所 ・日時: 2023年12月16日 (土) 19:00 - 21:30 ・場所:Crypto Lounge GOX ・参加費 : 無料 ( 応募者多数の場合は抽選となります。) ・予約 : https://t.co/kZGA7e08kr The Graph ( @graphprotocolJP ) のバースデイイベントをCrypto… — CRYPTO TIMES@暗号資産・ブロックチェーンメディア (@CryptoTimes_mag) December 1, 2023 イベント当日は、The Graph オリジナルシャンパンや特製バースデイケーキが提供される他、新宿老舗飲食店のケータリングや、鍋二郎といった多彩な味覚を堪能することが可能です。 また、来場者全員に対して、このイベント限定のPOAPと今回のイベントの為に作成されたThe Graphを特集したCT Analysisの冊子版限定レポートが配布されます。 既にThe Graphを知っている人だけでなく、今回のイベントで初めてThe Graphに触れる方でも楽しめる内容となっています。 応募者多数の場合は抽選となりますが、参加費も無料ですので、興味ある方は是非、応募してみてはいかがでしょうか? The Graphとは?:インデックス作成プロトコル The Graphは、ブロックチェーンやストレージネットワークからデータを照会出来る分散型のインデックス作成プロトコルです。設立自体は、2018年1月にされており、メインネットのローンチは2020年12月に行われました。 The Graphのサービスを理解するにあたって、参考になるのはGoogleです。Google は、インターネットを検索可能にするために Web サイトから情報を収集および保存しています。インデックス機能へのソリューションを提供するThe Graphは、「Web3のGoogle 」として知られています。 仕組みとしては、ブロックチェーンデータをインデックス化し、誰もがクエリできるサブグラフと呼ばれるオープンAPIで公開しています。開発者が分散型ネットワークに保存されている、直接クエリするのが容易ではないデータにアクセスしクエリするための合理的なインターフェースを提供することで、The Graphはそのネットワーク上のdApps開発を促進することに寄与しています。 また、クエリが市場化されていることも特徴であり、ユーザーは多くのIndexer(サブグラフのインデックス作成を処理するプロトコルのノードオペレーター)から、自身が望むサービスを最良の価格で選択することが出来ます。 The Graphは現在、イーサリアム、NEAR、Arbitrum、Optimism、zkSync、Avalansheといった40以上の異なるネットワークからのデータインデックス作成をサポートしており、今後も新たなネットワークが追加されていく予定です。 また、多くのdAppsをホストしており、主要なものとしてはUniswap、Synthetix、KnownOrigin、Gnosis、Blancerといったアプリケーションが挙げられます。 The Graph 3周年記念イベントInfomation ・日時: 2023年12月16日 (土) 19:00 - 21:30 ・参加費 : 無料 ( 応募者多数の場合は抽選となります。) ・予約 : https://lu.ma/80lvdpcj ・場所:Crypto Lounge GOX(@groove_on_x) Google Map:
NFT
2023/11/26Treasure DAOが独自ゲーミングチェーンを開発へ|$MAGIC価格は25%以上上昇
11月25日、Treasure DAOの共同設立者であるKarel Vuong氏が、TreasureDAOが独自のゲーミングチェーンを開発中であることをX上のリプライにて明らかにしました。 对 是真的 — Karel Vuong (@karelvuong) November 25, 2023 Treasureによる新たなチェーンは、ゲームに特化したユースケースをベースレイヤーレベルで提供するものです。また、チェーン上では、ガス代として、$MAGIC(Treasure発行のトークン)が使用されます。 Treasure DAO及び$MAGICとは? Treasure DAO は、Arbitrum上に構築されたゲームやメタバースに特化した分散型エコシステムであり、”The decentralized ‘Nintendo’”(分散型任天堂)をテーマに掲げたプロジェクトです。Treasureエコシステム上では様々なゲームが展開されています。 Treasure DAOの主要プロダクトは、メタバース世界「Bridgeworld」です。Bridgeworldでは、トレジャー(Treasures)やレギオン(Legions)といった様々なゲーム内アセットが存在しています。これらアセットは、ゲーム内でキャラクターやアイテムとして利用可能なNFTであり、マーケットプレイスでの売買も可能となっています。 このように独自のゲーム世界の構築に注力しているTreasure DAOですが、新たにゲームチェーンを開発することが明らかになりました。 また、このゲームチェーンは、Arbitrum上に構築される可能性が高いものと思われます。 $MAGICは、Treasure DAO傘下の全てのメタバースにおいて活用されているユーティリティトークンであり、メタバース世界の経済構築におけるベースレイヤーとなっています。また、ガバナンストークンとしての役割も有しています。 [caption id="attachment_101171" align="aligncenter" width="800"] 引用元:https://app.treasure.lol/[/caption] $MAGICはTreasureにおけるNFTの取引においても使用され、マーケットプレイスのアイテムは全て$MAGICで表記がされています。 $MAGICはデフレになるような設計がされており、半減期が存在します。ビットコインの半減期は約4年間隔ですが、$MAGICでは毎年半減期が発生します。 $MAGICの価格は25%以上上昇 [caption id="attachment_101175" align="aligncenter" width="800"] データ引用元:https://coinmarketcap.com/ja/currencies/magic-token/[/caption] 今回のTreasure DAOによるゲーミングチェーン開発の発表によって、$MAGICの価格は25%以上の上昇を見せました。 これまでは、Treasureメタバース内のNFT売買やガバナンストークンなどといった用途に使用されてきた$MAGICですが、新たにチェーンのガス代として使用されることになり、用途と需要が増しました。Treasure DAOにおける$MAGICの重要度はこれからもより増していくものと思われます。 未だ、詳細な情報などは出ていないこともあり、Treasure DAOのこれからの動向に注目が集まります。 Treasure DAO各種infomation 公式サイト:https://treasure.lol/ Twitter:https://twitter.com/Treasure_DAO Discord:https://discord.com/invite/treasuredao 情報ソース: Treasure DAO(Doc)、Marketplace、CoinMarketCap
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2023/11/23OMTradeが600万ドルを資金調達|誰でもプロのように取引出来るコピートレードシステムが特徴
11月20日、OMTradeが、シードラウンドにて600万ドルの資金調達を行ったことを発表しました。 We're thrilled to announce our $6 million seed round funding, led by @fslweb3, the developer of @Stepnofficial, and @FoliusVentures 💗Excited to share our journey to #InvestLikeTheBest with stellar backers! 🔜Crypto #CopyTrading reimagined with #OMTrade 🌈Fair access to #WinBig… pic.twitter.com/0zWtFO5al3 — OMTrade (@OMTrade_crypto) November 20, 2023 今回のシードラウンドの資金調達では、Find Satoshi Lab(STEPN開発元)、KSK Fund(元サッカー日本代表主将の本田圭佑氏)をはじめ、Folius Ventures、Meteorite Labs、Incuba Alphaといった投資家たちが参加しました。 トレーダーとフォロワーの両者が得をするような新たなコピートレードシステムが特徴 OMTradeは、コピートレードに注力していることが特徴の暗号資産取引所です。 OMTradeはまず、トレーダーとフォロワーの関係性に着目し、その両者を繋ぎ合わせる優れたコピートレードシステムを実装しています。 トレードは初心者にはハードルが高く長年の経験を必要としますが、そうした経験がなくても優秀なトレーダーの知識を活用することで、ポートフォリオの多様化及び、投資アプローチの簡素化をすることが可能です。 OMTradeでは、コピートレード周辺のシステム実装が進んでおり、トレーダーが取引をする際には、その取引と同時に(そのトレーダーの)フォロワーのトレードも決済されます。これにより、価格のスリッページやフロントランニングを排除することが可能となっています。 また、日次決済スケジュールに加えて、主に月次ハイウォーターマークを通じて、さまざまなリスク選好度のトレーダーとフォロワーに複数の決済スケジュールが導入されています。 その他にもトレーダーに利益配分比率やデータ・プライバシー設定のといった柔軟性が提供されています。 OMTradeの目的:コピートレードを促進させ、多くのユーザーへ門戸を開く OMTradeがコピートレードに注力するのは、新規のクリプトユーザーやWeb3に興味がある人に訴求するために、難しい意思決定をする必要をなくし、参入障壁を低くするという目的があるからです。 OMTrade CEOのマイケル・リー氏は、「我々のミッションは、クリプト取引の世界における障壁を取り除くことである」と述べています。 プロモーターシステムも導入:トレーダー、フォロワー、プロモーターを三位一体としたシステム構築 また、OMTradeのその他の特徴として、「プロモーター」システムが導入されていることが挙げられます。 優秀なトレーダーを見つけようとしても、適切に重要な投資ポジションを持てる優秀なトレーダーを発見することは極めて難しく、これがコピートレードをより促進させる際の障壁となっていました。 そこで、OMTradeは、トレーダーとフォロワーの間に、プロモーターという新たな役割を設けました。 プロモーターは、トレーダーのスカウト役として機能します。プロモーター(大抵は自身のコミュニティを持つインフルエンサー)は、優秀なトレーダーを他者へと紹介し広めることで、手数料及びそのフォロワーの取引利益を得ることが可能となります。 この仕組みは、トレーダーにとっても利益となります。トレーダーはプロモーターによってもたらされたフォロワーからプールされたより多くの資金を活用することが出来、自身の利益を最大化出来るようになります。 OMTradeは、コピートレード周りの機能が充実しているだけでなく、トレーダー、フォロワー、プロモーターを三位一体としたシステム構築をしていることが特徴と言えるでしょう。 OMTrade各種Information 公式サイト:https://www.omtrade.com/ja-jp X:https://twitter.com/OMTrade_crypto Discord:https://discord.com/invite/MPN2NPxt4P Telegram:https://t.me/+kTZ3iDBZXAIwMDA5
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2023/11/22サム・アルトマン氏、Open AIに復帰|取締役会は一新へ
11月18日、自身のポストにて、ChatGPTを開発するOpen AIから取締役会により解任されたことを発表した同社CEOのサム・アルトマン氏ですが、22日Open AIに復帰することがOpen AIおよび本人のXにて発表されました。 We have reached an agreement in principle for Sam Altman to return to OpenAI as CEO with a new initial board of Bret Taylor (Chair), Larry Summers, and Adam D'Angelo. We are collaborating to figure out the details. Thank you so much for your patience through this. — OpenAI (@OpenAI) November 22, 2023 i love openai, and everything i’ve done over the past few days has been in service of keeping this team and its mission together. when i decided to join msft on sun evening, it was clear that was the best path for me and the team. with the new board and w satya’s support, i’m… — Sam Altman (@sama) November 22, 2023 アルトマン氏の解任騒動は、取締役会が「取締役会との意思疎通において率直さを欠いており、取締役会の責任遂行を妨げているとの結論に達した」との理由で、同氏を解任したことに由来します。今回のアルトマン氏の復帰にあたり、取締役会も一新されることが発表されました。 解任直後から、多くの主要投資家や従業員から、アルトマン氏の復帰を望む声が数多くあり、それが実現した形です。 後述しますが、アルトマン氏は解任から復帰までのおよそ4日間の間に、Microsoftへの入社をしていました。同氏のポストにて、Microsoft(msft)への言及があるのはそのためです。 アルトマン氏とブロックマン氏(Open AI元社長) Microsoftへ入社 今回の解任騒動は、アルトマン氏だけにとどまるものではありませんでした。例えば、Open AI従業員のうち9割以上がアルトマン氏の復帰および取締役会の辞任がなければ退職する旨の書簡に署名をするなど、多くに波及するものでした。 代表的なものとして、Open AIの共同創設者であり社長のグレッグ・ブロックマン氏が、アルトマン氏の解任発表の数時間後には自身のXのポストにて辞任を発表をしたことが挙げられます。 関連:サム・アルトマン氏、Open AIから突如解任 | Worldcoinに及ぼす影響も懸念 そうした中、11月20日にMicrosoft CEOのナデラ氏が、アルトマン氏とブロックマン氏の二人がMicrosoftに入社したことをXにて発表しました。 We remain committed to our partnership with OpenAI and have confidence in our product roadmap, our ability to continue to innovate with everything we announced at Microsoft Ignite, and in continuing to support our customers and partners. We look forward to getting to know Emmett… — Satya Nadella (@satyanadella) November 20, 2023 Microsoftは、Open AIに100億ドルもの投資をしている筆頭株主です。AI技術に対して大きな関心を持っており、Open AIに対してかなりのコミットを見せていました。 また、今回の入社にあたって、アルトマン氏とグレッグ氏がMicrosfoftにて、新たに高度なAI研究チームを率いることも発表されました。
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2023/11/20Merit Circleがガバナンストークン$MCを$BEAMへのリブランディングを発表
Merit Circleは11月19日に、ガバナンストークン$MCを$BEAMにリブランディングすることを発表しました。 このリブランディングに伴い、$MCから$BEAMへの統合プロセスが必要とされ、既に80%以上の$MCが$BEAMに変換されたことが発表されました。 https://twitter.com/MeritCircle_IO/status/1726208219448566153?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1726208219448566153%7Ctwgr%5E6f93eac95fa3426a1c4266208bcaeed762d4e093%7Ctwcon%5Es1_c10&ref_url=https%3A%2F%2Fpublish.twitter.com%2F%3Fquery%3Dhttps3A2F2Ftwitter.com2FMeritCircle_IO2Fstatus2F1726208219448566153widget%3DTweet Merit Circleは、YGGやGuildFiと並んで、2021年成功を収めたゲーム分野に特化した分散型自立組織(DAO)であり、世界的にも大規模なゲームギルドです。 Merit Circleは今年4月19日に、Abarancheのサブネットを利用してゲームに特化した独自のブロックチェーン「Beam」の構想を発表していました。 Meet Beam. Beam is a sovereign network focused on gaming brought to you by @MeritCircle_IO and @Avax. pic.twitter.com/UOSIZjdzGX — Beam (@BuildOnBeam) April 18, 2023 Beamは開発者が、容易にオンチェーンでゲームを展開できるようにすることを目的としたものであり、低い手数料や決済の素早さも実装されています。 Beamブロックチェーンでは、Merit Circleのガバナンストークンである「$MC」がガス代の支払いやバリデーターへの報酬として使用されてきました。 また、$MCを$BEAMへとリブランディングする試みも行われており、それに合わせたトークン変換が各所にて随時行われてきました。 例えば、Binanceでは、11月14日に$MCから$BEAMへのトークンスワップやリデノミネーションが正常に完了したことが発表され、このオーバーホールの後、$BEAM(ティッカーは「BEAMX」) の入金と出金がプラットフォーム上で有効になりました。 このように徐々に進んできた$BEAMへの変換プロセスですが、Beamブロックチェーンの発表からちょうど7ヶ月が経過した11月19日に、80%以上の$MCが$BEAMに変換されたことが発表された次第です。 $MCと$BEAMの関係性:二つのトークンを共存させることはせず、完全な移行を目指す $BEAMは、Beamチェーン上のネイティブトークンとなり、現在の$MCと同様のユーティリティを持つことを目的としています。 基本的には、$MCは$BEAMへと完全に移行することが計画されており、両トークンの共存は意図されていません。しかし、$MCトークンの保有者のみが$MCを$BEAMに変換する権限を有しているため、仮に変換されない$MCがあったとしてもそれはそのまま$MCとして残ることになります。 エアドロップとして$BEAMを配布しなかった背景として、二つのトークンの共存を目指していないことや、エアドロップの場合はスナップショットの関係上、$MCの取得タイミングによっては$BEAMを取得する資格を失う可能性(またはその逆)が考えられるため、保有者による直接の変換という形が取られました。 また、ウォレット紛失などで$MC保有者が$MCにアクセス出来なっている可能性なども考えられるため、供給されている$MCのその全てが$BEAMへと変換される可能性は低いものと考えられます。そのため、変換されない$MCトークンの分、$BEAMの供給量が減少することには注意が必要です。 $MC保有ユーザーは、公式にて$BEAMへと移行可能:期限は2024年10月26日まで もしかすれば、まだ$MCを$BEAMへと変換していない方がいるかもしれません。そうした方向けに、変換方法を案内します。 Beam Migrate:https://meritcircle.io/migrate 上記のURLへとアクセスし、$MCを保有しているウォレットを接続することで、$BEAM移行画面へと移り、トークンを変換することが可能です。 トークンの変換比率は、$MC:$BEAM=1:100となっています。 またトークンの公式での変換には期限が設けられており、2024年10月26日までとなっていることには注意が必要です。 ($MCではなく$eMCを保有している場合には、あらかじめ$eMCを$MCに変換しておく必要があります) 情報ソース:Merit Circle(Medium)、Binance News
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2023/11/19サム・アルトマン氏、Open AIから突如解任 | Worldcoinに及ぼす影響も懸念
Open AIは、アメリカのベンチャー企業であり、文章生成AI「ChatGPT」の開発で知られています。 ChatGPTは、特に文章生成機能が優れており、ビジネス領域での導入などで大きな注目を集めています。 そんなOpenAIは、CEOを務めるサム・アルトマン氏が突如解任し、最高技術責任者(CTO)のラ・ムラティ氏が暫定的なCEOに就任することが発表されました i loved my time at openai. it was transformative for me personally, and hopefully the world a little bit. most of all i loved working with such talented people. will have more to say about what’s next later. 🫡 — Sam Altman (@sama) November 17, 2023 この解任について、アルトマン氏は、「Open AIで過ごした時間は楽しかった。個人的にも、出来れば世界にとって、少しは変革につながるものだった」とXにてポストしています。 また、アルトマン氏の解任が発表された数時間後には、Open AIの共同創設者であり社長のグレッグ・ブロックマン氏も、社長を辞任することをXのポストにて発表しました。 After learning today’s news, this is the message I sent to the OpenAI team: https://t.co/NMnG16yFmm pic.twitter.com/8x39P0ejOM — Greg Brockman (@gdb) November 18, 2023 このように大きな波紋を広げているアルトマン氏の突然の解任騒動ですが、この背景として、アルトマン氏と取締役会との対立があるとされています。 OpenAIはアルトマン氏の解任についてのアナウンスの中で、「取締役会との意思疎通において率直さを欠いており、取締役会の責任遂行を妨げているとの結論に達した」と述べています。 筆頭株主にも知らされていなかった解任。また、多くのアルトマン氏の復帰を求める声 [caption id="attachment_100659" align="aligncenter" width="800"] 画像引用元:https://www.axios.com/2023/11/17/microsoft-openai-sam-altman-ouster[/caption] 今回の解任騒動は、取締役会によって突如として行われました。これはMicrosoftにすら知らされていなかったことでした。 Microsoftは、Open AIに100億ドルという多額の投資をしており、筆頭株主となっています。しかしながら、Axiosが関係者から掴んだ情報によれば、Open AIがアルトマン氏を更迭することを知ったのは、ニュースが報道される直前だったとのことであり、今回の解任は主要投資家にも一切知らされることなく行われた不意打ちといえるものであったことが窺えます。 今回の解任騒動に対して、既に多くの企業が反応をしていますが、それらは概して、解任を非難し、アルトマン氏の復帰を求めるものです。 ChatGPTは、アルトマン氏の解任に反対しており、解任を決定した取締役たちの入替及びアルトマン氏の復帰を求めています。 このように多くの復帰を求める声が上がっていますが、実際にアルトマン氏が復帰をするかどうかはまだ確定しておらず、復帰しない場合には、アルトマン氏は新たなベンチャーを立ち上げ、その新会社にOpenAIやChatGPTの従業員たちが参加するものと思われます。 Worldcoinへの影響はいかほどか? ここまでOpen AIによるアルトマン氏の解任騒動について言及してきましたが、これはWorldcoinにも大きな影響を及ぼす可能性があります。 Worldcoinは、暗号資産を通じて「ユニーバーサルベーシックインカム」を実現するプロジェクトであり、実際に独自トークンである「$WLD」の発行をしています。 実はアルトマン氏は、Worldcoinの共同創設者でもあります。 今回の突然の解任の発表に対して、$WLDのトークン価格は一時8%以上下落しました。 [caption id="attachment_100664" align="aligncenter" width="800"] データ引用元:https://coinmarketcap.com/ja/currencies/worldcoin-org/[/caption] 上記のチャートを見ていただければ、アルトマン氏の解任についてのアナウンスがあった17日に価格が大きく下落していることが分かります。 しかしながら、主要投資家が強い反発を示し、多くの復帰の声が上がっていることから、値段が再び元の水準にまで戻ってきていることが分かります。 とはいえ、実際にアルトマン氏がOpen AIに復帰するのかどうかは未だ不明瞭であり、Worldcoinにもどのような影響があるのかは不明です。今後のアルトマン氏の進退に注目が集まります。 情報ソース:Open AI Announce、Axios、Coin Market Cap