Ethereum(イーサリアム)のERC20を解決したERC223とは何か?
   公開日 : 2018/03/06

Ethereum(イーサリアム)のERC20を解決したERC223とは何か?

Crypto Times 編集部

ブロックチェーン専門メディアCRYPTO TIMES編集部です。CRYPTO TIMESのニュース、コラム、インタビューなど全ての編集を行っています。 元エンジニア出身なので、ブロックチェーンのノードを建てたり、簡単なスマコンの実装まで対応できます。Twitterもよろしく。

どうも、カリフラです(。・ω・。)

今回がCRYPT TIMES公式ライターとしての記念すべき1発目の投稿となりますが、これから読んでいただいている方に分かりやすく、そして楽しんでいただけるように頑張りますのでよろしくお願いします。

それでは早速ですが今回は、ERC20の進化版!?これから需要がさらに伸び話題になっていくであろうERC223とは?

というテーマについて説明しながら私個人の見解も交えつつ進めていこうかなと思いますので是非最後まで読んでいただけたらなと思います。

ERC20とは

まず最初に、「てかそもそもERC20ってなんなの?」って方向けにERC20について少し説明していきますね。

ERC20というのは皆さんご存知イーサリアムのシステムのことであり、このERC20のシステムを使うことによってイーサリアムのブロックチェーン上に容易にトークンを発行することができます。

現在、イーサリアム上で発行されているトークンの多くはERC20というシステムに従って発行されています。

ERC とは「Ethereum RFC (Request for Comment)」の意味で、その20番目なのでERC20と命名されており、私たちがよく知っているトークンだとOmiseGo、そしてAugurなどがERC20のシステムを利用したトークンとして挙げられますね。

他にもICOをしているトークンでイーサリアムのブロックチェーンを利用しているものは現状ERC20に準拠しているトークンがかなり多いと言えます。

ERC223の特徴

はい、ということでERC223についてお話していきます。

ERC223とはすごくザックリ言うと「ERC20の改良版」です!

どういうことかと言うと、大きく分けて2つほど良くなった点があって1つ目は送金の際に必要なGASがERC20の時よりも少なくて済むという点です。

イーサリアムを送金する際にはその燃料となるGASが必要なのですが、必要なGASの量が少なくても動きますよってことですね。

車で例えるなら燃費が良くなったので、少ないガソリンでもいっぱい走りますよーって感じです😊

 

そして2つ目が、送金先のアドレスを間違えても大丈夫という点です。

現在ERC20のシステムの場合イーサリアム(ETH)やイーサリアム上のトークンを送金する際に送金先のアドレスを間違えて送ってしまうとそのトークンは消滅してしまいます。(正確には消滅というより存在しないアドレスに送られるといった感じでしょうか。)

送金先のアドレスを間違えて「セルフゴックスしちゃった。」なんて話もよく聞きますよね…。実際に日本円にして3億円以上のトークンが闇に葬られてしまっているんです😢

今のご時世、電話ですら番号を間違えたら「おかけになった電話番号は現在….」ってちゃんとお知らせしてくれるのに最新技術であるブロックチェーンがこれではきついですよね(>_<)

しかしERC20の上位互換と言われるERC223のシステムを利用した場合、送金先のアドレスが存在しなかった場合は送り主に返還されるのです。

これは送り主が送金先のアドレスを入力し、「送金」を申請するとそのアドレスが存在するのか事前に確かめて確認が完了できたらそのトランザクションの実行が開始されるというわけですね。

このERC223のシステムが導入されることで、「このアドレスで合ってるよな?コピペミスってないよな?ミスってたら100万円消えるぞ….。あと100回は確認しよ!!!」って感じで気づいたら朝になってたなんてこともなくなるわけですね♪

技術面

じゃあ「どのようにしてERC223のシステムを導入するの〜?」っていう技術的な話なんですけど、システムを変えたり今回のように改良する場合、もちろん「た、たのむ…改良されてくれ….」って念じても何も改良されないわけで、

そうなんですよ。あのヴィタリックの力を持ってしても祈るだけじゃ何も起こらないんすよね。

 

なのでエンジニアの方がコードを書く(プログラミングする)ことでシステムが変わるわけなんですが、プログラミングをするのにも言語というのがありまして、Java・Java Script・Go言語・C++・pythonなどさまざまで、今回のイーサリアムの場合は「Solidity」というちょっと珍しい言語を使っています。

(SolidityはJava Scriptと似ているので案外いけたりするみたいですが)

それで、今回のERC223の話に戻ると、例えば今まで(ERC20の場合)は送り主が10ETHを「送信」ってやると送金先のアドレスを確認せずに手動で、「おっけー。トランザクション開始」って感じのシステムだったのですが、ERC223の場合はそこの手動の作業を自動化することで送金のアドレスに誤りがないか確認された上でトランザクションが開始されるといった感じです。

今後とまとめ

とまあこのような感じで、イーサリアムの次の段階でもあるERC223について特徴などご紹介してまいりましたが、冷静に考えると送金先のアドレス(住所)を間違えるとそのトークンを紛失してしまうという状況って結構やばいですよね。

まあ私の友人で、「大学受験の際に住所を間違えて違う大学に受けにいってしまってテストに遅刻した」なんていうほんとにやばいやつもいましたが…。

それは置いといて、これからまだまだイーサリアム上でICOをするというのは主流でありそういったトークンは出てくると思います。

そういった際にやはり既存のERC20を使うトークンは少なくERC223を使ってICOをすることが増えていくだろうと思います。

また、管理方法に関してはERC20とERC223は同一のイーサウォレットで管理することができるので便利だと思いますね。

そして、イーサリアムはEC223以外にも

「フロンティア」→「ホームステッド」→「メトロポリス」→「セレニティ」とアップデートを続けており、これからも欠点であると言われている点が改善されていくことでしょうし楽しみな銘柄ですね。(2018年2月現在は3つ目のメトロポリスの途中)

それでは今回はこのへんで終わろうと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました(*・ω・)ノ

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