YouTubeにCPUでマイニングするタイプの広告が掲載されてた!?
Crypto Times 編集部
この記事の3つのポイント!
- YouTubeにて視聴者のPCでマイニングされていた
- マイニング広告はGoogleADSに仕込まれていた
- 広告はGoogleポリシー違反のため既に除去済み
本記事引用元:https://diegobetto.com/crypto-miner-coinhive-youtube-ads/
Youtubeにて視聴者PCを勝手に利用したマイニングが発見される
以前、日本でも少し話題になった「CoinHive」というWEBページの閲覧者のリソースを利用してマイニングを行うタイプの広告が、YouTubeにも表示されていたことが明らかになりました。
Hey @avast_antivirus seems that you are blocking crypto miners (#coinhive) in @YouTube #ads
Thank you 🙂https://t.co/p2JjwnQyxz— Diego Betto (@diegobetto) January 25, 2018
この広告はGoogleから提供されているGoogleADSに仕込まれていた広告であり、Googleに買収されたダブルクリック社の広告プラットフォームが悪用されて、日本、フランス、台湾、イタリア、スペインなど一部の国のYouTubeユーザーに対して広告が表示されていました。
YouTube等の動画配信サイトは、ユーザーが長時間閲覧しやすく、かつ動画再生のためにCPU負荷が多少上昇してもユーザーが気づきにくいため、こういった攻撃の対象にされやすいようです。
不適切広告表示に対するGoogle側の回答
Googleは不適切広告表示に対して下記のように回答をしています。
Googleの回答
アドセンス広告によるユーザーへの仮想通貨のマイニング強要は、新しくでてきたGoogleのポリシーに違反する不正行為であり、現在、Google社で積極的に監視しているものです。
私たちは新しい脅威が出現した際に、プラットフォーム間のマルチレイヤー検出システムを通じてポリシーを実施しています。この場合、広告は2時間以内にブロックされ、悪意を持った広告主達はすぐにGoogleのプラットフォームから削除されました。