テザー社、2024年の米国債取得額で「世界7位」主張
Crypto Troll

ステーブルコインUSDTの発行元として知られるテザー社の最高経営責任者(CEO)であるパオロ・アルドイーノ氏が、同社が2024年中に合計331億ドル相当の米国債を新たに取得していたと発表しました。
Tether was the 7th largest buyer of U.S. Treasuries in 2024, compared to Countries 🤯 pic.twitter.com/fEANUL3fb2
— Paolo Ardoino 🤖 (@paoloardoino) March 20, 2025
アルドイーノ氏によれば、この追加取得額だけでも2024年の米国債純購入額として世界第7位に相当する規模にあたるとのことです。この新規購入によってテザー社が保有する米国債の総額は2024年12月時点で940億ドルに達し、ドイツやサウジアラビアの保有規模である約600~700億ドルを上回る規模となっています。
一方で同社は、定期的に外部会計事務所によるアテステーション(証明書)を公開しているものの、包括的な監査は未実施となっています。過去には裏付け資産の不透明さが指摘された経緯があることから、市場には慎重な見方が残っています。
現在、米国議会では「GENIUS法案」と呼ばれるドル建てステーブルコインの規制法案が検討されており、テザー社の米国債を中心とした裏付け資産戦略は、規制当局への対応やドルの基軸通貨体制を支える観点から合理的だと評価する専門家もいます。そうした中、テザー社の監査実施や法規制の行方が今後の焦点になりそうです。
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