ビットコインが金を追い越すのはいつ?|10~20年以内の予測も
Crypto Troll

Fidelity Investmentsのグローバルマクロディレクターであるジュリアン・ティマー氏は、ビットコインが将来的に金の市場価値を上回る可能性を示唆しながらも、すぐには起こらないと述べています。
ティマー氏によると、歴史的に金は年平均8%の成長を遂げていますが、ビットコインがパワーロー(冪乗則)的な普及曲線やインターネットのS字カーブ成長モデルに沿って拡大すれば、10~20年以内に両者の時価総額が収束する見込みがあると指摘しています。
この見方は、Galaxy DigitalやMicroStrategy創業者のマイケル・セイラー氏による強気な予想と対照的です。セイラー氏は3月28日のDC Blockchain Summitで「吸収理論」を提示し、ビットコインの時価総額が最終的に500兆ドルに達し得ると主張しました。その根拠としては、金や不動産、政府系ファンドといった伝統資産から価値を吸収し、デジタルかつインフレ耐性のある資産として覇権を握る歴史的転換が起こるとの見通しを示しています。
一方、Fidelity側は「可能性はあるが当面は金が優位」という姿勢を維持しており、セイラー氏の強気予想とは温度差がります。ビットコインは昨年12月の直近ピークから価格が33%下落しており、史上最高値を更新し続ける金に対して見劣りするものの、大手機関投資家のビットコインへの支持は堅調で多くの資金がビットコインETFに流入しています。
多くの不確実性が存在する中、機関投資家による現物ETFの承認や追加投資、マクロ経済環境、規制動向などが、今後のビットコインと金の力関係を左右するとみられています。
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情報ソース:CryptoSlate