アクセンチュアがマスターカードなどと共に新たなサプライチェーンの構築を目指す予定
2019/03/07・
Crypto Times 編集部

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コンサルファームであるアクセンチュアが、マスターカード、アマゾンなどと共に、ブロックチェーン技術を応用したサプライチェーンの構築を目指していることが、公式の発表により明らかになりました。
アクセンチュアが構築を目指すサプライチェーンは『循環サプライチェーン』と呼ばれ、より効率的なサプライチェーンを実現し需給の差を埋める狙いがあるとされています。
また、このその他の狙いの一つとして無駄な環境汚染を削減することもにあるようです。
以下の図では農業分野における循環サプライチェーンの例が詳細に説明されています。

Source:Accenture
農業分野におけるこのサプライチェーンにおいては、ブロックチェーン技術を利用した商品・生産者の情報管理が行われ、この情報にアクセスすることで消費者側は、商品・生産者の情報を確認することができます。
また、お気に入りの商品に対するチップ制度もブロックチェーンを利用する形で実装される予定で、この制度では生産者に対して安全・透明にチップを付与することが可能となります。
アクセンチュアの発表によれば、消費者は環境維持を促すような生産工程、またそのような生産工程によって生産された商品を好む傾向にあり、生産者側が評価されることによって環境維持の促進につながるだろうとしています。
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記事ソース:Accenture