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2026/05/04テザー株主の大富豪が政党に多額献金、新ルールで今後の献金は実質封鎖へ
英国生まれのクリストファー・ハーボーン氏(タイ名:チャクリット・サクンクリット)は、タイ在住でテザーの株式を約12%保有するとされる人物です。同氏は2019年以降、英国の政党「リフォームUK」とその前身組織に対して2,400万ポンド超を献金しており、英国の政党政治史上最大の個人献金者とされています。 英国政府は政治献金に関する新たな規制を導入しています。海外居住の英国市民による政党への献金は年間10万ポンドに上限が設けられ、仮想通貨による献金はすべて即時のモラトリアム(一時停止措置)の対象となりました。 これらは「人民代表法改正案」に盛り込まれ、施行後30日以内にルールに反する献金を返還しなければ刑事罰の対象となるとされています。 ハーボーン氏の献金はリフォームUKの全資金調達の約3分の2を占めるとされており、新ルールによって同氏が今後許容される献金額は現在の1%以下に制限される見込みです。同党はナイジェル・ファラージ氏が率いており、ビットコイン準備金の設立や仮想通貨への10%均一キャピタルゲイン税、デジタル資産分野の規制緩和などを公約に掲げているとされています。 仮想通貨のモラトリアムは、英国の金融行為規制機構(FCA)によるステーブルコインやカストディに関する規制整備が進むまでの暫定措置とされています。仮想通貨の富がグローバルに広がり多くの国の政治に資金が流れ込もうとする中、今回の規制は民主主義と仮想通貨資本の関係をめぐる議論の先陣を切る動きとなりそうです。 記事ソース:資料

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2026/05/04香港で偽ステーブルコインが出現、制度開始直後の新手詐欺に警戒
香港金融管理局(HKMA)は「HKDAP」および「HSBC」というティッカーを持つトークンが市場に出回っているとして、一般市民に注意を呼びかけました。これらのトークンはいずれも認可されたステーブルコイン発行者とは無関係のものとされており、両発行者もまだ規制対応のステーブルコインをリリースしていないと確認しています。 香港のステーブルコイン発行ライセンス制度が始まってわずか3週間足らずで、詐欺師たちがすでに動き出した形です。 HSBCは2026年後半にHKドル建てステーブルコインの発行を予定しており、PayMeや香港モバイルバンキングアプリとの連携も計画されています。AnchorpointのHKDAPトークンも2026年第2四半期からの段階的なロールアウトが予定されており両製品ともまだ一般消費者には提供されていない段階です。 今回の詐欺が従来の仮想通貨詐欺と根本的に異なるのは、「実績ある機関の信用」をそのまま利用する点にあります。ライセンス付与のニュース自体は正当なものであったため、詐欺師はその信頼性をそのまま悪用できたとみられています。 HKMAはこうしたリスクを2025年7月の時点で警告しており、無許可のステーブルコインとの取引はユーザー自身のリスクとなると公表していました。条例では違反者に対して最大500万香港ドルの罰金と最長7年の懲役が科せられる可能性があるとされています。 記事ソース:資料

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2026/05/04仮想通貨ETFは「稼げる」?ブラックロック、収益5%達成への高い壁
世界最大の資産運用会社ブラックロックは、2026年第1四半期においてデジタル資産関連商品から4,200万ドルの投資顧問・管理報酬・証券貸出収益を得たとされています。同社のETF全体の手数料収入が24億ドルを超える中、デジタル資産の占める割合は1.75%にとどまります。 ただしデジタル資産のAUM(運用資産残高)比率が1.11%(約607億ドル)であることを考えると、収益比率はわずかに高く年率換算で約24.8ベーシスポイントの実効利回りとなっており、ETF全体の平均17.2ベーシスポイントを上回っているとされています。 ブラックロックの主力ビットコインETF「IBIT」は617億ドルの純資産を保有しており、0.25%の手数料率では年間換算で約1億5,290万ドルの手数料収入が見込まれるとされています。イーサリアムETF「ETHA」も70億ドル超の純資産を持ち、2026年2月に上場したステーキング型イーサリアムETF「ETHB」の残高は5億9,450万ドルとなっています。 ブラックロックのデジタル資産事業が同社ETF手数料収益全体の5%(四半期約1億2,030万ドル)に達するには、現在の利回り水準で約1,940億ドルのAUMが必要とされており、現在の水準からほぼ3倍の拡大が求められます。 価格水準とETFへの資金流入が引き続き最大の決定変数であり、仮想通貨ETF市場の本格的な主流化に向けた道のりはまだ続きそうです。 記事ソース:資料

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2026/05/04数年放置のイーサリアムウォレットが一斉に資金流出、秘密鍵管理に警鐘
4月30日、数年間にわたって休眠状態にあったイーサリアムウォレットが大量に同一アドレスに向けて資金移動されているとして警告が発されました。影響を受けたウォレットは500件以上に上るとみられており、被害額は合計約80万ドルとされています。 Hundreds of wallets (many of which haven't been active in 7+ years) just got drained by the same address on ETH mainnet Seems like a new live exploit, worth flagging https://t.co/QiKU1b86Uv pic.twitter.com/o1uU85CLPT — Wazz (@WazzCrypto) April 30, 2026 問題のイーサリアム上のアドレスには596件のトランザクションが記録されており、「Fake_Phishing2831105」とタグ付けされています。多くのウォレットは4〜8年間まったく動きのないものであったとされており、長期放置されていたウォレットでも秘密鍵のリスクは消えないことが改めて示された形です。 侵害経路はまだ特定されていませんが、オンライン上では古いウォレットツールのランダム性(エントロピー)の脆弱性、ニーモニックフレーズの流出、トレーディングボットへの秘密鍵入力、あるいはLastPassへのシードフレーズ保存など複数の仮説が議論されているとされています。 ユーザーへの実践的な対応として、価値のある古いウォレットの資産は信頼できるハードウェアウォレットや最新のソフトウェアを使って新しい鍵に移すことが推奨されています。 古いシードフレーズを見知らぬツールやスクリプトに入力することは避けるべきとされており、プロトコルのトークン承認取り消しだけでは直接的なウォレット流出には対処できないことも指摘されています。

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2026/05/04HyperliquidがBTC予測市場で圧倒的首位|Polymarketの56倍
分散型取引所Hyperliquidが新たに導入した「HIP-4」(Outcome Contracts)の予測市場が、ローンチ以降のビットコイン(BTC)関連予測市場で他社を圧倒する出来高を記録していることが明らかになりました。 Since launch, Hyperliquid’s debut HIP-4 outcome market has generated more volume than any other prediction market. Daily Bitcoin Market Volume: 1. @HyperliquidX - $6.15m 2. @Kalshi - $985.45K 3. @Polymarket - $109.6K 4. @trylimitless - $33.02K 5. @predictdotfun - $3.32K 6.… pic.twitter.com/d12wusLXba — Predictefy (@Predictefy) May 3, 2026 Hyperliquidは2位のKalshiの約6倍、Polymarketの約56倍の出来高で、ローンチ直後のフェーズにもかかわらず予測市場セクターで圧倒的なシェアを確保しています。 HIP-4のOutcome Contractは、固定範囲(0〜1)・完全担保・期日決済型の予測商品です。「BTCが金曜までに10万ドルを超えるか?」といったバイナリイベントが、YES/NOの契約として取引されます。YESを0.20ドルで購入すれば、決済時にYES確定で1.00ドル、NO確定で0ドルが受け取れる設計です。 Hyperliquidの強み──既存トレーダー基盤への新商品追加 予測市場で先行するPolymarket・Kalshiが「ユーザーゼロから始める」コールドスタート問題に直面するのに対し、Hyperliquidは既に大規模な流動性インフラを持っています。 「新しいアプリがトレーダーを呼び込む」のではなく、「既に集まっているトレーダーに新商品を提供する」のがHIP-4の本質的な強みです。PERPと予測市場の両方を建てることによって、ヘッジが容易になる構造もあります。 現時点でのBTC市場での圧倒的シェアは、Hyperliquidが「PERPの取引所」から「未来の状態を取引するベニュー」へと進化する重要な転換点を示す動きといえます。次の数四半期の動向が、HIP-4が単なる予測市場機能を超えた「ペイオフ・インフラ」として確立できるかの分水嶺となるでしょう。

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2026/05/03【今週の米国仮想通貨規制まとめ】米CLARITY法が妥協案で合意。予測市場での一部取引に規制か
今週の米国仮想通貨市場は、長年の懸念事項であった規制の枠組みに具体的な進展が見られる一方で、政治的透明性を巡る新たな制限が課されるなど法整備の加速を強く印象付ける一週間となりました。 超党派による「CLARITY法」の妥協案合意やCFTC(商品先物取引委員会)委員長によるパーペチュアル契約(無期限先物)の合法化示唆といった、市場の成熟を促す重要な前進が好材料として注目を集めています。しかしその裏では、上院議員による予測市場の利用禁止という、インサイダー取引防止に向けた厳しい規律も導入され始めています。 今週の主要規制ニュース3点を詳しく見ていきましょう。 今週の注目ニュース 米CLARITY法が妥協案で合意 米仮想通貨市場構造法(CLARITY Act)の5月のマークアップ(条文修正審議)を控え、争点となっていたステーブルコインの利回り規定について、ティリス上院議員(共和党、ノースカロライナ州)とアルソブルックス上院議員(民主党、メリーランド州)が妥協案で合意したことが判明しました。 米CLARITY法、ステーブルコイン利回りで合意「保有のみの報酬は禁止」 仮想通貨パーペチュアル契約の合法化はいつ? 米商品先物取引委員会(CFTC)のマイケル・S・セリグ委員長が、米国における「真の仮想通貨パーペチュアル契約(PERPs)」の合法化が間近に迫っていることを表明していたことが改めて注目を集めています。 セリグ委員長によればCFTCは現在PERPsの規制上の位置付けを整理中で、過去50年にわたって米市場で代用品として使われてきた「準パーペチュアル契約(quasi-perps)」を置き換える本格的なPERPs商品の正式ローンチを見込んでいるとされます。 米国での仮想通貨パーペチュアル契約の合法化はいつ?CFTC委員長も言及 予測市場での一部取引に規制か 米連邦議会上院は議員および職員が予測市場プラットフォームで取引することを全面的に禁止する決議「S. Res. 708」を全会一致で可決しました。 共和党のバーニー・モレノ上院議員(オハイオ州選出)が提出した本決議は政府の非公開情報を悪用した「インサイダー取引」を防ぐ初の本格的な規制行動として位置付けられています。 米上院、議員による仮想通貨の予測市場取引を禁止

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2026/05/03【今週のリップルまとめ】「低レバ高価格」の急騰シナリオ。海外送金の実証実験を開始
今週のリップル(XRP)はテクニカル面での強気な兆候と実需拡大の動きが報じられる一方で、金融商品化を巡る不透明感が続く非常に動きの激しい一週間となりました。 オンチェーンデータからは「低レバレッジ・高価格」という健全な現物需要に伴う急騰シナリオが浮上し、韓国銀行大手との提携による実用化の進展も好材料として意識されています。その一方で、期待されていたレバレッジ型ETFの提供が短期間で5度目となる延期を見せるなど、規制や承認プロセスにおける根強い壁も浮き彫りになっています。 今週のリップルに関する主要ニュース3点を詳しく見ていきましょう。 今週の注目ニュース 「低レバ高価格」の急騰シナリオ 仮想通貨オンチェーン分析企業CryptoQuantが、リップル(XRP)に関して「投資家はラリー(上昇相場)の準備が整っている」と分析しています。 CryptoQuantは、XRPのレバレッジ比率と価格の乖離が現在の市場構造の最大の特徴と指摘。通常、価格上昇局面ではレバレッジ買いが累積し、レバレッジ比率も上昇する傾向があります。逆にレバレッジ比率が低位を維持しつつ価格が高位で安定している場合、「レバレッジによる人為的な価格支持ではなく、現物需要が価格を支えている」可能性が高まります。 リップル(XRP)は「低レバ高価格」局面?分析企業が指摘する急騰シナリオ 海外送金の実証実験を開始 ブロックチェーン決済企業リップルが、韓国のインターネット専業銀行Kbankと戦略的パートナーシップを締結し、ブロックチェーンを活用した海外送金の技術実証(PoC)を開始しました。 今回の実証実験では、リップルのインフラを銀行システムに組み込んだ際の送金速度・コスト・透明性が検証される予定です。テスト対象の送金回廊としてUAEおよびタイが挙げられており、同社のSaaS型デジタルウォレット「Palisade」を活用したウォレット管理や機関向けカストディ機能も評価対象に含まれています。 リップル、韓国Kbankと海外送金の実証実験を開始 3倍レバレッジETFが5度目の延期 米資産運用会社のGraniteSharesが仮想通貨XRPを対象としたレバレッジ型ETF(上場投資信託)の提供開始日を、2026年5月7日に延期したことが明らかになりました。 今回の延期対象となっているのはXRPの価格変動に対して3倍の騰落率を目指す「3x Long XRP ETF」および「3x Short XRP ETF」の2銘柄です。特筆すべきは、この3週間という短期間で延期が発表されるのは今回で5度目であるという点です。 リップル(XRP)の3倍レバレッジETF、5度目の延期で5月7日へ

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2026/05/02予測市場ポリマーケット、TVL5.8億ドル到達|次なる注目セクター
分散型予測市場プラットフォームのポリマーケット(Polymarket)のTVL(Total Value Locked)が5億8,000万ドルに到達しました。 Polymarket's TVL reaches $580 MILLION pic.twitter.com/s7GDbw9UxR — Artemis (@artemis) May 1, 2026 ポリマーケットは2020年に立ち上がった分散型予測市場で、政治イベント・スポーツ・経済指標・暗号資産価格などの「結果が確定するイベント」に対するユーザー間の賭けをスマートコントラクト上で実行するプラットフォームです。 2024年米大統領選挙では選挙結果予測の主要プラットフォームとして注目を集め、機関投資家・ヘッジファンドからも参照される存在となっています。 「ETFやステーブルコインの次の領域」機関投資家の関心 予測市場セクターは機関投資家からも次世代仮想通貨の重要セクターとして注目を集めています。 予測市場の本質は「不確実な情報の価格発見メカニズム」であり、伝統金融の先物市場・オプション市場と類似した機能を担います。 仮想通貨インフラ上で実装されることで24時間365日・国境を越えたアクセスが可能になり、AIエージェントによる自動取引対応も視野に入る点が、伝統金融にはない構造的優位として位置付けられます。 5億8,000万ドルというTVL水準は、ポリマーケットが「ニッチな実験」から「機関投資家対応の本格金融プラットフォーム」へと位置付けが変わる転換点を示す数値ともいえます。













