ERC-6551を採用したポイントマーケット「Pichi Finance」 AMAレポート
boarding bridge
執筆:MARU
NFTウォレットによってトラストレスなポイント取引を実現するPichi FinanceのAMAを、CryptoTimes公式コミュニティであるboarding bridge(bb)にて開催しました。
今回のAMAでは、プロジェクトの概要や、Pichi Financeが提供するユニークなウォレット機能、流動性を高める戦略的な計画について詳しく伺いました。
以下はAMAの内容を要約したものです。
AMA概要
日時:2024年9月10日(火)21:00 JST
場所:bb Discord AMA-Voice/Chat
Giveaway:100USDT × 5名
ポイント取引プロトコル「Pichi Finance」のAMAを開催✈️
⏰9月10日(火)22:00
🎁Giveaway:100USDT × 5名✅Like, RT & Follow ↓@PichiFinance @bb_jpdao
✅Join AMA
メイン会場 ▶️ https://t.co/bEK7ely4lb
同時配信 ▶️https://t.co/MfwhizqIYQ💁♂️スピーカー:@PichiFinance | Aether -… pic.twitter.com/Ghd6qkhtQT
— boarding bridge (@bb_jpdao) September 3, 2024
スピーカー
・Aether | PichiFinance Marketing
・Peri | boarding bridge
・Aki | boarding bridge
(敬称略)
AMAの内容
自己紹介
こんにちは、Pichi FinanceのAetherです。3、4年前にクリプト業界に足を踏み入れました。以前はNFT関連の会社で働いていた経験もあり、JPモルガンのような大手銀行でも勤務していました。現在は、Pichi Financeでマーケティングを担当しています。
Pichi Financeの目的とビジョンを教えてください
Pichi Financeは、様々なプロジェクトのポイントを安心して自由に取引できる仕組みを提供しています。ユーザーのウォレットはNFTとして機能し、暗号資産やポイントを保有できます。このプロジェクトを始めた理由は、秘密鍵を渡す必要なく、担保なしで安全にポイントを取引できる方法がなかったからです。
私たちはOpenSeaのような取引体験を提供し、誰でも簡単に利用できるサービスを目指しています。
マーケットプレイス | Pichi Finance Website
資金調達の状況とチームメンバーの経歴を教えてください
これまでに、Mantle NetworkやUOB Signum Capital、DWF Labsといった投資家から合計250万ドルの資金を調達しました。
Pichi Financeには、全部で6~7人のチームメンバーがおり、その中には3人の共同創業者がいます。そのうち2人は、私と同じように金融業界で働いていました。また、ホテル業界でマーケティングに従事していたメンバーもおり、本当に多様なバックグラウンドを持ったメンバーが集まっています。
Pichi Finance is excited to announce a $2.5M fundraise, led by @Signum_Capital, UOB Venture Management and @0xMantle! pic.twitter.com/XkWgxe0t47
— Pichi Finance (@PichiFinance) August 1, 2024
ERC-6551を採用したNFTウォレットはどのように機能しますか?
Pichi Finance内のウォレットはNFTとして機能します。ETHやUSDCなどのブロックチェーン上の資産を保有しながら、オフチェーンのポイントも獲得できます。基本的には、OpenSeaやBlurでNFTを取引する仕組みに似ていますが、ウォレット自体が資産やポイントを保有できる点が異なります。当然、これらのウォレットはエアドロップを受け取ることも可能です。
SBT(ソウルバウンドトークン)もNFTウォレットごと移譲することができますが、途中でウォレットを変更することはできません。最初に作成したウォレットでエアドロップ活動を行う必要があります。
Pichi Financeの今後の計画を教えてください
Mantle上でDEXプールを立ち上げ、Mantle ETHとPCHに流動性を提供するユーザーにインセンティブ報酬を配布します。これにより、取引量を増やし、PCHトークンの取引が安定する環境を作ることを目指しています。
10月には、Sonic EVMやMonad、Berachainの統合を検討しており、プロダクト単位ではCornやUsualMoneyのポイント統合も進めています。これにより、ユーザーはこれらのプロジェクトのポイントを簡単に取引できるようになります。さらに、2回目のエアドロップも控えているので、PCHを購入してステーキングするのをお忘れなく!
また、PichiではGameFiのアカウントを取引可能にすることも検討しています。これにより、ユーザーはPichiウォレットを使ってWeb3ゲームに接続し、アカウントをレベルアップさせた後、NFTのようにマーケットプレイスで販売できる仕組みを提供予定です。
Mantle Networkへの入金 | Pichi Finance 公式X
Pichi Financeの強みやユニークな点は何ですか?
私たちは、暗号資産市場全体により深い流動性を提供する新しいエコシステムを作り上げることを目指しています。Bubbly Financeも非常に良い成果を出していますが、Pichiはそれらに似た取り組みを進めつつも、独自の特徴を持っています。
また、Whales Marketは暗号資産にトレーディングポイントの概念を導入しましたが、Pichiはその上位互換として、完全にトラストレスな取引環境を提供しています。この仕組みでは、売り手と買い手が一度取引を成立させた後、それをキャンセルすることができません。これにより、より安全で信頼性の高い取引が可能になります。
- Bubbly Finance
- 市場に出ていないトークンや資産の取引をサポートするDEX
- Whales Market
- 暗号資産やトークンのプレマーケットおよびポイントマーケットを提供するプラットフォーム
Pichiポイントを貯めるメリットは何ですか?
Pichi Financeでは、PCHトークンをステーキングすることで、通常の3倍の倍率で報酬を得られます。たとえば、1,000ドル分のPCHをステーキングすると、3,000ドル相当のポイントが獲得できます。この特別なオファーは、2024年10月1日までの期間限定です。今のうちにPCHを購入し、ステーキングをお忘れなく!
Pichiという名前にしたのはなぜですか?
名前は桃をイメージしたブランディングです。デザイナーがそのコンセプトを考案しました。
ロゴがお尻に見えるのは意図的ですか?
いえ、意図的ではありませんが、デザイナーが注目を集めるために、少しお尻に見えるデザインにしたようです。
まとめ
今回のAMAでは、Pichi Financeの目指すビジョンや資金調達の進展、そしてウォレットのユニークな機能について詳しく紹介されました。特に、今後のDEXプール立ち上げや新たな統合プロジェクトが計画されており、Pichi Financeの動きに注目です。さらに、ユーザーがPCHトークンをステーキングすることで得られる今後のエアドロップも魅力的です。
今後もエコシステムの拡大に伴い、取引環境が一層充実していくことに期待が寄せられています。今後のPichi Financeの進展を見守っていきましょう。
関連リンク
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