チップ内蔵ベイプで禁煙に報酬を与えるDePIN「Puffpaw」AMAレポート
boarding bridge
執筆:MARU
Vape to Earnによって禁煙を促進しつつ、利用者のデータを活用するBerachain上のDePINプロジェクト「Puffpaw」のAMAを、CryptoTimes公式コミュニティboarding bridge(bb)にて開催しました。
今回のAMAでは、プロジェクトの背景や基本コンセプト、Vape to Earnの仕組み、そして将来的な展望について詳しく伺いました。
以下はAMAの内容を要約したものです。
AMA概要
日時:2024年12月3日(火)22:00
場所:bb Discord & X Space
Giveaway:$100USDT × 2名
禁煙しながら稼ぐ!6M調達済みBerachain×DePINプロジェクト「Puffpaw」のAMAを開催
⏰ 12月3日(火)22:00
🎁 Giveaway:$100USDT × 2名✅ Like, RT & Follow ↓@puffpaw_xyz & @bb_jpdao
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メイン会場 ▶️ https://t.co/bEK7ely4lb
同時配信 ▶️ https://t.co/S0GgKgOO0y💁♂️… pic.twitter.com/dy3kNjVyW6
— boarding bridge (@bb_jpdao) November 26, 2024
スピーカー
・reffo | Puffpaw Founder
・Peri | boarding bridge
・Aki | boarding bridge
(敬称略)
質問トピック
自己紹介
こんにちは、Puffpawのreffoです。Puffpawは「Vape to Earn」をテーマにしたユニークなWeb3プロジェクトで、ユーザーはベイプを楽しみながら報酬を得ることができます。またBerachain上で構築されたDePINとして、デジタルの世界だけでなく、現実世界のインフラともつながる取り組みを進めています。
- DePIN
- 分散型物理インフラネットワーク(Decentralized Physical Infrastructure Network)の略称。ブロックチェーンを使ってIoTデバイスやハードウェアを分散管理し、ユーザー間でデータや収益を共有する仕組み。
こんにちは、boarding bridge(bb)のPeriです。私は元々喫煙者で、今は電子タバコを使っています。そうした背景もあり、PuffpawのようなVape to Earnのコンセプトに、とても興味を持ちました。このプロジェクトがどのように成長していくのか、そしてどんな未来が待っているのか、とても楽しみにしています。
Puffpawはどんなプロジェクトですか?
Puffpawは、世界で初めて「Vape to Earn」を実現したプラットフォームです。このプロジェクトは、約13億人いると言われる喫煙者が禁煙に向けて一歩踏み出せるようサポートすることを目指しています。
Puffpawが提供するスマートベイプという電子タバコを使うと、アプリを通じてニコチンの摂取量を測定することができます。このデバイスはBluetoothで常にモバイルに接続されており、禁煙やニコチンを減らした量に応じてリワードを受け取ることができます。ニコチンが全く入っていないリキッド(電子タバコ用の液体)を吸うと、最も多くの報酬を得られる仕組みです。
Puffpawは、電子タバコを楽しみながら禁煙をサポートし、さらにWeb3技術を活用してリワードを提供する新しい世代のソリューションです。簡単に言うと、「携帯シーシャ」を使って禁煙のゲームに挑戦するような感覚で楽しむことができます。
Malaysia, did you puff yesterday?
Our latest party in Kuala Lumpur is the biggest side event of @ETHKL1 with 75% web2-native consumers.
Special thanks to our partners @LydianLabsLLC @ChainPartyXYZ @otgdeficommunit @Taicommunity pic.twitter.com/Ig9oI2b5c6
— Puffpaw 💨 Public Sale Today (@puffpaw_xyz) October 15, 2024
Puffpawが必要とされる理由を教えてください
Puffpawの共同創設者であるJack氏とPaul氏は、電子タバコ産業で大きな成功を収めてきました。昨年はフィリップモリスに7,600万個もの電子タバコを販売しただけでなく、北米やアジアにまたがる独自のサプライチェーンを持つ複数のブランドも運営していました。
しかし、世界に13億人いる喫煙者の多くがニコチン依存や不規則な使用に悩まされ、禁煙に苦労しています。Puffpawはこれを解決するために誕生しました。このプロジェクトでは、ニコチンフリーの電子タバコ体験にブロックチェーン技術を組み合わせた革新的なVape to Earnの仕組みを導入しています。この仕組みを通じて、楽しくハイテクな方法で健康的なライフスタイルをサポートし、一吸引ごとに報酬を得ることができます。
Puffpawの電子タバコはクローズドポッドシステムを採用しており、リキッドは入れ替えができない仕組みです。新しいポッドはWebサイトなどで購入する必要があります。
なお、日本ではニコチン入りのリキッドは販売が禁止されているため、Puffpawもニコチンが含まれていないものを販売します。実は、ニコチンの度数が低いほどマイニング効率(報酬を稼ぐ効率)が良いため、日本のユーザーは特に効率よくリワードを得られることになります。
- クローズドポッドシステム
- 電子タバコ本体にリキッドを直接補充するのではなく、専用のポッド(カートリッジ)を取り付けて使う仕組み
ブロックチェーンの活用方法とメリットを教えてください
Puffpawはスマートベイプに内蔵されたチップ(特許取得済み)とBluetooth、無線周波数識別(RFID)システムによって、使用回数やタイムスタンプ、使用時間、ニコチン摂取量をブロックチェーン上に記録・追跡します。これらのようなユーザーデータがブロックチェーン上で安全に保存され、一吸引ごとにリワードを得る仕組みもあります。これにより、ユーザーはより透明で信頼できる禁煙支援が受けられ、健康的なライフスタイルを維持しやすくなります。
ちなみに、Berachainを選んだ理由は、ファウンダーのニックネームが「スモーキー」であったり、モチーフが熊であったり、コミュニティの活発な活動などが挙げられます。
- RFID
- 電波を使って非接触でデータを読み取る技術で、デバイスの認証や使用状況の正確な追跡が可能です。
Puffpaw Smart Vape ❘ Whitepaper
報酬を得る仕組みについて教えてください
ユーザーの毎日の吸引活動はブロックチェーン上に記録され、$VAPEトークン報酬に変換されます。ニコチン摂取量が少なければ少ないほど、経済的な報酬が増えます。たとえば、新しいリキッドポッドが必要になった場合、$VAPEトークンを使用して購入することができます。
この仕組みでは、ユーザーがリキッドを買う→ベイプを吸う→報酬として$VAPEトークンを得る、という流れでエコシステムが循環します。また、プロジェクト側はタバコ企業やヘルスケア関連企業にベイプの使用データを提供することでマネタイズが可能です。
また、Puffpawは有名プロジェクトともコラボレーションしており、例えばPudgy Penguinsデザインのベイプがあります。NFT保有者に限らず誰でも購入可能ですが、NFTを持っているユーザーは安く購入できます。
エコシステム | White paper
PUFF PASSについて教えてください
PUFF PASSは、BerachainネイティブのERC-721 NFTが10,000個提供されます。各NFTには無料のベイプ1台、3個の無料リキッドポッド、およびVape to Earnエコシステムへのアクセス権が付与されます。
販売は2024年12月9日から開始され、Henloなどのパートナーからエアドロップも予定されています。PUFF PASSホルダーには、特典を享受しながらプロジェクトに積極的に参加することができる環境が提供されます。
購入時にboarding bridgeメンバー向けの専用の割引コード【bb】を使用すると、10%の割引が適用されます。
先日AMAを行ったPuffpawより、bbメンバー向けに
「Puff Pass」10%割引の特別オファー✈️
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【10%割引コード:bb】
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✅ Puff Passセール概要
全10,000個のコレクション、3つの販売フェーズ、12の価格ティア。📍フェーズ1(ティア1〜4)… https://t.co/7Mg3y3WOug pic.twitter.com/sAu8p5aVmN
— boarding bridge (@bb_jpdao) December 9, 2024
今後のロードマップを教えてください
我々のビジョンは、世界で初めて認知されるWeb3ベイプブランドとなり、ニコチン離脱を効果的にサポートすることです。最初に発行される1万個のNFTとトークンは、エコシステムのスタートに過ぎず、将来的にはVape to Earnという報酬モデルを通じて持続可能な仕組みを目指します。
具体的には、グローバルなベイプブランドとのパートナーシップを強化し、アジア、ヨーロッパ、アメリカを中心としたWeb2マーケティングの展開を予定しています。また、ユーザーデータの収益化も計画中です。さらに、健康・製薬関連企業との提携を通じて、分散型サイエンス(DeSci)の成長を促進し、ユーザーが自身のベイプデータを所有できるようにすることを目指します。
ロードマップ | White paper
日本オリジナルフレーバーの予定はありますか?
各国の好みは異なるため、それに対応したいと考えています。現在は韓国向けに特化したいくつかのフレーバーを準備中です。ただ、将来的には日本の市場にも対応し、和風のフレーバーも提供したいと考えています。
PUFF PASSはどこで取得できますか?
今回のAMAでは、先行購入が可能な5つのホワイトリストが配布されます。ホワイトリストセールは11月9日から、パブリックセールは12月11日から開始されます。
また、購入時にboarding bridgeメンバー向けの専用の割引コード【bb】を使用すると、10%の割引が適用されます。
収益モデルを教えてください
2つの収益モデルがあります。1つ目は、プロダクト(本体やリキッドポッドなど)の販売です。将来的には、IQOSやシーシャ、アメリカでは大麻関連のベイプを追加することも考えています。2つ目は、ユーザーから収集したデータの活用です。吸引時間やニコチン摂取量、使用するフレーバーなどのデータをタバコ企業などに販売することで収益を得る仕組みです。
まとめ
今回のAMAでは、Puffpawの禁煙サポートの仕組みや、ブロックチェーンを活用した報酬システムについて詳しく語られ、プロジェクトの目指す方向性が明確になりました。Puffpawは、禁煙をサポートしながら楽しみつつ稼ぐことができる新しいエコシステムを提供します。禁煙を試みる多くの人々にとって良い選択肢となるでしょう。今後は日本市場に向けたオリジナルフレーバーの開発の可能性もあり、より多くの人々が健康的なライフスタイルを享受できる環境構築が期待されます。
関連リンク
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